職場へはバイクで通勤しているのですが、オフィス移転に伴い駅のすぐ近くに通勤しなければならなくなりました。
今までも駅のすぐそばではあったのですが、駅自体が中心部から一駅離れていたため月極のバイク用駐輪場を契約して借りていました。
本当に中心部の駅だと、ちょっと離れないとバイク用の駐輪場がなかったり、あっても埋まってて一向に空くことがなかったりします。
どうしようかと色々と考えた挙句出した結論が「バイクの駐輪場は少し離れたところに借りて、そこからオフィスへは電動キックボードで行こう!」です(笑)
幸いにも今年(2023年)の7月から特定小型原付という免許不要・ヘルメット不要(努力義務)・歩道走行モードで歩道も走れる制度が始まりました。
免許不要といってもナンバープレートの取得が必要で自賠責保険にも加入しなければなりません。
ナンバーが付いていない電動キックボードは全て違法なので、もし見かけた方は通報してください!
電動キックボードを買うと決めたのはいいのですが、どの車種にするかで数日迷いました。
価格も6万円台から20万円くらいまで幅があり、当然価格差だけ性能や快適性にも差があります。
そして今回購入する際に一番重視したのは重量です。
電動キックボードも自転車と同じで違法駐車で回収されたり罰金があるようです。
(免許不要のためバイク扱いにはならないようで点数は持って行かれないみたいですが)
なので、職場到着したら折り畳んでビルの中の部屋まで持って行こうかと考えました。
適当に止めてると盗難の可能性もありますしね!
一番軽い特定小型原付は一番安い特定小型原付でした(笑)
(全車種調べきれてない可能性は高いですが)
基本SPEC
・サイズ(横×高さ×幅) :1080×1140×530mm
・折り畳み時(横×高さ×幅):1080×560×530mm
・重量 :約13.8kg
・最大荷重 :100kg
・適応身長 :130~200cm
・ブレーキ :前後ディスクブレーキ
・走行モード :車道/歩道
・速度 :車道走行モード最高速度20km/h/歩道走行モード最高速度6km/h
・バッテリー :リチウムイオン(36V・7Ah)
・モーター :前駆動250W
・一充電走行距離 :20km~25km
・充電時間 :約4時間
・タイヤサイズ :8.5インチ
・保証期間 :購入より6ヶ月
・付属品 :充電器・簡易工具・説明書
重量約13.8kgなので折り畳めば片手で持てます!
結構大きな箱で届きました。
キックボード自体も子供が足で漕ぐキックボードと比べたら重いし大きいです。
組み立ては難しくありませんが、安いだけあって全体的に作りはそれなりです。
高級感は全くありません。
市役所に行って書類を出せばお金を払わずにナンバーが発行されますが、毎年2,000円の税金を払う必要があります。
ナンバーが発行されたらコンビニで自賠責保険に加入して公道を走るための手続きは終了です。
7月から始まった特定小型原付ですが、私が住んでいる市では7番目のようです!
見本のナンバープレートも文字は「つ」で番号1から始まっていたので間違いなさそうです。
既に4カ月が経とうとしているのに市内で7人しか登録していないとは…
(ナンバーが付いていない電動キックボードは今でも稀に見かけますが)
RICHBIT ES1 Proに実際に乗ってみての感想を一言で表すと
「世の中に放ったらダメなやつ」
です。
最高速度が20km/hまでしか出ないですが自転車同様に車道を走る必要があります。
最高速度20km/hだと直ぐ近くを車がビュンビュン追い抜いて行くわけです。
更にタイヤが小さいので自転車と比べると凄く不安定です。
運転自体は慣れの問題があるにせよ、慣れても段差には非常に弱いのは変わらず。
自転車に比べて転倒のリスクは格段に高いと感じます。
もちろんもっと高額なモデルは安定感や乗り心地は格段に良くなるのだと思いますので、可能であれば安定感のあるモデルを購入するのがいいと思います。
転倒リスクは高いけど直ぐ近くを車がビュンビュン走る状況…
自転車に変わる次世代モビリティーとして許可は仕方がない流れだとは思いますが、少なくとも免許は必要な制度でよかった気がします。
原付免許なんて特定小型原付の条件でもある16歳以上なら誰でも取れるわけですしね。
特定小型原付に乗る人はもちろんですが、横を通る車の立場になった場合にも転倒の可能性を考えて十分注意して追い抜くことをお勧めします。