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CBR250RR(MC51)にバックステップを取り付け

CBR250RRをサーキット仕様にするためにバックステップを取り付けました。
CBR600RRで凄く良かったTSR製のバックステップにしました。
バックステップはお高いのでもちろん中古です!
程度の良い中古がフリマに売りに出ていたので購入しました。

TSR テクニカルスポーツレーシング 2P ステップキット

まずは純正のステップを取り外します。

取り付け中の写真を撮り忘れたのでいきなり完成です…

正直難しいところはありませんが、重要部品なので自身がない人はバイク屋さんにお任せしましょう。

ここまでは何の問題もなく取り付けできたのですが、別件でカウルを外して作業していたのでカウルを取り付けた際に問題が発覚しました。

クイックシフターのセンサーロッドがカウルに接触しました。
(これは中古で買ったCBRのカウルが2018年式のものだから?)

仕方がないのでカウルを干渉しなくなるまで削ります!

削り方があまりにも適当(笑)
カウルを外さずに付けたまま削ったのでリューターの角度が難しく、刃がズレて余計な場所まで傷だらけ…
まあ元々あまり状態が良くないバイクなので見栄えは気にしない!

結構削らないといけませんでした。
これで干渉もなくなったのでシフトチェンジも問題ありません。

幾ら傷を気にしないといっても、もう少し綺麗に削ればよかったかもしれないと思ったり。

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’21 CBR600RRのバックステップをTSRに交換

2年以上前にCBR600RRのステップをBabyFaceのバックステップに交換しました。
’21 CBR600RRにベビーフェイス バックステップを取り付け

これまでBabyFaceのバックステップでライディングシューズやレーシングブーツでシフトミスが起こらないように色々と調整を重ねてきました。

ブレーキ側は問題を感じたことはありませんが、シフト側は未だに満足なところまで行ってない状況でした。
とはいえこれ以上どうしようもなかったので妥協して乗っていました。

既に2年以上BabyFaceのバックステップで乗っていたわけですが、最近になってTSRのバックステップが非常にシフトフィーリングがいいという情報を入手しました。
一体BabyFaceとTSRのバックステップの何が違うのか?
両方のシフト側の構造を見てみると…

BabyFaceはクイックシフターに繋がるロッドがシフトペダル直ではなく、一旦リンクを介してシフトペダルと繋がっています。
一方でTSRの方は、純正と同様にクイックシフターに繋がるロッドが直接シフトペダルと繋がっています。
もしかするとこの差がシフトフィーリングの違いに関係するのかもと思い、各メーカーの構造を調べてみました。

モリワキ、ウッドストックもBabyFace同様にリンクを介するタイプであることが分かりました。
但し、モリワキ、ウッドストック、BabyFaceでもレーシングタイプ(公道使用不可)のバックステップは、直接シフトペダルに繋がる構造になってることも分かりました。
ということで、サーキットを走る人は基本的にリンクを介さないタイプのバックステップを選択した方がいいんだろうな、というのが私が勝手に出した答えです。
(とはいえ沢山の人がリンク式でサーキットを走っていることから、個人の感じ方の問題の方が大きいのかもしれません)

ちなみにTSRのバックステップのシフトフィーリングがいいという情報を発信していた方は、ステップ自体はBabyFaceのままにシフトペダルとロッドのみ交換されたということでした。
それでも2万円以上費用が掛かってしまうので、いっそ買い替えるべきか3分ほど迷って結局TSRのバックステップに買い替えることにしました(笑)

TSR 2ポジションステップ・ストリート・ブラック

価格はBabyFaceよりもお高いですが、クイックシフター有り・無しのどちらにもこれ1つで対応しています。
(どちらでも大丈夫なように両方のパーツが入ってます)
もちろん正シフト・逆シフト両対応です。

更にBabyFaceには入っていない取り付け説明書まで同梱されていました!

ブレーキ側の取り付けはマニュアルに従えば特に悩むこともないと思います。

取り付け後にブレーキペダルの位置調整を行う際、マスターシリンダー部分のリターン用スプリングが邪魔で調整がやり難いな~と思ってました。

このスプリング必要?と思ってTSR公式ページの写真を確認するとスプリングは付いてませんでした!
まあこのスプリングがなくてもブレーキペダルはちゃんと戻りますので、TSRの完成後の写真同様になるようにスプリングを外しました。

これでブレーキペダルの位置調整が少し楽になりました。

続けてシフト側を交換するのですが、こちら側はロアエンジンマウントハンガーナットの取り外しが必要で、このナットは読んで字のごとくエンジンをマウントしているボルトのうちの1本になるため、工具が揃っていない人はご自分でやらずにバイク屋さんでの取り付けをお勧めします。

ナットの代わりに取り付けることになるチェンジペダルマウントは、アルミ製のため馬鹿力で締め付けると破損する可能性がありますし、逆に緩いと運転中に緩んでシフト操作ができなくなる可能性もあるので、締め付ける際はトルクレンチを使うことをお勧めします。
チェンジペダルマウントをしっかりと指定トルクで締め込みます。

あとはマニュアルに従って取り付ければ難しいこともないと思います。

上の写真は正シフトでの取り付けです。
若いころは逆シフトで走ってましたし、慣れると逆シフトの方がサーキット向きではあると思いますが、他のバイクに乗った時に一瞬困惑するんです。
全部のバイクを逆シフトにできればいいんですが、そういうわけにもいかないので今は正シフトで乗るようにしています。

TSRのバックステップのカラーにゴールドはなくシルバーとブラックの二択なので、今回は丁度在庫があったブラックを選択しました。
ブラックだとシルバーやゴールドに比べてちょっと引き締まった感じには見えますね。
TSRでもゴールドがいい!という方はシルバーを買ってアルミのアルマイト処理に出すという手もあるかと思います。
アルマイト処理で赤や青のバックステップにすることも可能なので、お金に余裕がある方はぜひやってみてください。

肝心のシフトフィーリングを書くのを忘れるところでした…

BabyFaceと比べると明らかにシフト操作は軽くなりました。
純正の感覚に戻ったような感じです。
もちろん全体的な剛性感はBabyFace同様にカッチリになりますので、あくまでもシフト操作のフィーリングの違いの話しです。
これで少しでもシフトミスが減ってくれれば交換した甲斐があります。

2023/07/27 追記
バックステップをTSRに変更してからサーキットを走行して来ました。
シフトフィーリングがかなり良くなりました。
最初ブーツが引っ掛かって足が抜けなくなった時はちょっと焦りましたが、シフトペダルの位置を少し上げて調整したらばっちりになりました。

SV650Xにベビーフェイス バックステップキットを取り付け

SV650をセパハンにしてカフェレーサー風にしたSV650Xですが、ハンドルはセパハンになって前傾姿勢なのにステップはバーハンのSV650と同じ位置にあります。
やっぱりちょっと姿勢が不自然に感じてしまうので、セパハンに合わせてバックステップを入れることにしました。

SUZUKIと言えばヨシムラなので、最初はヨシムラとBabyFaceが共同開発したヨシムラのバックアップを注文しようとしたのですが、メーカー欠品中でいつ入るか分からないため注文すら受けれないとのこと…
ということでお約束のBabyFace製のバックステップを購入しました。
たまたま在庫があったので即納でした。

BabyFaceのバックステップといえばゴールドなわけですが、この年式のSV650Xは基本ブラック仕様の車体で、ノーマルのブレーキレバーからステップ、マフラーまで全部ブラックで統一されています。
なので、バックステップも統一感が出るようにブラックを購入しました。

毎度のことながら取り付けマニュアルは入ってません(笑)
パーツリストを見ながらパーツやボルトを特定していきます。
まあそんなに難しくありませんので工具を持ってれば交換は可能です。

まずはシフト側より面倒なブレーキ側から。
純正のボルトにはネジロック剤が塗られているので取り外しは結構固いです。

短いヘキサレンチや激安ヘキサレンチだとボルトを取り外せないだけでなく、ボルトのヘキサレンチを差し込む部分を舐めてしまう可能性があります。
舐めてしまうと素人では取り外しが困難になるので、ちゃんとした工具を持っていない場合はお店に取り付け依頼した方が無難かもしれません。

KTCのヘキサソケットとスピンナーハンドルを使えば難なく緩みました。
道具って大事ですね。

ステップホルダーからブレーキスイッチ、マスターシリンダーを外せば純正ステップの取り外しは終了です。
純正ステップホルダーを取り付けていたボルト2本用のネジ穴の中間に使われていないネジ穴があるのですが、BabyFaceのバックステップはこのネジ穴を使用します。

あと、上の写真ではマスターシリンダーからリザーバータンクへと繋がっているホースは、マスターシリンダーからキャリパーへと繋がっているホースの手前を通っています。
これが純正の位置関係なのですが、この位置関係だとBabyFaceのバックステップの取り付けが困難なので、リザーバータンクを止めているネジを外してホースの位置関係を逆に入れ替えます。
それが下の写真になります。

ホースの位置を逆にしてもホースには結構無理が掛かっていますが、なんとか取り付けは可能な状態になります。

あとは仮締め状態でステップの位置やペダルの位置を調整し、自分に合った位置になったら本締めしていきます。
ネジロック剤を塗るべき部分はパーツリストに記載されていますので、間違いなくネジロック剤を塗布してから本締めしてください。
ネジロック剤は塗りまくると取り外しが困難になるケースがあるので、指定されている部分にだけ塗布するようにした方がいいと思います。

ステップの位置は軽く跨った感じだと、一番上の一番後ろがしっくりきたのでその位置にして本締めしました。
試し乗りはちょっとだけしかしていないので、もう少し距離を乗ったらステップの位置は変わるかもしれません。

続いてシフト側を交換しますが、逆シフトに対応していないバックステップなのでリンク部分も存在しないため、極めてシンプルに取り付け出来ます。

シフト側は特に迷う部分はないと思います。
シフト位置調整は跨るだけでなく実際に乗った方が位置合わせしやすいので、10mmレンチ2本をポケットに入れて走りながら時々止まって調整しています。

ブラックのステップだと交換してる感がほとんどないので、交換してますアピールのためにスイングアームにBabyFaceのステッカーを貼っておきました(笑)
折角のブラック仕様なのに白バックのステッカーは微妙な気もするので、そのうちステッカーは剥がすかもしれません!

写真を取りながら作業したので終了まで小一時間掛かりましたが、2回目なら調整の時間まで含めても30分くらいで交換可能な難易度だと思います。
SV650は全体的にネジロック剤でボルトが固い箇所が多いので、工具だけはしっかりしたものを使った方が失敗は減ると思います。

2023/6/30 追記
少し乗ってみてポジションを再調整しました。
ステップを一番上まで上げてると足がかなり窮屈でした。
なので上下方向を一段階下げて中段にして、前後は後ろの位置としました。
私としてはこのポジションの方がしっくりきました。

またシフトロッドとペダル部分を繋ぐボルトの穴も中段から上段へと変更しました。
より下の穴の方がストローク量は減りますがシフト操作自体は重くなるので、スニーカーだと足が結構痛くて…
一番上の穴にシフトロッドを繋ぐことでストローク量は増えますが操作が軽くなるのでスニーカーでも問題なくなりました。
やっぱり少し乗ってみないとベストな位置は分かりませんね。

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レーシングブーツ(バイク用) その2

レーシングブーツ(バイク用)の続きです。
実際にSUPERTECH-Rを履いてCBR600RRに乗ってみました。

そもそもブーツを履く時点でペダルの高さ調整を行わないと、シフトチェンジが非常にやりにくいのでブーツを変えたらシフトペダルの位置調整を行っています。
ブーツに合わせてペダルの位置調整を行うと、普通の靴では逆に位置が微妙になりますが、シフトペダルが当たる部分に補強がしてあるような割と高さがあるライディングシューズなどを履くことで、この問題はある程度はクリアできます。

今回は同じAlpinestarsのSMX PLUS v2からSUPERTECH-Rの変更なので、特に調整はしなくてもいいかと思っていたのですが、実際にバイクに乗ってみるとシフトミスの連発でした。
1時間で10回くらいシフトミスしました…

私のCBR600RRにはBabyFaceのレーシング用ではない一般向けの「パフォーマンスステップキット」というバックステップが付いていて、高さは一番上、後ろは2番目にセットしています。
この状態でSUPERTECH-Rを履いて乗ってみると、ペダルの隙間にブーツがなかなか入りません。
SUPERTECH-Rはインナーブーツと二重構造になっているからなのか、ペダルの位置のブーツの厚みが結構あるようで、それが原因で上手く足が入りません。

なので、バクステップ側のペダルの位置を一番遠くにして隙間を広げました。

真ん中の穴から一番外の穴に変えることで、隙間が広がったのはたったの1cmくらいです。
この少しの差でシフトのやり易さが大幅に変わりました。

ペダルの位置を上げるという方法もありますが、上げ過ぎると今度はシフトペダルを踏む時にやりにくくなります。

個人の体格や足の大きさ、バックステップの位置(ノーマルステップでも同じ)などで、人それぞれ使いやすい位置は違うため、自分に合ったペダルの位置を探してみてください。

バイクを買ったままペダルの位置調整なんてしていないという方は、ぜひ一度シフトペダルの位置調整をやってみてください。
もしかしたらすごく乗りやすくなるかもしれません。

’21 CBR600RRのベビーフェイス バックステップを調整 その2

’21 CBR600RRのベビーフェイス バックステップを調整の記事の後にサーキットを走ってきました。
ブーツの先を時々擦るのでステップの位置をもう少し上げることにしました。

取り付けているベビーフェイスのバックステップは「パフォーマンスステップキット」といってレース用のバックステップではないので、レース用のバックステップよりも純正からのアップ量は少な目です。
現在、UP側は3段階のうちの2段階目(20mmUp)なので、更にステップを上げるといってもあと1段階しか上げることはできません。
3段階目まで上げると純正より30mmUpとなります。
上がるのはたったの1cmですが、実際に乗ってみると結構上がったように感じます。

また斜め上に向かって穴が開けてあるので、上げると同時に若干後ろにも行きます。

バックステップのアップ位置の変更自体はすぐに終わりましたが、以前から気になっていたシフトの硬さを解消できないか色々と試してみました。

まずはシフトアームの位置確認です。
サービスマニュアルにはシャフトのポッチがシフトアームの切れ目に来るようにと書かれています。
これは以前もチェックしていた部分なので問題なしです。

足でシフト操作を行うと、まずシフトロッドが横方向に動きます。
それを縦方向の動きに変換するパーツ「シフトリンク」がBabyFaceのバックステップにはあります。
※部品名が分かりませんでしたが、バックステップのパーツリストに「シフトリンク」と書かれてました。
シフトリンクの取り付け方で正シフトから逆シフトに変えることもできるパーツです。

このシフトリンクの位置をクイックシフターに繋がっているロッドの長さを変えて調整してみました。
クイックシフター側のロッドの長さを変えることで無操作時のシフトリンクの回転方向の位置が変化します。
回転方向の位置が変わることでシフトロッドとシフトリンクが繋がっている部分の角度も変わります。
そしてこの角度が変わることでシフトロッドからの力の伝わり方も変わると思うので、パッと見た目で合わせていた状態から少し細かく調整してみました。

今までよりもロッドを少しずつ長くしながら手でシフト操作をしてみます。

少し長くしたら明らかにシフト操作が軽くなりました!
そして更に長くしていくとまたシフト操作が重くなる。

一番軽いと感じた場所が大体上の写真の位置でした。

劇的に軽くなるわけではありませんが、ほんの少しの角度の違いで多少シフトの硬さが変わるので、シフトが硬いと感じる方は一度確認してみるといいかもしれません。

’21 CBR600RRのベビーフェイス バックステップを調整

’21 CBR600RRにベビーフェイス バックステップを取り付けの記事にて取り付けていたバックステップの調整を行いました。

少し前にレーシングブーツに合わせてチェンジペダルの高さ調整をしたのですが、その後くらいからシフト抜けがちょこちょこ発生するようになり、ちょっと怖いなと思い始めました。

1速→2速や2速→1速時にニュートラルに入るのではなく、2速→3速などニュートラルを挟まない変則時に抜けるというものです。
メーター内のシフト表示は「-」とハイフン表示になります。

この状態になるとリアタイヤから完全にトラクションが抜けた状態となるので結構怖いです。
クラッチを握って少し待つと復帰します。
(回転が落ちているのでスパッと繋ぐと激しいバックトルクが掛かります)

この現象を改善するためにバックステップの何を調整したかというと、チェンジペダルとシフトロッドを繋ぐ穴の位置を変更しました。

以前は中段の左側の穴に接続していましたが、今回は一番下の段の左側に接続しました。

これで何が変わるかというと、シフトアップ、ダウン時に少ない上下の操作でギアが変わります。
但し「てこの原理」なのでストロークが減った分だけ操作は若干重くなります。

ちょっと試してみるくらいだと、あまり重さの違いは分からず操作量が減ったのはよくわかりますが、暫く乗っていると重さも段々感じてきます。
(足ではなく手で操作してみると重さが変わったのがよくわかります)
ストロークが減るので、当然ながらニュートラルへ入れるのが少し難しくなります。

こういったデメリットもありますが、ギアはよりクイックに切り替わろうとするので、シフト抜けが減るのではないかと期待して接続する穴の位置を変えてみました。

暫く乗ってみないとどれくらい効果があるのか分かりませんが、少し乗った感じだと効果がありそうな感じがしています。
これで改善されないようであれば1回ホンダで見てもらった方が良いかもしれません。
(バックステップ付けてるので、それが原因と言われるとどうしようもないんですが…)