「マフラー」タグアーカイブ

CBR250RR(MC51)のマフラーをフルチタン フルエキに交換

オークションで落札したCBR250RRですが、入札時からエキパイとチェーンのサビが凄いのは分かっていたので、最初からフルエキへ交換前提で落札しました。

250cc用とはいえフルエキだと結構なお値段なので中古で探しました。

アクラポビッチや他のメーカーとも迷いましたが、エキパイまでフルチタンのTRICK STAR IKAZUCHI(トリックスター イカズチ)が出品されていたので購入してみました。
JMCA対応モデルではなくクローズドコース専用のフルエキとなります。

中古なので焼き色が付いてますし細かい傷もありますが、へこみなどはなく綺麗な方だと思います。

まずは純正マフラーの取り外しからですが、純正のエキパイにはO2センサーが取り付けられているので取り外します。
このままセンサーを回して取り外そうとすると配線が捻じれて切れてしまうので、センサーを回す前に配線のカプラーを外しておきます。

O2センサーの配線を辿ればカプラはすぐに発見できると思います。
途中の配線を止めているバンドも外しておきます。

配線がフリーになったらO2センサーを取り外します。
取り付け時のO2センサーの締め付けトルクは25N・mです。

タンデムステップとサイレンサーを繋いでいるマフラボルトと、エキパイとサイレンサーを繋いでいるマフラバンドボルトを緩めてサイレンサーを取り外します。
取り付け時のマフラボルトの締め付けトルクは27N・mです。
マフラバンドボルトの締め付けトルクは20N・mです。

エキゾーストパイプジョイントナットを外します。
取り付け時の締め付けトルクは18N・mです。

エキゾーストパイプボルトを取り外します。
取り付け時の締め付けトルクは27N・mです。

これでエキパイも外れますが、エキパイのガスケットがエンジン側に残ったままになるので取り外します。

結構取りにくい場合もありますが、先の細いマイナスドライバーや千枚通しなどでこじって外します。

新品のガスケットが必要になるのであらかじめ用意しておいてください。

あとは逆の手順で取り付けて行きます。
エキパイを全箇所仮止めで取り付け、全部のネジが仮止め出来たら本締めしていきます。

O2センサーもエキパイに取り付けます。
配線が結構ギリギリで元の場所と同じところに配線できませんでした。
最短ルートを通してバンドで固定しました。
(1つのバンドは使いませんでした)

エキパイの取り付けが終わったらサイレンサーを取り付けます。
若干の排気漏れはありますが、今回は液体ガスケットなどは使いませんでした。

これでフルエキの取り付けは完成です!

エキゾーストパイプジョイントナットも結構サビているので新品を注文しましたが間に合わなかったので一旦古いのをそのまま使用しました。
後日交換予定です。

カウルを付けるとこんな感じです。
焼き色の好みは置いておいて、チタンの感じが凄く出ています。

レーシングフルエキゾーストなので触媒がないため超爆音かと思ってましたが、想像よりは静かで普通の爆音でした。

今はサーキットでも音量規制がありますので、好きなだけ爆音というわけにもいかないためサイレンサーで消音しているのだと思います。

とはいえJMCAと比べると明らかに爆音なのでご注意を。

エキゾーストパイプジョイントナットはゴールドメッキの新品に交換しました。
ちょっと輝き過ぎですね(笑)

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’21 CBR600RRにモリワキ Slip-On Exhaust ZERO ANO マフラーを取り付け

以前の記事でCBR600RRにアクラポビッチのスリップオンを取り付ける内容をご紹介していました。
’21 CBR600RRにAKRAPOVIC (アクラポビッチ) Slip-On Line (スリップオンライン) チタンマフラーを取り付け

ずっと同じマフラーも飽きてくるので、中古で購入したモリワキのスリップオンマフラーに交換することにしました。

MORIWAKI CBR600RR 21- Slip-On Exhaust ZERO ANO

型式2BL-PC40でJMCA(政府認証)マフラーは、アクラポビッチ・モリワキ・ヤマモトレーシング・TSRくらいしかないので合法マフラーだと選択肢は多くありません。
取り付けはアクラポビッチと殆ど変わらないので同様の部分は省略します。

久々にCBR600RRのシートカウルを外した気がします。
今回のモリワキのマフラーはサイレンサーの横に MORIWAKI と入っているので、文字を見えるようにするために遮熱板をカットします。
できるだけ純正パーツはそのまま残しておきたかったので、事前に同じ年式のレースベース車の遮熱板を買っておきました。

ですが、上の写真のように市販車とレースベース車では遮熱板の形が微妙に違い取り付けできなかったため、レースベース車の遮熱板はゴミとなりました…
ということで市販車純正の遮熱板をカットしていきます!

まずは切る部分にマジックで線を引いていきます。

線を引いたら車両から取り外してディスクグラインダーで切り取ります。
リューターだとかなり時間が掛かると思いますのでディスクグラインダーの使用をお勧めします。
ディスクグラインダーならあっという間に切断できます。

切断面で怪我をしないようにバリ取りと面取りをしておきます。

アクラポビッチの時と同じように遮熱効果のあるカーボンクロスを遮熱板に取り付けますが、穴の位置まで切断したためステンレスワイヤーを引っ掛ける場所がないので適当な位置にドリルで穴を開けました。

カーボンクロスをステンレスワイヤーで遮熱板に固定したら遮熱板を車体に取り付けます。

中間パイプを取り付けします。
隙間があまりないので取り付ける時、取り外す時ともにここが一番面倒だと思います。

モリワキの中間パイプは純正のバンドを使用して締め付けるのですが、モリワキのマニュアルに書いてあるトルクとCBRのサービスマニュアルに書いてあるトルクに少し差がありました。
モリワキのマニュアルには23N・mと書かれていますが、CBRのサービスマニュアルには17N・mと書かれていて、23N・mは少し締めすぎな感じのトルクなのでサービスマニュアルに合わせて締めておきました。

あとはサイレンサーを取り付けてフェンダーやシートカウルを戻せば取り付け完了です。

遮熱板をカットしたのでMORIWAKIの文字がバッチリ見えます!

モリワキのスリップオンにはアクラポビッチのようにバッフルも入っておらず、ストレートに排気が抜けてくる構造になっています。
(もちろんサイレンサー内部に消音剤が入っていて穴も開いてます)

遮熱板の部分がなくなると若干マフラー周りがスカスカな感じに見えます。
今はアクティブのフェンダーレスキットを取り付けていますが、支柱部分までスマートなタイプのフェンダーレスキットに交換するか考え中です。

ちなみにモリワキとTSRのフェンダーレスキットは、遮熱板を見えにくくするデザインとなっているため、MORIWAKIの時の部分も若干隠れてしまうため採用を見送りました。

マフラーを交換して実際に乗ってみましたが、アクラポビッチよりも明らかに排気音が大きくなりました。
「これで本当に車検対応なの?」と思うくらいの音量が出てます。
ヤマモトレーシングのスリップオンは更に音が大きいらしく、新車で交換すると3年後に劣化して車検に通らないこともあるくらいの音量だそうです。

このモリワキのスリップオンはフル加速で引っ張ってシフトアップすると、クイックシフターでのシフトアップ時にパンっとアフターファイヤーの音が出たりしてフルエキかのような排気音を響かせてくれます。
これで車検対応というのですから凄いの一言です。
(スリップオンでは馬力自体は殆ど変わらないので音と見た目を楽しんでください)

モリワキ
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2024/03/16 追記
中古のモリワキマフラーはJMCAですが車検に通らなかったので、新品に買い直しました。
が、新品でも車検落ち…
(事前にホンダドリームで音量検査してもらったらOKだったので、検査官によっては受かっていたかもとのこと)
結局、純正マフラーに戻して車検を通しました。

車検後に再度モリワキマフラーを取り付けましたが、中間パイプがなかなか入って行かない時は、触媒があるフロントパイプを止めているネジを緩めてあげると入りやすくなります。

SV650Xに【SCORPION】スコーピオン セルケト パラレル カーボンマフラーを取り付け

販売代理店が海外(イギリス)から取り寄せとなっていたSV650X用のスリップオンマフラーが届きました。
SCORPION SERKET

スコーピオン セルケト パラレル カーボン
サイレンサーがテーパー状になったものもありますが、あえて同じ太さのパラレルというモデルを購入しました。

付属品は取り付けマニュアル、インナーバッフル、スプリング、ボルトナットくらいです。
エンドバッフルはサイレンサーに取り付けられた状態でした。

まずは純正のマフラーを取り外します。
下の写真の赤丸のボルトを外し、2枚下の写真の赤丸のバンドを緩めると純正のマフラーが取り外せます。

ガスケットを別に購入して用意していたのですが、セルケトはガスケット不要でした…

取り付け説明書に書いてある通りに組付けましたが、サイレンサーの取り付け穴がタンデムステップ側の穴の位置と合いません…
約1.5cmほど穴の位置がズレて付属のボルトが入りません。

力を入れて無理やりボルトを差し込んだらなんとか入りましたが、無理な力が掛かっている状態だと思います。

更にスイングアームとサイレンサーのクリアランスが殆どありません!
5mmくらいしか間が空いてません。

タンデムステップとサイレンサーを止めている穴の受け部分にはゴムの材質の部分があるので、手でマフラーを揺すると多少動きます。
これはマフラーの振動を車両に伝えないためとかだと思いますが、この若干動く幅があることで一番車両側に揺らすとスイングアームと干渉します。

少しでもクリアランスを広くとるために、手元にあったカラーを1枚入れて少しだけクリアランスを広く取りました。
幸い普通の状態ではギリギリ干渉しないので、外的な力が加わらない限りは干渉しないと思われます。

上の写真は30分ほど走行後のクリアランスです。
かなりギリギリですが干渉した傷などもありません。

流石にこれはおかしいなと思って調べてみると以下のことが分かりました。

スコーピオンのSV650用セルケトの対応年式は2016~2021であること。
2022年モデルから排ガス規制の基準が変わったのでエキパイが変わったこと。
同じ2022年モデルの人で同様にボルトの穴が合わないといっていること。

この車両は2022年モデルなので対応年式ではないと…
大幅に寸法が変わったわけではないので、サイレンサーをバンドで止めるタイプのマフラーやステーを伸ばして止めるタイプのマフラーであれば、恐らく吸収できる範囲の誤差なのだと思います。
しかしセルケトはサイレンサーに直接ボルト止めの穴があるため、ちょっとした誤差でも穴の位置が合わなくなると。
クリアランスがギリギリなのもエキパイの角度や長さが若干違うためだと思われます。

まあこれくらいは許容範囲だと思いますので、気にせず使おうと思います(笑)

今回は純正エキパイと中間パイプの接合部に液体ガスケットを塗っていないので、そこから若干の排気漏れがありました。
ガスケット方式にしてもらった方が個人的には嬉しい。
サイレンサーと中間パイプの接合部からの排気漏れはなし。

インナーバッフルは最初から入れませんでしたが、エンドバッフルを付けた状態だとJMCA対応マフラーくらいの音量で非常にジェントルです。
3500回転くらいまでの低回転域では、純正より重低音効いた感じの音がします。

エンドバッフルを取り外すと音量は増しますがそれでも爆音という程ではなく、JMCA対応にも関わらず「これ車検通るの?」と思えるうるささマフラーより更に1段階うるさいくらいの音量です。
まあ明らかに車検は通らないだろうけど爆音ではないくらいの音量になります。
個人的にはこの中間くらいの音量だと使いやすいなと思います。

エンドバッフルを追加で買ってみたので、ちょっと加工してこの中間の音量を目指してみようと思ってます!

2023/06/10 追記
追加購入したエンドバッフルの終端の蓋の部分を削ってみました。

これくらい削ってもほんの少し変わるくらいでバッフルなしとの中間というところまでは全然行きませんでした。

ということで蓋の部分を全部削ってみました。

先ほどまで削ったものと殆ど変わりませんでした。
アイドリング付近の音は太い感じなったんですが、走り出すと全然うるさくないです。
エンドバッファありだと、この辺が限界みたいです。

2023/06/20 追記
サイレンサーとスイングアームのクリアランスが危険なレベルだったので、サイレンサーを止めているボルト部分のスペーサーを厚めのものに交換しました。
寸法が微妙に合わないものを無理やり取り付けているので、乗っていると次第に元に戻ろうとしてサイレンサー下部がスイングアーム側に近付いていきます。
このままだと干渉すると思ったので長さ25mmのスペーサーを入れることにしました。

これで多少揺れたり斜めったりしてもスイングアームに干渉することがないくらいのクリアランスを確保できました。

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’21 CBR600RRにAKRAPOVIC (アクラポビッチ) Slip-On Line (スリップオンライン) チタンマフラーを取り付け

3月初めに注文していたAKRAPOVIC (アクラポビッチ) のスリップオンマフラーがやっと届きました!
JMCA認定/政府承認品なのでちゃんと車検にも通る合法のマフラーです。

アクラポビッチのマークが入った段ボール箱に入って届きました。

中身はこんな感じです。

サイレンサー部分は結構オイルっぽい油分が付いてます。

取り付けマニュアルの内容が写真入りでかなり充実しています。
締め付けトルクまで丁寧に書かれているので、これを見れば工具さえ揃っていれば取り付けできます。
記載は英語ですが難しくないですし、仮に英語が分からなくても写真を見れば大体分かると思います。

取り付けマニュアルに従ってシート、リアカウル、フェンダーなどを取り外します。

ステップ裏のマフラーのバンドを緩めて触媒から後ろ部分のマフラーを取り外します。

親切マニュアルのおかげで基本的に迷うことなく取り外せると思います。

今回は取り付けマニュアルにはない遮熱板へのカーボンクロスの取り付けを行うため遮熱板を取り外します。
(カーボンクロスは遮熱効果のある生地です)
マフラーまで外せてればあとネジ2本を外せば遮熱板が取り外せます。

取り外した遮熱板です。
これに遮熱板の形に切り取ったカーボンクロスをステンレスワイヤーで固定します。

CBR600RRはセンターアップマフラーなのでリアシートのすぐ下をマフラーが通ってます。
そのせいで長時間乗っているとタンデムシート下がかなり熱々になってきます。
この程度ではETCは壊れないとは思いますが、私の場合は他の機器もタンデムシート下に入れているため遮熱板の上に更に遮熱効果があるカーボンクロスを置くことにしました。
(YouTubeで温度測定している方がいて、カーボンクロスを間に入れるとタンデムシート下の温度が5℃くらいは変わるようです)

カーボンクロスを間に入れて遮熱板を元に戻したのでアクラポビッチのマフラーの取り付けに戻ります。

アクラポビッチのマフラーに付属しているバンドの内側に、これまた付属しているカッパー(銅)グリスを塗ります。
カッパーグリスを塗ったらバンドをパイプに取り付けて車体側のパイプに差し込みます。

差し込んだところで気付きました。
これってトルクスネジじゃないかと…

車のハンドル周りをばらすために以前 T型トルクスレンチを買ってましたがそれとはサイズが合いません。
トルクスのソケットを買いに行くかとも思いましたが、取り合えず規定トルクで締まれば一旦付けてしまおうと、禁断の手を使ってトルクスのボルトを締めこみました。

マイナスドライバーをボルトとヘキサレンチの隙間に入れて締めこむ禁断の方法です…
一応規定トルクまでは何とか締めこむことができましたが、下手するとボルトをなめてしまうので絶対にやらない方がいいです。
全ての作業が終わった後でトルクスのソケットのセットをAmazonでポチっておきました。
(バックステップのネジを数本とヒートガードのネジを外せばこのバンド部分にアクセス可能なので、後日トルクスのソケットを使って締めなおす予定です)

パイプ部分を取り付けたらサイレンサーをパイプに差し込みます。
この部分には白い方のグリスを塗ります。

サイレンサーをハイプに差し込んだら付属のスプリングをパイプとサイレンサーの両方に付けて接続します。
この時スプリングフックがあると作業が楽になるので、マフラー交換を自分でする人は安いですし1つ持っておくと便利です。

アクラポビッチマフラーの輸入販売元のPLOT(プロと)の動画でも言っているのですが、遮熱板とマフラーが干渉してビビり音が出てしまうので、遮熱板の干渉する部分を曲げて干渉しないようにします。

少し曲げればいいかと思っていたのですが、私の場合は干渉しなくなるまで結構曲げないといけませんでした。

サイレンサーまで取り付けたら後はフェンダー、リアカウル、シートと元に戻せば作業は完了です。

カーボン製のエンドキャップがアクラポビッチしてますね!

下から見るとチタン製のサイレンサー部分とステンレス製のパイプ部分がちゃんと見えますが、横から見ると普通のバイク(マフラーが横から出ているバイク)のような「マフラー替えてます!」感は殆どないです(笑)

アクラポビッチへの交換後の音はといいますと、そもそも純正がアイドリングでもかなりうるさいので、そこまで音が大きくなったという感じはしません。
もちろん純正よりも若干音は大きくはなっているのですが。
PLOTの動画ではJMCA認証試験が結構ギリギリだったと言ってましたので、JMCA認証のマフラーとしては音は大きい方なんでしょう、多分。

音質は少し変わって純正よりも低音が響く感じです。
回転数を上げると純正よりもレーシーな音がしますが、純正でもそもそも結構いい音してるんです。
いやほんと、純正の出来が良すぎて車検対応のマフラーに替えても見た目も音も飛躍的に変わらないのは良いところでもあり、残念なところでもあるといった感じでしょうか。

2021/06/20 追記
ポチった翌日にはトルクスのソケットが届きました。
Amazon届くの早い。
時間がある時にバンドのトルクスネジの確認と増し締めをしておこうと思います。

2021/06/26 追記
トルクスで増し締めしたらネジ穴をなめてこそいなかったものの少しだけ低めのトルクで締ってました。
やはりちゃんとした工具でやらないとダメですね。
ちなみにトルクスのサイズはT45です。

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