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OneMix 2SでMB16AC(Asusモバイルモニター)が使えるか

初代GPD PocketではType-C経由でMB16AC(Asusモバイルモニター)を表示させるには、電源の問題でひと工夫必要でした。
GPD Pocket2では試しませんでしたが、OneMix 2Sに買い替えて再度MB16ACが使えるか試してみました。

OneMix 2SとMB16ACの接続はType-Cケーブル1本のみです。
専用のアプリやドライバも入れてません。

初代GPD Pocketでは色々と苦労しましたが、OneMix 2Sであれば繋ぐだけで問題なく表示可能でした。
バッテリーの減りが速くなるのでずっと使い続けるのは難しいですが、ちょっとした時には結構使えそうです。
やはりケーブル1本で繋がるのは便利です!

GPD PocketでMB16AC(Asusモバイルモニター)が使えるか その2

前回の記事でGPD PocketのUSBバスパワーの電力供給能力が低いことは書きました。
GPD PocketでMB16AC(Asusモバイルモニター)が使えるか

それではバスパワーではなくセルフパワーでMB16ACに電力を供給したらどうなるのか?
当然セルフパワーであれば大丈夫だと思うのですが、私のGPD PocketのType-A端子は小型のUSBメモリが常時刺さっていますし、Type-Cでモバイル環境を揃えていることもあり、折角なのでPDで充電できるタイプのType-Cハブを使って試しました。
(ELECOMのものがパソコン工房の新春初売り特価で1,000円ほどで売られていたので買ってみました)

ELECOM USB Type-Cコネクタ搭載USBハブ(PD対応) U3HC-A413BBK

GPD PocketにU3HC-A413BBKから出ているUSB Type-Cのケーブルを接続すれば、Type-A x2、Type-C x1のハブとして使えます。
(この状態ではもちろんバスパワーです)

PD対応の充電アダプターとU3HC-A413BBKをPD対応ケーブルで接続すると、ハブ機能をそのままにGPD Pocketの充電も可能になります。
ただこの状態でバスパワーからセルフパワーになるのかは、U3HC-A413BBKの説明を読むだけでは買う前にはっきり分からなかったので、実際に接続して試すしかありません。

GPC PocketとU3HC-A413BBKをType-Cで接続し、更にPD対応アダプターからU3HC-A413BBKに接続。
この状態でGPD Pocketが充電されているのを確認。

U3HC-A413BBKのType-A端子にUSBメモリを刺せば内容が読み書きできることも確認。
ここまでは予想通りで特に問題なし。

U3HC-A413BBKのType-A端子にMB16ACを接続したら外部モニターとして利用できるのか。

何の問題なく外部モニタとして使えました。
U3HC-A413BBKにPD対応アダプターを接続するとハブはセルフパワーで動くようです。
もちろんアダプターの線を外すとMB16ACは電力不足で再起動を繰り返します。

まああえてMB16ACを持って行くようなケースなら最初からHP Spectre13を持ち出すので、恐らく外でこの環境を使うことはないと思いますが…

GPD PocketでMB16AC(Asusモバイルモニター)が使えるか

GPD Pocketはmicro HDMI、USB Type-C、USB Type-Aの端子を持っています。
外部モニターを使う場合は基本的にmicro HDMIを使ってモニターと接続することになるかと思います。

ただ私のモバイル環境では既にType-C一本にして行く方向で機器を揃えています。
持っているモバイルモニターも電源端子すらないType-C端子のみのMB16AC(Asusモバイルモニター)という機種です。
モバイルで電源とHDMIの2本繋ぐの面倒ですし、モバイルで面倒なのは一番駄目で段々使わなくなるんです。
そういう意味ではType-Cのみで接続が済むのは非常にモバイル向けだと思います。

ただType-Cを持たない機器もまだ多く、MB16ACはType-CからType-Aに変換するアダプターも付属しており、Type-Aしか持たない機器でも使えるようになっています。

ちなみに以前の記事でも書いた通りGPD PocketのType-CはThunderboltの規格に対応していないため、Type-CのAlternate Modeを利用した外部モニタ接続には対応していません。

実際にGPD PocketのType-A端子からアダプター経由でMB16ACに接続してみましたが、モニターの起動画面(Asusのロゴが出る)が出て真っ暗になり、また起動画面がでて真っ暗になるを繰り返します。
MB16ACのマニュアルを見ると、この動作は機器からの電力供給不足だそうです…
つまりGPD PocketのUSB Type-A端子は十分な電力供給能力がないようです。

GPD Pocketのバスパワーで動かないバスパワー対応のDVDドライブや外付けストレージがあるという報告もあるようですし、USBの電力供給能力には期待しない方がよさそうです。

GPD PocketでMB16AC(Asusモバイルモニター)が使えるか その2へ続きます

Spectre13+Razer Core XでeGPUのベンチマークを取ってみた(その3)

Spectre13+Razer Core XでeGPUのベンチマークを取ってみた(その2)からの続きです。

通常の構成はSpectre13とRazer Core Xの接続をThunderbolt 20Gb/sへと速度を落とし、Razer Core Xに積んだグラフィックボードとモニターをDisplayPortで接続しています。
ノートとeGPUの接続帯域が半分になるので、ベンチマークの結果が結構下がるのではないかと予想しました。

尚、ここから先は時間の都合上、MSI GTX-1070 GamingX 8GでFF14のベンチマークのみ計測しました。

MSI GTX-1070 GamingX 8G

全く同じどころか誤差程度ですがスコアが上がりました…
Thunderboltのパッシブケーブルで40Gb/sの通信速度を実現できるのは、規格上ではケーブルの長さが50cmまでとなっており、使用できるThunderboltケーブルが凄く短いのが欠点です。
(ノートPCとeGPUケースをすぐ近くに置かないと届かない距離です)
ベンチマークのスコアから見るにThunderboltのケーブルは40Gb/sに拘らなくてもいいのかもしれません。
規格上パッシブモードで2mまで許されている20Gb/sを使うと、eGPUケースを離れた場所に置けるため取り回しが凄く楽になります。
Thunderboltについては、以下のサイトが分かりやすく説明しています。
完全解説!『USB Type-C』と『Thunderbolt 3』の違いとは?

次はSpectre13とRazer Core Xの接続をThunderbolt 20Gb/sに落とした状態で、モニター自身もSpectre13を利用します。

MSI GTX-1070 GamingX 8G

9%ほどスコアが落ちましたが、これならなんとか実用範囲ではないでしょうか。
その2で行った「Thunderbolt 40Gb/s接続でSpectre13自身のモニタ利用」のスコア(11076)との差は誤差程度なので、何回か測れば40Gb/sと20Gb/sで同じ結果になるのかもしれません。

最後となりますが、私自身も出来るかどうか分からなかった接続方法を試してみました。
Spectre13とRazer Core XをThunderboltで接続しeGPUの力を借りつつ、グラフィックボード接続のモニターやpectre13自身のモニターは使用せず、Spectre13にThunderboltで接続したモバイルモニターでベンチマークを実行できるのか?
文章だけでは分かり辛いので構成図を見てください。

Spectre13を間に挟んでeGPUと外部モニターが接続されるイメージです。
こういう接続例がないかネットを探してみましたが、なかなか見つけることができなかったので試してみました。
※RTXシリーズに搭載されたType-Cの出力端子を使えば、DisplayPortなどと同じように普通に外部モニタに表示できるのは自身の環境で確認済みでした

DisplayPortを利用した通常の接続よりも5%程度スコアが低下しましたが、何の問題もなくしっかりと表示されました。
こんな接続でも外部GPUと外部モニターが繋がるとはThunderboltの規格って凄いです。

eGPUを考えている方に何かの参考になれば幸いです。

GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8G

GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8Gをベンチマークしてみました。
CPUがCorei7-4790Kと世代が古いので最新CPUのようなスコアは出ません。

まずは箱と中身の写真から。

箱を開けると本体、ドライバの入ったディスク、マニュアルのみしか入ってません。
どっちにしてもドライバはネットからDLするのですから、これなら本体以外何も入ってなくて箱を小さくしてもらった方がいいかも。

バックプレートがが装着されています。
バックプレートがあると高級感がありますが、この機種はGIGABYTEが上位機種で始めた4年保証の対象ではありません。
価格を考えるとこの機種も4年対象でいい気はするのですが…

RTXシリーズからリファレンスボードが2連ファンになったので、サードパーティー製は殆どが3連ファンになりました。
あと、厚みも3スロットのものが結構出てきましたが、この機種は2スロット分の厚みしかないので、今までのグラボと交換する分にはあまり問題は起きないかもしれません。

下の写真はMSIのGTX-1070 Gaming Xとの比較です。
先に書いた通り厚みは2スロット分で同じです。
ボードの長さはRTX 2070 WINDFORCEの方が長く、幅はGTX-1070 Gaming Xの方があります。
3連ファンで結構長いので、長さに余裕のないケースは要注意かもしれません。

早速、ベンチマークの結果です。
上からPalit1060、GTX-1070 Gaming X、RTX 2070 WINDFORCEとなります。
解像度は全てFullHDでグラボのオーバークロックはしてません。

もう少し行くかと思ってましたが、あまり伸びませんでした。
色んなサイトでベンチマーク結果が載ってますが、大抵は1080と1080tiの間の結果になっているケースが多いかと思います。
この機種はオーバークロックモデルではないので、同じRTX 2070の他機種と比べると低い方かもしれません。
ただ価格も他の機種よりも安い方だと思いますので仕方ないですね。

ちなみに今RTXシリーズを買うとBF5がプレゼントでもらえます。
が、私は既にPS4版を発売日に購入済みなので、どうしたものかと考え中です(笑)

最後になりますが、最新のRTXシリーズにはVRの為にDisplayPortとは別にUSB Type-C (support VirtualLink)の出力を搭載してるものが多いようです。
これはVRヘッドセットをケーブル1本で接続させるための規格のようです。
VirtualLinkを調べてみるとDisplayPort Alternate Modeを使用しているとのことで、だったらVRヘッドセットだけでなくモニター繋げば映るんじゃないの?と疑問に思い実際に繋いでみました。
私が持ってるモニターで唯一DisplayPort Alternate Modeに対応しているモバイルモニターASUS ZenScreen MB16ACをRTX 2070と繋いでみました。

するとあっさりと画面にデスクトップが表示されました。
やはりVRヘッドセットだけでなくモニターも映せるようです。
これでUSB Type-Cしか端子を持たないASUS ZenScreen MB16ACの使用用途が少し広がりました(笑)

ASUS ZenScreen MB16ACに合うサイズのケース

ASUS ZenScreen MB16ACを購入して実際に使ってますが、15.6インチというサイズといいUSB-TypcCのみでの接続といい、非常に満足度が高いです。
スタンド兼ケースも付属しているので、別途ースは必要ないかと思ってましたが、出張などの移動時に液晶が割れると嫌なのでケースを探すことにしました。

液晶自体は15.6インチなので最初は15.6インチ用のものを探していました。
しかしMB16ACのサイズとケースの内寸を比較するとケースの方が結構大きのが殆どです。
(MB16ACはベゼルが狭いのも要因の一つです)
たださえ15.6インチの液晶はバックへ収納するのが大変なので、その数センチの違いで収納できるかできないかが変わったりしそうです。

そして内寸を調べまくった結果、ちょうど良さそうなのがエレコムのMacbook 15インチ用 ZEROSHOCKでした。
ただ入らない可能性もありますが、こればっかりは買って試すしかない…
もし入らなかったらMacbook 15インチも持ってないですしゴミ箱行きを覚悟して購入しました。

エレコム インナーケース Macbook 15インチ用 ZEROSHOCK ブラック ZSB-IBNM1615BK

ノート用のZEROSHOCKを買うのは3回目ですが、はやり低反発ポリウレタンは衝撃に強そうに見えます。

そして実際に収納してみると…

ピッタリじゃないですか!
まるでASUS ZenScreen MB16AC用に作られたかのようばサイズです。

ASUS ZenScreen MB16ACにケースをお探しの方にはお勧めします。