「SV650X」カテゴリーアーカイブ

SV650Xにラジエーターコアガードを取り付け

中華製の安いラジエーターコアガードを買ってみました。
下部のロゴがSV650、SV650X、ロゴなしと選択できたのでSV650Xを選択。

ラジエーターのサイドのヘキサネジを左右それぞれ2本ずつ外し純正のカバーを外します。
コアガードをラジエーター前面にはめ込んで、外したカバーとネジで共締めするだけの簡単なお仕事です。

ただ、ラジエーター側のネジ山が結構なめやすいので、そこだけ注意します。

ヨシムラやエッチングファクトリー製のようにステンレス素材ではなくアルミでもなく、鉄に塗装してあるだけなので、そのうち錆びてくると思われます。

前日、雨の中を走ったのでバイクが汚いのはお許しを…

SV650Xのタイヤをミシュラン POWER GP2に交換

SV650Xのタイヤ交換をしました。
純正で装着されているタイヤのグリップ力が低いため、CBR600RRで使用していたミシュラン POWER GPの後継であるPOWER GP2に交換しました。
POWER GPには160サイズはなかったのですが、2024/1/25発売のPOWER GP2には160サイズが追加されました。

タイヤ交換自体はバイク屋さんにホイール持ち込みで交換してもらうので、車体からホイールを外します。

メンテナンススタンドで車体を上げて前後ホイールを取り外します。
後輪のアクスルシャフトは27mmで締め付けトルクは100N・mです。

フロントのアクスルシャフトは12mmのヘキサソケットが必要なので注意が必要です。
普通の人は12mmのヘキサソケットなど持っていないので事前に購入しておいた方がいいと思います。
私も持ってなかったので、ホームセンターへ買いに走ることになりました…

フロントのアクスルシャフトの締め付けトルクは65N・mです。
アクスルシャフトを保持しているピンチボルトの締め付けトルクは23N・mです。
キャリパーを止めているボルトが左右で4本ありますが、こちらは26N・mです。
ホイールを取り外す際は、前後共にABSのセンサーを取り外してから作業した方がやり易いと思います。
ABSセンサーを止めているボルトはトルクスネジになるので、トルクスのソケットも必要となります。

フロントは高くリフトできないとホイールを抜く際にフェンダーに当たって抜きにくいので、あらかじめフェンダーも取り外してから作業した方がいいかもしれません。

タイヤ交換はバイク屋さんでやってもらって、持って帰って来たホイールを手順通りに取り付け。
フロントホイールはアクスルシャフトを締めた後にブレーキを掛けながらフロントフォークを上下させ、アクスルシャフトを馴染ませてからピンチボルトを締めるようにサービスマニュアルに記載があったので、その通りに組付けました。

お馴染み銘柄の文字とビバンダム君(ミシュランのキャラクター)がタイヤの端の方に刻まれています。
POWER GP2ではビバンダム君は小さくなってしまいました(笑)

せっかくホイールからタイヤを外したので、エアバルブをアルミ製のL型に交換してもらいました。
I型はエアーを入れる時に少々面倒ですが、L型にしておくとエアー調整が凄く楽になるので、タイヤ交換の際はL型への交換をお勧めします。

取り外した純正タイヤ(下の写真の奥の方)は、まだ溝が結構残っているので知り合いに譲ることになりました。
ついでに廃番になって手に入らなくなるSUPER CORSA SC1 V3のリアも追加で2本ほど手に入れておきました。

POWER GP2に交換してまだ少ししか走っていないのと、SV650Xは街乗りメインで峠やサーキットを走ることが基本ないため、タイヤの端っこのグリップのレビューはできないと思いますが、普通に走る分にはプロファイルのおかげでクイックな乗り味となっています。

クイックなハンドリングがあまり好きでなく、ゆったりとした乗り心地が好みの方には向かないタイヤだと思いますが、クイックなハンドリングが好きな私は純正より断然好みです。

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SV650Xにアンダーカウルを取り付け

SV650Xに最後まで付けようか迷ったアンダーカウル。
アンダーカウルなしでエキパイが見えるのも捨てがたい。
迷っているところに安めのアンダーカウルを見つけたので買ってみることに。
※最後にSP忠男のパワーボックスとの同時取り付けについての注意点を書いています。

Pyramid Plastics(ピラミッドプラスチック) ベリーパン SV650

SV650用ですが当然ながらSV650Xにも装着可能です。

ステーやマニュアル(英語)なども同梱されていて基本ポン付けの製品です。

マニュアルを見れば英語が読めなくても取り付け可能だと思います。

Pyramid Plastics(ピラミッドプラスチック)というメーカー名からプラスチック製かと思ってましたが、普通にFRP製でした。
FRPにブラックで塗装されているのでそのまま使用できます。

このSV650XはSP忠男のパワーボックスを取り付けているのでノーマルのエキパイと取り回しが変わっているため、アンダーカウルを仮付けしてみたら思いっきり干渉しました。
まあ予想はしていましたが、実際に加工するとなるとちょっと面倒に感じます(笑)

最初レシプロソーでプラスチック用の刃を使ってカットしようとしたら、FRPがバキッと割れたのですぐにやめました…

ヤバっと思いましたが、この後リューターでディスク(ダイヤモンドカッター)を使ったら普通に綺麗にカットできました。
なんだかんだいっても加工はリューターが一番活躍してる気がします。

干渉する部分を切り取って行きます。
数センチ切り取れば干渉しなくなったので取り付けたら完成です。

アンダーカウルにも色々な形状のものがありますが、このアンダーカウルは前側だけで小さめのものでした。
レース用のアンダーカウルはしかっり下まで覆われていて、オイルが漏れても路面に落ちないようになっていますが、一般的に売られているものは下が開いていて放熱性を重視しています。
このアンダーカウルも下は開いているのでサーキット使用を前提とした製品ではありません。

他のアンダーカウルに比べると主張少なめです。

見た感じだとアンダーカウルを外さなくてもオイルフィルターの交換ができそうです。

V型2気筒はぱっと見エンジン下部がスカスカに見えるので、ちょっとボリューム感が出ていい感じではないでしょうか。
(ノーマルだとサイドにSV650Xと書かれてなければ400ccと間違えられそうな大きさです)

※SP忠男のパワーボックスとの同時取り付けについての注意点
干渉する部分を切り取って取り付けましたが、干渉していない部分で問題が発生しました。
アンダーカウルの右下の部分とSP忠男のパワーボックスの位置が非常に近く(1cmもない)、エキパイの熱の影響でアンダーカウルが焼けて塗装が割れました。

FRPなので燃えこそしませんが、プラスチック製であれば燃える可能性もあると思います。

上の写真は上から見たところで、下の写真は下から見たところです。
写真に撮りづらい位置なので分かりづらいですが、エキパイとアンダーカウルが接触しそうなくらい近いです。

耐熱シートを貼ろうと思っていますが、既に焼けているため効果は分からないかもしれません。

追記
耐熱シートを貼ってみました。
たまたま自宅にあったもので耐熱温度が低いため、ちゃんと機能するかは分かりません…

塗装が割れた部分の裏の部分を見たら少し溶けてました。

バイクカバー用のマフラー焼け防止耐熱シートを最大4重にして貼ってみました。
雨で剥がれてきそうな気もしてますし、それ以前に耐熱効果があるといいのですが。

2023/12/05 追記
耐熱シートを貼ってから1時間ほど走ってみましたが、途中から焦げ臭い匂いがしてきました…
明らかに何かが焦げている。

アンダーカウルを外してみると、耐熱シートが焦げており、アンダーカウルのFRPもその部分が変形していました。

やはり耐熱シートの耐熱温度的に無理だったようです。
もうこれは削るしかないと思いリューターで熱の影響を受ける部分を切り取ることにしました。

FRPが変形している部分を少し大きめに切り取ります。

下の部分で曲がっているところまで切ると良さそうです。

車体にアンダーカウルを取り付けてエキパイとの距離を確認。

これで熱の影響を受けないことを願いつつネジを本締め。

下からのアングルだとエキパイに沿って切り取っているのがはっきりと分かります。

下の写真のように人間が立ったくらいの位置から見ると、アンダーカウルの下の部分の曲がっているところから下を切り取っているので、思ったほど目立ちません。

この状態で1時間ほど乗ってみましたが、アンダーカウルが熱くなることもありませんでした。
これでアンダーカウルが焦げることもなくなり作業終了です。

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SV650XにGB Racingの2次エンジンカバーを取り付け

CBR600RRにも取り付けているGB Racingの2次エンジンカバーをSV650Xにも取り付けました。

アリババで買った安いやつなので100%偽物だと思います。
本物とは入っている袋も違いますし、そもそもエンジニアプラスチックではなくABS樹脂だと思われる質感です。

まあ何かあった時に少しでもエンジンカバーが削れるのを軽減してくれると嬉しいという程度の期待を込めて取り付けました。

なんか作りが悪く、下の写真の部分はボルトを締め込んでもしっかり固定されません。
(ワッシャーを多めに入れても抑えが効かない…)

いっそ、この部分は切り取ってしまって純正のボルトに戻そうかと考えていたり…

SV650XにSP忠男 パワーボックスを取り付け

SV650X用のSP忠男 POWERBOX(パワーボックス)を購入しました。
性能アップに期待してというよりも「SP忠男」という名前と見た目で買ってみました。

SV650(X)はV型2気筒ですが、パワーボックスは前側のフロントパイプのみ交換となります。
SP忠男が長さを調整してバランスがいいエンジン特性にしたとのことです。

触媒から前のエキパイを取り外します。
パワーボックスには丁寧なマニュアルが付属しているので、工具を持っていれば作業自体は問題なく可能だと思います。

マニュアルにも書いてある通り、色んな箇所を緩めた方が結果的に作業時間は短くなると思います。

シリンダーと繋がっている側のエキゾーストガスケットは新品に交換という指示があるので新品に交換します。

触媒側のガスケットは痛んでいれば交換ということなので、事前に用意はしておいたものの今回は交換しませんでした。

マニュアルに記載の締め付けトルクを守れば、他は特に注意点もないかと思います。

取り付けが終わったら脱脂してエンジンを掛けて排気漏れがないかのチェックを行います。

低回転のドコドコ感が若干減った気がします。
高回転はまだ回してないので分かりません!

2023/12/04 追記
交換後に乗ってみました。
低回転時のドコドコ感は若干薄らいだ気がします。
(それに伴い排気音もほんの少し静かになった??)
高回転まで回した時に交換前よりパワーが出ているという感じはしませんでした。

正直なところ個人的にはトルクや馬力に対する効果はよくわかりません。
もちろん変わったという人もいるので、交換前と交換後でシャシダイにのせれば数字で変化が分かるのかもしれませんが、私個人の意見としては見た目以外で交換する意味はあまりない気がします。

※SP忠男のパワーボックスとアンダーカウルを同時に取り付ける場合の注意点を以下の記事に書きました。
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SV650Xにキジマのグリップヒーター GH10 を取り付け

本格的な冬が到来する前にSV650Xにグリップヒーターを取り付けました。
最初はエンデュランスの製品を考えていましたが、グリップが太くならないようにキジマのGH10という細身のグリップヒーターを購入しました。

キジマ (kijima) グリップヒーター GH10

まずはクラッチ側の純正グリップを取り外します。

グリップの端にマイナスドライバーを軽く突っ込んで、そこからコンプレッサーのエアーやパーツクリーナーを入れてグリップを抜きます。

固かったらコンプレッサー使おうと思ってましたが、パーツクリーナーで簡単に外れました。

ハンドルにボンドが沢山付いたままになるのでパーツクリーナーを吹き付けてから擦って落としていきます。

綺麗になったらクラッチ側にGH10を取り付けていきます。

配線に両方のグリップが繋がった状態で箱に入っていたので、一旦配線を抜いてグリップ単体にしてから取り付けた方がやり易いと思います。

グリップが動くと嫌なので手元にあったホンダの耐熱ボンドを少し塗ってグリップをはめ込みます。
(ホンダのグリップヒーター取り付けの際の指定ボンドです)

下の写真的には取り付けが終わった状態ですが、クラッチ側のグリップを差し込むのがめちゃくちゃ固くて苦労しました。
とにかく固くて入って行かないです。
押しても引いても回してもとにかく固い。

マニュアルには、固い場合は電源入れてグリップを十分に温めてから取り付けるように書かれています。
十分に温めてから差し込んでみましたが、温めてない状態よりは若干いいものの、それでもやっぱり固い!
グリグリと力任せに押し込んで行ったら、軍手をしているにもかかわらず手の皮がむけ水膨れまでできる始末…

緩い場合用のアルミテープは同梱されていましたが、きつい場合は削る以外に方法はないですね。

ウィンカーのスイッチを操作する際に、グリップヒーターのスイッチが誤って押されない位置に調整してクラッチ側は終了。
正直なところ、この作業だけで全体の労力の8割くらい使った感じです。

アクセル側はスロットルパイプごと交換になるので、無理やり入れるというような作業はありません。
同梱されているスペーサーを入れないとアクセルが横にカタカタ動くので、薄い方のスペーサーを入れると丁度いい感じになります。

左右のグリップを取り付けたら配線です。
サイドのパネルを外してタンクを持ち上げたらシート下まで配線を這わせていきます。
できるだけ純正のハーネスが通っている個所を通してあげるとより安全に配線できると思います。

途中のコントローラーみたいなやつは車両の右側に配置しました。

リレーを買い忘れていたので、一旦電源取り出しハーネスから取りだしているアクセサリー電源に、自作の二股キボシで接続します。

電源取り出しハーネスのアクセサリー電源でもグリップヒーターを最強にしてヒューズが飛ぶことはありませんでしたが、安全を考えて近日中にリレーを使った接続に変更予定です。

ドラレコやアラームなどを取り付けているので、大きいリレーは置いておくスペースがないため小型のリレーを注文しました。
最近のバイクは隙間があまりないバイクが多いですが、もう少し隙間が欲しいですね。

暖かさは5段階で赤がマックス、青がミニマムとなっていて、電源オフ後は前回の状態を記憶しているので、キーオン後に1回スイッチを押すと前回と同じレベルの暖かさでスタートします。

グリップの太さも全く太くならないので、クラッチ側の取り付けが固いの以外はお勧めのグリップヒーターです!

追記
エーモンのコンパクトリレーを使ってグリップヒーター用のリレー配線を引きました。
10Aまで対応しているのでGH10で使用しても問題なしです。
防水ではないのでシート下の濡れない位置に設置して作業終了。
これでヒューズが飛ぶ心配もなくなりました。

2023/11/08 追記
左側のグリップの角度を変えました。
ウィンカー操作時に稀に電源ON/OFFスイッチに触れてしまって電源が入ったためです。
もう少し下げるか、下の写真のように上まで上げるかで悩みましたが、グリップを握っている時の親指の収まりが上の方がよかったので上にしました。
この辺りは個人でどの位置がいいかが変わると思いますので、自身の操作しやすい位置に合わせればいいと思います。
まあ頻繁に電源スイッチを触るわけではないので、エンデュランスのグリップヒーターみたいにスイッチは別体式でいいと感じます。
ただ現在はエンデュランスのグリップヒーターにSV650対応のスリムタイプがないので選択肢から外れましたが。