UmarexG36CVですが、メカボ内部を交換したことで、初速が安定したのか
かなり集弾性はよくなりました。
ですが、まだ良くなる余地はあるんじゃないかと思い、インナーバレルを交換することにしました。
マルイ製のエアガンの場合、インナーバレルを交換しても、殆ど集弾性は変わらないという人もいます。
(もちろん良くなった検証結果もありますし、逆に悪くなった検証結果もあるなど様々です)
マルイ製の場合、元々出来が良いわけで、タイトなインナーバレルに交換することで
初速こそ上がっても、集弾性は上がらないのかもしれません。
ですが、今回はUmarex製のG36CVです。
元々が集弾性が悪いわけで、十分良くなる余地があるのではないかと思い交換しました。
(ちなみに、この記事を書いてる現時点では、実際に外で撃っていないので、集弾性が変わったかは書けません!)
今回、交換したのはライラクス製のEGバレル260mmです。
マルイスタンダードG36Cは、インナーバレル長が247mmですが
次世代G36CカスタムとUmarexG36CVはそれより長く、260mmくらいあります。
LAYLAX PROMETHEUS EGバレル 260mm AK74U ステアーHC
インナーバレル交換前でも95m/sくらいの初速が出ていたので、念のため0.8Jのスプリングも購入。
KM企画 AEGS01 (0.8J) 3点可変圧SuSステンレススプリング
UmarexノーマルインナーバレルとEGバレルの長さ比較
Umarexのバレルの方が、EGバレル260mmより2~3mm長いので、263mmってとこでしょうか。
インナーバレル交換自体は、今回は写真撮ってません。
で、交換後に早速初速を計測。
(スプリングは前回へたらせた0.9Jスプリングのまま)
まずは、0.25g弾で計測
(ノンホップにて計測)
続いて0.2g弾で計測
(ノンホップにて計測)
多少、初速にばらつきがありますが、バレルが6.03mmとタイトになった分
平均して2m/sくらい初速が上がっているようです。
安全を考えれば、0.8Jのスプリングに交換でもいいくらいの数字ですね。
更にスプリングを圧縮・放置することで、もう少しへたる可能性を信じて
再びスプリングを限界まで圧縮しました。
(あと1~2m/sくらいへたってくれれば、そのまま0.9Jスプリングが使えて、今後も殆どへたりませんし)
スプリングの圧縮方法で一番簡単なのは、スプリングを丁度圧縮できるサイズの
ボルトとナットで締めこむ方法です。
が、そんな都合の良いサイズのボルトナットがなかったので
工具を使って無理やり圧縮しています(笑)
これ、写真ではスクーター用のプーリー外しで押さえているように見えますが
あくまでも保険でかませているだけで、これを外しても、タップハンドルを締めこんだだけで
スプリングの力程度では、タップハンドルから挟んでいる棒は抜けません。
追記
丸二日スプリングを圧縮した状態で保管(以前の分と合わせると丸三日)
結果、スプリングは更にへたり、初速が1m/sほど落ちて、95~97m/sになりました。
以前やった、最初の丸一日で4m/sくらい落ちていたので、トータルで5m/sくらいへたりました。
(丸2日で1m/sしか落ちなくなってるので、これ以上へたらせるのは厳しいかと思います)
1J規制の安全マージンも考えると、これくらいが丁度良い最高値ではないかと思います。
あと、気になる集団性ですが、なかなか無風でロングレンジなど試せないので
感覚的なものになりますが、Umarexのノーマルバレルよりは、良くなったと感じます。
但し、フルオートは何故かダメで、ノーマルよりも弾が散ります。
私は基本的にフルを使わないので、セミで撃つ分にはいいと思います。
あと、ホップの掛け具合で、弾が曲がったりするのですが
恐らくチャンバーとチャンバーパッキンあたりが原因で
まっすぐホップが掛かっていないのだと思います。
今はノーマルチャンバーにPDIのWホールドチャンバーパッキンを使っていますが
取り合えず、マルイ純正チャンバーパッキンに交換してみようと思ってます。
(マルイ純正のチャンバーは、純正の割りに高いので、SHS製を探してみましたが、どこも品切れ・・・)
2013/07/03 追記
マルイ純正ホップアップパッキンに交換しました。
これまた集団性のテストは出来ないので、とりあえず初速を計測しました。
(PDIのWホールドチャンバーパッキンは機密性に優れるとの噂なのでマルイ純正でも計測)
マルイ純正パッキン交換後 0.2g(ホップなし)
マルイ純正パッキン交換後 0.2g(適正ホップ)
正直、誤差範囲かなと思います。
マルイ純正パッキンに交換して一番気になるのは、Wホールドチャンバーパッキンの場合だと
ホップ具合によって弾が曲がることがあったのが、どこまで改善されるかですが
現時点では試せていないので、後日試したら報告します。
更に追記
マルイ純正ホップアップパッキンで試射してみました。
結果としては、Wホールドチャンバーパッキンよりも全然良いです。
流石マルイ純正パッキンとでも言うべきか。
(社外パーツの立場がないですね・・・)
セミでの集団性も問題なし、ホップの掛け具合で弾道が乱れる感じも無し。
フルオートだと多少乱れますが、これ以上を望むのも厳しいかと思います。
一応、Wホールドチャンバーパッキンの名誉のためにフォローしておきますと
私が所持しているWホールドチャンバーパッキンは、不良品ではないかと思われます。
理由は、ホップを掛けていった時に、左右の突起部分の出っ張り方が違うからです。
後ろ側から見て左側の方が、右よりも出っ張り方が大きいんです。
なので、ホップを掛けていくと、弾がある程度の距離からグイっと曲がります。
まあ、左右の出っ張り方が違う不良品が出る時点で、あまりフォローにはなってませんか・・・
(Wホールドチャンバーパッキンは、ゲームで使ったりしたわけではないので、磨耗で左右がアンバランスになったわけではありません)
メカボ内部、インナーバレル、チャンバーパッキンと、BB弾が通るルートは
ほぼUmarex純正ではなくなりましたが、チャンバー(パッキンではない)は
まだUmarex純正なので、唯一更に良くなる箇所があるならここだけかと思ってます。
(厳密に言えばアウターバレルなんかも影響受けるでしょうが)
なので、チャンバーもマルイG36Cスタンダード純正チャンバーを注文しておきました。
ちなみにG36用のアルミチャンバーも売り出されていますが、内容物は完全にチャンバー本体だけで
細かいパーツなどは、マルイ純正を移植する必要があります。
そしてUmarex製G36のチャンバーとマルイ純正チャンバーは細部が異なるため
アルミチャンバーにUmarexチャンバーの細かいパーツを完全には移植できません。
M4のアルミチャンバーのように、アセンブリーで販売してくれればいいのに・・・
マルイ純正G36用チャンバーが届いたので追記
まず、マルイ純正チャンバーそのままでは、本体にはまりませんでした。
Umarexのチャンバーとは、若干寸法が違う部分があるようで、突起部分を若干削ったらはまりました。
EGバレル、マルイ純正チャンバー&マルイ純正パッキンで試射してみました。
結果、弾道はホップを掛けると右に曲がる・・・
Umarexチャンバーより悪くなるという結果に。
だったら左に曲がってたWホールドチャンバーパッキンを組み込めば、真っ直ぐ飛ぶんじゃないかと思い
EGバレル、マルイ純正チャンバー&Wホールドチャンバーパッキンの組み合わせで試射。
ホップを掛けても真っ直ぐ飛びました。
個人的な結論としては、チャンバーはUmarex純正を使い、パッキンだけマルイ純正が一番いいかも。