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モバイルPCをASUS TransBook 3 T303UAからHP Spectre 13へ買い替え

先日までノートPCはASUS TransBook 3 T303UAを使用していました。

正確にはノートPCではなく2-in-1モデルでキーボードを外すことができ、タブレットとしても利用することができます。
便利かなと思って2-in-1スタイルを選択してみましたが、私のモバイルPCの使い方だと全くタブレット運用がありませんでした。
逆に膝の上に置いて作業ができないなど、普通のノートPCの方が使いやすいと感じることも多々。

あと、3kのモニターも私の使い方だと正直なところ不必要でした。
12.6インチのモニターに3kで表示できても文字が小さすぎて読めません…
結果Windowsの拡大機能を使って拡大するわけで、多少は文字のジャギーが目立たないとかはあるかもしれませんが、プログラムによっては正しく拡大表示されなかったりとデメリットもあるので、小型のモニターではFullHDで十分だと感じます。
(高画質の動画を再生するような使い方だと3kを生かせるのかもしれません)

ダラダラと書きましたが、要は「私の使い方にTransBook3はマッチしていない」ということです。

更にモバイルCPUも時代は第8世代に突入し、今まで2CORE2スレッドだったのが4CORE8スレッドになり、大幅に処理能力が上がりました。
TransBook3は第6世代のCore i5で当時としては非力ではありませんでしたが、プログラムのコンパイルなども行う私にとっては多少イライラするスペックでした。
(ノートPCだから…という諦めでなんとか我慢してました)
第7世代までは多少の世代差は気になりませんでしたが、第7世代と第8世代では超えられない壁があります。

ということで、前から気になってたHPのノートPCに買い替えることにしました。
最初はSpectre x360が第一候補でした。
見た目の美しさ、そして360度キーボードを開くことでタブレットのように使うこともできる!

ん?待てよ
タブレット的な使い方は必要なかったんじゃ?
スタイラスペンなんてSurfaceペンまで買い増ししたのにTransBook3で使ったことあったか?
などと自問自答した結果、同じSpectreシリーズでスタイラスペン非対応になって360度回転をなくすかわりに、より軽く・より薄くしたSpectre 13が候補に上がり、最終的にSpectre 13を買うことにしました。
Spectre 13も非常に美しい見た目をしています。

HP Spectre 13

セラミックホワイトのパフォーマンスモデル
インテル® Core™ i7-8550U
16GB メモリ
NVMe M.2接続の512GB SSD
顔認証対応(Transbook3も顔認証対応で非常に便利でした)

この薄さで4CORE8スレッドです。

実際に使用してもTransbook3の時のようなもっさり感がほとんどありません。
プログラムのコンパイル中も他の作業ができる快適さです。
もちろんコンパイルも断然早いです。
ここまで来ると少し前のデスクトップの性能ですね…

はっきり言って買い替えて正解でした。
ノートPCにある程度のスペックを求める人は、絶対に第8世代以降のものを購入してください。
そこには完全に超えられない壁が存在します。

Spectre 13に一つだけ難点があるとすれば、外部接続用の端子がUSB-TypeCのみということでしょうか。
たたUSB-TypeCを3つ搭載していますので、変換アダプターを使えば特に難点とは言えないかもしれません。
これからはUSB-TypeCが主流になっていくでしょうし、過去の遺産を気にしなければ、逆に割り切っててスッキリしてます。

HP Spectre 13お勧めです。

ASUS TransBook 3 T303UAの充電について

出張用のノートPC(正しくは2-in-1)としてASUS TransBook 3 T303UAを使用しています。
この機種の電源コネクタにはUSB Type-C Power Deliveryという規格が使われています。

ただこの規格に対応しているモバイルバッテリーや充電器があまり多くありません。
更に対応しててもワット数が足りなかったり、書かれている通りの性能が出ない製品が非常に多いそうです…

詳しくは以下のサイトにまとめがあるのでご覧ください。
USB Power Deliveryの規格について調べた | HANPEN-BLOG

最終的には相性もあるので試してみるしかないのが実際のところのようですが、試すにもTransbook側に電圧や電流値はでないわけで、チェッカーを購入して計測してみることにしました。

Plugable USB-C 電圧・電流チェッカー
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカー

Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーは電圧、電流と電流の向きが表示されます。
以前のバージョンは点滅でこれらの数値が切り替わって表示されたみたいですが、今のものは全部同時に表示されます。

まずはモバイルバッテリーから。

RAVPower USB-C 26800mAh モバイルバッテリー PD対応
RAVPower USB-C 26800mAh モバイルバッテリー PD対応

今のところ安いものだと選択肢はこれくらいしかありません。
高いものはAusu Zen Power Maxとかありますが、値段が倍以上します…

最大出力20V / 1.5Aですが、15Vしか出てませんでした。
使用していても普通に使ってる分にはジワジワと充電は増えて行きました。
ただファンが最大で回るほどCPUを使ってると充電が止まるという報告もあるようなので、そういう使い方が多い人は注意が必要かもしれません。

RAVPower USB-C 26800mAh モバイルバッテリー 計測

次にACアダプタを検証します。

マイクロソリューション
USB-C USB PD:Power Delivery Specification Portable Power Supply 60W

USB-C USB PD:Power Delivery Specification Portable

AndroPlusさんのブログの中でも評価の高いACアダプタです。
但し規約違反ではないもののSplit PDOと呼ばれる挙動をするようで、相性問題が出る機種もあるとのことです。

USB-C USB PD:Power Delivery 計測

実際に試してみたところ、20V / 2A前後ちゃんと出ています。
純正のアダプタには20V / 2.25Aと書かれているので45Wなわけですが、純正アダプタで計測しても20V / 2A前後しか出ていませんでした。
(充電量30%未満から充電開始で計測)
基本的に純正と同じように出力されているのは確認できました。

まあ60W(20V / 3A)まで出力できるACアダプターなので、ちゃんと動けば45Wは全く問題なさそうです。

フル充電中は本体はそれなりに熱くなってました。

またこのACアダプターからRAVPowerへの充電も問題なく可能でした。