純正マフラーはメーカーが時間とお金を掛けて作ったものなので性能も静かさも申し分ないことが多い。
ではなぜマフラーを変える人が多いのか。
理由は色々あると思いますが、私がCB250Rのマフラーを交換する理由は大体以下のような感じです。
1.純正マフラーは大きくて重い!
2.純正マフラーの音はジェントル過ぎ!
3.純正マフラーは見た目がやぼったい!
性能面を完全に無視していますが、まあ交換するには十分な理由ですね。
今回交換するのはLCIのショート カーボン スリップオン マフラーです。
サイレンサーがショートタイプなので、マフラーの割にはあまり大きくない箱で届きます。
サイレンサーは色んな車種で共通で、中間パイプ(中間エキパイ)部分だけ車種専用のものが用意されている感じです。
もちろん政府認証は通ってませんし直管タイプなので爆音です。
早速CB250Rの純正マフラーを取り外していきます。
下の写真のエキパイに繋がっているボルトを緩めます。
次に下の写真のタンデムステップに繋がってるボルトを取り外します。
この2本のボルトだけで純正マフラーを取り外すことができます。
基本的にガスケットは再利用せずに新品を利用します。
今回は再利用しようかと思ってましたが、サイレンサー側に入ったまま抜けなかったので、NAPに新品を買いに行きました。
LCIのスリップオンには取り付けマニュアルは入ってなかったので、付くように付けてみました。
同梱品にスペーサーが入っていたので、写真ではサイレンサーバンドとステーを繋ぐ部分にスペーサーを入れていますが、後日スペーサーは使わずにステーに直接サイレンサーバンドを取り付けました。
スペーサーを使用しない場合、スペーサー用のボルトだと長すぎるのでM8x20mmのキャップボルトを買って来て取り付けました。
(一番最後にスペーサーを使用していない写真を追加しました)
純正エキパイとの接合部を同梱品のバンドで締めていたら、接合部はゆるゆるで全然締まっていないのにバンドのボルトが破損しました…
(ステンレスの中間パイプが固すぎてバンドの力では締め付けていない感じでした)
取りあえず応急処置で純正マフラーを止めていたバンドを使って取り付けました。
装着が終わっていざエンジン始動!
バッフルなしどころか、バッフル装着のままでも爆音!
更に純正エキパイと中間パイプの接合部からそこそこ排気漏れもあります。
取りあえず排気漏れは置いておいて、同梱されていた消音ブロックを装着して更に通路を絞って消音します。
消音ブロックを装着すると排気が直接外に出ずに、バッフルの側面の穴を抜けて外に出る分静かになります。
一応マフラー交換が完了しました。
が、消音ブロックを付けたバッフルを取り付けてもなかなかの音量です。
もう少し音を小さくしないとお巡りさんに止められそう…
翌日、更に音を小さくするためにバッフルにグラスウールを巻きつけました。
二周分巻きつけてステンレスワイヤーで止めています。
これ以上グラスウールを巻くとサイレンサーに入らなくなるので、グラスウールを巻くのはこれくらいが限界です。
グラスウールを巻いたバッフルを装着したところ、結構いい感じの音量まで落とすことが出来ました。
(それでも政府認証マフラーよりも若干音大きめです)
グラスウールと一緒にエキパイを止めるバンドと液状ガスケットを購入したので、液状ガスケットを塗って中間パイプを再取り付けしました。
以前使っていた液状ガスケットの「ファイアーガム」という製品は、固まると結構ガチガチになって取るのに苦労する感じだったので、ゴム状に固まって割と取りやすいという噂のモリワキ製液状ガスケットを購入してみました。
(まだ取り外してないので、どれくらい取りやすいかは今のところ不明です)
液状ガスケットを使用したことで純正エキパイと中間パイプの接合部からの排気漏れはなくなりました。
が、中間パイプとサイレンサーの接合部からも排気漏れしているのを発見…
同じように液状ガスケットを塗って再度サイレンサーを取り付けました。
これで接合部の両方に液状ガスケットを使用して排気漏れはなくなりました。
液状ガスケットを塗るとマフラーを取り外しにくくなるので、できれば使いたくないのですが排気漏れは嫌なので仕方なし。
CB250Rのマフラーを交換 続きに続きます。