Razer Core X(外付けGPU)

ノートPCでグラフィック性能を求めるとゲーミングノートを購入する必要がありました。
しかしゲーミングノートは重くて大きいものが多く、モバイル視点では買いたくない製品でもあります。

今はeGPUというThunderboltというグラフィックボードを外付けできる規格が存在します。
但しeGPUには性能が10%程度ダウンしたり、外付け用のケースの価格が高かったりという難点も存在します。

そんな中、Razerから安めの外付けBOX「Razer Core X」が発売されました。
しかし現状では入荷しても直ぐに売り切れてしまうため、入手は少し難しい状況です。

電源も大容量で、グラフィックボードのサイズも大型のものが搭載可能なRazer Core Xですが、その代わりといってはなんですが重くて大きいです(笑)

Razer Core X

上の2枚の写真を見て分かる通り、グラフィックボードの箱と比べてもかなり大きいです。
小さめのPCケースくらいはあります。
重さも金属製でずっしりしてます。
電車などで持ち帰る場合はそこそこ大変だと思います。

中身は本体、電源ケーブル、Thunderboltケーブル、説明書です。
(説明書にステッカーが挟まってました)

背面のレバーを起こすとロックが外れて中身を取り出すことができます。

新品の状態ではグラフィックボードをはめる場所にスポンジがあるので外します。
(このスポンジ、搭載可能なグラフィックボードの大きさを確認できるように作ってあるみたいです)

下の写真の矢印の部分から固定してあるテープを剥がすと、スポンジが全部一気に取り外せます。

グラフィックボードのスペースは3スロット分ありますが、取り付けるためのネジの部分は2スロット分しかないので、そこは要注意だと思います。

電源は600Wで8ピン(6ピン+2ピン)の端子が2つありますので、ほとんどのグラフィックボードへ給電可能です。

在庫が豊富になって入手が容易になれば、現在だと他のケースを選択する理由は「小型なもの」「USB端子やLANなど搭載してドックの代わりにもなるもの」以外にない気がします。

気になるベンチマークの結果は別の記事で書きます。
(RTX-2070、GTX-1070、GTX-1060でベンチマークを取りました)

GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8G

GIGABYTE GeForce RTX 2070 WINDFORCE 8Gをベンチマークしてみました。
CPUがCorei7-4790Kと世代が古いので最新CPUのようなスコアは出ません。

まずは箱と中身の写真から。

箱を開けると本体、ドライバの入ったディスク、マニュアルのみしか入ってません。
どっちにしてもドライバはネットからDLするのですから、これなら本体以外何も入ってなくて箱を小さくしてもらった方がいいかも。

バックプレートがが装着されています。
バックプレートがあると高級感がありますが、この機種はGIGABYTEが上位機種で始めた4年保証の対象ではありません。
価格を考えるとこの機種も4年対象でいい気はするのですが…

RTXシリーズからリファレンスボードが2連ファンになったので、サードパーティー製は殆どが3連ファンになりました。
あと、厚みも3スロットのものが結構出てきましたが、この機種は2スロット分の厚みしかないので、今までのグラボと交換する分にはあまり問題は起きないかもしれません。

下の写真はMSIのGTX-1070 Gaming Xとの比較です。
先に書いた通り厚みは2スロット分で同じです。
ボードの長さはRTX 2070 WINDFORCEの方が長く、幅はGTX-1070 Gaming Xの方があります。
3連ファンで結構長いので、長さに余裕のないケースは要注意かもしれません。

早速、ベンチマークの結果です。
上からPalit1060、GTX-1070 Gaming X、RTX 2070 WINDFORCEとなります。
解像度は全てFullHDでグラボのオーバークロックはしてません。

もう少し行くかと思ってましたが、あまり伸びませんでした。
色んなサイトでベンチマーク結果が載ってますが、大抵は1080と1080tiの間の結果になっているケースが多いかと思います。
この機種はオーバークロックモデルではないので、同じRTX 2070の他機種と比べると低い方かもしれません。
ただ価格も他の機種よりも安い方だと思いますので仕方ないですね。

ちなみに今RTXシリーズを買うとBF5がプレゼントでもらえます。
が、私は既にPS4版を発売日に購入済みなので、どうしたものかと考え中です(笑)

最後になりますが、最新のRTXシリーズにはVRの為にDisplayPortとは別にUSB Type-C (support VirtualLink)の出力を搭載してるものが多いようです。
これはVRヘッドセットをケーブル1本で接続させるための規格のようです。
VirtualLinkを調べてみるとDisplayPort Alternate Modeを使用しているとのことで、だったらVRヘッドセットだけでなくモニター繋げば映るんじゃないの?と疑問に思い実際に繋いでみました。
私が持ってるモニターで唯一DisplayPort Alternate Modeに対応しているモバイルモニターASUS ZenScreen MB16ACをRTX 2070と繋いでみました。

するとあっさりと画面にデスクトップが表示されました。
やはりVRヘッドセットだけでなくモニターも映せるようです。
これでUSB Type-Cしか端子を持たないASUS ZenScreen MB16ACの使用用途が少し広がりました(笑)

ASUS ZenScreen MB16ACに合うサイズのケース

ASUS ZenScreen MB16ACを購入して実際に使ってますが、15.6インチというサイズといいUSB-TypcCのみでの接続といい、非常に満足度が高いです。
スタンド兼ケースも付属しているので、別途ースは必要ないかと思ってましたが、出張などの移動時に液晶が割れると嫌なのでケースを探すことにしました。

液晶自体は15.6インチなので最初は15.6インチ用のものを探していました。
しかしMB16ACのサイズとケースの内寸を比較するとケースの方が結構大きのが殆どです。
(MB16ACはベゼルが狭いのも要因の一つです)
たださえ15.6インチの液晶はバックへ収納するのが大変なので、その数センチの違いで収納できるかできないかが変わったりしそうです。

そして内寸を調べまくった結果、ちょうど良さそうなのがエレコムのMacbook 15インチ用 ZEROSHOCKでした。
ただ入らない可能性もありますが、こればっかりは買って試すしかない…
もし入らなかったらMacbook 15インチも持ってないですしゴミ箱行きを覚悟して購入しました。

エレコム インナーケース Macbook 15インチ用 ZEROSHOCK ブラック ZSB-IBNM1615BK

ノート用のZEROSHOCKを買うのは3回目ですが、はやり低反発ポリウレタンは衝撃に強そうに見えます。

そして実際に収納してみると…

ピッタリじゃないですか!
まるでASUS ZenScreen MB16AC用に作られたかのようばサイズです。

ASUS ZenScreen MB16ACにケースをお探しの方にはお勧めします。

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ASUS ZenScreen MB16AC

私のPC環境は会社でも自宅でもマルチモニター環境です。
理由は単純、作業効率が上がるからです。

ノートPC用にもGeChic モバイルモニタ On-Lap 1101Pというモバイルモニターを持ってました。
「11インチと小さく持ち運びがしやすそう」というのが理由で購入しましたが、実際にノートPCと一緒に持ち歩くことは殆どありませんでした。
モバイルなので小さければいいと思ってましたが、11インチでフルHDは流石に小さくて字が読めない!
結果拡大して使うと見える範囲は狭くなるわけです。

あと、HDMIと電源の2本のケーブルを接続しなければならないのも微妙に面倒でした。
ちなみにノートPCをHP Spectre 13に買い替えたことにより、HDMI出力すら変換しないと繋ぐことができなくなりました。

ということでOn-Lap 1101Pを売り払いASUS ZenScreen MB16ACに買い換えました。

ASUS ZenScreen MB16AC
ASUS ZenScreen MB16AC

液晶のサイズが15.6インチになりかなり大きくなりましたが、ベゼルが狭いので思ってたよりは大きくなかったです。
(それでも小さいとは思えませんが…)

最大の特徴はUSB-TypeCのケーブル1本でPCとの接続が完了するところです。
映像出力も電源もこれ1本でOKです。

下の画面は標準設定で画面を表示してます。
Spectre13と結構色味が違います。
ASUS ZenScreen MB16AC

下の写真はシーンモードで画面を表示してます。
写真で見ると上の写真とあまり違いないように見えますが、実際に見るとSpectre13の色味にかなり近付きました。

ASUS ZenScreen MB16AC

電球色のライトの下だからかと思い、LEDライトの下でも写真を撮ってみましたが、はやり写真だと違いが分かりませんね…

ASUS ZenScreen MB16AC

Spectre13が13.3インチなので横に並べるとMB16ACの方が少し大きいです。
本当は同じサイズだともっと使いやすいのかもしれませんが、しっかりしたメーカーでTypeC接続で13インチのものがないので、今のところはI-O DATAのLCD-MF161XPか、MB16ACになるのではないかと思います。
(LCD-MF161XPはHDMIの端子も搭載してますが、ベゼルが広めなので画面サイズが同じでも全体は少し大きです)

ASUS ZenScreen MB16AC

ASUS DisplayWidgetというユーティリティを入れると、下の写真のように縦置きにするだけで自動的に表示も縦表示に変わります。
(細かい設定もモニターのボタンでやるよりユーティリティを介して行った方が断然楽です)

ASUS ZenScreen MB16AC

これなら持ち出す機会も増えそうです。
買い換えて正解でした。

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HP Spectre 13の充電について

ノートPCをTransBook 3からHP Spectre 13に買い替えたわけですが、充電器が結構大きい…
そこでTransBook 3の時に使ってた充電器とモバイルバッテリーが使えるかどうか検証しました。
どちらもUSB-TypeC PDを採用しており規格的には問題ないはずですが、PDは規約違反の製品が多く、それが相性という形で表れてちゃんと動かないことがあります。

検証方法は以前記事にしたASUS TransBook 3 T303UAの充電についてと同じくPlugable USB-C 電圧・電流チェッカーを使いました。

検証したのはマイクロソリューションUSB-C USB PD:Power Delivery Specification Portable Power Supply 60WRAVPower USB-C 26800mAh モバイルバッテリー PD対応の2つです。
マイクロソリューションの方は個人的にはいい製品だと思いますが、今は既に販売をやめたようです…

計測中の写真は撮り忘れたのでありませんが、結果だけを書きますと両方とも正常に充電することができました。
RAVPowerのモバイルバッテリーはPCを起動状態でも充電OKでした。
なお、マイクロソリューションのアダプターはしっかり60Wで充電できました。

ちなみに最近のHPのノートPCでは、純正以外のアダプターを使用すると「製品に付属のHP製電源アダプターを使用することをおすすめします。」と警告メッセージが出ます。
充電しようとすると毎回でます。
非常にうざいので何か方法がないか調べたらHPのコミュニティにありました。
USB-C Charging for HP Spectre x360 – 15-ch004na
(rename “C:\Program Files (x86)\HP\HP System Event\USBCMSG.exe” to “C:\Program Files (x86)\HP\HP System Event\USBCMSG_bak.exe”)と書いてあります。

C:\Program Files (x86)\HP\HP System Event\USBCMSG.exe

このプログラムがメッセージを出しているようで、ファイル名をUSBCMSG_bak.exeにリネームすればいいそうです。
(USBCMSG_bak.exeでなくても変わればファイル名はなんでもいいです)

実際にリネームして試したところ、メッセージも表示されなくなり快適に充電ができてます。

モバイルPCをASUS TransBook 3 T303UAからHP Spectre 13へ買い替え

先日までノートPCはASUS TransBook 3 T303UAを使用していました。

正確にはノートPCではなく2-in-1モデルでキーボードを外すことができ、タブレットとしても利用することができます。
便利かなと思って2-in-1スタイルを選択してみましたが、私のモバイルPCの使い方だと全くタブレット運用がありませんでした。
逆に膝の上に置いて作業ができないなど、普通のノートPCの方が使いやすいと感じることも多々。

あと、3kのモニターも私の使い方だと正直なところ不必要でした。
12.6インチのモニターに3kで表示できても文字が小さすぎて読めません…
結果Windowsの拡大機能を使って拡大するわけで、多少は文字のジャギーが目立たないとかはあるかもしれませんが、プログラムによっては正しく拡大表示されなかったりとデメリットもあるので、小型のモニターではFullHDで十分だと感じます。
(高画質の動画を再生するような使い方だと3kを生かせるのかもしれません)

ダラダラと書きましたが、要は「私の使い方にTransBook3はマッチしていない」ということです。

更にモバイルCPUも時代は第8世代に突入し、今まで2CORE2スレッドだったのが4CORE8スレッドになり、大幅に処理能力が上がりました。
TransBook3は第6世代のCore i5で当時としては非力ではありませんでしたが、プログラムのコンパイルなども行う私にとっては多少イライラするスペックでした。
(ノートPCだから…という諦めでなんとか我慢してました)
第7世代までは多少の世代差は気になりませんでしたが、第7世代と第8世代では超えられない壁があります。

ということで、前から気になってたHPのノートPCに買い替えることにしました。
最初はSpectre x360が第一候補でした。
見た目の美しさ、そして360度キーボードを開くことでタブレットのように使うこともできる!

ん?待てよ
タブレット的な使い方は必要なかったんじゃ?
スタイラスペンなんてSurfaceペンまで買い増ししたのにTransBook3で使ったことあったか?
などと自問自答した結果、同じSpectreシリーズでスタイラスペン非対応になって360度回転をなくすかわりに、より軽く・より薄くしたSpectre 13が候補に上がり、最終的にSpectre 13を買うことにしました。
Spectre 13も非常に美しい見た目をしています。

HP Spectre 13

セラミックホワイトのパフォーマンスモデル
インテル® Core™ i7-8550U
16GB メモリ
NVMe M.2接続の512GB SSD
顔認証対応(Transbook3も顔認証対応で非常に便利でした)

この薄さで4CORE8スレッドです。

実際に使用してもTransbook3の時のようなもっさり感がほとんどありません。
プログラムのコンパイル中も他の作業ができる快適さです。
もちろんコンパイルも断然早いです。
ここまで来ると少し前のデスクトップの性能ですね…

はっきり言って買い替えて正解でした。
ノートPCにある程度のスペックを求める人は、絶対に第8世代以降のものを購入してください。
そこには完全に超えられない壁が存在します。

Spectre 13に一つだけ難点があるとすれば、外部接続用の端子がUSB-TypeCのみということでしょうか。
たたUSB-TypeCを3つ搭載していますので、変換アダプターを使えば特に難点とは言えないかもしれません。
これからはUSB-TypeCが主流になっていくでしょうし、過去の遺産を気にしなければ、逆に割り切っててスッキリしてます。

HP Spectre 13お勧めです。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます