「バイク」カテゴリーアーカイブ

’21 CBR600RRのバッテリーをリチウムイオンバッテリーに交換

CBR600RRはまだ購入して1年しか経っていないのでバッテリーが劣化したわけではないのですが、軽量化も兼ねてリチウムイオンバッテリーに交換することにしました。

各社から色々と販売されていますが、今回はバッテリーということで信頼性を重視し、岡田商事が取り扱っているAZリチウムイオンバッテリーを選択しました。

AZリチウムイオンバッテリー ITZ10S-FP

パッと見はサイズも変わりませんし、普通のバッテリーに見えます。

が、重さが全然違います。
純正が3kgちょっとあるのに対し、ITZ10S-FPは0.7kgしかありません!
実際に持ち比べてみると重さの違いが分かります。

早速交換です。
ヘキサレンチ5mmでボルト2本を外してシートを取り外します。
(実は私のシートは、シート加工を行ってくれる丸直さんで「ゲルザブ」を仕込んだ特別仕様のシートだったりします)

続いてバッテリーから端子を外します。
セオリー通りマイナスから外してプラスを外します。
プラスドライバーか10mmのレンチで外れます。

端子を外したらバッテリーを止めているベルトを片方外せばバッテリーを抜き取れます。

純正バッテリー「YTZ10S」になります。
1年しか使ってないので万が一のために満充電にして保管しておきます。

純正バッテリーを取り外したらAZリチウムイオンバッテリーを端子の向きを純正に合わせて入れます。

バッテリーをベルトで固定します。

純正とほぼ同じサイズなのでピッタリ収まりますが、充電状態確認用のボタンやインジケーターは固定用のベルトで隠れてしまいます…
(ただし押せなくはないです)

後は端子を元に戻せば完了ですが、戻す場合はプラスから取り付けて最後にマイナスの端子を取り付けます。
バッテリーを交換すると時計がリセットされるので再セットをお忘れなく。

エンジンを始動したら元気よくセルが回りました。

アルミ鍛造ホイール、チタンスリップオンマフラー、タンデムステップ外し、更に今回のバッテリー交換で約9~10kgの軽量化になっています。
但しスマホホルダーやドライブレコーダー、ETC車載器、エンジン2次カバーなど重量が増えているものもあるため、全体では6kgくらいの軽量化になっているかと思います。
ノーマルの重量が194kgなのでマイナス6kgで188kgというところでしょうか。

最近発売されたミドルクラスのYZF-R7が2気筒で188kgなので丁度同じくらいの重量になっています。
どちらも乾燥重量ではく装備重量となっています。
(今時、乾燥重量はほぼ使われないです)
YZF-R7のタンク容量が13Lに対してCBR600RRはタンク容量が18Lとなっているので、同じガソリン残量ならば私のCBR600RRの方がノーマルのYZF-R7よりも軽量になりました!

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バイク用インカムについて その2

バイク用のインカムをSYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6Xに買い替えました。

今までのインカム歴については過去の記事をご覧ください。
バイク用インカムについて

まずは今回のインカム買い替えに至った経緯からお話しします。

一人でツーリングに行ったり、通勤通学で音楽を聴きながら運転するだけであれば、正直どこのメーカーのインカムでも好きなものを買えばOKです。
また2人でツーリングに行く場合も大抵問題は起きません。
殆どのインカムは他メーカーのインカムと接続できる機能があるからです。

3人以上でもツーリングメンバーが同一メーカーのインカムで揃っている場合は、ほぼ問題は起きません。
これはメーカー独自の接続方法で複数台のインカムを繋ぐ機能があるからです。

ではメーカーがバラバラだとどうなるのか?
当然ながら2台までしか繋がらないのでLINE通話などを利用することになってしまいます。

今回買い替えたSB6Xは、自分以外がサインハウス製品でなくても2台まで(自分入れて3台)繋ぐことができます。

SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X

他メーカーとの接続台数が2台までと3台まででは、制限としては大きく変わると思います。
また日本においてのバイク用インカムのシェアはB+COM製品がかなり多く、同一メーカーになる可能性も一番高くなります。
(もちろん今後変わってくる可能性は大いにあると思いますが)

そして私が直近のツーリングで他メーカー2台と接続する必要が出てきたため、今回の買い替えに至りました。

SB6Xは初期状態では真っ黒なのですが、B+COMシリーズはフェイスプレートを交換することで色を変更することが出来ます。

表面のフェイスプレートを外して別売りのフェイスプレートに付け替えます。

今回はヘルメットのカラーに合わせてトリコロールカラーのフェイスプレートを購入しました。
周りの黒い部分は残ってしまいますが、半分くらいは色を変えることが出来ます。

CBR600RRで使っているヘルメットはRX-7XのGHOSTの青です。

トリコロールのフェイスプレートが非常にマッチしています。

フェイスプレートは横だけなので前から見ると黒です…

出っ張りもそれなりにありますので、風切り音が気になる人は気になるかもしれません。
私はマフラー音の方がうるさくて風切り音は全く気になりません(笑)
(JMCA車検対応マフラーですがうるさいです)

スマホの音楽を聴いてみましたが、音質は悪くありませんでした。
ただCBR600RRに乗る時はマフラー音が心地よく音楽をほとんど聞かないため、音質は結構どうでもよかったりします。

一方でPCXで使ってるヘルメットでは音楽をよく聞くため、CARDOのJBLスピーカーの高音質が効いてきます。
(CARDOのボイスコントロールも非常に便利です)
使い方でも選択するインカムは変わって来ると個人的には思っています。

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’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その3

’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その2の続きです。

GBRacing製オルタネーターカバーのネジ部分の長さが足りなかった件について調査しました。
再びオーストリアから取り寄せるには時間が掛かりすぎるので、アマゾンでオルタネーターカバーをもう1つ購入してみました。

上の写真がオーストリアから取り寄せたボルト部分の長さが足りなかった製品です。
下の写真はアマゾンで追加購入した製品です。

違いが分かりますでしょうか?
重さも違いますが、内容物の型番が違います。
上のものは「SP-CBR600-2008-1-K」で下のものは「SP-CBR600-2008-1」となっており末尾にKが付いていません。
パッケージ全体の製品番号も「EC-CBR600-2008-1-K-GBR」のようにKありとKなしの型番が存在します。

KありとKなしの違いを調べてみると
Kありはレースベース車専用であることが分かりました。
レースベース車と市販車では発電量が違うからなのか、オルタネーターカバーの厚みが違うようです。
良く調べずに購入した結果なので自業自得ではあるのですが、もう少し分かりやすく記載して欲しかったところです。
(アマゾンのものは「競技者専用」と書かれているみたいですが、オーストリアのECサイトの表示ではなかなか気付けないと思います)

下の写真は左がレースベース車用、右が市販車用です。

明らかにボルト部分の長さが違います。

レースベース車用を取り外して市販車用に付け替えたらサイズピッタリです。

少しでも安くしようとオーストリアから購入したものの、結果的に無駄な出費となってしまいした。
まあ最終的には疑問も解消出来ましたし、誰かが同じ失敗をしないように記事にしてみました。

これで無事にGB Racingのエンジンカバーの取り付け完了です!

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’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その2

’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その1の続きです。

まずはBabyFace製のエンジンスライダーと中華製の偽物エンジンカバーを取り外します。

少しずつ工具をKTCのneprosに変えていこうとnepros「iPゴールドシリーズ」のラチェットハンドルを購入しました。
使うのをためらうほど美しい作りです。
標準ソケットやヘキサゴンソケットもneprosで揃えてみました。

トルクレンチはtoneのものを2本追加で購入しました。
トルクレンチは掛けるトルクに合わせて3種類を使分けていますが、今まで低トルクはデジタル式のトルクレンチを使ってました。
個人的にデジタル式はあまり好みではないので、今回機械式のプレセット型を買い増ししました。
中トルク用は安いトルクレンチを使用していたので、他の工具の更新に合わせる形で中トルク用もtoneのプレセット型に買い替えました。

エンジンカバー周りのボルトはディープソケットがあった方が断然楽ですので、持ってない場合は8mmのディープソケットの購入をお勧めします。
(ディープソケットは何かと便利ですので、主要なサイズは一通り持っておくといいですね)

取り外したら本物のGBRacing製エンジンカバーを取り付けます。
締め付けトルク10N・mでボルトに液状ガスケットを少量塗ってから締め付けます。

反対側も同じ要領で…

と、ここで問題発生!

オルタネーターカバーのボルトを通す部分の長さが足りません。

下の写真は中華製の偽物(右側)と今回購入したGBRacingの本物(左側)の比較写真です。
ボルトが通る部分の長さが違います。

足りない分はカラーを通せばいいかとネジ箱を漁ったらカラーがありました。

が、4本分なかったのでナットとワッシャーをカラー代わりにして取りあえず取り付けてみました。

丁度いい感じに高さが合ってボルトを締めこむことが可能となりました。

一応取り付け自体はできたのですが、何となく納得できないので、なぜこうなったのかを調べてみました。
’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その3へ続く

エンジンスライダーを取り外したので出っ張りがなくなりスッキリしました。

ちなみに「エンジンスライダーを公道で使用すると、段差などの衝撃でバイクへのダメージがより大きくなる場合がある」と言われていますが、某YSPバイク屋YouTuberの話では、今まで結構な数の事故車両を見てきた結果から言うと、確実に被害は少なくなるそうです。
シートベルトなどと同じですね。
より被害が大きくなるレアケースは存在するものの、全般的にはあった方が良い装備で間違いなさそうです。
私は見た目を重視して取り外しましたが。

’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その3へ続く

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’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その1

以前の記事’21 CBR600RRにGBRacingエンジンカバー(2次カバー)を装着で中華製の偽物エンジンカバーを取り付けましたが、本物のGBRacing製に交換しました。

国内で購入するよりも安いのでオーストリアから取り寄せました。
届くまで約1か月半で購入価格と別に関税も取られました…

本物は重さのチェックなどもされています。

質感は並べて見比べないと分からないですが、並べると質感が違うのが分かります。

裏側に刻印もあります。

表面に擦ったような跡があったりしてクオリティは国内品のようにはよくありません。
(日本は世界と比べると顧客要求度が高すぎるらしいですが)

なんか微妙に重さが違ったりもします。

下の画像は左が側がコピー品で、右側がGBRacingの本物になります。
(コピー品はエンジンスライダーと干渉する部分を切り落として使ってたので、その部分がありません)

下の写真はコピー品

下の写真は本物

表面は普通にバイクに取り付けられていれば偽物と分からないかもしれません。
ただ手にもって力を入れると偽物はただのABS樹脂のようでかなりしなります。
逆に本物はエンジニアプラスチック(ナイロン製)なので手で曲げようとしてもABSに比べてかなり固いです。

パルスカバーのカウルに干渉する部分をリューターで切り落とした際も、偽物のABSはサクサク切れるのに対し、本物は切り落とすのに少し時間が掛かりました。
やはり強度という部分では本物と偽物には雲泥の差があります。

’21 CBR600RRのエンジンカバー(2次カバー)をGBRacing製の本物に交換 その2へ続く

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’21 CBR600RRのアクスルプロテクター(リア用)を交換

以前の記事’21 CBR600RRにアクスルプロテクターを取り付けにてリアに中華製プロテクターを取り付けましたが、新たに購入したBabyFace製のレースコンセプト アクスルプロテクター(リア用)に交換しました。

BabyFace レースコンセプト アクスルプロテクター

まずは中華製のアクスルプロテクターを取り外します。

両側からヘキサゴンソケットで緩めれば終了。

BabyFaceのアクスルプロテクターを取り付けますが、圧入する機械は持っていないのでハンマーで叩いて入れます。
基本的にはあて木をしてハンマーで叩きますが、挿入時に真っ直ぐ入らず少し歪んだりしたら、プラスチックハンマーで叩いて補正して入れていきます。

左側はこの様な形状になっており、プロテクト性能+アクスルシャフトの引き抜き時に手に持って引き抜きやすい形状となっています。

右側はこの様に尖った形状になっています。
これは耐久レースでタイヤ交換時にシャフトを入れやすいようにしたためとのことです。
レース時のみならず、自分でホーイールを付け外しする時にも役に立つ形状となっています。
但し、保護性能はそれなりに犠牲になっているのではないかと思います。

私の場合は先に中華製のアクスルプロテクターを取り付けていたので、取り外しの作業が必要でしたが、何も付けてない方は買って圧入するだけですので、ハンマーがあれば簡単に取り付け可能です。

但し、アクスルシャフトに圧入することになりますので、取りたい場合はドリルなどで破壊するしか方法がないと思いますので、将来的に取り外したい人は注意が必要です。

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