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MENGS NF-200(Nikon 70-200mm F/2.8 VRII VR用)

Nikon 70-200mm F/2.8 VRIIをアルカスイス対応にするためにSIRUIのTY-70というクイックシューを純正の三脚座の足に取り付けてました。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIにアルカスイス互換クイックシュー取り付け

今回は足自体をアルカスイス規格のものに交換しました。
有名なのはKIRK LP-45NやReallyRightStuff(RRS) LCF-10などですが、お値段が非常に高い…
比較的安価なSUNWAYFOTO LF-N3も考えましたが、なんか角ばってて形が好きになれない。

ということでMENGS NF-200という安いけどしっかりしてそうなのを買ってみました。

作り自体は価格の割に悪くないと思います。
バリや塗装の剥げなどもありません。

アルカスイス規格の三脚足の購入を検討している人が気になるであろう、足部分のサイズを純正と比較してみました。
純正にはSIRUIのTY-70が付いたままですが、その分は差しい引いてご覧ください。
基本的に上側の部分を純正とNF-200で合わせて置いています。

MENGS NF-200

高さはほぼ同じ。

MENGS NF-200

長さはほんのちょっとだけMENGS NF-200の方が短いですが誤差範囲です。

MENGS NF-200
MENGS NF-200

最終的な幅はアルカスイス規格なので基本的に同じ。

MENGS NF-200

後ろから見た高さもほぼ同じ
(上のラインを合わせてなかったのでずれちゃってますが…)
脱落防止のピンも前後に付いてます。

ということで、純正の足とほぼ同じサイズで作られていますので、純正+クイックシューよりは高さを低く抑えることが出来ます。

物自体もしっかりと作られていて、これと言って欠点がないように見受けられますが、下の写真を見ても分かるようにロゴが超ダサいです…

MENGS NF-200

なのでロゴ部分にパーマセルテープを貼って隠しました。
パーマセルテープもダサいですが、ロゴは刻印になっているようで削っても黒が出て来ませんでした。
少し削ってみたら下のアルミ地が出て来ました…

MENGS NF-200

実際にVRIIに取り付けてみました。

MENGS NF-200

ネジを締め込めばガタは一切なしです。
取り付け自体も引っ掛かりもなくスムーズで全く問題ありません。

MENGS NF-200

SUNWAYFOTOのクランプに取り付けてみましたが、こちらもガタは全くなく問題なしです。

MENGS NF-200
MENGS NF-200

安い割に作りは全く問題ありませんので、非常にお買い得だと思います。
ただロゴがダサい…
いっそロゴなしで売ってくれた方が嬉しいです。

D750ボディ専用クイックリリースプレート SUNWAYFOTO PN-D750R

三脚・一脚・望遠レンズのアルカスイス化は完了しましたが、このままではボディを三脚に載せることができません。
望遠レンズ以外の時は手持ちオンリーであればボディにクイックプレートを取り付ける必要はありませんが、三脚や一脚を使う可能性があるのであれば、必然的にボディもアルカスイス化することになります。

この場合、汎用品か専用品かを選択することになります。
また縦写真を撮る場合にはL字型のクイックプレートもあります。
(望遠レンズの場合は三脚座で縦位置にできるので考えなくても大丈夫です)

今回はボディの底面に取り付ける機種専用のものにしました。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

ニコンD750専用の設計になっています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

裏は肉抜きされており、脱落防止のピン(ネジ)も付いています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

ここで問題になるのがVEO2の三脚のアルカスイス互換クランプです。
このクランプには脱落防止の溝がありません。
クランプ側にピンが付くタイプになります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

実際に取り付けるまでは、付けれるか分かりませんでしたが、実際に付けてみるとクイックプレートの方がかなり長いので、脱落防止のピンを付けたままでも問題ありませんでした。
(ちなみにVEO2のクランプ自体に脱落防止ピンがあるので、クイックプレートに脱落防止ピンがなくても脱落しません)

SUNWAYFOTO PN-D750R

どちらの向きで取り付けても問題ありませんでした。
また、クイックプレートが肉抜きされているので、クランプのピンも問題ありませんでした。
但し、ピンと肉抜きされている位置の関係で、完全に自由に移動させれるわけではなく、移動に制約はあります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

下の写真の向きだと、丁度クランプから出てるピンがクイックプレートの穴に入ります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

同じSUNWAYFOTO製のクイックリリースクランプ DDC-60iのようにクランプに脱落防止溝がある場合は、もちろんクイックプレートの脱落防止ピンが脱落を防いでくれます。
下の写真のように溝の中まではピンが入って行きますが、最後は溝がなくなってピンと当たって脱落しないようになっています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

PN-D750Rはプレートに傷防止(ズレ防止?)のクッションが貼り付けられていないので、ボディに取りつける前にパーマセルテープを貼って傷防止対策を取りました。

SUNWAYFOTO PN-D750R

流石に専用品だけあってピッタリです。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

バッテリーの蓋も問題なく開きます。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

クランプと繋いでみましたが、SUNWAYFOTOのクランプは同じメーカー同士なので当然ガッチリ付きます。
VEO2のクランプも問題なくガッチリ付きます。

SUNWAYFOTO PN-D750R

サブ機のD7200にはクイックプレートを取り付けていませんが、D7200は軽いレンズで手持ちオンリーだからアルカスイス化は必要ないかな。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIにアルカスイス互換クイックシュー取り付け

VANGUARD VEO 2 265AB 三脚
三脚だけでなく一脚にもアルカスイス互換のクランプを装着
上の2つ記事の続きです。

三脚と一脚がアルカスイス互換となったので、望遠レンズもアルカスイス化します。

まずは大三元レンズの一角を担う
ニコン純正AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIです。
(新型のEレンズが出たので旧型になってしまいましたが)
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

70-200VRIIの三脚座の取り付け部分は約7cmです。
アルカスイス専用のフットも売られていますが、今回は汎用品を使いました。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

SIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70
SIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70

SIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70
SIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70

TY-70に付属のネジは1つでしたが、70-200VRⅡはフット側にネジ穴が2つあるので、TY-70にもネジを2つ付けて固定します。
穴はちょうどいい位置に空いているので、無加工で取り付け可能です。
2つのネジで固定することで1つで固定するよりもズレにくくなります。

70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け

写真の追加ネジは三脚のVEOに付属のクイックシューから借りてつけてみましたが、手で回す部分がSIRUIの物より大きくて、回す時に引っ掛かるので小さいものに交換しました…

70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け

下の写真は一脚にアルカスイスで取り付けたところです。

70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け

ガタもなくガッチリ付いてます。

ということでSUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60iSIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70の相性は悪くないようです。

但しTY-70には脱落防止のピンがありませんので注意が必要です。

アルカスイス互換製品の脱落防止機能
※脱落防止についてはこちらにまとめました。

70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け

下の写真はVANGUARD VEO 2 265ABに取り付けたところです。
こちらもガッチリ付いてガタは全くありません。

そしてVEO 2 265ABのクランプには、クランプ側に脱落防止のピンがあります。
なので滑って脱落する心配はありません。
(逆にクイックシューに脱落防止ピンが付いているとはまらないかもしれません)

70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け
70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け
70-200mm VR IIにクイックシューを取り付け
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NIKON NEPS1について

丸窓でないNIKONのカメラを丸窓化するのによく使われるNEPS1ですが、基本的にニコンダイレクトでしか買えません。
(オークションサイトなどで買えますが高いです)
しかもよく落としてなくすと言われていたりします。

私もなくしこそしなかったものの何度が落としました。
(落としたのが室内だったから見つかりましたが、外だと気付かなかったり見つけることができない可能性が高そうです)

高いものではないので落としたら買えばいいかと思いがちですが、最初に書いた通り買うのが面倒です…

そこで少しでも外れ難くする工夫をしてみました。
私はD7200とD750の2台でNEPS1を使用しているので、2台とも対策を行いました。

0.5mmプラ板

まず0.5mmのプラ板を小さく切り出します。

NEPS1

下の写真の場所に切り出したプラ板を差し込みます。

NEPS1

最初に切った時は下の写真のように幅が広すぎて硬すぎました。

NEPS1

下の写真のようにギリギリに合わせて切りなおしてセットすると

NEPS1

嵌める時は若干固いですが、当然ながら嵌めた後も取れ難くなります。
プラ板の厚みやはみだし量で入れる時の硬さや取れやすさ変わるので、色々と試してみるといいかもしれません。
(あまり固くしすぎると壊れたり傷が入ったりする可能性もあるので注意してください)

NEPS1

NIKON用テレコンバーター動作確認

NIKON用のテレコンバーターの動作確認を行いました。
どなたかの参考になればと思い、検証結果を記事にすることにしました。
(組み合わせが少ないのであまり参考にならないかもしれませんが)

カメラ本体はNIKON D7100を使用します。
D3300でも基本的には同じ動きとなりましたが、カメラ内蔵モーターでしか動かないレンズもありましたので。

D7100

動作確認したテレコンバーターは以下です。

KENKO デジタルテレプラスPRO300 1.4X DGX <ニコン用>
KENKO デジタルテレプラスPRO300 2X DG <ニコン用>
※2倍の方は現行のDGXでなくDGの旧型となります。
KENKO TELEPLUS PRO 300

SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4x EX (ニコン)
※DGではないもので更にAFカプラーを持ってるタイプとなります。
SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4 EX

テレコン3種

動作確認に使ったレンズは以下の3本です。

AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
※80-200mmはレンズにモーターを内蔵していないため、AFを動作させるにはカメラにモーターが内蔵されている必要があります。
またテレコンにもAFカプラーがないとAF動作がそもそも出来ません。

レンズ

テレコン付けてもマニュアルであれば当然問題ないので、今回はテレコンを付けてAFが動作するかを確認しました。

NIKON D7100

結果は以下の通りとなりました。
2015/05/29追記
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを購入したので動作確認してみました。
150-600mmであればSIGMAテレコンでもAFが動作しました。
追記ここまで

 PRO300 1.4XPRO300 2XAPO TELE 1.4x
Nikkor 70-300mm
Nikkor 80-200mm
APO 150-500mm×
APO 150-600mm

驚くことにSIGMAテレコン+SIGMAレンズのみAFが動作しませんでした・・・
暗くてAFが合わないとかではなく、全くモーターが動こうともしません。

他の組み合わせは全てAF動作OKでした。
(もちろん暗いとAFが迷ったりピントが合わない場合があります)

PRO300 2X+150-500mmの組み合わせだとF値はかなり暗くなりますが
周りが明るければ遅いもののAFは作動しました。

APO 150-500mm + x2.0
APO 150-500mm + x2.0 MAX

ニコンのDXでFX換算すると1.5倍になるので、テレコン2倍を使うと
500mm x 2 x 1.5 = 1500mm となります。
D7100は1.3倍クロップが使えるのでFX換算で1950mmまで可能となります。
(テレ端600mmのレンズだとFX換算で2340mmまで行きます・・・)

もちろん凄く暗くてシャッタースピードが稼げない上に
超望遠になるので画質も落ちますし三脚は必須になりますが・・・