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キングトニー 超極薄ディープソケット

バイクのフェンダーレスキットを取り外し式にしている時、ナットを10mmのソケットで締めることができなくなった。

上の画像の穴の部分にはM6のキャップボルトが入ります。
本来はこちら側からボルトを入れて反対側をナットで締めるのですが、取り外し式にする都合上、反対側からキャップボルトを入れて、こちら側からナットという通常とは逆向きでの運用になりました。

逆向きになる前はこちらから締めるのはキャップボルトなので、ヘキサレンチで普通に締めることができました。
が、逆向きになるとナットを締めることになります。

穴が結構ギリギリのところに開けられているためソケットが入りません…
他のソケットに比べて肉薄のネプロスのディープソケットですら入りません。
もちろんスパナを使えば締めることができますが、1回ではほんの少ししか回せないためやってられません。

何か超肉薄のソケットがないかと調べていたら、ありました!

キングトニー 3/8SQ 超極薄ディープソケット

特殊用途のため10mmと12mmのみのラインナップです。
余りにも肉薄のためロートルク専用となっています。
高トルクを掛けると割れるようです。

本当に薄いです。
めちゃめちゃ薄いです。

ただ日本国内では取り扱いしているところがネット含め非常に少ないです。
基本的には工具専門店のファクトリーギアでしか扱ってないと思います。
ファクトリーギアはネットでの通販も行っていますが、私は店舗に在庫があったので店舗に行って購入しました。

購入してフェンダーレスキットのナットに使用してみたところ、全く問題なくディープソケットが挿せてナットを回すことができました。

念のため12mmとトランポの工具箱に積んでおく用にもう1個10mmを買っておきました。
薄いソケットをお探しの方にはぜひ使ってみてください。

ネプロス neXT NBR390X

KTCのネプロスから新製品のラチェット neXT NBR390X が発売されましたが、人気商品で入手困難となっていたためこの度やっと入手することができました。

少し前にリニューアルとなったNBR390Aが以前のものより軽量になったため、NBR390Xが劇的に軽いとは感じませんが、手に持った感じのバランスは結構いいです。

ところどころ梨地処理されているので、ぱっと見は今までのネプロスみたいなピカピカ高級感はありませんが、その形状からちょっとした特殊感は伝わってくると思います。
こいつもガシガシ使っていく普段使い工具の仲間入りとなります。

nepros ラチェットハンドル NBR390A

京都の工具メーカーKTCの高級モデル「nepros」の9.5sq.ラチェットハンドルが約10年振りにモデルチェンジしました。
2012年にNBR390が登場してから10年後の2022年にNBR390Aとなって登場です。

nepros好きとしては買うしかありません(笑)

neprosステッカーは入ってませんでした。

相変わらず綺麗に磨き上げらていて使うのがもったいないくらいですが、使ってなんぼの工具だと思うのでガシガシ使います!

NBR390Aが登場したことで生産終了となったNBR390との比較です。
NBR390とはいってもIPゴールドなので色はゴールドですが。
(IPゴールドは保管用にもう1本買ってたりします)

NBR390AはNBR390に比べてヘッドが若干小さくなっています。

持ち手の部分は見た目上は変わりませんが、内部はよりくり抜かれていて軽くなっています。
重量も275gから245gになっています。
たったの30gですが、持ってみると明らかに軽さを実感できます。

ギアはNBR390Aの方が若干重い感じがします。
ギアを送る時の音もNBR390Aの方が若干大きいです。
この辺りは好みが出るかもしれません。

個人的にはヘッドの小ささと軽さのメリットの方が勝ると思うのでNBR390Aを購入する価値はあると思います。
(どちらにしてNBR390は生産終了となるので、今後は今ある在庫しか買えなくなりますが)

最後に6.3sq.のラチェットハンドル本体に9.5.sq.ドライブを組み込んだコンパクトヘッドのNBRC390Lも比較対象にしました。
上からNBR390、NBR390A、NBRC390Lとなります。

NBRC390Lはあくまでも6.3sq.の本体がベースとなっていますので、ヘッドはかなり小さいですが、耐久性も6.3sq.と考えるべきラチェットです。
とはいえ普通に使ってる分には壊れそうという感じはありませんが、あまりトルクが掛かる場所には使用しない方がいいかもしれません。

重さも150gとNBR390Aより圧倒的に軽く、ギア送りもカリカリという感じの音で凄く軽いです。
NBRC390Lはトルクがあまり掛からない個所に使う分には凄くいいと思います。

ちょっとお高いneprosシリーズですが、使用感もよく所有欲も満たしてくれる工具なので、整備好きの方は買ってみて損はないと思います。

nepros
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パソコン連動タップの消費電力

以前の記事でサブウーファー用アンプの電源を入れたままだと、使ってない間にどれくらい待機電力を使っているかを調査しました。
電源アダプターの待機電力について

その中で「PC連動タップだと5千円ちかくしますし、PC連動タップも自身が多少なりとも電力を消費するでしょうから、思ったほど省エネにはならなそうです。」と推測で結論を出していたわけですが、某オクにて格安でパソコン連動タップが手に入ったので実際に調べてみることにしました。

今回使ったパソコン連動タップはサンワサプライのパソコン連動タップ(3P・8個口・2m)です。
TAP-RE4MN

定価だと¥12,650もする製品です。

PCとの連動は、PC専用の差込口にPCの電源を繋ぎ、電源OFFと電源ON時の状態をタップにあるスイッチを使って記憶させるというマイコン式のタップです。
今回はPCではなくDENONのAVR-X2700Hを接続して記憶させましたが、全く問題なく連動させて使用可能でした。

パソコン連動タップの消費電力は全ての差込口に何も刺さず、パソコン連動タップ単体でどれだけ消費しているかを調べました。
今回もスマートプラグの消費電力モニターでの計測です。

何も刺さなくても0.7Wほど消費しています。

スタンバイモードがあるようなサブウーファーだと、待機電力が0.5Wまで下がるようなものもあるようなので、そういう機器だけを繋いで管理すると、むしろマイナスということになってしまいます。
私が使っているサブウーファー用のアンプは待機電力が2.2Wなので、差し引き1.5Wくらいは省エネになりそうです。
(節約できるのは年間350円くらいでしょうか)
但し、サブウーファー用アンプの電源が落ちる際に「ボッ!」というポップノイズが出るので、気になる人は気になるかもしれません。

今回はパソコン連動タップを格安で手に入れることができたため、費用対効果はそれなりにありますが、パソコン連動タップをそれなりの価格で買う場合は、待機電力をそれなりに使う機器を繋がないと意味がないのでご注意ください。
尚、高級アンプなどであれば、通電したままの状態におけるコンデンサー劣化を止めたりはできるので、単に消費電力の問題ではなくなります。

電源アダプターの待機電力について

5年くらいONKYOのNR-365というアンプを使っていました。
アンプとしては最安値レベルのものですが、非常に小型で置き場所に困らないというメリットがあり、買い替えるにもまともなアンプは大きくなるため買い替えられずにいました。
しかしNR-365は4KにもAtmosにも対応していないため、流石にそろそろ買い替えないと厳しくなってきました。

最初は省スペースのマランツNR1710を購入しようかと思ってましたが、光入力はいざという時のために2系統欲しかったので、置き場所になんとかスペースを作ってDENON AVR-X2700Hに買い替えました。
(昔はデンオンと呼んでましたが今はデノンです)
AVR-X4700Hが一番コスパがいいという話ですが、流石にあと10万円高くなるのは厳しかったのでAVR-X2700Hにしました。
DENON AVR-X2700H

天井に穴を開けたくなかったので、Atmos用の天井スピーカーはイネーブルドスピーカーという下から天井に反射させて上から音が聞こえるように見せかけるタイプのスピーカーにしました。
他の5.1Chスピーカーも買い替えようかと思いましたが、とりあえずはそのまま使用することに。

で、ここで1つ問題が発生しました。
既存のサブウーファーがアクティブ(パワード)サブウーファーではなくパッシブサブウーファーだったのです。
ほとんどのアンプはサブウーファーはアクティブタイプ(サブウーファー自体にアンプ搭載)でパッシブタイプ(サブウーファー自体にはアンプ非搭載)は殆どありません。
今時はスピーカーって捨てるのも大変、且つフリマで売るにも重いから送料高いしで、処分せずにサブウーファー用のアンプを追加して使い続けることにしました。

TPA3116D2 100Wサブウーファーアンプ クラスD HiFiモノラルデジタルハイパワーオーディオAmplificador AMP

追加したサブウーファー用のアンプは、接続も設定も問題なかったのですが、電源は当然連動しないので自分で電源をOFFにする必要があります。
これが非常に面倒なわけです。
色々と調べたら同じように連動させたい人はいるらしく、PC連動タイプの電源タップやスマートプラグを使って連動させている人がいました。
PC連動タップやスマートプラグはそれなりの値段しますし、うまく動かないケースもあるみたいです。

そもそも消費電力が低いと言われるクラスDのアンプで待機電力がどれくらいあるのか?
それを調べずに対策をするのはちょっと違うと思ったので、まずは待機電力を調べてみました。

TPA3116D2 100WサブウーファーアンプにはACアダプターが付属しているので、付属のACアダプターに繋いでサブウーファーアンプの電源をONにして通電した状態での待機電力を計測してみました。
(AVR-X2700Hの電源はOFFで音はなってません)
消費電力の計測に使ったのはSwitchBotのスマートプラグです。

通電時の待機電力は約2.2Wです。
これなら通電したままでもいいような…
24時間1カ月ずっとつけたままでも50円行かないくらい、1年でも500円前後です。
PC連動タップだと5千円ちかくしますし、PC連動タップも自身が多少なりとも電力を消費するでしょうから、思ったほど省エネにはならなそうです。
元を取るのに10年掛かっているようでは、10年の間にタップやスマートプラグの寿命が来そうです。

2020/11/19追記
実際にPC連動タップの消費電力を調べてみました。
パソコン連動タップの消費電力

ということで、サブウーファーアンプの電源をAVR-X2700Hに連動させるのはやめました。

ちなみに手動でサブウーファーアンプの電源スイッチをOFFにしたらどれくらいの待機電力になるのかと思い、電源スイッチをOFFにして計測してみました。

通電を示す電源のLEDが消えるので、それなりに下がるのかと思ってましたが0.5Wしか下がりませんでした…
これではサブウーファーアンプの電源を手動でオフにする意味がほぼありません。

最後に電源アダプターをサブウーファーアンプから抜いて、コンセント以外に繋がっていない電源アダプターの待機電力を計測してみました。

通電時よりは1W下がりましたが、それでも1.2W消費しています。

つまりアンプ自体は電源ON状態で1Wの待機電力、アダプターが1.2Wの待機電力となり、一番待機電力を使っているのはアダプターであることが判明しました。
そのうちアクティブサブウーファーに買い替えるかもしれないので、それまでは電源つけっぱなしで使用することにしました。

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東芝 REGZA 55X930にレグザサウンドシステム RSS-AZ55を追加

東芝 REGZA 55X930の有機ELの画質やタイムシフトマシンなどの機能には概ね満足していますが、音に関しては他メーカーに後れを取っていると感じます。
薄っぺらい音なのでサウンドバーを追加することにしました。
もちろんサウンドバー程度では本格的なAV機器のような音が出ないのは承知の上です。

最初にYAMAHAのサウンドバーを候補にあげましたが、サウンドバーをテレビと別のリモコンで操作するのは面倒です。
そこでテレビと連携するであろう東芝純正のサウンドバーを調べてみました。

純正のサウンドバーであるRSS-AZ55は2015年発売で色々と古いです。
が、とりあえずテレビと連携できてテレビの音が鳴ればいいと割り切って、RSS-AZ55を購入することに決めました。

レグザサウンドシステム RSS-AZ55

RSS-AZ55のコンセプトはテレビの後ろに置けるスピーカーです。
下の写真のようにテレビの後ろに置いて足の部分の隙間から音を鳴らします。

が、REGZA 55X930には足がなく隙間が殆どありません…

更にウーファー部分を置く場所には、テレビを支えるための重しでもある台座があります。

RSS-AZ55には付属品でウーファー部分をかさ上げするためのスペーサーが付いているので、これでなんとかなるのではないかと思い購入しました。

スペーサーを付けると下の写真くらいの高さを稼ぐことができます。

これなら行けるのでは?!と思い実際に台座の一番後ろの部分に重ねるように置いてみました。

しかし、残念ながら1cmほど浮いてしまいスペーサーの高さでは対応できませんでした。

だったらスペーサーに更に高さがあるものを追加すればいいわけで、家にあった木片を使って更にかさ上げすることにしました。

このサイズなら半分に切れば丁度良さそうです。
家にろくなノコギリがなかったので汗を流しながらなんとか切断。

ウーファー部分は振動しますので、直接木がテレビ台に接すると動きそうな気がしたので(重量あるので多分動きません)、ゴムのクッションテープを貼りました。
スペーサーとの接続は普通の両面テープで行います。

テレビの裏に設置するので基本的には見えないためこのままでもいいのですが、せっかくなのでパーマセルテープで見えてる木の部分を黒くします。

もし見える部分ならNGな出来ですが、まあテレビの裏なのでこれで良しとします(笑)

スペーサーとくっつけるとこれくらいかさ上げができました。

見えてる木の部分に更にパーマセルテープを貼って黒くします。

ちゃんとサイズがピッタリな木を使えばもう少し見た目がよくなると思いますが、とりあえずこれで完成!

テレビの台座の一番後ろの部分に合わせて置いてみます。

余裕のある隙間ができました。
もう少し前に置くこともできそうです。

フルレンジのスピーカーやHDMIケーブル、電源を配線して全て完了です!

テレビの電源ONでRSS-AZ55も自動的にONになります。
東芝純正のサウンドバーなので、テレビのスピーカーと連動するシンクロドライブ機能を使うことができます。

シンクロドライブはテレビのスピーカーとサウンドバーの両方から連携した音が出ます。

購入前に気になっていたテレビの下の隙間の狭さですが、この隙間でも音はちゃんと伝わってきて、テレビのスピーカーのみの音に比べると断然よくなりました。
あくまでもテレビの音の域を出ることはできませんが、よほど高級機種でなければ他メーカーの純正スピーカーは超えれたのではないでしょうか。
テレビの前や横にスピーカーが見えないのもコンセプト通りでGOODです!