電源アダプターの待機電力について

5年くらいONKYOのNR-365というアンプを使っていました。
アンプとしては最安値レベルのものですが、非常に小型で置き場所に困らないというメリットがあり、買い替えるにもまともなアンプは大きくなるため買い替えられずにいました。
しかしNR-365は4KにもAtmosにも対応していないため、流石にそろそろ買い替えないと厳しくなってきました。

最初は省スペースのマランツNR1710を購入しようかと思ってましたが、光入力はいざという時のために2系統欲しかったので、置き場所になんとかスペースを作ってDENON AVR-X2700Hに買い替えました。
(昔はデンオンと呼んでましたが今はデノンです)
AVR-X4700Hが一番コスパがいいという話ですが、流石にあと10万円高くなるのは厳しかったのでAVR-X2700Hにしました。
DENON AVR-X2700H

天井に穴を開けたくなかったので、Atmos用の天井スピーカーはイネーブルドスピーカーという下から天井に反射させて上から音が聞こえるように見せかけるタイプのスピーカーにしました。
他の5.1Chスピーカーも買い替えようかと思いましたが、とりあえずはそのまま使用することに。

で、ここで1つ問題が発生しました。
既存のサブウーファーがアクティブ(パワード)サブウーファーではなくパッシブサブウーファーだったのです。
ほとんどのアンプはサブウーファーはアクティブタイプ(サブウーファー自体にアンプ搭載)でパッシブタイプ(サブウーファー自体にはアンプ非搭載)は殆どありません。
今時はスピーカーって捨てるのも大変、且つフリマで売るにも重いから送料高いしで、処分せずにサブウーファー用のアンプを追加して使い続けることにしました。

TPA3116D2 100Wサブウーファーアンプ クラスD HiFiモノラルデジタルハイパワーオーディオAmplificador AMP

追加したサブウーファー用のアンプは、接続も設定も問題なかったのですが、電源は当然連動しないので自分で電源をOFFにする必要があります。
これが非常に面倒なわけです。
色々と調べたら同じように連動させたい人はいるらしく、PC連動タイプの電源タップやスマートプラグを使って連動させている人がいました。
PC連動タップやスマートプラグはそれなりの値段しますし、うまく動かないケースもあるみたいです。

そもそも消費電力が低いと言われるクラスDのアンプで待機電力がどれくらいあるのか?
それを調べずに対策をするのはちょっと違うと思ったので、まずは待機電力を調べてみました。

TPA3116D2 100WサブウーファーアンプにはACアダプターが付属しているので、付属のACアダプターに繋いでサブウーファーアンプの電源をONにして通電した状態での待機電力を計測してみました。
(AVR-X2700Hの電源はOFFで音はなってません)
消費電力の計測に使ったのはSwitchBotのスマートプラグです。

通電時の待機電力は約2.2Wです。
これなら通電したままでもいいような…
24時間1カ月ずっとつけたままでも50円行かないくらい、1年でも500円前後です。
PC連動タップだと5千円ちかくしますし、PC連動タップも自身が多少なりとも電力を消費するでしょうから、思ったほど省エネにはならなそうです。
元を取るのに10年掛かっているようでは、10年の間にタップやスマートプラグの寿命が来そうです。

2020/11/19追記
実際にPC連動タップの消費電力を調べてみました。
パソコン連動タップの消費電力

ということで、サブウーファーアンプの電源をAVR-X2700Hに連動させるのはやめました。

ちなみに手動でサブウーファーアンプの電源スイッチをOFFにしたらどれくらいの待機電力になるのかと思い、電源スイッチをOFFにして計測してみました。

通電を示す電源のLEDが消えるので、それなりに下がるのかと思ってましたが0.5Wしか下がりませんでした…
これではサブウーファーアンプの電源を手動でオフにする意味がほぼありません。

最後に電源アダプターをサブウーファーアンプから抜いて、コンセント以外に繋がっていない電源アダプターの待機電力を計測してみました。

通電時よりは1W下がりましたが、それでも1.2W消費しています。

つまりアンプ自体は電源ON状態で1Wの待機電力、アダプターが1.2Wの待機電力となり、一番待機電力を使っているのはアダプターであることが判明しました。
そのうちアクティブサブウーファーに買い替えるかもしれないので、それまでは電源つけっぱなしで使用することにしました。

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【残念!】PS5はWQHD(1440p)のモニターに非対応らしい…

「PS5」は1440p出力非対応…該当モニタでの出力は1080p【UPDATE】

非常に残念なお知らせです。
ライバル機のXBOXはWQHD解像度に対応していますが、PS5は少なくとも発売時にはWQHD解像度に対応しないようです。

我が家のリビングには4K有機ELテレビがあるのですが、PS5を使うのはPCが置いてある部屋なのです…
PC用に27インチWQHD/144Hzのゲーミングモニターが2台並んでいます。
同じサイズなら単純に値段だけ見れば、4K/60Hzモニターの方がWQHD/144Hzのモニターより安いのですが、PC用に4Kのモニターを置かない理由は沢山あります。

1.27インチ以上のモニターをデスク上に置くのは大きすぎる。
(FPSとかだと27インチ以上は端まで見渡せなくなり不利になる)
2.4Kだと解像度が高すぎてPC用には文字が小さいので拡大表示になってしまう。
3.4Kだと解像度が高すぎてゲームでフレームレートが下がってしまう。

PS5は「スペック高くて奇麗で4K対応凄い!」みたいに言われてますが、それはPS5の価格だからであって、PC用のハイエンドグラフィックボードの前では足元にも及びません。
これはグラフィックボード1枚の方がPS5よりも高価なのですから当たり前です。
そのハイエンドグラフィックボードでさえ、現状では4Kで高フレームレートを出すのは難しい状況なのです。
もちろん画質を落としまくれば4Kでもフレームレートを上げれますが、それでは4Kである意味が全くありません。
つまりPS5のスペックでは4Kゲームはまだまだ厳しい解像度なのです。
PS5はハード的に出力が可能となっているだけで、実際は4K/120Hzどころか4k/60Hz張り付きすら難しいハードと言わざるを得ません。
内部的にはWQHD解像度で3D出力の演算を行い、それを引き伸ばして4K解像度で出力するのではないかという話もあるほどです。
(だったらWQHD出力にも対応しろって話ですよね)

PS5は現状ではフルHD/120Hzか4K/60Hzの選択となってしまいます。
奇麗でフレームレートも上げやすいWQHDが選択できないのは、個人的にはPS5の評価を著しく下げる結果となりました。

ちなみに私の所持しているWQHD/144Hzゲーミングモニターは、幸いにも1台は4Kからのダウンスケーリングに対応しているので、上に載せた記事にあるフルHDからの引き延ばし表示だけではなく、4KからWQHD解像度への縮小表示が可能です。
(WQHDモニターで4kからのダウンスケーリングに対応しているものは少ないらしい)
FPSなどのフレームレートが高い方が有利になるゲームはフルHD/120Hzでアップスケーリング、フレームレートを必要としないゲームは4Kで出力してWQHD/60Hzにダウンスケールして遊ぶことになりそうです。

どの道AVアンプはWQHD解像度には対応していないので、アンプを通して音を出すには工夫が必要でした。
そのためHDMIから光ケーブルへ音声を分離する「音声分離機」まで用意していたのですが、そっちは単にPCに光入力でゲームとPCの音をミキシングする役目だけになりそうです。

恐らくないとは思いますが、PS5のファームウェアアップデートでWQHD解像度に対応することに淡い期待をしておきます。
(日本でのXBOXのシェアが高ければ、正直今回はPS5ではなくXBOXを買いたいくらいの衝撃でした)

ロジクール MX MASTER 3(MAC用)MX2200sSG

HPのSpectre13で使用していたマウスが壊れました。
ノートPCと一緒に持ち運んでいたらマウスだけが滑り落ちてしまい、クリックが上手くできない状態になりました。
そこでマウスを買い替えることにしました。

MacBookAirを2014年モデルから2020年の最新モデルに買い替えましたが、MacBook自体はトラックパッドが優秀なのでマウスの必要性をあまり感じていませんでした。
しかし、BootcampでWindows10を起動するとトラックパッドではやはり使い辛く、BootcampのWindows10にもマウスが欲しいところ。

MagicMouse2も持っているのですが、MagicMouse2は複数台の機器に登録して使い分けることができません。
折角の買い替えなので、MacBookAir・Spectre13・BootcampのWindows10の全部で使えるマウスを探すことにしました。

今まで色んなマウスを買って使てきましたが、モバイルに特化すると使いにくいことが多かったです。
持ち運ぶには小さいことが正義なのですが、手が小さくないのでやはり非常に使いにくい…
そこで今回は大きさ(重さ)にはあまり拘らないことにしました。

まず候補に上がったのはゲーミングマウスです。
(G502など)
ゲームだけでなく、仕事でもゲーミングマウスを使っているくらい多機能で使いやすいです。
細かい操作と複雑な操作を同時に要求される中で進化してきたマウスです。

デスクトップなら迷わずゲーミングマウスなのですが、大きさにこだわらないといいつつ、ちょっと小型のものを探してみました。

ロジクール MX ANYWHERE 3(MAC用)

写真だと大きさが伝わりませんが、メーカーの写真を見ると女性が持ってる感じから、極小ではありませんがそれなりに小型のようです。
3台のPCに登録して切り替えて使用することが可能です。

(MAC用)と書かれていますがWindows機でも問題なく使用可能で、MACでの安定性を高めたモデルだそうです。
ロジクールのその他のMXシリーズもノーマルモデルとMAC用モデルが存在します。
そのMXシリーズには小さくない普通サイズ(むしろ大きめ)のマウスもラインナップされています。

ロジクール MX MASTER 3(MAC用)

ロジクールのフラッグシップマウスだけあって少々お高いです。
が、見た瞬間に「これだ!」と思い注文。

持った感じの大きさはゲーミングマウスのG502と同じくらいです。
(左の出っ張り分MX MASTER 3の方が大きい)
大きいと持ち運びには不便ですが、相反して操作は格段によくなります。

そしてロジクールのフラッグシップマウスだけあって多機能で操作性も抜群!
まあMacBookAirを外に持ち出す場合はトラックパッドを使うってことにして自分を納得させ、小さいマウスを買わなくてよかったと思います。
使いにくいと結局持ち出さなくなっちゃうし、また次のマウスを求めて買ってしまいますから…

MacBookAirでも思った以上に使いやすいですし、BootcampのWindows10でも問題なく動いてます。
もちろんSpectre13でも問題なしで、この3つでの切り替えも裏のボタンを押すだけでOKです。

MACではユーティリティを手動でインストールする必要がありますが、Windows10では自動で検出してインストーラーが起動するので、クリックしてユーティリティをインストールできます。

デスクトップではゲーミングマウスであるG502を使用していますので、今回はノートPC用にMX MASTER 3(MAC用)を購入しましたが、ゲームをしない人のデスクトップ用にも凄くお勧めのマウスです。
特に1秒間に1000行の高速スクロールは気持ちいい!

AppleWatch ブレイデッドソロループ

AppleWatchシリーズ6と同時に注文したソロループが配送日前日になっても一向に発送されず、待っているのも嫌になったのでピックアップを行うことに。
ピックアップとはオンライン上のストアで注文は行いますが、受け取りは実店舗のアップルストアで受け取るという方法です。

通常の配送と店舗受け取りで何が違うかというと、在庫の管理が違います。
ピックアップの場合、ネットの在庫と違って実際の店舗の在庫が割り当てられます。
なので、オンライン上で6~8週間と書かれていても、実店舗に在庫があればオンラインで購入が可能となっています。
(前述した通り受け取りは実店舗です)

実店舗に何も新製品がないのはアップルとしてもマズいのでしょう。
ネット販売用の在庫がなくても実店舗にはちょくちょく在庫が追加されます。
但し新製品はすぐに売り切れてしまいますので、在庫が登録される時間を狙ってピックアップで購入します。

ということで、ソロループも配送分をキャンセルしてピックアップで購入しました。
ついでに在庫があったブレイデッドソロループもピックアップで購入しました!

インバネスグリーンブレイデッドソロループ

ピックアップのいいとことはもう1つあります。
実店舗なので試着(試用)をさせてくれます。
ソロループとブレイデッドソロループはバンド自体にサイズ調整がありません。
なので事前に自分のサイズを計っておく必要があります。

予めサイズを計って購入していましたが、ピックアップ時に試着で確認をさせて頂きました。
結果、ソロループはそのままのサイズで、ブレイデッドソロループは1つサイズを下げて購入しました。
(サイズ変更の場合は在庫がない場合があります)

もしブレイデッドソロループを配送で購入していたら、サイズが合わずに返品になっていたところでした。

リンクブレスレットからブレイデッドソロループに変えたら凄く軽く感じます。
肌触りもサラサラしていて着け心地も問題ありません。
ただ長時間着けているとバンドの模様が肌にうっすらと残ってました。
元々計測したサイズだと明らかに緩かったので、本当は間のサイズが欲しいところです。
(使っているうちに伸びてきて丁度良くなる可能性はあります)

現在、ソロループとブレイデッドソロループはAmazon・ECサイト・量販店などでは売られておらず、Apple限定販売となっていますので、購入する場合はアップルのオンラインストアか実店舗でご購入ください。

iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7でMACアドレスフィルタリングが上手く行かない場合の対応

iPhone11ProとiPadPro、Apple Watch4をそれぞれiOS 14、iPadOS 14、watchOS 7にアップデートしました。
そしてWatch6に買い替えてWatch4は売却しました。

AppleWatch6では5GHz帯のWIFIに対応したので、WIFIの接続先を5GHz帯に変更しました。
しかしWIFIに繋がらずに弾かれてしまいます。

接続先の無線LAN親機にはMACアドレスでのフィルタリングが行われています。
もちろんAppleWatch6のMACアドレスも登録されています。

試しにMACアドレスのフィルタリングをOFFにしてみると繋がります。
無線LAN親機でAppleWatch6の接続MACアドレスを確認すると、AppleWatch6の設定情報に出ているMACアドレスと全然違うアドレスで接続しています。
別のSSIDに接続してみると更に違うMACアドレスで接続しています…

流石にこれはおかしいと思い検索してみると直ぐに情報がヒットしました。
iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7 でプライベート Wi-Fi アドレスを使う

iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7からはデフォルトでランダムなMACアドレスが使用されるそうです。
アップデート前に既に接続実績があるSSIDではプライベートアドレスがONになっていても以前のMACアドレスが使用されているようで、新たにMACアドレス制限が掛かったWIFIに接続しなければ気付きません。

MACアドレス制限自体はセキュリティとしてはあまり意味がないと言われていますが、それでもまだ使われている機器は存在します。
MACアドレスフィルタリングを行っている機器に接続する場合は、接続するすべての機器で対象のSSIDに対してプライベートアドレスの設定をOFFにする必要があります。

詳しくは上に貼ったリンクを見て頂ければわかりますが、AppleWatchの場合は以下のようにしてプライベートアドレスの設定を切り替えます。

接続するネットワークのSSIDを選択して

その中にあるプライベートアドレスの設定をOFFにします。

これでランダムではない設定情報にあるMACアドレスで接続ができます。
当然ですが、MACアドレスフィルタリングされていない機器ではOFFにする必要はありません。
(むしろリンク先に書いてあるように、機器が接続業者などに紐付けされないようONにしておくべきです)

Apple Watch Series 6 グラファイトとスペースブラックリンクブレスレット

Apple Watch Series 6が発売されたのでSeries 4から買い替えることにしました。
機能的にはSeries 5からそんなに進化しているわけではありませんが、流石に2世代スルーするのもどうかと思ったのでSeries 6を買うことに。

今回は新バンドが追加されたので新バンドのソロループも注文しましたが、サイズの指定が結構細かいので、最悪の場合に返品できるように単品で注文しました。
なので、Watch本体は届きましたがバンドの方はまだ発送すらされてません…

ソロループ

今回注文したWatch本体はグラファイトステンレススチールケースです。
グラファイトステンレススチールケース

Series 4やSeries 5のステンレススチールには、私が使用しいてるリンクブレスレットと同じカラーのスペースブラックが存在したのですが、Series 6からステンレススチールケースのスペースブラックは廃止になりグラファイトというカラーに変わりました。
(厳密にはエルメスモデルにスチールケースのスペースブラックが存在するようです)
グラファイトはスペースブラックのように真っ黒ではなく、ピカピカのグレーという感じで黒よりもグレーよりです。

これはこれで凄く奇麗なのですが、問題はリンクブレスレットのスペースブラックと色が合うかです。
ミラネーゼループにはグラファイトのカラーが追加されましたが、リンクブレスレットには新色の追加はありませんでした。

合うか合わないかは実際に付けてみた方が早いので、グラファイトステンレススチールケーススペースブラックリンクブレスレットを合わせてみました。

出来るだけ実際に見た状態に近い色に撮れるように写してみましたが、それでも光の加減で見え方は結構変わりますので、写真だとお伝えするのが難しいです。

合うか合わないか、意見は分かれるところかもしれませんが、個人的には許容範囲ではないかと思います。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます