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CBR250RR(MC51)のシートカウルを交換

私のCBR250RRは街乗仕様からレーサー仕様に簡単にスイッチできるように色々と手を入れてきました。

ゼッケンプレート、アンダートレイ、眉ウインカー化、取り外し式のフェンダーレスキット、サイドスタンドスイッチのキャンセルなど。

その結果、約10分でサイドスタンドを含む保安部品の取り外しが終わりレーサー化が完了します。
が、テールランプだけは飛散防止のためのテーピングが必要でした。

そこでテールランプのテーピングすら不要になるように、A-TECH製のストリート用シートカウル 2点セットを購入してみました。

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購入したのは「ストリート用」ですが、同じA-TECH製のCBR250RR用のシートカウルにはもう一種類「レース用シートカウルSPL」という製品があります。
そして今回購入したストリート用、レース用共にシートエンドのみが単品で売られています。

もしシート本体やシートエンドがどちらも同じ構造なら、ストリート用のシートカウル本体にレース用のシートエンドを取り付けられるのでは?という安直な考えが浮かび、メルカリで安く売られていたレース用のシートエンドのみを購入してみました。

もしかしたらレース用は後ろの方が少し絞ってあったりするのかな?などと思ってたりはしましたが、そもそも接合部の形状から全く違ってて被せることすらできません。
そしてレース用のシートカウル本体がないため、今後の使い道もありません。
完全終了です。

気を取り直してストリート用を取り付けていきます。

純正のシートカウルを外して交換していくだけなのですが、純正のシートカウルは表と裏と両側から結構な数のボルトやクリップで止められています。
が、A-TECHのストリート用シートカウルはなんとネジ2本です!
上の写真に写っている真ん中のボルト2本だけで留まってます。
ストリート用といいつつ、作りは基本的にレースカウルそのものです。
FRPも透けて見える極薄の箇所があったり、塗装も黒ゲルなので再塗装前提の仕上げです。
お高いマジカルレーシングとは違ってフィッティングもそれなりで、取り付け時は多少無理やり感があったり、FRPに亀裂が入ったりもします。

純正クオリティを求めている人には全くお勧めしませんので間違って購入しないように(笑)

シートカウル本体を取り付けたらシートエンドをDリングファスナーで取り付けていきます。
Dリングファスナーと聞くと回すだけの簡単取り付けを想像させますが、とにかくシートエンドが本体にハマりにくい!
そしてハマった後もDリングファスナーがメス側に引っ掛かりにくい!

これは書類や車載工具の出し入れの際に苦労すること間違いなしですね…
(まあ頻繁に開けることはないですが)

シートエンドが付くとこんな感じです。
アルミ製の網目越しに純正のテールランプが見えます。

テールランプが光ってる時はちゃんと後ろから確認できます。

シートエンドの裏側はこんな感じで網目が貼り付けられています。
やはりレースカウルクオリティです。

レース用のシートエンドが取り付けできてればテールランプが完全に見えなくなってましたが、転倒時の飛散防止という意味では、網目の状態でもテーピングの必要がなくなったかと思います。

最後に見た目の変化を。

交換前の純正シートカウル+シングルシートカバーと交換後のA-TECH製ストリート用シートカウルの比較です。

上の写真が交換前で下の写真が交換後です。

真後ろからも(画角が同じじゃなくてすみません)

上の写真が交換前で下の写真が交換後です。

写真は保安部品が付いたままですが、ここから保安部品を外してゼッケンプレートを取り付けたらもう完全にレーサーにしか見えないですね。

写真だと綺麗に見えますが、黒ゲル仕上げなので実際に見るとそれなりです。
ゼッケンプレートやアンダートレイも同様の黒ゲル仕上げです。
全部マットブラックで塗装すれば少しはマシになりそうですがやりません!(笑)

普段は殆ど乗らずほぼサーキット用なのでこれでいいのです。
だったらレーサー化すればという声はよく聞きますが、ちょっといじった時にサーキットに行かないと試走すらできないのは結構辛い。

フロントのディスクローターを交換した時も試走できたからジャダーが酷いのに気付いて直ぐに元に戻せましたが、交換後にサーキットで初走行だとそれだけで走行枠が1つ潰れてしまうんです。
月に何度も走りに行けるわけではないので、できるだけ走行枠の1つ1つを大切に使いたいのです。

CBR250RR(MC51)のラジエターキャップを交換

色々と怪しい私のCBR250RRですが、ラジエターキャップも念のために交換しておきます。
純正の品番をパーツリストで調べて注文しました。

品番:19037-GEE-710

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価格は2,000円ちょっと。
交換は意外と面倒くさくて右側のカウルを外す必要があります。
CBR250RRのカウル外しは慣れはするものの、やっぱり何度やっても面倒くさい。

カウルが外れてしまえば交換は10秒で終わる。
ちなみにクーラントの補充はカウルを外さなくても可能です。

CBR250RR(MC51)にシフトサポートプレートを取り付け

CBR600RRにはBabyFaceのシフトスピンドルホルダーを取り付けていますが、CBR250RRには取り付ける予定はありませんでした。
ちゃんとしたメーカーのバックステップに変えた時点でかなりカッチリとなるので、そこからシフトスピンドルホルダーを付けても正直違いがあまり分からないからです(笑)

今回はCBR250RR用の未使用品が安く手に入ったので取り付けました。
手に入れたのはBabyFace製ではなくTSR製で製品名は「シフトサポートプレート」になります。

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取り付けには左側のカウルを外す必要があります。
何度も外しているので慣れはしましたが、何度やっても「もう少し上手く作れなかったのか?」と思います。
まあサーキットを走ってカウル外すようなメンテを頻繁に行うような人は、レース用の脱着が楽なフルカウルに交換しろってことなんでしょうけど…

カウルを外せばあとは簡単です。
取り付けマニュアルにも書かれてるように、取り付け時に清掃だけはしておきましょう。

そして取り付け後の感想は、
やっぱりよく分からん(笑)

シフトが少し固くなった感じはするけど、カッチリになった感じはあまりしない。
というかTSRのバックステップに交換した時点でカッチリなので、ここからだと違いが出にくいだけなのかもしれない。

CBR250RR(MC51)のフェンダーレスキットを取り外し式にする

ナンバー付きの車両でサーキットを走る場合、ライトやウインカーなど割れて飛散する部品にはテーピングを、ミラーなど取り外せるものは取り外して走行を行います。

以前の記事CBR250RR(MC51)にゼッケンプレートを取り付けおよびCBR250RR(MC51)の眉ウインカー化でサーキットを走る際のフロント周りは、ぱっと見レーサーのようになりました。

リア回りはウインカー、ナンバープレート、ナンバー灯、テールランプなど保安部品が沢山付いたままとなっています。
リア回りもどうにかならないかと思っていたところ、Webikeのmogさんの日記「CBR250RR フェンダーレス脱着式の巻(vol.2)」を見て真似してみました。

内容としてはナンバー灯やウインカーの配線を6極 カプラーにして、フェンダーレスキットごと取り外し可能にするというものです。

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まずはフェンダーレスキットに付いている配線6本をメスカプラー化します。

車両側の配線はオスカプラー化します。
カプラーはネジなどで固定できないのでグルーガン(ホットボンド)で固定しました。
随分前に買ったスティックしかなく、透明と書いてあるのに黄ばんでました(笑)
黒いスティックもあったので黒を使えばよかったと思いつつも後の祭り。

カプラーの反対側はキボシ端子にして車両側の配線と接続します。

裏から見ると黄色いのはちょっとカッコ悪いので、裏から黒で塗装しました。

車両側と接続はキボシなのでフェンダーレス側の配線の配置に合わせて1つずつ繋げば予めどこをどう繋ぐかを考えなくても問題ありません。

配線の配置が間違ってないかカプラーを接続して確認します。
問題なければリア回りのカウルを戻していきます。

カウルを戻す場合前にシートレールの穴に配線を通しておいてください。
フェンダーの穴とシートレールの穴の部分の隙間が少ししかないため、配線を通せる場所が限られています。

使用するフェンダーレスキットによっては、特にボルトとナットでの接続を気にする必要がないかもしれませんが、私が使用しているハリケーンのフェンダーレスキットの場合、ボルトのナットの間にカラーが入るため、毎回カラーまで取り付けて作業をするとなると凄い手間となります。

そのため、ボルトとナットはフェンダーレスなしの状態で取り付け、ボルトの長さを標準より長くすることでナットから出たボルトでフェンダーレスを固定することとしました。
必要となる標準のボルトよりも少し長いボルトを数種類買ってきました。

近所のホームセンターではボルト1本からばら売りしているので、これだけ買っても390円くらいでした。

車両側に付けたままにするナットは、通常のナットの半分程度の薄さのものを購入しました。
一般的なナットよりも特殊なためお値段は3倍くらいしますが、それでも1個数十円です。

ナットが緩まないようにネジロック剤を塗って締めてます。
グルーガンの樹脂も黒く塗装しました(笑)

フェンダーレスキットを取り外している際、オス側のカプラーにゴミなどが入らないよう1個余分に購入したメスカプラーにダミー栓を入れてダミーカプラーを作りました。

サーキットを走る際にフェンダーレスキットを取り外したらダミーカプラーで蓋をしておきます。

アンダーカウルも取り付けましたし、サーキット走行時はサイドスタンドも取り外すので、残すはテールランプくらいとなりましたが、流石にテールランプを取り外し式にするのは難しそうです。

シートカウルを元に戻すとこんな感じになります。

ミラーが付いたままでゼッケンプレートも取り付けていないので中途半端ですが、ミラー外してゼッケンプレートを取り付ければテールランプ以外はほぼレーサー仕様となりました。

車両側に付けてるナットは外さず、そのままフェンダーレスキットを被せてナット4つ止めればナンバー、ナンバー灯、ウインカーが元通り。
そして6極カプラーをカチっとはめれば配線まで全て元通り!

この状態からミラー外してゼッケンプレートを取り付けて、フェンダーレスキットを外してカプラー外してとやっても10分も掛かりません。
これでサーキット走行時には簡単レーサー化の完了です。

CBR250RR(MC51)のスクリーンを交換

CBR250RRの純正スクリーンが若干黄ばんで小傷もあるので交換しました。
交換したのはMRA (エムアールエー)のレーシング クリアです。

純正のスクリーンはヘキサボルト4本を外せば取り外せます。

プラのワッシャーが挟まっているのでなくさないように注意します。

純正のスクリーンにはウェルナットが嵌ってます。
ウェルナットは取り外して新しいスクリーンに移植します。
少し固いですが回しながら抜けば比較的外しやすいです。

取り外した逆の手順で取り付ければ終了です。
非常に簡単です。

純正スクリーンよりも長さがが4cm長くなります。
レーシングスクリーンなのでスクリーンの端っこに取り付けるゴムなどは付属していません。

CBR250RR(MC51)のブレーキディスクローターを交換 その2

以前の記事CBR250RR(MC51)のブレーキディスクローターを交換で書きましたが、ブレーキディスクローターをSUNSTARのプレミアムレーシングに交換しています。
そして今回プレミアムレーシングからNECTOのディスクローターに変更しました。

新品ですが製品になる前の試作品(展示品)ということで、若干製品版とは仕様が違うようです。
製品版とほぼ変わらないように見えますが、ディスクピンのあたりが若干違うようです。

私が取り付けていたプレミアムレーシングと同じ4.5mm厚のディスクですが、プレミアムレーシングはセミフローティングでNECTOはフルフローティングとなっています。
ただディスクピンにウェーブワッシャーは入っていないものの、遊びは少なめであまりカチャカチャ音はしません。

製品版の新品は定価60,500(税込)でお値段高めですが、これは試作品ということで半額以下で購入できました。

プレミアムレーシングと交換しますが、各部の指定トルクなどは以前の交換記事が参考になるかと思います。

ホイールからパルサーリングとディスクローターを取り外しますが、取り外したネジやネジ穴にはネジロック剤が残っていると思うので除去して清掃します。
タップやダイスを持っていれば楽にカスを除去できると思います。

NECTOのCBR250RR用のディスクローターはTSRとのコラボ商品ということでインナーローターにはNECTOとTSRのロゴが入っています。

が、パルサーリングを取り付けるとロゴが一切見えなくなります…

パルサーリング取り付け後にインナーローターで見えてるところは細い部分しかないので、他にロゴを入れるところがなかったのだとは思いますが、もう少しなんとかならなかったのかなとは思います。

ディスクローターの交換なので時間はそんなに掛からず終了です。
工具を持ってて規定トルクを守れば難しいとことはありませんが、足回りなので自身がない人はプロにお願いしましょう。

ちなみに純正との重さの比較は公式に書かれているので、今回は重量の計測は行っていません。

NECTO:約1,260g
ノーマル:約1,550g
ノーマルより290g軽減

プレミアムレーシングが純正より200gちょっと軽かったと思うので、プレミアムレーシングよりも若干軽いかもしれませんが、まあ誤差の範囲だと思います。

追記
ディスクローターを交換して試走したところ、ブレーキング時にジャダーが出るようになりました。
どのかのレビューでNECTOに交換したらジャダーが出たというのを見たのですが、ブレーキパッドとの相性でそういうこともあるのだろう程度に思っていたのですが、私のCBR250RRでも同様に酷いジャダーが出てしまいました。

結構酷いジャダーなので、この状態でサーキットを走ることは困難と判断し、サンスターのプレミアムレーシングに戻すことにしました。

少なくとも私が使用しているMETALLICOのスペック3というブレーキパッドとの相性は最悪のようです。
もちろん問題ない組み合わせもあると思いまし、その方が多いのかもしれなのでNECTOが悪いとは断言できません。