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GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8G

GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8Gをベンチマークしてみました。
CPUがCorei7-4790Kと世代が古いので最新CPUのようなスコアは出ません。

まずは箱と中身の写真から。

箱を開けると本体、ドライバの入ったディスク、マニュアルのみしか入ってません。
どっちにしてもドライバはネットからDLするのですから、これなら本体以外何も入ってなくて箱を小さくしてもらった方がいいかも。

バックプレートがが装着されています。
バックプレートがあると高級感がありますが、この機種はGIGABYTEが上位機種で始めた4年保証の対象ではありません。
価格を考えるとこの機種も4年対象でいい気はするのですが…

RTXシリーズからリファレンスボードが2連ファンになったので、サードパーティー製は殆どが3連ファンになりました。
あと、厚みも3スロットのものが結構出てきましたが、この機種は2スロット分の厚みしかないので、今までのグラボと交換する分にはあまり問題は起きないかもしれません。

下の写真はMSIのGTX-1070 Gaming Xとの比較です。
先に書いた通り厚みは2スロット分で同じです。
ボードの長さはRTX 2070 WINDFORCEの方が長く、幅はGTX-1070 Gaming Xの方があります。
3連ファンで結構長いので、長さに余裕のないケースは要注意かもしれません。

早速、ベンチマークの結果です。
上からPalit1060、GTX-1070 Gaming X、RTX 2070 WINDFORCEとなります。
解像度は全てFullHDでグラボのオーバークロックはしてません。

もう少し行くかと思ってましたが、あまり伸びませんでした。
色んなサイトでベンチマーク結果が載ってますが、大抵は1080と1080tiの間の結果になっているケースが多いかと思います。
この機種はオーバークロックモデルではないので、同じRTX 2070の他機種と比べると低い方かもしれません。
ただ価格も他の機種よりも安い方だと思いますので仕方ないですね。

ちなみに今RTXシリーズを買うとBF5がプレゼントでもらえます。
が、私は既にPS4版を発売日に購入済みなので、どうしたものかと考え中です(笑)

最後になりますが、最新のRTXシリーズにはVRの為にDisplayPortとは別にUSB Type-C (support VirtualLink)の出力を搭載してるものが多いようです。
これはVRヘッドセットをケーブル1本で接続させるための規格のようです。
VirtualLinkを調べてみるとDisplayPort Alternate Modeを使用しているとのことで、だったらVRヘッドセットだけでなくモニター繋げば映るんじゃないの?と疑問に思い実際に繋いでみました。
私が持ってるモニターで唯一DisplayPort Alternate Modeに対応しているモバイルモニターASUS ZenScreen MB16ACをRTX 2070と繋いでみました。

するとあっさりと画面にデスクトップが表示されました。
やはりVRヘッドセットだけでなくモニターも映せるようです。
これでUSB Type-Cしか端子を持たないASUS ZenScreen MB16ACの使用用途が少し広がりました(笑)

GeForce GTX 1070のBIOSアップデート

GeForce GTX 1070でメモリがMicron製のものはOC耐性が低いという不具合があるらしく、各メーカーがBIOSのアップデートを行いました。
(私のは2台ともMicronメモリでした・・・)

MSI
https://jp.msi.com/Graphics-card/support/GEFORCE-GTX-1070-GAMING-X-8G.html#down-bios

GIGABYTE
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=5916#bios

面倒だったので両方のボードを挿したままBIOSのアップデートを行った結果、見事にGIGABYTEの1070がMSIのBIOSに書き変わりました・・・
(逆は大丈夫でした)
通常はベンダーIDなどをチェックして一致しなかったら書き換えないはずだけど(^-^;
再度GIGABYTEのBIOSアップデートツールで上書きしようと思いましたが、MSIのBIOSに書き変わっているので当然書き換えられず。

このままではダメなのでGIGABYTEのBIOSを拾って来て強制的に書き換えします。
Gigabyte GTX 1070 8192 MB BIOS

当然ながらnvflashは必要になります。
NVFlash 5.328.0 for Windows

早速DOS窓を開いて書き換えと。
(今回はMSIの1070はちゃんと取り外してから作業してます)

nvflash64 Gigabyte.GTX1070.8192.160608_1.rom

エラー出ました。
mismatched sub-vendor or hardware ID

ベンダーIDとかハードウェアIDをちゃんとチェックしているようです!
(MSIのアップデーターがおかしかっただけで普通はそうです)

このチェックを無視出来ないのかとググってみたら以下のサイトが。
https://www.techpowerup.com/forums/threads/guide-for-flashing-bios-of-nvidia-gpu.119955/

ふむふむ。
-4のオプションを付ければ無視してオーバーライドしてくれるそう。

nvflash64 -4 Gigabyte.GTX1070.8192.160608_1.rom

が、実行されずusage(使い方)の情報がずらずらと・・・

usageをちゃんと読んでみたら、このバージョンのnvflashは4ではなく6がそのオプションとのこと!

nvflash64 -6 Gigabyte.GTX1070.8192.160608_1.rom

無事に以前のBIOSに書き戻せました!
その後メモリ不具合改善版のBIOSアップデートツールを実行して無事にGIGABYTEのBIOSアップデートも完了。

メモリのOC耐性を試してみたところ、BIOSアップ前はAfterBurnerでメモリのクロックを+100したらゴミが出て落ちたりしてましたが、BIOSアップ後は+300にしてもゴミ一つ出ません!
流石に+400だとゴミが出まくりで+350でも少し怪しい感じでした。
+300なら全く問題ないレベルでメモリのOCが可能となりました。

但しFF14のベンチスコアはメモリを盛っても殆ど変わりなしでした。

GeForce GTX 1070 Single Link SLI (Core i7-4790K)

MSI GTX 1070 GAMING X 8GとGV-N1070G1 GAMING-8GDでSLIを組みました。
ボードの幅が違うのでフレキシケーブルでのSLIです。
(もう1つ注文済みなので、近々Dual Link SLIにする予定です)

同じ型番でない場合は、低い方のクロックで両方が動作するので、MSI GAMING Xの方のクロックで動作します。

全くOCせずにファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマークを最高設定で動かしてみました。
CPUは4790Kでクロック4.6GHz
メモリはDDR3 2400の16Gです。

Full HD(1920×1080)での定格ベンチ
GeForce GTX 1070 Single Link SLI  FF14 Bench

時間を置いてから1070のコアクロックを+100、メモリ+75で再度ベンチを走らせました。

Full HD(1920×1080) Core+100 Memory+75でのベンチ
GeForce GTX 1070 Single Link SLI  FF14 Bench OC

数値が殆ど上がりません。
解像度が高くなると差が出るみたいですが、FullHDだとCPUやメモリがボトルネックになっている可能性もあります。

2016/10/03 追記
まだもう1本のSLIケーブルが届かないので、Single Link SLIでの計測です。

WQHD(2560×1440) Core+100 Memory+75でのベンチ
GeForce GTX 1070 Single Link SLI  FF14 Bench OC WQ

4K(3840×2160)での定格ベンチ
GeForce GTX 1070 Single Link SLI  FF14 Bench 4K

4K(3840×2160) Core+100 Memory+75でのベンチ
GeForce GTX 1070 Single Link SLI  FF14 Bench OC 4K

4Kでも結構いいスコアが出るようになりましたね。

2016/10/05 追記
もう1本のケーブルが届いたのでDual Link SLIで動かしてみました。
4Kで試しましたが以下の結果でした。

Dual Link SLI 4K(3840×2160) Core+100 Memory+75でのベンチ
GeForce GTX 1070 Dual Link SLI  FF14 Bench OC 4K

正直Single Link SLIとあまり変わりませんね・・・

GV-N1070G1 GAMING-8GD

NTT-Xストアの決算ナイトセールでGV-N1070G1 GAMING-8GDが激安で売られていたのでSLI用に購入。

GV-N1070G1 GAMING-8GD

長さは他の1070のボードと殆ど変わりませんが、幅が結構短いです。

GV-N1070G1 GAMING-8GD

既に組み込んでいたMSI GTX 1070 GAMING X 8Gと比べると幅が短いのが分かります。
(写真だとちょっと分かりにくいですね)

MSI GTX 1070 GAMING X 8G:279 x 140 x 42 (長さ x 幅 x 厚さ)
GV-N1070G1 GAMING-8GD :280 x 114 x 41 (長さ x 幅 x 厚さ)

幅が26mmも違います。

MSI GTX 1070 GAMING X 8GとGV-N1070G1 GAMING-8GD

幅がこれだけ違うと、当然ながらSLI HBブリッジは使えません。
(幅の違いを考慮していないHBブリッジは、基本的に同じメーカーの同じ型番が前提です)

そこで970 SLIで使用していたASUSマザーに付属のSLIブリッジを使おうとしたら・・・

SLIケーブル

長さが足りずに届きません。
ASUSマザー付属のものは7cmです。

Dual-Link SLIは専用のHBブリッジを使用しなくても、従来のSLIブリッジを2つ繋げば転送速度650MHzのDual-Link SLIとして動作します。
メーカーが違うボードをSLIで動かすには、フレキシブルのブリッジを使うのがやり易いです。

Dual-Link SLIにしようとフレキシブルSLIケーブル10cmを注文していたので、届いたらSLI接続する予定です。
(更に追加でフレキシブルSLIケーブル10cmを注文しました)

MSI GTX 1070 GAMING X 8G

GTX 970でSLIを組んでいましたが、最近は殆どゲームもしてませんし、SLIでのDisplayPort出力が安定しないので、970シングルで動かしてました。
ただ最近になってBF1の話しもチラホラ出て来ており、そろそろSLI環境もどうにかしなきゃいけないと思ってはいました。
が、既にPascalアーキテクチャのグラフィックボードが発売されており、性能がかなり良いとのことで気になっていました。

GTX 970のSLIで980tiと同じくらいのベンチスコアは出てましたが、それと同じくらいの性能が最上位機種ではない1070で出るといいます・・・
となれば、買い換えた方が早いんじゃないかということで、買い換えることにしました。

GTX 970は既に某オクなどでも結構落札価格が下がっており、特に使ってなかった方は、もっと早めに売却しておくべきだったと今更後悔してます(笑)

GTX 1070

970はASUS製でしたが、1070はMSI製を購入しました。
大きさはASUS製970と殆ど同じでしたが、少しだけ1070の方が大きい気がします。

GTX 1070

MSIの970にはバックプレートは付いてませんでしたが、1070ではバックプレートも付くようになりました。

GTX 1070

下の写真はFractal DesignのDefine R5に入れたところです。
まだ余裕はありますが、グラボの下にあるSATAのコネクタ部分は完全に覆い被さってます。

電源は8ピンと6ピンが1本ずつ必要になります。

GTX 1070

早速ベンチマークを走らせてみました。
(数種類走らせましたが、取り合えずFFベンチだけ載せます)

セッティングは、MSI製のアプリで「OC」ボタンをポチっと押しただけです。
(CPUは4790Kの全コア4.5Gで、メモリは大幅にクロックアップなどはしてません)

GTX 970のSLIを組んでた時と殆ど同じ環境でのベンチですが、殆ど同じ数字が出てます。

GTX 1070 FF Bench

970 SLIの時は、ここから更にCPUやメモリを含めたOCを行いスコア20,000を超えたので、同じようにやれば20,000を超えてくるのではないでしょうか。
単独でGTX970 SLIや980tiと肩を並べるとは1070凄いですね。

ちなみに消費電力も結構低いですし、ベンチ中の温度も70度ちょっとまでしか上がりませんでした。

GTX 970でSLI

PCのグラフィックボードは、既にASUS製のGTX 970であるSTRIX-GTX970-DC2OC-4GD5を使用しています。
PCケースはZ3 PlusからFractal Design Define R5へ買い換えており
ケース前面に280サイズの簡易水冷を設置して使用中です。

以前の記事を見てもらえば分かりますが、R5の前面にラジエーターを設置すると
スペースの問題から電源の前に3.5インチベイを設置することに。
(5インチベイを使わなければ排除できますが、光学ドライブを使ってるので排除出来ず)
Fractal Design Define R5 と Cooler Master Nepton 280L

GTX 970をもう1枚追加してSLI環境にしようと思ったものの
3.5インチベイを電源の前に設置したことでベイの上部が邪魔となり
長いグラフィックボードをPCIex16の2スロット目に設置する事が出来ません。

そこで何かないかと探したところ、GTX 970のショート基盤なら入りそうだと分かりました。
事前に寸法を測ったら長さ18cmのショート基盤だと入らない可能性もあり。

スペックを調べた結果、ファンが2つの物は基盤の長さが179mmで
ASUSやGigabyte製のファンが1つのものなら170mmでした。

ということで、現在使ってるメーカーと同じASUS製のショート基盤GTX 970に決定!
ASUS製のユーティリティが共通で使えるのでメーカーを揃えました。
マザーボードもASUS製なので相性も殆ど出ないだろうというのも理由の1つです。

ASUS GTX970-DCMOC-4GD5
ASUS GTX970-DCMOC-4GD5

価格は通常の基盤サイズの価格とほぼ変わりません。
でも基盤の長さは倍近く違います!

ASUS GTX 970比較

事前に寸法は計ってたものの、本当に入るかドキドキしながらセット。

ASUS GTX970-DCMOC-4GD5 と R5

隙間は結構ギリギリで179mmのものだと干渉するかしないか微妙なラインです。
(恐らく干渉するけど、無理やり押し込めば行けるかも?ってくらいです)

ASUS GTX970-DCMOC-4GD5 と R5 その2

SLIはスロット間の隙間があまりないと、上の方が熱を持ちやすいので
上側が通常サイズで下がショート基盤は割と良い組み合わせかも?

STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5 と GTX970-DCMOC-4GD5
STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5 と GTX970-DCMOC-4GD5その2

当然ながら長さだけでなく基盤の幅も違うので、ASUSのマザーに付属していた
SLIブリッジケーブルでは、もしかしたら長さが足りないんじゃないかと思ってました。
(MSIマザーに同梱されてるものに比べて明らかに短いタイプです)
基盤の幅は約2cm違うので、SLIブリッジケーブルは斜めになります。

届くかな~と思いながら刺したところ、2cm差なら長さもギリギリ足りました。
(上側のグラボの形状によっては、2cm差でも駄目なケースもあるかもしれません)

Z87付属のSLIブリッジケーブル

補助電源はASUSの2製品共に8pin x 1本という仕様なので
8pinが2本取れる電源なら総容量足りてれば問題ないです。

私の電源はプラグインタイプのため、もう1本ある補助電源のケーブルは
抜いたまま使わず、1本の補助電源から出てる8pinを2個使ってます。

Z87付属のSLIブリッジケーブル その2

ASUSのGTX970は主電源OFFの際でも基盤にあるLEDが点灯します。

ASUS GTX 970 LED

GTX 970 SLI構成でFFXIVの新旧ベンチマーク2種を走らせてみました。

CPU:Core i7 4790K
メモリ:DDR3 1860MHz 16G
マザー:Z87 Plus
GPU1:ASUS STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5
GPU2:ASUS GTX970-DCMOC-4GD5
メインはSSDですが、ベンチマーク関連はHDDに入れてる状態です。

グラフィックカードのクロック等は低い方に合わせられるので
GTX970-DCMOC-4GD5の方の設定で動いてます。
(オーバークロックなどはせずデフォルトのままで計測)

GTX 970 SLI FFXIVベンチマーク
GTX 970 SLI FFXIV_2ベンチマーク

オーバークロックすれば新ベンチの方でも2万は超えそうですね。
温度も思ってた通り上と下は殆ど一緒の温度になってました。
温度的に有利な下段にショート基盤が設置されたことで
ショート基盤でも相対的に冷却が不利にはなりませんでした。

2015/08/01 追記
4K解像度でも計測してみました。
流石に4K解像度だと最高の「非常に快適」までは行けず
一つ下のランクの「とても快適」まででした。
7000を超えれば「非常に快適」になりますが、軽いOCでは厳しいと思われます。

4k

2015/08/02 追記
3DMark 11のベンチマークも取ってみました。
4K Gaming PCのスコアを超えてます!

3D Mark 11

FF14新ベンチをGPUのクロックのみオーバークロックして再テストしました。
結果は惜しくも20000に届きませんでしたが、CPUやメモリ他もOCすれば
それほど苦労せずに20000に届くんじゃないかと思います。
(メモリがDDR3 PC3-17000なのでPC3-20800などに変えるだけで超えるかもしれません)

F14ベンチ

2015/08/07 追記
OSをWindows10に変更し、グラフィックボードのOCもそこそこ上げて計測してみました。
(温度が設定上限に到達するとクロック下げられるので、設定上限温度を上げて室温26℃で計測)

あっさりと20000超えて来ました。
恐るべしGTX 970×2のSLI

F14ベンチ