電動キックボード「RICHBIT ES1 Pro」を1年使ってみて

RICHBIT ES1 Proを購入して約1年(実際は1年経っていません)、色々な不具合が起きたのでまとめておきます。

やはり電動キックボードとしては最安値の製品なので、ある程度不具合が起きる前提での購入が必要だと思います。

まず最初にハンドル折り畳み時のヒンジの部分です。
私は平日ほぼ毎日1回折りたたんで使用していますが、段々とヒンジの部分が甘くなってきました。
ネジを増し締めして多少良くはなりましたが、それでもかみ合わせがあまりよくなく時々ロックが外れます。

走行中にロックが外れるとハンドルが突然折りたたまれるので結構危険です。
RICHBIT ES1 ProはXiaomi m365と作りが殆ど一緒なので部品の使いまわしができるのですが、このヒンジ部分は作りが結構違います。
Xiaomi m365のヒンジを取り寄せたので、そのうち交換する予定です。

続いて後輪の泥除けです。
根本部分からポッキリ折れました…
この泥除けはハンドルを折りたたんだ時にハンドル側と繋ぐためのストッパーもついているため、ここが折れると実質折り畳みが機能しなくなります。

泥除けはXiaomi m365のものがそのまま使えるので中国から安く取り寄せて付け替えました。

最後はリアタイヤです。
まず半年も経たないうちにパンクしたのでXiaomi m365用として売られていた社外品のパンクレスタイヤ(ホイールごと購入)に交換しました。

個人的にはパンクレスタイヤへの交換はお勧めしません。
乗り心地の悪化はもちろんですが、クッション性がなくなることで車体へのダメージも増えます。

パンクレスタイヤを使って数か月目、歩道との段差を乗り越えたらホイールのスポークが折れました…

タイヤ内に空気の層がないので地面のギャップをもろに受けてるためだと思います。
パンクレスタイヤを使用するのであれば、多少の段差でも降りて手で押して走行することをお勧めします。

結局はチューブタイヤに戻すこととなりました。
パンク修理は面倒ですが今後はパンク修理前提のチューブタイヤを使うことにしました。
乗り心地もパンクレスタイヤに比べると全然いいです。

追加でもう1つ。
原因は特定できていないのですが、電源をOFFにした際にグリップエンドのグリーンのランプが消えない現象が起きました。
何度かONとOFFを繰り返すとそのうち消えるのですが、正直ON/OFFの繰り返しは面倒くさいです。
メインコントロール基板の故障なのかな?

基板はXiaomi m365用は使えないので、どうしようかと考えていたところ、約2週間ほどでこの現象が一旦止まりました。
また発生するようであれば何か対策を考える必要がありますが、原因がメイン基板だった場合、Xiaomi m365の基板が使えないので面倒です。
(使えなくはないですが特定小型の要件を満たせなくなるため違法になってしまう)

休みの日くらいしか使わない人であれば問題ない製品だと思いますが、毎日使用する人には耐久性的にお勧めは難しい製品かもしれません。

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