MiniDLNAデータベース情報変更PHP

MiniDLNAのタイトル変更を行うのに、DBを直接編集するのはあまりにも面倒なので
PHPでタイトル変更が出来るものを作ってみました。
UTF8環境でしかテストしていません。
他の文字コード環境にて正しく動作するかは分かりません。

まず以下のファイルをDLして解凍してください。
MiniMiniDLNAデータベース情報変更PHP

tree.php、list.php、editor.phpの最初にある以下の行を、MiniDLNAのDB保存先に変更してください。
$DB_FILE=’/var/cache/minidlna/files.db’;

あとは解凍した全ファイルを、PHPが動作可能なフォルダにコピーしてください。
index.htmlにアクセスすればページが表示されます。
files.dbやfiles.dbがあるフォルダには適切な権限を与えてください。
また、PHP用のSQLiteライブラリも必要となります。
debianであれば以下のコマンドでパッケージを導入してください。

# apt-get install php5-sqlite
apache2ctlの再起動
# /usr/sbin/apache2ctl restart

MiniDLNA Editor画面
minidlna

左側にフォルダの階層が表示されますので
エクスプローラーと同じようにフォルダを展開し選択してください。

選択したフォルダにファイルが存在すれば、画面右側にファイルの一覧が表示されます。
一覧から編集をクリックすると、ファイルの詳細情報が表示され
同じ画面からタイトル等の変更が可能となります。
一覧からファイル名をクリックすると、ファイルをダウンロードできます。
ファイルの一覧にはページングの機能がありません。
多量のファイルが表示されるフォルダの場合ですと
サーバー、ブラウザ共に負荷が非常に高くなりますのでご注意ください。

2010/03/19 追記
Version1.1にアップデートしました。
ファイル一覧にページング機能を追加しました。
その他のバグを修正しました。

2010/03/20 追記
Version1.2にアップデートしました。
ファイル一覧からファイルをダウンロードできるようにしました。
その他

WoooでDLNA再生する

テレビをRegzaから日立のプラズマWooo(XP03)に買い換えました。

Woooからmediatombが見え、ファイルの一覧までは表示出来るものの
mpeg2すら再生出来ません・・・
色々と調べてみるとmediatombはDLNA規格に準じていないらしく
BraviaやWoooでは正常に動かないらしいです。

Twonkyは有償なので入れたくありませんし、フリーのDNLAサーバーがないか調べてみました。
するとMiniDLNAというソフトがありました。

インストールはコンパイルからやる必要があるようで、以下を参考にインストールしました。
MiniDLNA | KURO-BOXの館 ZQwoonetSNS-CoDE-
※既にリンク先のサイトはなくなっているようです

ますソースの取得です。
# cvs -d:pserver:anonymous@minidlna.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/minidlna login

パスワードの入力が求められるので、そのままエンターキーで。
# cvs -z3 -d:pserver:anonymous@minidlna.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/minidlna co minidlna

KazHatよりバグ情報がありました。
tagutils/tagutils.cに一行追加することで、タイトル、アーティスト、ALBUMなどが正しく表示されるようです。

#include “../config.h”    ←この1行を追加
#ifdef HAVE_ICONV_H
#include
#endif

参考URL
http://kazhat.at.webry.info/201007/article_5.html

コンパイルを行います。
# cd minidlna
# make

この時に必要なパッケージが足りないと、エラーと共に必要なライブラリが表示されます。
足りないパッケージは、お使いの環境で変わってきます。
殆どのパッケージは出てるライブラリの後ろに「-dev」を付けてapt-getすればいけると思います。
libid3tagは「0-dev」を付けてlibid3tag0-devで取得できました。

コンパイルが終わったらインストールします。
# make install

実行スクリプトを/etc/init.dにコピー
# cd linux
# cp minidlna.init.d.script /etc/init.d/minidlna

コピーした実行スクリプトをrc.dに登録し、OS起動時にデーモンとして起動するようにします。
# update-rc.d minidlna defaults
※OS起動時の自動実行を無効にするには、update-rc.dコマンドに「-f」オプションを付けて実行します。

/etc/minidlna.confにて設定を行い起動します。(OS再起動でもOK)
# /etc/init.d/minidlna start
設定ファイルの設定内容は、下の方に書いています。

MiniDLNAを動かすと無事Woooにてmpeg2を再生可能に!
ただMiniDLNAはmediatombのように使い勝手は良くありません。
※WoooのDLNAクライアント機能は、mpeg2しか再生できません。
confファイルもさわってあげないとDaemonをrestartしてもファイルの更新もしません。
(/tmpにDBファイル「/tmp/minidlna/files.db」があるので、OSをRebootすれば更新されます)

MiniDLNA version 1.0.17では、正常に更新されます。

ちなみにmediatombとの共存も可能なので、Woooで再生する可能性がある動画のみ
MiniDLNA用の動画ディレクトリに保存するようにしました。
通常はmediatombでWoooからのみMiniDLNAという感じで運用しています。

設定ファイルについて
/etc/minidlna.confの内容を少し書いておきます。(MiniDLNA version 1.0.17)

port
minidlnaが使用するポートを設定します。(通常は変更の必要はありません)
HTTPを利用したDLNAの提供時に利用?

network_interface
LANが複数ある場合に使用するLANを指定出来ます。
デフォルトではコメントアウトされているので、必要な場合は設定を行ってください。

media_dir
初期設定では/optとなっています。
ここで指定されているフォルダが、minidlnaが管理するフォルダとなります。
設定は「audio」「video」「images」と、それぞれ個別にフォルダを設定することも可能です。
分ける場合の例です。
media_dir=A,/mnt/disk1/share/minidlna/Music
media_dir=V,/mnt/disk1/share/minidlna/Movie
media_dir=P,/mnt/disk1/share/minidlna/Photo

friendly_name
DLNAクライアントに表示する名称を設定できます。
デフォルトはコメントアウトされていますので、DLNAサーバーを変更したい場合は設定してください。

db_dir
minidlnaはデータベースにSQLLiteを使用しています。
データベースファイルの保存先を変更したい場合は、設定を変更してください。
デフォルトはコメントアウトされており、/tmp/minidlnaに保存されます。
/tmp以下はOSを再起動するとファイルが消えてしまい、サービス起動でデータベースファイルが再作成されます。
当然ながら初期設定ですと、OS起動時の負荷も増えます。
コメントアウトを外し保存先の設定を変更した方が良いと思います。
保存されるDBファイル名は「files.db」です。

inotify
カーネルからのファイル変更通知を受け取り、自動的にデータを更新するかの設定です。
デフォルトはyesになっており、ファイルの更新があると自動的にデータが更新されます。
実際にファイルを更新しfiles.dbを確認したところ、データベース上のデータは更新されていました。
もちろんクライアント上の表示も更新されていました。

strict_dlna
yes指定で、サイズが大きいJPGをサーバー側でダウンスケーリングするみたいです。
特に支障がなければ変更の必要は無いと思います。
コメントを見る限りではSonyのDLNAでは必要?

presentation_url
HTTPを利用したDLNAの提供時に利用?

notify_interval
データの更新間隔ですが、inotify=yesであれば基本的に長間隔で良いと思います。
サービス停止時にファイルが更新されれば、データは更新されませんので
定期的に更新チェックをさせるための機能と思われます。

files.dbについて
files.dbを開いて見てみました。
ALBUM_ART、CAPTIONSというテーブルがありIDとパス項目があるので、このテーブルにイメージのパスをセットすれば、クライアントでのアルバムや動画のイメージ表示に使えるかもしれません。
DETAILSというテーブルに基本的なファイル情報が保存されています。
このテーブルのTITLE項目を変更すれば、クライアント上でのファイル名の表示が変更可能です。

これらの情報を変更するGUIをphpで作ろうかと思いましたが、なんとなく作成意欲が湧かないので作りません(笑)
作っちゃいました(笑)

超音波センサーの追加

セキュリティの見直しをしてる祭に、現在の構成でのウィークポイントを考えてみました。

まずバックドアのガラスが割られた場合、正常にセキュリティが機能するか。
ショックセンサーが前方に配置されているため、焼き割りなどで衝撃を抑えて割られると
センサーが反応しない可能性は高い気がします。
当然ながらドア類を開ければ発砲しますが、割られた窓から進入されたら?
進入の祭の衝撃で発砲する可能性は高いですが、それでも100%とは言い切れません。
そこでフィールドセンサーや超音波センサーを導入しようと考えました。

フィールドセンサーは温度にも左右されますし、雨が強い場合などには雨にも反応します。
車内が広いミニバンなどで室内全体をカバーしようとすると
どうしても感度を高くする必要が出てきますので誤報も増えると思われます。

超音波センサーは広い室内でも大丈夫ですし、雨にも影響されることはありません。
そこで超音波センサーを導入することに決定しました。
(日産などは純正で超音波センサー搭載のセキュリティーもあります)

センサーはAピラー部分に取り付けました。
取り付けて思ったことは、超音波センサーの調整は結構難しいです。
センサーを向ける方向で感度や反応する場所が変わります。
死角を完全に無くすことは無理だと思いますが、試行錯誤しながら
なんとか窓付近やバックドア付近の動きを感知させることが出来ました。
ちなみにRX(受信)側のセンサーを付けたピラー付近を強く叩くと反応します(笑)
センサーの感度や反応場所を確認する祭は、センサー本体を見える位置に置き
出力線を繋がずにLEDの点滅を確認すると、音を出さずに調整できるので便利です。

センサーが感知した場合のパルス時間は「NEGATIVE PULSE ABOUT 0.8S-1.2S」と
書かれており、ショックセンサーと同じZone4のセンサーに繋いでも発砲するかと思い
繋いでみましたが発砲ではなく警告の形となりました。
ちゃんと発砲させるためには、H1/6 青の線に繋ぐ必要があります。
今回はとりあえず誤報がどれくらい出るかを確認したかったので
テスト的にショックセンサーと同じオプションセンサー部分に接続しました。

このオプションセンサーの緑線と青線は、それぞれmultiplex inputに対応しており
0.8秒以下の入力があれば警告、それより長ければ警報がなります。
Viper5002であればオプション端子が2つあり、Zone4とZone7と使い分けることが出来るのですが、Hornet300VやViper330VだとZone4しかありません。
ショックセンサーは青線に接続し、超音波センサーは緑線に接続します。
これで電流の逆流はないはずなのですが、Hornet300Vでは思いっきり逆流します(笑)
504D(ショックセンサー)は逆流してもLEDランプは付きませんでしたが
オクで購入した安物の超音波センサーは逆流するとLEDランプが点滅します・・・
ショックセンサーの反応と連動して、超音波センサーのLEDランプも光ります。
ちょっと試した感じでは問題はなさそうでしたが、ちゃんと配線するためにダイオードを入れました。
1Aダイオードを以下の図のように、それぞれの出力線に入れることで
電流が逆流するのを防ぐことが出来ます。

ダイオード接続図
ダイオード
ダイオードは電流の流れを一定方向にしか流さなくしてくれます。

セキュリティのDIY取り付け時には、ダイオードとリレーの知識があると、接続に関しては特に悩むこともないと思いますので、DIYをお考えの方は先にこれらの知識を見につけておくことをお勧めします。

これで車内の状況変化を感知するセンサーも取り付けたので
あとは斜頚センサーくらいなのですが、これはホイールを変えたらですかね。
(今のところホイールを変える予定は入ってません・・・)
純正のホイールでも盗まれたりするのであれば、ちゃんと考える必要はありますが。

セキュリティの暗電流

色々とオプションなどを追加していくと、車の暗電流が気になり始めました。
(とはいっても計ったわけではありませんが・・・)

暗電流やバッテリーについてはこちら↓
バッテリー

そもそもセキュリティはどれほど暗電流が流れるのか?
Hornet300Vのマニュアルには以下のように書かれています。
平均消費電流(待機時) 約11.5mA(動作確認LED含む)
思ってたよりも低かったです。

ちなみにとあるセキュリティ販売店のHPには以下のように書かれていました。
※盗難発生警報装置保安基準では、保安基準の対象となるユニットの警戒時消費電流値が30mA以下に定められています。
つまり新保安基準を満たしているセキュリティは、多少のオプションを付けても30mAは超えない程度で作られていると。
ですのでアンテナ追加くらいでは全く問題なさそうですね。
どちらかというとバックアップサイレンが充電される時やスキャナーの電流の方が気になります。

バックアップサイレンは調べるのが難しそうだし対処自体も厳しいのでスキャナーを調べてみました。
私が付けたスキャナーは、加藤電機のHPによると以下のようになっています。
KS400B/KSスキャナーズ 消費電流/約11mA~50mA
なんと!最低でも300Vと同じくらいの消費電力です。
最大だと50mAも消費するそうです。
ただ仕様として以下のように書かれています。
任意のパターンを設定した後、数日経過すると省エネパターンに変わりバッテリーをセーブします。
さらに数日経過するとLEDが消灯します。
ボタン操作で8つのスキャニングパタ-ンからお好きなモ-ドを選択可能。
ボタン操作でスキャンスピ-ドも変更できます。

長期間乗らない場合はセーブモードに入るようです。

各点滅パターンでの実際の消費電力を知りたかったので、メーカーに問い合わせしてみました。
回答は簡単に書くと以下のような内容でした。(凄く丁寧な内容でしたよ)
各パターンでの電流は案内出切るデータとしてはない。
LEDが同時点灯する時間が長いほど消費電力は多い。
7つ目や8つ目のような全点灯を含むパターンは消費電力が多い。
点滅スピードによっても大きく異なる。
遅いスピードで、LEDが同時点灯する時間が長いほど消費電力は多い。
省エネパターンは初期パターンなので初期パターンが消費電力としては最も少ない。

加藤電機を弁護するわけではありませんが、恐らく最大消費時の50mAとは
パターンの中の全点灯時だけではないかと思います。
7つ目や8つ目でも平均電流はもっと低くなるでしょう。(推測です)
しかし平均でも最大と最小では結構違うかと思い、初期パターンではないですが
同時点滅が殆どないモードに設定し直しました。(丁度設定してたパターンにも飽きて来てたので)

ちなみに他メーカーですが、参考になりそうな数値があったので乗せておきます。
消費電流(警戒中)
ショックセンサ 0.25mA
デジタル傾斜センサ 1mA
バックアップサイレン 1.5mA
室内サイレン 0mA
トリプルセンサ 0.5mA
ワイドエリアマイクロ波センサ 1.6mA
IRセンサ 0.1mA

以外だったのは、センサー類の中でも比較的消費電力が高いと言われる
マイクロ波センサーの消費電力が思ったより高くなかったことです。
スキャナーに比べれば全然大したことありませんね(笑)

最後に見逃しがちなのがイモビやスターターカットのリレーの配線です。
セキュリティ警戒時に電流を流しリレーが作動するようになっていると
結構な電力を消費する可能性があります。
(プロのインストールであれば、この様な事は殆どないと思いますが)
これは配線方法を確認するか、実際に暗電流を測らないと調べるのは難しいと思います。
イモビ機能(スターターカット含む)には、一般的に2パターンあります。
ノーマリークローズ(セキュリティの電源断ではエンジン始動可能)
ノーマリーオープン(セキュリティの電源断でもエンジンは掛かりません)
※オープンだとセキュリティ故障時(ヒューズ切れ含む)にもエンジンは始動出来なくなります。
ノーマリーオープンであれば警戒時にリレーに電流が流れることはありません。
ノーマリークローズであっても、イグニッションON時のみリレーに電流が流れるように
ちゃんとした配線が施してあれば問題はありません。
InstallationGuideにもこの様な配線方法の記載はありますので、Guide通りにきちんと施工されていれば大丈夫です。

ホーネット300Vに液晶アンサーバックリモコン追加(正式版)

ホーネット300Vに液晶アンサーバックリモコンを追加しようと考えて一週間。
多少の迷いや苦労はありましたが、とうとう液晶リモコンの追加が出来ました。
※恐らくViper330Vも、同じ手順で登録可能だとは思いますが、バイパー330Vを持っていないので検証できません。
「セキュリティなので詳しくは書けません」というフレーズをよく目にしますが
確かに取り付けに関しては、公開すると狙われる原因にもなるかと思います。
しかしマニュアルは比較的容易に入手可能なですので
マニュアルレベルの内容は、あえて参考になるように公開することにしました。
(車を預かっている間にリモコンを登録するとか、セキュリティを解除して盗むような人は、これくらいの情報は、当然知っているでしょう)

取り付けまでの経緯などはこちら↓
ホーネット300Vに液晶アンサーバックリモコン追加(構想)

まずはリモコン操作にあたり必要になるドアロックの配線を行いました。
LED用のコネクタと7PIN用のコネクタの間にある3PINのコネクタがドアロックのコネクタになります。
本体を上から見てコネクタに向かい右側がロック線(マイナスコントロール)。
向かって左側がアンロック線(マイナスコントロール)となります。
真ん中は使用しません。

これらの配線を車両のドアロック、アンロック線に繋げばHornetからドアのロック操作が可能になります。
この配線を繋げば自動でドアロックを行うPaasvieArmingやイグニッション連動のドアロックが使用できます。
私は3PINのコネクタにPCケースの小さなスピーカー用に使用される3PINコネクタを流用しました。

Hornet300VやViper330Vの初期設定だとイグニッションに連動して勝手にドアがロック&アンロックします。
設定を解除するにはHornet300Vのマニュアルには載っていない
メニュー2の設定に入る必要があります。
メニュー2への入り方は以下となります。

1.ドアを開ける。
2.イグニッションON(エンジンを掛ける必要はありません)
3.ドアを閉める。
4.バレットボタン(プログラムボタン)を押し続ける。
5.5秒後にチャープ音が1回なりますが、そのまま押し続ける。
6.更に5秒後にチャープ音が2回なります。
7.バレットボタンのボタンを放す。

これでメニュー2が選択されたことになります。

メニュー2内の設定方法はメニュー1と同様ですので、設定項目だけを書きます。
※左側がデフォルトの設定となります。

Feature
Step
Lock Button (one chirp)Unlock Button (two chirps)
2-1Ignition-Controlled Locking ONIgnition-Controlled Locking OFF
2-2Ignition-Controlled UnLocking ONIgnition-Controlled Unlocking OFF
2-3Active LockingPassive Locking
2-4Door Lock Pulse Duration–0.8 sec.Door Lock Pulse Duration–3.5 sec.
2-5Single Unlock PulseDouble Unlock Pulse
2-6Channel 3: ValidityChannel 3: Second Unlock
2-7Code Hopping ONCode Hopping

2-1と2-2をOFFにすることでイグニッション連動の解除が出来ます。

ちなみにメニュー1もHornet300Vのマニュアルに書かれてない項目があるので
参考までに書いておきます。

Feature
Step
Lock Button (one chirp)Unlock Button (two chirps)
1-1Active armingPassive arming
1-2Chirps ONChirps OFF
1-3Door Trigger Error Chirp ONDoor Trigger Error Chirp OFF
1-4Ignition-Controlled Domelight ONIgnition-Controlled Domelight OFF
1-5Panic Enabled (OEM upgrade)Auxiliary Output Enabled (OEM upgrade)
1-6Auxiliary OutputDelayed Accessory Output
1-7Delayed Door TriggerInstant Door Trigger
1-8Sensor shunt zones 1, 2 & 4All zones
1-9Siren Duration–30 secondsSiren Duration–60 seconds
1-10Valet® switch input: 1-pulseValet® switch input: 2-5 pulses
1-11Horn pulse honk duration 0.020
seconds (does not affect full trigger
pulse duration)
0.030, 0.040, 0.050 seconds

そしてリモコンの登録です。
私の場合は2way液晶リモコンと1wayリモコンが付いてくるViper5002を購入しました。
ネット通販で買えば、サポート無し&保証3ヶ月で送料込みの1万5千円程度で買えました。
同じくらいの値段で「保障は到着後の1週間のみ」というのがありましたが
流石にこの保障内容は酷いのでパスしました(笑)
VIPER5002

最初はアンテナ、リモコンをそのままHornet300Vに登録しようとしたのですが
全然うまく行かずダメかと思いました。
しかし次の方法を取ることで登録が出来ました。
Viper5002で一旦リモコンの全削除を行い、Hornet300Vにリモコンを登録する。
(詳しい経緯は「構想」の追記を読んで下さい)

具体的に書くと以下のようになります。
アンテナとリモコンを単品で買った場合は、この解除の作業は不必要だと思います。
(他の理由で登録出来なかっただけで、5002付属でも解除なしで登録出来る可能性はあります)

1.Viper5002にアース、電源、サイレン、LEDの必要最小限な配線を行う。
 ※バッテリー直やバッテリーチャージャー直でも構いませんが、壊れても知りません!(笑)
2.ドアハーネス(プラスコントロール)である「メインハーネスH1/6 紫」の線を電源線を繋いだプラスに接触。
3.ドアハーネスは接触させたまま、イグニッション「メインハーネスH1/4 黄色」の線を電源線を繋いだプラスに接触。
4.そのままバレットボタンを11回短く押す。
5.11回押した後にバレットボタンを再度押し続ける。
6.11回チャープ音が鳴る。(この間もバレットボタンは押し続けたまま)
7.11回チャープ音が鳴ったら、バレットボタンを押し続けたままで、リモコンのアームボタンを押す。

8.チャープ音が鳴る。
9.ドアロックの線をプラスから外す。
10.設定終了のチャープ音が鳴る。
これでリモコンの全削除は完了です。(もう一つのリモコンも解除されます)

次にHornet300Vにリモコンを登録します。
まずはアンテナ用のハーネスを本体と接続します。
本体側のコネクターはメインハーネスの反対側にあるコネクターです。
(そこしかキッチリはまらないと思います)
アンテナを接続したら次の操作でリモコンを登録します。
1.ドアを開ける。
2.イグニッションON(エンジンを掛ける必要はありません)
3.バレットスイッチを1回押す。
4.1回押した後で、バレットスイッチを押し続ける。
5.チャープ音が1回鳴る。(この間もバレットボタンは押し続けたまま)
6.リモコンのアームボタンを1回押す。
7.チャープ音が鳴る。
8.ドアを閉める。
9.設定終了のチャープ音がなる。

これでリモコンが使えるようになっているはずです。
※これでも使えない場合はBitWriterでリモコン登録のロックが掛けられている可能性があります。
リモコンがもう1個ある場合は、同じ要領でもう1個リモコンを追加します。
リモコンの登録手順自体はViper5002と同じですので、詳しくは登録するリモコンのマニュアルを参照してください。

アーム、ディスアーム、パニックモード、サイレント操作、アンサーバックは正常動作の確認が出来ています。

ちなみにバレットスイッチ1回での登録は、Auto/Learn Standardでの登録になり
基本的なボタン割り当てが全ボタンに行われます。
ボタン毎に個別の登録をする場合は、回数を変えて登録する必要があると思いますが
現状では必要性を感じないので、何回でどの機能が割り当てられるかは試していません。
また、全削除も何回押せばいいか試していないので、もし試した方はご報告頂けると助かります。
(5002の様にchannel数が多くないので、恐らく回数は5002と同じでないと思われます)

リモコン操作の動画
Hornet300Vの車体へのアンサーバックは、スモール線へ配線しています。
ドアミラーはセキュリティと関係なく「ドアロックで格納」「イグニッションオンで展開」です。
純正キーやスマートエントリーで操作した際に車両から出る音はディーラーでOFFに出来ます。


非プラグイン版はここからダウンロード

参考資料
Bitwriter® ONLY features(太字がデフォルト設定です)

B-1Forced passive arming ONForced passive arming OFF
B-2NPC ONNPC OFF
B-3Panic with ignition ONPanic with ignition OFF
B-4Dealer security features ONDealer security features OFF
B-5Transmitter programming UNLOCKEDTransmitter programming LOCKED
B-6Feature programming UNLOCKEDFeature programming LOCKED
B-7Siren duration — 0 to 180 seconds programmable

※B-5がLOCKEDで設定されていると、リモコンの登録が出来ません。
その場合はUNLOCKEDにするためにBitwriter®が必要になります。

zones

Zone
Number
Trigger TypeInput Description
1Instant triggerHood and/or trunk pin switches.
2Multiplexed inputHeavy impact from on-board
Doublegurard® shock sensor.
3Two-stage, progresses from warning
to full alarm
Door switch circuit.
4MultiplexedOptional sensor, Inputs shorter than
0.8 seconds will trigger Warn Away®
response, while inputs longer than
0.8 seconds will instantly trigger full alarm.
5Two-stage (similar to zone 3)Ignition input.

リモコンでマルチレベルアーミングを行う場合は、VIPERとHORNETでは違いがあるかもしれません。
バイパー330Vは内蔵のショックセンサーなのでZone2に、ホーネット300Vはオプションセンサーにショックセンサーを繋ぐのでZone4に。

ちなみにバイパー330Vにもホーネット300Vにもシャント線(一時的なセンサー無効用)がありますが、デフォルト設定は「Sensor shunt zones 1, 2 & 4」なので、Zone5のイグニッションは無効になりません。
つまり単純にシャント線を利用し、リモコンエンジンスターターをONだと、イグニッションで警報が鳴るということです。
通常この線は純正リモコンでのトランクオープン時に対応するための線です。
(ミニバンやワゴンはバックドアから車内にアクセス出来るのでトランクと同じに考えるのは微妙な気がします)
リモコンエンジンスターターを使用する場合は、シャントの設定を「All zones」にするか(非推奨)、リレーを入れてスターターON時には、イグニッション入力線をカットする方法(こちらを推奨)を取る必要があると思われます。
マニュアルを読む限りでは、この線には(+)を流してあげる必要があります。
また、シャント線に入力があってから3秒以内にH1/6青の線にマイナス入力がないとシャント状態は解除されます。
3秒以内にH1/6青に入力があった場合は、引き続きシャント状態が維持され、H1/6青の入力がなくなると警戒状態に戻ります。

個人的にはリモコンエンジンスターターを取りつける予定がないので、これらは推測で書いております。
(実際はZone5もバイパスになって問題ない、などの情報があれば教えて頂けると助かります)

外部出力
VIPER330Vには以下のように書かれています。
H1/3 WHITE/BLUE No Function
VIPER5002にもメインハーネスは基本的に一緒なのですが(数字は逆順になっています)H1/3だけ表記が違います。
H1/10 WHITE/BLUE (-) 200 mA Channel 3 Programmable Output
全く試していませんが、推測ではH1/3をChannel 3として外部出力可能な気がします。

更にメニュー2-6のプログラムの説明には以下のように書かれています。
2-6 CHANNEL 3 VALIDITY/LATCHED/LATCHED RESET WITH IGNITION/
30SECOND TIMED/SECOND UNLOCK OUTPUT/DELAYED ACCESSORYOUTPUT
: This feature is not available on this model.

※このモデルでは使用できないと書いてありますが、恐らく動くでしょう。

2-6の設定で外部出力3の出力条件を設定出来るようです。
それぞれのモードの説明は以下のように書いてあります。(説明は5002のマニュアルから抜粋)
➤ A validity output will send a signal as long as the transmission is received.
可変出力:信号を受信している間(リモコンでチャンネル3出力を押し続けてる間)外部出力を行う。
➤ A latched output will send a signal continuously when the Channel 3 button(s) is pressed and released. The signal will continue until channel three is pressed again.
ラッチ出力:リモコンのチャンネル3出力ボタンを押して話したタイミングで外部出力を行う。
再度チャンネル3のボタンが押されるまで外部出力を行い続ける。
➤ A latched/reset with ignition output works similar to the latched output, but will also reset (output will stop) when the ignition is turned on and then off.
ラッチ出力(イグニッションでもリセット):基本的にラッチ出力と同じ動きですが
イグニッション操作でもがオブ出力が止まります。
➤ A 30 (60, 90) second timed output will send a signal for 30 seconds when channel three is pressed. This output can be shut off during the 30-second period by pressing Channel 3 again.
The BitwriterTM can program from 1 to 90 seconds.

30秒出力:チャンネル3のボタンが押されてから30秒間外部出力します。
出力中に再度チャンネル3を押せば出力を止めることが可能。
ビットライターでの設定であれば1秒から90秒まで設定可能。
ここからは5002のチャンネル3の説明には書かれていません。
SECOND UNLOCK OUTPUT
これはアンロックに連動して外部出力が行われるということでしょう。
DELAYED ACCESSORYOUTPUT
遅延出力だと思いますが、詳細ははっきり分かりません。
330Vのマニュアルをチラッと見た限りでは、イグニッションONされるまでか
ドアオープン/クローズされるまで、システムが警戒状態になるまで、
1時間経つまで遅延して出力されるのではないでしょうか。

またH1/12には以下のように書かれています。
H1/12 RED/WHITE (-) 200mA auxiliary channel/delayed accessory output
5002では200 mA output channel 2 (trunk release)と書かれており、トランク開放に使えということみたいです。(トランク以外でも普通に外部出力として使えるでしょう)
ただHornet300Vや330Vは、ロックボタンを2回押すとパニックモードになりますので
channel2として利用する場合は、メニュー1-5を「Panic Enabled」ではなく
「Auxiliary Output Enabled」に設定してから利用する必要があります。
delayed accessory outputで使用する場合は、メニュー1-6を設定してください。
(Hornet300Vの説明書には「パニックモードオン」「パニックモードOFF」として記載してありますが、内部的には「パニックモード」「外部出力モード」の選択という形になります)
リモコンを増設した場合は、車両純正リモコンを使わずにパニックモードが利用出来ますので
特にパニックモードOFFで使用しても問題ないと思います。
むしろ誤操作によるロック2回でのパニックモード突入を防ぐ意味ではOFF推奨です。
もちろんリモコンを追加した場合の話です。

2010/02/25追記
Hornet300Vにも外部チャンネルが2個あるようなので、何かに使えないかと考えましたが、特に必要そうな個所が見つかりません(笑)
バックドアも電磁式ロックなのでスマートキーを携帯してれば普通に開けれるし
スライドドアも純正リモコンにボタンが付いてるし
窓なんかリモコンで開けても全く意味がないし・・・
正直なところ、今の車は標準で便利になりすぎてて、セキュの外部出力を使う個所がない!
車に近づけば純正で勝手にルームランプ点くし、ドア開け閉めでも同じく点きますので
ドームライトスーパービジョンも全く使う必要がない機能になってます。
ということで未だ外部出力線は繋がれないままでテストすらやってません(笑)

blognplusの画像登録時にリサイズを行う

この記事はblognplusバージョン2.6.2ベースで書いています。
また、サーバーにimagemagickがインストールされている必要があります。
imagemagickがインストールされているのにエラーが出る場合は、ImageMagicKのconvertのパス位置を確認してください。
(/usr/bin/convertの部分です)
またphp.iniのsafe_modeがONになっているとshell_execを実行することは出来ません。

blognplusの初期設定には「表示可能最大サイズ(横×縦)」という項目がありますが
これは画像自体をリサイズするわけではなく、表示上のみのリサイズとなっています。

デジカメで撮ったような画像は非常に大きく、画像編集ソフトを利用してリサイズ後に
アップロードしている方が殆どではないかと思います。
私はそれほど面倒だとは感じませんが、知人から面倒だと言われ
アップロード時に自動でリサイズする変更を加えました。
※リサイズする基準のサイズは、初期設定の「表示可能最大サイズ(横×縦)」を利用しています。

アップロードの処理をしている箇所は2箇所あり、その両方に修正を入れます。
まずは記事の編集時にポップアップで画像挿入する画面の修正です。
ファイル名はpict.phpです。

$error = blogn_mod_db_file_add($user_id, $file_name, $_POST["blogn_comment"]);
@chmod($dest,0666);
// ファイルの種類チェック
if ($size = @getimagesize($dest)) {
// 最大サイズを超える画像の場合はリサイズを行う
if ($size[0] > BLOGN_MAXWIDTH || $size[1] > BLOGN_MAXHEIGHT) {
$ratio1 = BLOGN_MAXWIDTH / $size[0];
$ratio2 = BLOGN_MAXHEIGHT / $size[1];
if ($ratio1 < $ratio2) {
$ratio = $ratio1;
}else{
$ratio = $ratio2;
}
$rwidth = round($size[0] * $ratio);
$rheight = round($size[1] * $ratio);
// resize
shell_exec('/usr/bin/convert -geometry '.$rwidth.'x'.$rheight.' '.$dest.' '.$dest);
}
}

Imagickをサポートしているサーバーであれば、以下のように書いてもOKです。

$error = blogn_mod_db_file_add($user_id, $file_name, $_POST["blogn_comment"]);
@chmod($dest,0666);
// ファイルの種類チェック
if ($size = @getimagesize($dest)) {
// 最大サイズを超える画像の場合はリサイズを行う
if ($size[0] > BLOGN_MAXWIDTH || $size[1] > BLOGN_MAXHEIGHT) {
$ratio1 = BLOGN_MAXWIDTH / $size[0];
$ratio2 = BLOGN_MAXHEIGHT / $size[1];
if ($ratio1 < $ratio2) { $ratio = $ratio1; }else{ $ratio = $ratio2; } $rwidth = round($size[0] * $ratio); $rheight = round($size[1] * $ratio); // resize $image = new Imagick($dest); $image->thumbnailImage($rwidth,$rheight);
//$image->setCompressionQuality(50);
$image->writeImages($dest, TRUE);
$image->clear();
$image->destroy();
}
}

次に管理画面の「ファイル管理」を行う画面の修正です。
ファイル名はadmin.phpになります。
基本的に入れる処理は同じものになります。
当然ながら、こちらもImagickをサポートしていればImagickのロジックでもOKです。

$error = blogn_mod_db_file_add($user_id, $file_name, $comment);
@chmod($dest,0666);
// ファイルの種類チェック
if ($size = @getimagesize($dest)) {
// 最大サイズを超える画像の場合はリサイズを行う
if ($size[0] > BLOGN_MAXWIDTH || $size[1] > BLOGN_MAXHEIGHT) {
$ratio1 = BLOGN_MAXWIDTH / $size[0];
$ratio2 = BLOGN_MAXHEIGHT / $size[1];
if ($ratio1 < $ratio2) {
$ratio = $ratio1;
}else{
$ratio = $ratio2;
}
$rwidth = round($size[0] * $ratio);
$rheight = round($size[1] * $ratio);
// resize
shell_exec('/usr/bin/convert -geometry '.$rwidth.'x'.$rheight.' '.$dest.' '.$dest);
}
}

ちなみに携帯の画面から見ると、更に各携帯端末に合わせて
自動で画面サイズを調整する機能がblognplusにはあります。
しかし、携帯端末のリストが古く、最近の機種では画像が小さく表示されてしまいます。
datディレクトリの中にあるmobilelist.cgiが機種毎の画像表示可能の定義ファイルになります。
つまりmobilelist.cgiを最新のものに更新すれば、比較的新しい機種でも対応が可能となります。
以下のURLよりダウンロード可能です。
BlognPlus 用「mobilelist.cgi」

また携帯でblognplusにアクセスすると画像は直接表示されず
「PIC」というリンクで表示されますが、いちいちリンク先へ飛ぶのも面倒なので
直接表示出来るように修正を加えました。
(携帯のキャッシュ可能なサイズを超えるようなblogですと厳しいかもしれません)
修正するファイル名はindex.phpです。

if ($fsize < 0.4) {
$result = '';
}else{
$result = '[PIC]';
}

と書かれている行を、以下のようにリンクから直接表示に変更します。

if ($fsize < 0.4) {
$result = '';
}else{
$result = '';
}

これで携帯からアクセスした場合でも、機種毎に最適なサイズで直接画像が表示されるようになります。
※mobilelist.cgiは定期的に更新してあげないと、最新の携帯では小さい表示なってしまいます。

いっそリストに乗っていない機種は、最新の機種と割り切って
im.phpのデフォルト値を書き換えるのもありかもしれません。
mobilelist.cgiに機種情報が存在しない場合は、im.phpの以下のデフォルト値が適応されます。

$max_size = 5;
$max_width = 96;
$max_height = 72;
$color_size = 256;

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます