web shopアシュラで購入した福袋に入っていたA&K M24ですが
アウトレットでもないスナイパーライフル福袋にも関わらず
故意にマガジンやBBローダーを抜いた商品が入れられていました。
殆どのショップで売られていないA&K M24用マガジンを抜くのは酷いと
アシュラに問い合わせをしましたが「福袋の商品だから抜いてる」という
意味不明な回答の一点張り・・・
なので、マガジンを流用できないか挑戦してみました。
A&K以外のM24でマガジン形状が似ている製品をピックアップ。
マルイVSR:リップ部分は似ているが、マガジン全体は似てない。
マルゼンAPS:リップ部分は似てない。
CAW M24:リップ部分は似てない。
SW(Snow Wolf) M24(APSタイプ):リップ部分は似てない。
SW(Snow Wolf) M24(VSRタイプ):リップ部分もマガジン全体も似ている。
ということで、SW M24(VSRタイプ)のマガジンをベースにすることに決定。
ただ、SW M24(VSRタイプ)のマガジンもあまり売られていないので、探すのに苦労しました・・・
届いたSWのマガジンをA&Kのマガジンと比較してみました。
押し込むと引っ込むカバー(?)部分は、SW製の方が上まで来る長さですが
押し込んでしまえば、下部からの高さは殆ど同じになります。
マガジン全体の寸法もほぼ一緒です。
(加工無しでもいけるか?と期待が高まりました)
上の写真を見てもらうと分かりますが、残念なことにリップ部分の位置と大きさが微妙に違います。
下の写真の赤線より後の部分が、明らかに長くなっています。
実際にマガジンを差し込んでみると、長い部分が引っ掛かり
マガジンが半分くらいしか銃本体に入りません・・・
そこで赤線の少し後くらいまで、余計な部分を削り取ります。
赤線まで削ると、ストッパーになってる部品まで達してしまうので
削り過ぎないように注意してください。
(赤線まで削らなくても入るようになるので、現物であわせながら削るといいかと)
削り取ったら本体にはまるようになったので、コッキングして試射!
が、弾は出ません・・・
バレルを外して、マガジンの位置などを確認すると、ストッパー部品まで
チャンバー部分の突起が届いてないため、ストッパーが解放されてないことが判明。
A&K用のマガジンと下部からリップ部分上部までの長さを比較したところ
SW用のマガジンの方が数ミリ短いことが判明。
銃本体側を盛ると、A&K用のマガジンが使えなくなるので
SW用マガジンのストッパー部品の押さえられる部分を
0.5mmのプラ版2枚分(合計1mm)かさ上げしました。
すると、弾が供給されるようになり、無事解決か!と思いましたが
他の部分に隙間があるのか、1発装填された後の次の弾が
シリンダーヘッドから伸びるノズルに干渉し噛んでしまい
引いたボルトを最後まで戻せなくなる現象が発生しました。
そこでリップ部分も0.5mmのプラ版3枚分(合計1.5mm)かさ上げ。
ここまで加工しても、わざとボルトをゆっくり戻したりすると
噛んだりこそしませんが、2発装填されることがあります。
(普通に早めにボルト戻せば、ダブって装填されることはありませんでした)
ここに書いている部分以外でも、多少削って角を取ったり、高さなどを合わせたり
という加工は随時行っています。
この辺りは個体差とかも出てきそうな部分なので、実際にすり合わせながら
加工していく必要があると思います。
あと、A&Kのマガジンの場合は、本体にさした場合、カチッとはまって止まるのは1回だけですが
SW用のマガジンは、下の写真に引いている線の2箇所でロックして止めることが出来ます。
最初の線の部分で止めてしまうと、リップが給弾口まで全然届きませんので
ストッパーが解放されず、弾は全く装填されません。
なので、更に押し込んで後ろの線の部分でロックするようにします。
(ここまで押し込めない場合は、すり合わせながら削ったりする必要があります)
今回のマガジン加工ですが、手探り状態でやったので、作成に2日間(5時間くらい)掛かりました。
やらなきゃいけないことは大体把握出来たので、次からは1日1個くらいは作れそうな気はしますが
多分ゲームで使うこともなさそうなので、作成は取り合えず1個で終了。
正直、加工は結構面倒なので、A&Kさんマガジン単体で売りに出してください・・・
(そもそもアシュラさん、マガジン抜いたりしないでね)