三脚だけでなく一脚にもアルカスイス互換のクランプを装着

購入した三脚VANGUARD VEO 2 265ABがアルカスイス互換だったので、全アルカスイス化を目指したはいいのですが、よく使う一脚が対応していないと意味がないので一脚もアルカスイス化します。

一脚に雲台を付けずにそのままアルカスイス互換のクランプを取り付けます。

今回購入したのはSUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60iになります。
SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i

作りもしっかりしており、製品としては全く問題ありませんでした。

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i
一脚にクランプを取り付け

付属品はネジ、六角レンチ、ポーチ、ネジサイズ変換アダプターです。
今回はネジサイズ変換アダプターを利用します。

一脚にクランプを取り付け

単純に一脚のネジ部分に変換アダプターを介して取り付けるだけです。

下のスマホで撮った写真がボケボケになってますが、これだけで一脚がアルカスイス化されました!
これで三脚、一脚共にアルカスイス化完了です。

あとはカメラ側のアルカスイス化です。

一脚にクランプを取り付け

ちなみに私が使っているBENRO カーボン一脚ナットロックモデルC28Tであれば、ネジ部分が1/4″ – 3/8″兼用のため、取り外して反対にして取り付けると、上で書いた変換アダプターを使用しなくてもクランプの取り付けが可能です。

一脚にクランプを取り付け

ネジを反対にして取り付ければ3/8″ネジに。

一脚にクランプを取り付け

変換アダプターなしで取り付け完了。

一脚にクランプを取り付け

続く
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIにアルカスイス互換クイックシュー取り付け

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VANGUARD VEO 2 265AB 三脚

今持ってる三脚が一眼レフで使うにはあまりにも貧弱なため、持ち運び出来て、更にある程度丈夫な三脚を購入検討してました。
ManfrottoのBefreeなども検討しましたが、某フリマアプリであまり聞いたことがない製品だけど、調べたら意外と良さそうな美品中古の三脚がお手頃価格で出品されていたので思わず購入。
VANGUARDという台湾のメーカーのようです。

VANGUARD VEO 2 265AB
VANGUARD VEO2 265AB

買った後で色々と調べてみると、雲台の先端が銃器に取り付けるレールのような構造になっているではありませんか。
ただ銃器の場合は、銃側に規格であるピカティニーレールがあって、そこに装備品を挟んでつける感じなので、このカメラのものとは真逆な感じです。
ピカティニー・レール – Wikipedia

調べてみたらカメラの世界では結構有名な規格のようで「アルカスイス」という名前だそうです。
アルカスイス社以外の他メーカーから出てるものは、一般的にアルカスイス互換と呼ばれているようです。
ちなみにアルカスイスとは企業の名前のようです。

VANGUARD VEO2 265AB

エアガンで既にレールの便利さは知っているので、これを使わない手はないと思いました。

VANGUARD VEO2 265AB

三脚側の機器をクランプ、カメラ側の機器をクイックシュー(クイックプレート)と呼ぶそうです。

VEO2にはクイックシューも1つ付属していますので、カメラだけであれば何も買わなくても使用可能です。
但し、付属のものだけですと三脚座付きの望遠レンズに変えたりした場合、クイックシュー自体を付け替えなければならす、アルカスイスの意味が全くありません。

ということで、アルカスイスの便利さを体験するには、望遠レンズにもそれぞれアルカスイス互換のクイックシューを取り付ける必要があります。

VANGUARD VEO2 265AB

続く
三脚だけでなく一脚にもアルカスイス互換のクランプを装着

TAMRON(タムロン) TAP-in Console

標準ズームをTAMRONのA007から SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2Model A032)に入れ変えましたが、どうもピントが甘い。
そこで直ぐにタムロンへD750と一緒にピント調整に送ることにしました。

送ってから待つこと10日

返って来た修理の明細には「若干の前ピンを確認したので調整しました」的なことが書かれてました。
良くなったのか確認してみると…

広角の24mm付近はガチピンになっていました。
が、そこからズームになるにつれて前ピンが酷くなるという状態で、70mm付近とか全然ピントがあってない!

何度もメーカーに送って調整してもらったという話も聞きますが、やりとりも面倒ですし、送っている間は本体ごと使えなくなるので、自分で調整することにしました。

最近発売されたタムロンのレンズは、TAP-in Console(タップインコンソール)というレンズのカスタマイズが行えるアクセサリに対応しています。
A032もタップインコンソールに対応しています。

SIGMA用の調整機器であるUSB DOCは持ってましたが、タムロンのは持っていなかったので購入。
が、現在は安いところには在庫がない状態で取り寄せになりました。
注文して3週間くらいで届きました。
本来メーカーがきっちりやるべきピント調整をユーザー自身に委ねるわけで、価格をもう少し安くしてもらえると助かるのですが…

TapInConsole

本体とUSBケーブルが入ってます。

TapInConsole

SIGMAのUSB DOCよりも丸みをおびた形状で、手触りも非常に良いです。

TapInConsole

専用のアプリをタムロンのWebサイトよりダウンロードし、PCとタップインコンソール、タップインコンソールとレンズをそれぞれ接続して専用アプリを起動します。
A032の場合は、焦点距離4か所と被写体までの距離か3所の計12か所での補正が出来ます。

TapInConsole

上の調整後のキャプチャを見てもらえば分かると思いますが、望遠側に行くにつれて前ピンが酷くなる状態でした。

今回は24mmはピントが合っており望遠になるにしたがって前ピンという状況でしたので、最初に70mmでピント調整を行い。
そこから予測で35mm、50mmの設定を行い一旦レンズに補正値を保存。
次に被写体までの距離を同じにして、焦点距離を変えながら微調整していく方法を取りました。

具体的に言うと、70mmの無限遠と最短距離でガチピンになるように補正。
この時の数字が+18でした。
そこから予測で35mm、50mmをそれぞれ+6、+12にして保存。

保存したら最短距離になるようにピント調整用のチャートとカメラの位置をセットして24mm、35mm、50mm、70mmを一気に撮影します。
当然ながら三脚使用で、AFでピント合わせする前に手動でわざとピント位置を大幅にずらししっかりとAFを動作させます。
偶々がないように、それぞれの焦点距離で複数回の撮影をします。

次に被写体までの距離を離して中間地点で同じことを行い、最後に無限遠でも行います。
広角の無限遠は正直なところ、等倍以上で見てもなかなかピントが合っているのか見分けが付きません。
ピントが合ってるのか分かり辛くなった時は、同じ焦点距離でコントラストAF(ライブビューで使われるAFです)で撮って比べると分かりやすいです。
ライブビューで撮ると基本的にピントはかなりの精度で合うので、くっきりとピントが合った画像との比較が可能になります。

微調整のために毎回カメラからレンズを外してタップインコンソールに繋いで、と調整するのは厳しいので、それぞれのズレ具合は後から一気に調整するためにメモっておきます。
(70mmの調整を行った時点で、どれくらいのピンボケがどれくらいの補正値でいいかという感覚は、なんとなく掴めているはずです)
メモを元にタップインコンソールに接続して微調整を行い、そこから更に上に書いた確認を繰り返すわけです。
繰り返し何度もやれば精度はもちろん上がります。
が、この作業は非常に疲れます…

どこまでやるかは「本人が気が済むまで」としかいいようがなく、自分が納得できるところまでやったら終了です。

レンズの補正を行うには、レンズをボディから外しタップインコンソールと接続しなければならず、そこが一番面倒臭い部分です。
レンズを装着したまま補正できる仕組みがあれば最高ですが、今度はPCからカメラの位置まで届く長いケーブルか、カメラと一緒に移動できるようにPCをノートやタブレットにしてカメラと一緒に移動する必要が出てくるので、無線でできない限りは結果的に楽にはならない気がします。

無線といえばSDカードの無線化は個人的にお勧めします。
画像を確認するのにSDカードをカメラから抜き取る作業が入ると、ピント調整作業は更に面倒な作業となってしまいます。
D750にはWi-Fi接続の機能が標準でありますが、接続できる無料アプリがAndroid用やiOS用しかないので、私はWi-Fi内蔵のSDカードであるFlashAirを導入しました。

FlashAirのことは以前から知ってましたが、書き込み速度やWi-Fiの速度が遅かったことから導入を見送ってましたが、第4世代になってから書き込み速度・転送速度共に大幅に上がっており、常用に耐えれると思い採用しました。
D750のダブルスロットのスロット2の方に入れて使用してます。
(スロット1にRAW、スロット2にJPEGを保存する設定にしています)

FlashAirを利用することで、D750からSDカードを抜き取ることなく、PCで撮影した画像を確認することが可能となるため、レンズのピント調整が非常に捗ります。
FlashAirの第4世代は非常にお勧めです!

TapInConsole

ちなみにタップインコンソールでは、手振れ補正のモード変更も可能です。
アプリにはフォーカスリミットの設定項目もありますが、A032にはそもそもフォーカスリミットのスイッチがないので、フォーカスリミット設定はできません。

追記
設定はテストチャートを使ってやりましたが、実際に外で撮影してみました。
やはり無限遠の設定は、テストチャートでは難しいです。
外での無限遠の調整は、遠くのタイル貼りのビルをコントラストAFと位相差AFで交互に撮影し、タイルや目地のシャープさを等倍で比べて行きました。
近くに電柱や建物、看板などがあると前ピン、後ピンの判断がよりやり易いかと思います。

外での撮影でも無限遠以外は微調整程度ですみましたが、無限遠がボケボケ画像になってしまいました…
※ボケボケなのは、あくまでも絞り開放で等倍で見た場合です。

結果的に下に貼ったキャプチャの設定で落ち着きました。
(設定の焦点距離以外の中間地点などでも試写してみました)

A032設定

AFのピンと調整は、テストチャートでは調整しきれない可能性がありますので、最終的には実写で微調整することをお勧めします。
しかし、メーカーに調整に出しても全域ガチピンになってはこないので、TAP-in Consoleを使えるようになったのは助かります。

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M4A1 MWSにNPASを取り付け

マルイのM4 GBB用にもNPASが発売されていることを知り、VFCのHK417で便利だと思っていたので交換することにしました。
※NPASにてボルトのガス量を、弾を飛ばす方とボルトを作動させる方にどれくらい振り分けるかの調整ができます。

NPASへの交換記事を探しても見つからなかったので書いてみました。

RA-TECH Marui M4 GBB NPAS KIT
RA-TECH Marui M4 GBB NPAS KIT RAG-Marui-060

入っている部品1つと専用のレンチ1つです。

早速ボルトを分解して行きます。
まずは下の写真の赤丸のネジ2個を外します。

ボルト分解1

まだ1つしか外してない状態で写真を撮ってしまいましたが、両方外してください。

ボルト分解2

ネジを外しただけでは抜けないので、まずは下の写真の赤で囲っているパーツ(パーツリストを見たらボルトキャリアキーと言うらしいです)を上に持ち上げます。
中に入っているスプリングも抜いてしまって構いません。
持ち上げたら青で囲っている部分のパーツ(ファイアリングピンストッパーと言うらしい)を上に抜き取ります。

ボルト分解3

そうすると中のピストンが取り出せるようになるので、少し引き出してからボルトキャリアキーを抜き取ります。
ボルトキャリアキーを外せばピストンを完全に抜き取ることが出来ます。

ピストンを抜き取ったら下の写真の赤丸のネジを外します。

ボルト分解4

ネジを外しただけでは、まだピストンの中身を抜き取ることはできません。
下の写真の赤丸のパーツ(ピストンカップ)を引き抜いて外せば、ピストンの中身を取り出すことができます。

ボルト分解5
ボルト分解6

ピストンの中身はスプリングで繋がっているパーツと繋がっていないパーツがあります。
スプリングで繋がっているパーツは引き抜けば出て来ますが、引き抜いても出てこないパーツ(ピストンバルブ)はピストンの穴から細めのドライバーでも突っ込んで取り出してください。

ボルト分解7

小さいスプリングとピストンバルブが組み合わされていますので、スプリングを外してピストンバルブとNPASを入れ替えます。

NPASに交換

ちなみに上の写真で写っている状態が最大に初速側に振った状態です。
専用のレンチで回していくとボルトの動作側のガス量が増えて行きます。

あとは逆の手順で戻して行けば終了です。

NPASをボルトに組み込み終わった後で専用工具を使って調整しようとしても、下の写真2枚のように中でNPASがクルクルと回ってしまってガス量の変更が出来ません。
(写真見辛いです…)

NPAS調整
NPAS調整

そこで工具で回していってNPASの穴が見えたら、細いドライバーを突っ込んでNPASが回転するのを止めます。
そうすればボルトを分解しなくてもガス量の調整が可能となります。

NPAS調整

交換される方が気になるであろう初速の変化ですが、初速側に最大に振ってもノーマルから2~3m/sしか上がりませんので、規制を超えてしまうようなことはないと思います。
どちらかというと夏場のインドア用に初速を落とすとか、冬場に作動重視にするとか、初速を上げるのとは逆で使うものだと思いました。

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KSC M9(M9A1)の旧型ホップアップシステムを新型ポップアップシステムに交換

KSC M9のホップアップシステムを旧式から新方式ものへ変更しました。

まず下の写真の赤丸部分のピンを抜きます。
写真の手前側から奥へピンを打ち抜きます。
KSC M9 新型ホップアップシステム交換

ピンを外すと下の写真の赤丸の部品が落ちたりするので無くさないように注意してください。
KSC M9 新型ホップアップシステム交換

KSC M9 新型ホップアップシステム交換

下の写真の赤丸のピンを抜けばチャンバーを抜くことができます。
このピンは結構固かったです。
写真でいうと裏側からピンを打ち抜きました。
どちらが正解かは正直分かりませんが、抜いた後も指し直せばしっかりとピンにテンションが掛かるので問題なさそうです。
KSC M9 新型ホップアップシステム交換

最後に新型のホップシステムに変更するための部品番号を載せておきます。
(下の写真の7番は旧式も同じ番号で、取り外したもが使えるので注文する必要はありませんでした)
KSC M9 新型ホップアップシステム交換

写真番号部品番号部品名税抜価格
1305インナーバレル1101500
2306アジャストリングN300
3307アジャストリングCリング50
4308アジャストスプリング300
5309ホップカラー350
6310ラバーチェンバーN3300
7338アジャストリングガイド07200

KSC M9A1 グリップ交換

KSCのM9シリーズのグリップにはKSCと大きく文字が入ってます。
版権的に仕方がないものの、実銃のグリップをそのまま付けれるような設計にしたそうです。

実銃用のグリップもそこまで高くはないのですが、レプリカは更にその半分以下の金額なのでレプリカを買ってみました。

GUARDER M9&M92 グリップ 2016Ver
GUARDER M9&M92 グリップ 2016Ver

KSC標準のグリップは下の写真のように大きく「KSC」の文字が入ってます…

KSC標準グリップ

写真では分かりにくいですが質感が若干違います。
KSCのものに比べると少しマットな感じです。

グリップ比較

KSCのものとGUARDERのものでは、ネジ山が掛かる穴の深さが違います。
なので、そのまま付け替えると少しだけカパカパします…

グリップの穴比較

適当な大きさのパッキンがなかったので熱収縮チューブを間に入れることに(笑)

熱収縮チューブ

熱収縮チューブをネジと同じ長さくらいに切って、ねじを締め込む際に押しつぶしながら装着しました。
(ちゃんとしたパッキンを使うべきだと思いました)

GUARDER M9&M92 グリップ 2016Ver

ネジをはめた後のグリップ自体のパカパカはなくなりましたが、グリップ自体の作りがそれほど良くないので、若干隙間が出来る箇所が出てしまいます。
気になる人には気になるレベルかもしれません。
レプリカなのでと諦めがつかない人は、やはりベレッタ純正の実物用を買うべきだと思います。

隙間

値段が値段なので個人的には十分だと思います。

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主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます