スバル サンバーにエアコンフィルターを取り付け

スバル サンバーの消耗品交換を一通り行ってきましたが、当然ながらエアコンのフィルターも交換しようと思っていました。
が、そもそもTV1などこの辺りの年式のサンバーには、エアコンのフィルターが標準装備されてないそうです。
エアコンフィルターが付いてない車があるんだと軽く衝撃を受けながらも、軽く調べているとスバル純正のオプション品でサンバー用のエアコンフィルターキットがあることを知りました。

既に部品が出ない可能性もあるかもと思いながら注文したら、スバルの部品発注のシステム障害なんかで多少到着が遅れたものの、無事にサンバー用のエアコンフィルターキットが到着しました。

スバル純正 空気洗浄フィルターキット

取り付けマニュアルも同梱されていて、それを見れば取り付け方法は分かるのですが、自分でやろうかと思う人もいるかもしれませので、どんな感じか書いておきます。
尚、今回も作業の半分は清掃でした(笑)

まずは上の写真の赤丸の内気・外気切り替え用のワイヤーを外します。
外したら下の写真の青丸のネジを外します。
左側のネジが映ってませんが、左側にも同じ形のネジが2本あるので計4本のネジを外します。

取り付け説明書には書かれていませんが、下の写真の赤丸のコネクターは外しておいた方が明らかに作業はやり易いです。

あとはエアコンの吸気ダクトの下側部分を手前に引けば外れるので、上側の配線などを引っ掛けないように上部分も外します。

思ってたよりは汚れてませんでした。

折角取り外したので手の届く部分は軽く清掃していきます。

下の写真のエアコンフィルターを出し入れする部分をカッターで切り取ります。

ちゃんとカッターの刃を入れてから軽く押せば変に割れたりせずに綺麗に外すことが出来ます。
正直なところダクト部分を外さなくてもカッターを綺麗に入れることができれば、ダクトはそのままでこの部分だけ切り離すことが出来ると思います。
まあオプションを購入してまでエアフィルターを取り付けようと思う人は、割と綺麗好きな方だと思いますので、折角の機会ですし取り外して清掃しましょう。

エアコンフィルターを挿入する部分を切り取ったら、蓋を固定するための金具を取り付けます。

エアコンのフィルターを挿入して蓋をして金具で止めたら終了です。
ただこのキットに付いてくるフィルターはあまりにも薄っぺらいので、社外品のちゃんとしたフィルターを購入して取り替えた方がいいかもしれません。

あとは外した時と逆の手順で元に戻していけば完了です。

流石にエアコンのフィルターは標準装備にしといて欲しかった。

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スバル サンバーのブレーキディスクローターとブレーキパッドを交換

サンバーのブレーキがあまりにも効かないので、ブレーキローターとブレーキパッドを交換することにしました。
ブレーキパッドもまだまだ使える残量がありますが、効かないブレーキがいくらあっても意味がないので交換します。

色々調べた結果、DIXCEL ( ディクセル )の製品が良さそうなので両方ディクセルのものにしました。

DIXCEL ブレーキディスクローター【 SD type 】 SD-3617021S

軽バンのTV1は12インチタイヤ用のディスクローターになります。
スパーチャージャー付のディアスワゴンの13インチ用とはサイズが異なりますので注意が必要です。
SC付ディアスワゴンのブレーキ周りを移植して大口径化という方法もあるみたいですが、キャリパーの入手が面倒なのでやりません。

ディクセルのSD typeはスリットが入ったタイプになります。
スリットがないものより若干効きが良くなるようです。
但しパッドが削れる速度も速くなるためブレーキパッドのカスが多めに出るようです。
効き優先なので目をつぶってスリットありにしました。

DIXCEL ブレーキパッド ESタイプ ES-361133

ブレーキパッドの同じくディクセルのもので、こちらもESタイプといって少しスポーツ走行寄りの材質が使われているらしく、減りは少し早いけどその分少し効きは良いようです。
こちらも効き優先なので減りの速さには目をつぶります。

では早速交換していきます。

まずはホイールを外します。
ホイールナットを止めているナットの規定トルクは80~100N・mです。
締め付ける際はトルクレンチを利用して正しい締め付けトルクで締め付けてください。
ホイールやブレーキ周りを適当にやると大事故に繋がりますので、工具がない人や自信がない人は素直に整備士に整備してもらいましょう。

ローターには錆が結構あります。
キャリパーやパッドも結構汚れています。
本当はキャリパーのパッキン類も新品に変えてオーバーホールした方がいいのですが、時間の関係で今回は取りあえずローターとパッドのみ交換します。
ちなみに今回の作業の半分以上の時間は、汚れをブラシとパーツクリーナーで落としていく清掃作業でした。

ホイールを外したら上の写真の赤丸の部分の12mmのボルトを外します。
ローターを交換せずにパッド交換のみの場合は、上のボルトは緩めるだけにし、下のボルトを抜けばキャリパーが上に開くのでパッドの交換ができます。
なお、この12mmのボルトの締め付けトルクは22N・mです。

キャリパーのボルトを外す際にキャリパー側のナットも一緒に回ってしまうので、17mmのスパナでナットを押さえてボルトを外してください。
締め付けトルクは22N・mなので簡単に外れるかと思ってましたが、ブレーキ周りは熱も入りますしボルトが固着しやすく、今回もかなり固くて結構力を入れないと緩みませんでした。

キャリパーが外れたらブレーキパッドを横にずらして取り外します。
ブレーキパッドを取り外したら次はキャリパーをマウントしているキャリパーサポートを外します。

上の写真の赤丸の部分のボルト2本を外します。
(下のボルトは写ってませんが裏側にあります)
17mmのボルトで非常に固く締まっていますので、スピンナハンドルなど力が入る工具で作業をしないと厳しいかもしれません。
少し長めのスピンナハンドルを使用したらタイヤハウス当たって緩められないという事態に…
少し短めのスピンナハンドルに変えて、なんとか隙間を見つけてボルトを緩めることができました。
ここはかなり作業し辛い場所なので今回の作業で一番の難所かもしれません。

キャリパーのマウンーを外したらいよいよブレーキディスクローターを外す作業になるのですが、大抵は固着していて手では簡単に外れませんので、ローターを外すためのボルト穴を使用してローターを取り外していきます。

ブレーキディスクローターに開いているネジ穴2か所に適当なボルトを差し込んで、2本を交互に均等に締め込んで行きます。

少し締め込んで行くとパキっと音を立ててハブとローターの固着部分が外れるのが分かります。
ある程度外れたら手でブレーキディスクローターを引き抜きます。

ブレーキディスクローターが外れたら、後は逆の手順で戻していけばいいのですが、その前にとにかく清掃!
折角キャリパーとローターを外したので、ブレーキ周りを清掃しておきます。

清掃も終わったのでブレーキディスクローターを取り付けます。
今回購入したディクセルのスリットタイプのローターは、スリットが6本のものはスリットの向きが逆回転になるように取り付けるとのことです。
ブレーキディスクローターが入っている箱の段ボールに図付きで説明書きしてありますので、ちゃんと読んで取り付ければ間違わないと思います。
(スリットの向きだけの問題なので、仮に間違っても事故になるようなものではありません)

ブレーキディスクローターをはめ込んだらキャリパーのマウンターを取り付けます。

ここのボルトは締め付けトルクが高めの80N・mとなっていますので、トルクレンチを使用してしっかりと締めていきましょう。

次にブレーキパッドを取り付けていきます。
ブレーキパッド用のグリスも同梱されていますので、別途用意する必要はありません。
またシムも最初から取り付けられた状態になっていますので、純正のシムを外して再利用する必要もありません。

ブレーキ用のグリスはブレーキパッドがキャリパーに当たる部分だけ薄く塗ります。
このグリスは塗らないという人もいますので、塗るかどうかは人によって色々みたいです。

キャリパーのボルトを締める前に、下側のボルトだけスレッドコンパウンドを薄く塗布しました。
スレッドコンパウンドは熱が入ってボルトが固着するような箇所のボルトに塗っておくと、熱による固着をある程度防ぐことが出来ます。
但し、締め付けトルクの数値が少し変わると言われていますので、私はそれほど気にしていませんが気になる人はスレッドコンパウンドは塗らない方がいいかもしれません。

キャリパーのボルトを締めてホイールを装着したら作業終了です。
が、最初の数回はブレーキは効きませんので、走る前に必ずブレーキを何度か踏んでブレーキパッドがローターに当たるまでキャリパーのピストンを押し出しておいてください。

ブレーキディスクローターとブレーキパッドを交換してから少し乗ってみました。
最初はあたりが出ていないので当然ながら全然効きませんが、走ってるうちに徐々に効くようになってきました。

初期制動は交換前よりも明らかによくなりました。
踏み込んで行った感じは交換前よりもよくはなりましたが、踏み込むほどにググッと効くかというとそうでもありません。
相変わらず結構な力でブレーキを踏まないと強く効かせることはできません。

全体的には交換前よりも明らかに効きがよくなり、お金を掛けて交換した価値はあるかと思います。
普通車と比べるとまだまだかなり甘いブレーキですが、軽自動車(軽バン)なのである程度は諦めるしかないかと思ってます。

ディクセルのブレーキディスクローターには、防錆コーティングが施してありますがブレーキパッドが当たる面にも容赦なく施工してあります。
最初はこれで大丈夫なのか?とちょっと思いましたが、少し走れば直ぐに防錆コーティングが剥がれて下の鉄部分が出てきました。

リアのドラムブレーキのシューも効くやつに交換したら更に止まるようになるのだろうか。

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スバル サンバーにタイダウンベルト用ワンタッチレールを取り付け

スバル サンバーにバイクを積載の記事でタイダウンベルトのフックを接続するためのアイボルトを運転席と助手席後部のボルト部分、後席シート横の穴に取り付け、バイク自体はタイダウンベルトで固定できるようになりました。
しかし、バイクと一緒に積むラダーレールや発電機など沢山の荷物が固定できません。

そこでバイク以外の他の道具なども固定できるよう、フック接続するためのアイボルトやリングを追加することにしました。

今回使用するのはキジマのワンタッチレールとワンタッチリングです。

キジマ ワンタッチレール

キジマ ワンタッチリング

ワンタッチレールを車両に取り付けるためにM6の皿ネジとナットも必要になります。
手が入る場所なら裏側に手を入れてナットを押さえればいいのですが、手が入らない場所に表からナットを設置できるターンナットというものがあります。

WAKAI ターンナット

レール4本、リング4つ、M6皿ネジとターンナットを用意しました。

まずレールを設置したい場所に養生テープなどで貼り付けて、ネジ用の穴を開ける箇所にセンターポンチでへこみを付けます。
(ドリルがブレて違う場所に穴が開かないようにするため)

ちなみに下の写真の場所に穴を開けてみたら、裏にも鉄板があって設置不可だったので場所を変えました…

小さな穴が開いたままになりますが仕方なし。

裏から確認して最初に開けた場所よりも後ろ側に移動しました。

4mm → 6mm → 8mm → 10mmとドリルの刃を少しずつ大きくして最終的に10mmの穴を開けます。

10mmの穴が開いたらターンナットを穴に差し込みます。
ターンナットのフランジ部分が引っ掛かって裏に落ちてしまわないような作りになっています。

ターンナットを穴に差し込んだらレールを穴に合わせて皿ネジを締め込んで行きます。
皿ネジを奥まで押して回していくと、裏でターンナットのナット部分が自動的に横になってナットとして機能します。

裏から見るとターンナットのナット部分が横になってネジを止めているのが分かります。

高さとかきっちり測らずに適当に取り付けたので、左右でレールの高さが違いますが気にしない!
前後の高さはわざと違う高さにしています。
前側を後ろ側よりも高い位置に設置しました。

ワンタッチレールを取り付けたら好きな場所にワンタッチリングを取り付けます。
タイダウンベルトを固定したい場所に取り付けるだけです。

ターンナットがあまりにも便利なので、後部スライドドアの上部(ドアではなく車両側)にも穴を開けました。

ワンタッチレールの場合と同様に10mmの穴にターンナットを差し込みます。

差し込んだターンナットにアイボルトをねじ込んで行けば、スライドドアの上部にもアイボルトの設置ができました。

これで上からタイダウンベルトで固定したい場合もタイダウンベルトのフックを接続可能になりました。
前側のワンタッチレールの上の方にワンタッチリングを取り付ければ、スライドドア上部からワンタッチレールまでたすき掛けのように固定することも可能だと思います。

ラダーレールを固定してみました。
折りたたみ式のラダーレール2本を固定しています。
全く問題なく固定可能です。

こちらは発電機を固定してみました。
発電機もガッチリと固定されて倒れる心配がありません。

ターンナットが便利過ぎて色んな所にレールやアイボルトが増えそうです(笑)

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AndroidカーステレオにTPMS(タイヤ空気圧監視センサーシステム)を接続

スバル サンバーにAndroidカーステレオを取り付けの続きです。

サンバーにAndroidカーステレオのATOTO A6 PFを取り付けましたが、ATOTOのオプションにTPMSがあります。
TPMSとはタイヤ空気圧監視センサーシステムのことで、タイヤの空気圧や温度をリアルタイムに監視してくれます。
A6には最初からTPMSのアプリがインストールされており、オプションのTPMSをA6と接続することで監視が可能になります。

バイクで既に使用していて便利なのは分かってましたが、ATOTOのオプションは少しお値段高めなので取り付けるか迷ってました。
そんな時にAliexpressを見てたらAndroidカーステレオ用のTPMSが沢山安く売られてました。
そしてTPMSの同梱物にはAndroid用のアプリもUSBメモリで入ってます。
基本Androidなんだから動く可能性が高いんじゃないかと思い買ってみました。
送料込みで3,000円もしませんでした。

中華TPMS

USB接続のTPMSレシーバーと四輪用のセンサー、アプリが入ったUSBメモリが入ってました。

ATOTO A6から出ている「外部記憶装置」のシールが貼られたUSBケーブルとTPMSレシーバーを接続します。

TPMSレシーバーはグローブボックスに放り込んでおきます。

タイヤにTPMSのセンサーを取り付けます。
センサーにはFront、Rear、Left、Rightが省略されて書かれているのでFR(フロント右)、FL(フロント左)、RR(リア右)、RL(リア左)を間違わないように取り付けます。

センサーはそこそこ大きいですが、黒いホイールに黒なのでそれ程目立ちません。

付属のUSBメモリからアプリをインストールする前にATOTO A6に最初から入っているTPMSのアプリを起動してみました。

しっかり全タイヤの計測値が表示されています。
USBからアプリを入れる必要はなさそうです。
この手のアプリをあまり信用してないので、できれば外部メモリからアプリは入れたくなかったので助かりました。

先日のホイール交換時に空気圧を測定した際、エアゲージの誤差も見たかったので、エアゲージを2個使って前2.4、後3.0に調整したのでTPMSの数値の方がほんの少し低く出ているようです。
まあバイク運搬用の軽バンですし、基本的には極端な空気圧の低下が分かればいいので精度はそこまで求めていません。

空気圧異常とみなす設定値や異常時の画面への通知などの設定は、基本的にデフォルト良い感じにセットされていました。
これでパンクを検知したらカーステレオの画面上に警告が表示されるようになりました。

スバル サンバーのタイヤ・ホイール交換

軽自動車用のタイヤホイールがあまりにも安いので(CBR600RRに買った鍛造ホイールの1/6くらい)サンバーの消耗品と一緒に交換しようかと色々調べていたら、4ナンバーの貨物車両のタイヤには厳しい制約があることを知りました。
(ホイールは規制緩和でJWL規格でよくなりました)

軽貨物で重要になるタイヤの負荷能力を示す「ロードインデックス」などの詳しい話は以下のサイトが参考になるかと思います。
軽バンのタイヤ交換が車検通らない? 気をつけるべき耐荷重ってなんだそれ?

簡単にいうと「軽貨物の車両には軽貨物用のタイヤじゃないと車検通りませんよ」です。
一般的な軽貨物は12インチのホイールを履いているので、12インチ用なら色々とタイヤの種類があります。
しかし13インチや14インチへとインチアップしようとするとタイヤの選択肢が殆どなくなります。

タイヤパターンがオフロード用みたいなゴツゴツタイヤは数種類から選ぶことが出来ますが、今現在で普通のタイヤだとヨコハマ PARADA PA03くらいしか選択肢がありません。
14インチ用PARADAの発売日は2020/6/4なので、それ以前は国産タイヤではまともな選択肢がなかったのではないでしょうか。

今は14インチ用のPARADA PA03が販売されているので、軽貨物でホイールのサイズを14インチへインチアップしても車検の度に純正ホイールへ戻したりせずに車検を通すことが出来ます。

ヨコハマ PARADA PA03 165/55R14 C95/93N ブラックレター

今回タイヤ・ホイールは店舗ではなく通販で購入しました。

こんな感じで1本1本綺麗に梱包されて届きました。

タイヤはPARADAほぼ一択でしたが、ホイールは色々なデザインから選ぶことができます。
ただ車が商用軽バンのサンバーなので、最近流行りの「切削光輝ホイール」なんかは似合わないだろうなと思い、ちょっと古めのワタナベ風デザインにしました。
(ワタナベ エイトスポークはその名前の通り8本スポークですが、今回購入したホイールは9本ホイールです…)
純正のタイヤホイールと持ち比べてみるとかなり重いです。
アルミでも鍛造ではなく価格が安い鋳造なので大して軽くありませんし、タイヤも幅が広くなっている分重くなっていると思われます。
バネ下荷重は純正に比べ確実に増えることになります。

ジャパン三陽 ZACK JP-209 グロスブラック 14インチ 4.5J

なんだかサッカーのザックジャパンみたいな名前のホイールです。
そしてタイヤのPARADA PA03は文字部分がホワイトレターになっているタイヤなのですが、14インチだけはブラックレターになっています。
タイヤが小さいからホワイトレターは似合わないんですかね?

それではタイヤ交換を行います。
まずはジャッキで車体を持ち上げる前にホイールのナットを緩めます。
(取り外さずに緩めるだけです)

ナットを緩めたら車体をジャッキアップします。
サンバーの前輪を持ち上げるためのジャッキポイントは下の写真の場所になります。
(右前の写真です)

ジャッキアップしたらあらかじめ緩めておいたホイールのナットを全部取り外します。

ナットを外したら普通にタイヤが取り外せます。

取り付けは逆の手順で、タイヤ取り付け → ナット仮締め → ジャッキを下す → 本締めという流れになります。

左前も同じ手順で交換。
特に難しい作業はありません。

そして後ろのタイヤを交換しようとした時、後ろのジャッキポイントの形状とジャッキの形状が合わないのに気付きました。

上の写真の右側がヴォクシー用で左側がサンバー用です。
普通車のジャッキを使った方が上げるのも軽いかなと思ってヴォクシー用を使いましたが、後ろのジャッキポイントとは形状が合わないのでサンバーに積まれているジャッキを使用することにしました。
ジャッキが倒れて持ち上げた車体が落ちると大事故に繋がるので形状の合わないジャッキを使用するのはやめましょう。

ちなみに他の写真にも写っているように外したタイヤを車両の下に入れておくと、万一ジャッキが外れても車体の落下がタイヤで止まるので、助かることがあるかもしれないと昔教わってからはそうしてます。

後ろ側のジャッキポイントは上の写真の場所になります。
(写真は左後ろです)

車載ジャッキだと形状がぴったりと合います。
前後左右とも交換したら仮締めしていたボルトを本締めしていきます。

本締めにはトルクレンチを使用します。

ホイールのボルトなんかは規定トルクからプラスマイナス10%くらいは許容範囲と言われたりしますので、高価で正確なトルクレンチでなく安めのトルクレンチても構わないと思います。
安いやつでも10%もズレることはありません。

サンバーの規定トルクは80~100N・mということなのでトルクレンチをセットして締め込みます。
(上の写真では103N・mになっていますが、上限値の100N・mに合わせて本締めしました)
ホイールナットは基本に従って対角線上に締めていきます。
緩みがないかの確認も兼ねて2回目を締めます。
2回カチカチはダメとよく言われますが、ホイールはそんなに繊細なトルク値は求めないと思いますので、緩んでないかの確認の方が重要と考えて2週目の確認締めを行っています。

取り付けが終わったので空気圧をチェックしてみたら4本とも4kgf/㎠~4.5kgf/㎠というめちゃくちゃ高い空気圧でした。
(通販なので空気入れを持ってない人を考慮して高めで送ってくるのでしょうか)

このサンバーを使用する時は基本的にバイクを載せている時なので、サンバーの最大積載時の空気圧をセットしました。
フロント:2.4kgf/㎠
リア:3kgf/㎠

最後にタイヤがタイヤハウスからはみ出してないかのチェックを糸を垂らして行いました。
前後ともに全く問題なしで少し余裕があるくらいでした。

まあ所詮サンバーなのでかっこよくはなりませんが、商用車っぽさは多少は消えたのではないでしょうか。

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スバル サンバーの消耗品交換 その2

スバル サンバーの消耗品交換 その1の続きです。

今回はバッテリーの交換です。
本当は前回の消耗品交換と一緒にやろうと思っていたのですが、バッテリーの輸送時に液漏れがあったため、専用のコールセンターに電話して交換となりました。

Panasonic (パナソニック) カオス Blue Battery N-60B19L/C8

サンバー用の型番はN-60B19L/C8になります。
パナソニックのカオスバッテリーは少々お高いですが、サポートが結構しっかりしていて、3年の保証期間内のバッテリー上がり時は無償でロードサービスが来てくれます。
まあ、任意保険にもロードサービスがあるので必須ではないのですが、なんとなく品質に自信がありそうに感じます。
最初に書いた輸送時の液漏れもカオスの保証サービスの1つです。

では早速バッテリーの交換を行います。
まずは助手席下にあるバッテリー収納部にアクセスします。
助手席の前に2か所シートレールを止めている金具があるのでパチンと外します。

すると助手席がシートレールごと後ろに倒れます。

本来は上の写真の場所に車載工具があるのですが、この中古サンバーには車載工具がありませんでした。
このサンバーには常にサーキットでのバイク簡易メンテナンス用の工具を積んでいるので、車載工具は載ってなくても何も困りません。

車載工具がはまっているパネルのドア側2か所にPULLと書いてあるツマミがあるので引っ張ります。
引っ張るとロックが外れるのでパネル自体を取り外します。

車載工具のパネルを外すとバッテリーが見えます。

バッテリーを抑えている金具を取り外し、バッテリーの端子はマイナス、プラスの順に外します。
端子を外したらバッテリーを持ち上げれば取り外せます。

新品のバッテリーを置いて端子を繋ぎますが、取り付ける場合はプラス、マイナスの順に端子を接続します。
今回はカオスバッテリー専用の診断機「ライフリンク」を取り付けるので、端子のボルトと共締めします。

ライフリンクには両面テープが最初から貼られているので、バッテリーの邪魔にならない場所に貼り付けます。

端子に接続したら直ぐに診断が始まります。
バッテリーが新品なので当然ながら「良好」が光っていますが、バッテリーが弱って来ると次第に赤の方のLEDが光ります。

VOXYにもライフリンクを取り付けていますが、某カー用品店でオイル交換をした際に「バッテリー弱ってます」などと言われて確認したら、バッテリー自体の確認窓も「良好」、ライフリンクも「良好」になってました。
バッテリー製造メーカーが「良好」と言ってるのに交換を勧めてくるとか、ちょっと頭悪いんじゃないかと思ったりします。

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主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます