VFC HK417 GBBのチャンバーパッキン交換

VFC HK417 GBBのホップパッキンを交換します。
私は0.25gの弾を主に使用するので、0.25~0.28g向けの
「A+Airsoft REAPS VG1 (Soft) VFC/Umarex GBBライフル用」を使います。

HK417 GBBには、形状が違い合いませんでした。
(長さも構造も違います。長さや構造的にはマルイのVSRやGBB用に近い感じです)
単なるチャンバーパッキンへ辿り着くための分解記事としてお読みください。

追記
マルイ純正VSRのチャンバーパッキンと交換したところ、問題なく交換できました。
(チャンバーパッキンの突起とチャンバーの穴の位置もぴったりです!)
チャンバーパッキン交換をお考えの方は、マルイVSRをご使用ください。
追記ここまで

チャンバーにアクセスする為、早速ばらしていきます。
まずはハンドガードから。

下の写真の赤丸部分のネジを2本ドライバーで外すだけです。
ネジを外せばハンドガードを引き抜くことが出来ます。

HK417のハンドガード外し

続いてガスチューブを外します。
下の写真の青四角部分を抑え、赤部分を矢印の方に引けば
ガスチューブを抜き取ることが可能です。

HK417のガスチューブ外し

最後にバレルナットを外します。
が、非常に固いです!

M4用のパイプリングキーが丁度いい大きさなので
これを使って外していきます。

G&P パイプリングキー

バレルナットの穴に引っ掛けて、思いっきり回します。

ほんと固いです、固すぎます・・・

それでも負けずに回します!

やっと行った!と思いきや

逝ったのはパイプリングキーの方でした・・・

パイプリングキーが折れた

恐るべしHK417のバレルナット。

替えのパイプリングキーもないので、最終手段でバイスプライヤーを使って外します!
(パイプレンチなどがあればもっといいかもです)

一応傷防止にティッシュを噛ませて挟み、回します。

バイスプライヤーで外す

力を入れて思いっきり回すと緩みました。

バレルナットが傷だらけ

が、ティッシュの効果も大してなく、バレルナットは傷だらけ。

バレルナットが傷だらけ2

ちなみに、バレルナットが緩んでも、油断は禁物です。
チャンバーとアウターバレルの間ににスプリングがついているので
普通にバレルナットを緩めて行くと、内部でアウターバレルが押し上げられるようで
緩めた分だけアウターバレルが押し上げられます。

で、バレルナットが外れる直前に、チャンバーとアウターバレルの噛み合わさる部分が
絶妙にずれて噛んだ状態になり、バレルナットが動かなくなりました・・・
締める方に回しても、緩める方に回しても噛んで動かない状態に。
最後は力技で回して取りましたが、アルミ製のチャンバーの一部が変形しました。
(性能に関わらない程度だったので良かったですが・・・)

このような事態には、そうそうならないのかもしれませんが
念のため、アウターバレルをアッパーフレーム側に抑えつけながら
バレルナットを回した方がいいかと思います。

もし同じように噛んだ場合は、私のように力任せに回さず
プラハンなどでアウターバレルの先端を、アッパーフレーム方向に
コンコンと叩けば噛んでるのが解消されると思います。

(外してから内部構造を見て噛んだ原因が分かりました・・・)

ここまでくればあとは簡単です。

下の写真の赤丸部分(反対側にもあり)の六角ネジを緩めれば
チャンバーの内側部分と外側部分に分離できます。

チャンバー分解

分離したら下の写真の赤丸部分の六角ネジを外せば
無事チャンバーパッキンにアクセス可能となります。

チャンバー分解2

チャンバーパッキン交換

最大の敵はバレルナットの固さです。
もう少しチャンバーにアクセスしやすい構造にしてもらえると助かります・・・
(ホップの調整もマルイと違って面倒ですね)

HK417のマガジンポーチ

HK417のマガジンは7.62mmNATO弾を使うサイズなので
M4などに比べ大きいため、M4用のマガジンポーチでは入らないものが多いです。

私はTACOタイプのマガジンポーチをプレートキャリアに装着して使ってます。
もちろんM4のマガジンは全く問題ありません。

ちなみにこのTACOタイプのマガジンポーチは、AKやM14などの7.62mmを使う
大きなマガジンにも対応できるとの謳い文句なので
実際にHK417の大型なマガジンが使用できるか挿してみました。

HK417マガジンとTACOマガジンポーチ1

HK417マガジンとTACOマガジンポーチ2

HK417マガジンとTACOマガジンポーチ3

挿入時は多少固いですが、使用に関しては問題なさそうです。
(引きく抜く時も多少引っ掛かりはありますが、実用上は全く問題ないレベルかと)

しかしVFCのHK417 GBB用のマガジンは、リアルカウントな20発しか装弾出来ないので
サバゲで使うにはあと2本くらいは追加でマガジンが欲しいところです。
(ガスブロのマガジンは高いので厳しいですね・・・)

そのTACOタイプのマグポーチですが、バラで買うよりレッグパネルごと買って
ばらして使った方がお得だったりすることもあります。
(私はレッグパネルばらし+TACOダブルポーチで運用してます)

VFC HK417 GBBの初速調整

※以下、全て室温29度での計測です。
法的には35度でも1Jを超えてはならないので、余裕のある設定を行ってください。

(ガスガンは気温で初速が変わりますのでご注意ください)

まずはJPスプリングへ交換後の初速を計測。

JPスプリング初速1
JPスプリング初速2

そこそこ出てますので、このまま使ってもいいくらいです。
が、折角なので初速を調整していきます。

まずはアッパーとロアフレームを開くためにピンを抜きます。
(抜くといっても完全には抜けない状態です)

下の写真の赤丸部分を指で押します。

初速調整1

裏返すと押した分だけピンが出て来ますので、指で引っ張り出します。
(抜かなくても引っかかるところまで引き出せばOKです)

初速調整2

ピンを抜くと下の写真のようにアッパーとロアが開きますので
チャージングハンドルを引っ張ればボルトも一緒に出て来ます。

初速調整3

あとはボルトだけを引いて抜き取ります。

初速調整4
初速調整5

下の写真の赤丸の中に六角のネジがあります。
このネジを回すことで、ボルトとバレルに送るガスの量を調整できます。
(ボルト動作用とBB弾発射用の比率が変わります)

ホップアップ調整用に付属してくる長い六角レンチが
丁度同じサイズで使えます。

初速調整6

どちらに回せばいいのか分からなかったので
取り合えず時計回りに1回転回してみました。

時計回り1回転初速

結果、20ほど落ちました。

元の状態に戻し反時計回りに半回転ほど回すと

反時計回り半回転

いい感じの初速になりました。

更に1/4ほど反時計回りに回すと

危険初速

危険な初速になったので却下です。
(この時点では超えてませんが、35度だと超える可能性があるため)

最終初速

結果的にこれくらいの初速に落ち着きました。

簡単に危険な初速になるので、くれぐれもマージンを取り、安全な初速で利用してください。
(ホップ量の調整後にも初速計測するのをお勧めします)

ACOGタイプなドットサイト

HK417に載せるための光学機器を選定しました。

本当はショートスコープやELCANなんかが似合うのですが
個人的にはサバゲでスコープは使い難いと感じるので
ACOGの形をしたドットサイトを載せることに決定。

赤緑タイプが多いのですが、レンズがスモークで暗くなるので
ルビーコートの赤色のみのタイプを購入。

ACOGタイプ ドットサイト
ACOGタイプ ドットサイト 2

レンズにコートのムラあり、電池付属なし、レンズ内側に汚れ少々。

電池を買って、ばらしてレンズの内側を綺麗に拭いて・・・
安めの製品だったので作りもそれなりでしたね。

VFC/Umarex HK417 12in Assault GBBR 購入

マルイM4GBB(ガスブローバック)がホビーショーで発表され
買うためにお金を貯めていましたが、今年のシーズン中には出そうにないので
ずっと気になってて最近発売になったVFCのHK417GBBを購入。

VFC HK417  GBB箱

予備マグx2と16inエクステンションピースも一緒に購入。
20in Sniper コンバージョンキットも一緒に注文しましたが
こちらは少し遅れて入荷になるとのことでした。

箱の外見はUmarexのG36C買った時と非常に似てますが
箱の中の作りや緩衝材などはかなり違ってる感じです。

VFC HK417  GBB開封

箱の中には日本のフロンガス使用に合わせたJP仕様のスプリングが入ってました。
早速スプリングを入れ替え。
(入れ替え作業の写真撮るのを忘れてました・・・)

実際に撃ってみると流石長物ガスブロといえるリコイルです。
マルイのMP7 GBBや次世代M4より、はるかに大きな振動が来ます。

(ただ音もかなりうるさいです)

箱出しの状態が下の写真です。
12インチと短いながら、重量は結構ありますし、M4に比べと一回り大きいです。
7.62mmNATO弾のための大きなマガジンも迫力があります。
(ダミーカートがないのが少々残念ではありますが)

VFC HK417  GBB

取りあえずACOGを載せてみました。

VFC HK417  GBB 2

下の写真は16inエクステンションピースを組み込んだところです。
(アルミや亜鉛合金ではなくスチール製なので重さがあります)
はやり長い方がかっこいい!
(13インチのハンドガードに16インチのアウターが個人的には一番好きです)

この状態で構えてみるとフロントへヴィーなのが分かります。
20インチのコンバージョンキットを組み込んだら
更にフロントへヴィーになるんでしょね・・・

VFC HK417  GBB 16inch

20in Sniper コンバージョンキット、早く入荷しないかな。
(短いハンドガードに16インチでも十分かっこいいですが)

追記
JPスプリングに交換する際の写真を一部追加

下の3枚の写真の赤丸部分のネジを外すと、ボルト内のローディングノズルが取り外せます。
(私は一番下の写真のネジを外さずに引き抜こうとしてました・・・)

ボルトの外し方は以下を参照ください。
VFC HK417 GBBの初速調整

JPスプリング交換
JPスプリング交換1
JPスプリング交換2

ローディングノズルを抜き、ヘッドを止めてあるピンをピンポンチで外せば
ヘッドが外れてスプリングが出て来ます。
出てきたスプリングとJPスプリングを交換すれば終了です。

ローディングノズルを戻す時、一番上の写真のネジを締めるのが難しいです。
ローディングノズル側にあるネジの受け部分が固定されていないので
ボルトの穴にローディングノズル側のネジ穴が丁度来ません。

そこでホップ調整用に付属してくる長い六角レンチを利用します。
ボルトのネジ穴から差し込み、レンチが反対から出てくるまで入れます。
出て来たレンチをローディングノズルのネジ穴部に挿した状態でボルトに組み込み
ボルトのネジ穴部分までローディングノズル側のネジ穴が来たらレンチを引き抜きます。

その状態でネジを締めこめば、ローディングノズル側のネジ穴に
上手くネジを締めこめると思います。

Enermax ELC-LM120S-HPのポンプ音

Core i7 4790Kのために簡易水冷「Enermax ELC-LM120S-HP」を導入しましたが
日に日に水冷ポンプの音が気になるように。

爆音ではありませんが、独特の高周波ノイズが発生し気になります。

ポンプは回転数をコントロールせず、常にMAXの方が良いとも聞きますが
流石に耐えれそうになかったので、コントロールすることにしました。

CPUファン用の端子には、ラジエーター部のファンx2を接続してるので
ポンプはケースファンに接続してコントロールすることにしました。

以下、AI Suite 3での設定です。

ELC-LM120S-HP_FanControl

40℃ 45%
50℃ 70%
60℃ 100%

ファン回転数の上昇 0 sec
ファン回転数の下降 51 sec

上昇は0secにすることで、温度上昇にリニアに対応できるようにしました。
CPU温度が上昇した瞬間にポンプの回転が上がります。

実際に負荷を掛けて試してみましたが、問題なく冷却が始まります。

逆に下降はある程度の秒数を持たせることで、すぐに冷却が終わらないようにしています。
(音が気になるようであれば、ここはもう少し短くしても問題はなさそうです)

この設定で通常時(無負荷状態)ですと、ほとんどポンプの音は聞こえなくなりました。
もちろん負荷が掛かればポンプ音がしますが、FF14ベンチマークくらいであれば
殆どポンプ音は気になりませんでした。
(グラフィックボードはCPU内蔵ではなく、PCI-E接続のものを使用)

これで快適な簡易水冷生活が送れそうです。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます