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ブラックホーク クイック ディスコネクト システム

以前、XD GEAR タイプ XDM用 ベルトホルスターを購入したのですが
レプリカ品なので精度がよくありませんでした。
というか最悪でした・・・

XD GEAR タイプ XDM用 ベルトホルスター
XD GEAR タイプ XDM用 ベルトホルスター

作りがタイトなどと書かれていたりしますが、タイトどころではありません。
当たってる箇所を削れど削れど、相当な力を入れないと入らないし、抜くのも一苦労。
銃本体に傷は入るわ、実際に抜こうと思ってもすっと抜けないから使い物にならず。
もう使用は諦めてジャンク箱の中へ・・・

加工1

で、結局1年程前にBHI(ブラックホーク)の実銃用CQCホルスターを買って使ってました。
使い心地も最高で、すっと挿せてしっかりロック、抜く時も片手で簡単に抜けます。
値段はレプリカなんかと比べると少々高いですが、値段分の価値はあるので
本物を強くお勧めします。

そのBHIのSERPA CQCホルスターは、プレートキャリアに
QDアダプター(クイックディスコネクト)経由で取り付けています。

サバゲやってると終盤は疲れてきて、プレキャリを脱ぐことも多いのですが
そうなるとプレキャリに付いてるホルスターも一緒に脱ぐことになるわけです。

でも、引き続きハンドガンを装備していたい場合なんかは
ホルスター本体をベルトアダプターに取り付け直す必要があります。

MOLLEアダプターでプレキャリに取り付けてるホルスターをプレキャリから外し
更にネジを外してホルスター本体を外し、ベルトアダプターに付け替える
なんてことは、現地ではやはり非現実的です。

私の場合、プレキャリにはQDアダプター経由でホルスターを取り付けていますが
オス・メスを1個ずつしか購入してなかったので、ベルトアダプターには
QDアダプター(メス)が取り付けられていませんでした。
ホルスターはプレキャリから簡単に取り外せるが、ベルトアダプターへは
QDアダプター経由で取り付け出来ないという状態でした。

そこでQDアダプターのメスを追加購入し、ベルトアダプターもQD対応にしました!

これでボタンを押すだけで、プレキャリとベルトアダプター間のホルスターの移動が可能に。

BHI  CDC & MOLLEアダプター1

QDアダプター同士の溝を合わせて、ひねるだけでカチっとロックされます。
外す時はボタンを押しながらひねるだけで、簡単に取り外し可能。

BHI  CDC & MOLLEアダプター2
BHI  CDC & MOLLEアダプター3
BHI  CDC & ベルトアダプター1
BHI  CDC & ベルトアダプター2
BHI  CDC & ベルトアダプター3

ちなみにQDアダプターには メスx2、オスx1 が入ったちょっとお得なセットがあるので
最初からそっち購入しておけば良かったなと・・・
(別銃用のホルスターを増やした時を考え、オスも1個追加で買っておきました)

A&K M24にSW M24用マガジンを流用

web shopアシュラで購入した福袋に入っていたA&K M24ですが
アウトレットでもないスナイパーライフル福袋にも関わらず
故意にマガジンやBBローダーを抜いた商品が入れられていました。

殆どのショップで売られていないA&K M24用マガジンを抜くのは酷いと
アシュラに問い合わせをしましたが「福袋の商品だから抜いてる」という
意味不明な回答の一点張り・・・

なので、マガジンを流用できないか挑戦してみました。

A&K以外のM24でマガジン形状が似ている製品をピックアップ。

マルイVSR:リップ部分は似ているが、マガジン全体は似てない。
マルゼンAPS:リップ部分は似てない。
CAW M24:リップ部分は似てない。
SW(Snow Wolf) M24(APSタイプ):リップ部分は似てない。
SW(Snow Wolf) M24(VSRタイプ):リップ部分もマガジン全体も似ている。

ということで、SW M24(VSRタイプ)のマガジンをベースにすることに決定。
ただ、SW M24(VSRタイプ)のマガジンもあまり売られていないので、探すのに苦労しました・・・

届いたSWのマガジンをA&Kのマガジンと比較してみました。

マガジン比較1

押し込むと引っ込むカバー(?)部分は、SW製の方が上まで来る長さですが
押し込んでしまえば、下部からの高さは殆ど同じになります。

マガジン比較2
マガジン比較3

マガジン全体の寸法もほぼ一緒です。
(加工無しでもいけるか?と期待が高まりました)

マガジン比較4

上の写真を見てもらうと分かりますが、残念なことにリップ部分の位置と大きさが微妙に違います。
下の写真の赤線より後の部分が、明らかに長くなっています。

実際にマガジンを差し込んでみると、長い部分が引っ掛かり
マガジンが半分くらいしか銃本体に入りません・・・

マガジン比較5

そこで赤線の少し後くらいまで、余計な部分を削り取ります。

赤線まで削ると、ストッパーになってる部品まで達してしまうので
削り過ぎないように注意してください。
(赤線まで削らなくても入るようになるので、現物であわせながら削るといいかと)

削り取ったら本体にはまるようになったので、コッキングして試射!

が、弾は出ません・・・

バレルを外して、マガジンの位置などを確認すると、ストッパー部品まで
チャンバー部分の突起が届いてないため、ストッパーが解放されてないことが判明。

A&K用のマガジンと下部からリップ部分上部までの長さを比較したところ
SW用のマガジンの方が数ミリ短いことが判明。

銃本体側を盛ると、A&K用のマガジンが使えなくなるので
SW用マガジンのストッパー部品の押さえられる部分を
0.5mmのプラ版2枚分(合計1mm)かさ上げしました。

すると、弾が供給されるようになり、無事解決か!と思いましたが
他の部分に隙間があるのか、1発装填された後の次の弾が
シリンダーヘッドから伸びるノズルに干渉し噛んでしまい
引いたボルトを最後まで戻せなくなる現象が発生しました。

そこでリップ部分も0.5mmのプラ版3枚分(合計1.5mm)かさ上げ。

マガジン加工1
マガジン加工2
マガジン加工3
マガジン加工4

ここまで加工しても、わざとボルトをゆっくり戻したりすると
噛んだりこそしませんが、2発装填されることがあります。
(普通に早めにボルト戻せば、ダブって装填されることはありませんでした)

ここに書いている部分以外でも、多少削って角を取ったり、高さなどを合わせたり
という加工は随時行っています。
この辺りは個体差とかも出てきそうな部分なので、実際にすり合わせながら
加工していく必要があると思います。

あと、A&Kのマガジンの場合は、本体にさした場合、カチッとはまって止まるのは1回だけですが
SW用のマガジンは、下の写真に引いている線の2箇所でロックして止めることが出来ます。

マガジン加工5

最初の線の部分で止めてしまうと、リップが給弾口まで全然届きませんので
ストッパーが解放されず、弾は全く装填されません。

なので、更に押し込んで後ろの線の部分でロックするようにします。
(ここまで押し込めない場合は、すり合わせながら削ったりする必要があります)

今回のマガジン加工ですが、手探り状態でやったので、作成に2日間(5時間くらい)掛かりました。
やらなきゃいけないことは大体把握出来たので、次からは1日1個くらいは作れそうな気はしますが
多分ゲームで使うこともなさそうなので、作成は取り合えず1個で終了。

正直、加工は結構面倒なので、A&Kさんマガジン単体で売りに出してください・・・
(そもそもアシュラさん、マガジン抜いたりしないでね)

A&K M24にKM企画 APS-2 ステンレス製スプリング 0.98J組込み

A&K M24のチャンバーパッキンをPDIのWホールドチャンバーパッキンに交換しました。
すると初速が若干低下。

電動ガンなら十分な初速ではあるのですが、そこはエアコッキングタイプのスナイパーライフル。
ギリギリの初速が欲しいところ。
(ギリギリと言っても多少の余裕は必要です)

そこでスプリングを交換することに。

A&K M24はAPS2用のスプリングが適合するので、APS2用の0.98Jスプリングを購入。

KM企画 APS-2 ステンレス製スプリング 0.98J
KM企画 APS-2 ステンレス製スプリング 0.98J

KM企画 APS-2 ステンレス製スプリング 0.98J 2

下の写真の上が中華ぶった切りスプリング、下がKM企画のAPS2用0.98J
比較

さくっと組み込んで初速を計測。

交換後ノンホップ初速
交換後ノンホップ初速

あわわわ・・・
お見せできない初速が出ました。

交換後ホップMAX初速
交換後ホップMAX初速

ホップをMAXで掛けるとやっと収まるくらい・・・

ちなみにちゃんとホップを掛けれるように、チャンバー周りを加工しています。
Wホールドチャンバーパッキン+マルイ純正押しゴムでは、ホップをMAXにしても
0.2g弾ですら微妙にホップ量が足りないくらいにしかならなかったからです。
更にホップ量も安定せず、集弾性も全くよくありませんでした。

チャンバー周りの加工、及びガタ取り、パッキン押さえゴムの強化など
チャンバー周りに手を入れたことで、0.2g、0.25gであれば、調整可能幅の
半分もホップを掛けずに適正ホップになるようにしました。
ホップMAXにすると、とんでもない鬼ホップになります(笑)
(チャンバーを加工してる写真を撮ってなかったので記事に出来ません・・・)

折角端が綺麗に処理されているスプリングですが、このままではとても使えないので
仕方なくスプリングを2巻分カット。

カットしたスプリングを組み込んで初速を計測。

2巻カット後ノンホップ初速
調整後ノンホップ初速

何度か計測したら法定内であるものの、もう少し高めのギリギリの初速も出ました。

0.2gでギリギリの初速だと、0.25gで超える可能性があるので
初速が下がり過ぎない事を祈りつつ、コッキングしたまま一晩放置。

追記
丸一日コッキング状態で放置してみたものの、初速は全く下がりませんでした。
(スプリングとしてはへたりにくい良いスプリングってことでしょうか)

そこでスプリングを更に1巻半カット(トータル3巻半カット)

スプリング3巻半カット0.2g
スプリング3巻半カット0.2g

スプリング3巻半カット0.2g

スプリング3巻半カット0.25g
スプリング3巻半カット0.25g

0.2gなら問題ない初速になりました。
0.25gだと結構ギリギリです。

0.2gで初速を超ギリギリにする人がいますが、その場合0.25gを使うと大抵オーバーします。
0.2gでのみ初速を計る人は、少し余裕を持った初速にした方が安全です。

A&K M24にスコープとバイポッド取り付け

スナイパーライフルといえばスコープとバイポッド。

スコープは3-9×40 可変倍率。
PRECISION OPTICS LT3-9X40AOLという実銃用のスコープらしいですが
値段も安いしMade in Chinaなので、ちゃんとした実銃スコープとは比べ物にはなりません。

バイポッドはハリスタイプ。

A&K M24にスコープとバイポッド取り付け1

A&K M24にスコープとバイポッド取り付け2

やはりスコープとバイポッドを付けると、スナイパーライフルらしくなりますね。

スコープ1

スコープのフロント部分にはフォーカス(パララックス調整)があります。

スコープ2

中央部分にはエレベーション(垂直)、ウィンデージ(水平)を調整するダイヤルと
イルミネーションドットのON/OFF及び輝度選択のダイヤルがあります。
イルミネーションは赤・緑・青でそれぞれ3段階です。

エレベーションとウィンデージ調整ダイヤルは、キャップを外さずに
そのまま調整できるタイプです。
その下の方にあるリングを締めると、ダイヤルが回らなくなり
手などが触れて勝手にダイヤルが回るのを防いでくれます。

スコープ3

スコープ後部には倍率調整リングと視度調整リングがあります。

レティクルの光り方は、下の写真のような感じです。

イルミネーション発光なし
レティクル


レティクル青


レティクル赤


レティクル緑

最低倍率の3倍で覗いたらこんな感じです。
3倍ズーム

アイレリーフも特に問題ない感じです。

A&K M24シリンダー分解・清掃

A&K M24の初速とチャンバーパッキン交換からの続きです。

PDI Wホールドチャンバーパッキンに交換後の初速を計ってみました。

ノンホップ
チャンバーパッキン交換後初速ノンホップ

ホップ中間
チャンバーパッキン交換後初速ホップ中間

ホップMAX
チャンバーパッキン交換後初速ホップMAX

交換前から比べると、初速が4m/sくらい落ちてます・・・
交換したのはホップパッキンだけなので、ノズルの位置とか気密の関係でしょう。

パッキン交換後のホップの効き具合は、未だ確認していません。

シリンダーの分解も簡単そうだったので、分解して清掃することに。
基本的な分解方法は、VSRと大して変わりありません。

シリンダーヘッドは専用の工具を持っていないので、ノズル部分に傷が入らないよう
ノズルに厚めにティッシュを巻き、細めのラジオペンチの先をシリンダーヘッドの穴2箇所に入れ
結構な力を入れて回したら取れました。
(かなり固かったです)

シリンダー分解

中華銃ではお約束の緑色のグリスが使われていたので、綺麗にふき取った後
マルイのグリスと、タミヤのフッ素グリスと併用してグリスアップ。

後は外した時と逆の順番で組むだけなので簡単でした。

スプリング

使われているスプリングも、中華銃お約束のぶった切り初速調整スプリングでした。
スプリング交換で最大初速を95m/sくらいに引き上げたいとこですが
対応するスプリングなんかも良く分かってません。
(VSRとはシリンダーの長さが違うみたいですし、SWのM24ともシリンダーのサイズが違うようです)

A&K M24の初速とチャンバーパッキン交換

MP5KHCが落ち着いたので、福袋から出て来たA&K M24を触ってみました。

A&K M24

まずは初速のチェックです。

箱出し1発目(ノンホップ)
ノンホップ初速1

悪くない数字です。

箱出し2発目(ノンホップ)
ノンホップ初速2

1発目との差が結構ありますが、予想以上にいい数字が出ました。
(バラつきは出来れば解消したいですね)

ホップMAXではどれくらい下がるのか?

ホップMAX初速
ホップMAX初速

ホップMAXでもいい数字出ますね。
但し、弾速計にしか撃ってないので、どれくらいホップが掛かるかはまだ不明。

所詮は中華銃なので、どうせチャンバーパッキン終わってるだろ、という勝手な予想を元に
屋外で試射する前からチャンバーパッキンの交換(笑)

今回使用するのはこれ。

PDI Wホールドチャンバーパッキン VSR用
PDI Wホールドチャンバーパッキン VSR用

マルイ純正でもよかったのですが、近所のエチゴヤさんで売り切れだったため
社外品では安めのこいつにしました。
(こいつは多分サバゲで使わないだろうし、自己満足出来るレベルに仕上がればいい程度なので)

VSR系のエアコキ分解は初だったので、完全に写真を撮り忘れ!
(構造自体は大して難しくない構造でした)

下の写真2枚はA&K純正のチャンバーの一部の部品です。

純正チャンバーパーツ1

上の写真の割れてる部分、決して私が割ったわけじゃありません!
割れてる部分のネジを外す前から割れてました。

中華でもちょっと酷い部類ではないかと思います。
そもそもプラの材質が悪い、とても悪い。
中華はマルイだとプラ使ってる部分でも、金属多目に使ってる銃が多いですが
細かい部分のゴムやプラの材質・形状は、基本的にあまりよくないです。

純正チャンバーパーツ2

上の写真のチャンバーパッキンも弾力性がなく硬化してる感じでした。
(やはりチャンバーパッキン買っといてよかった!)

チャンバーパッキンと押しゴム(こっちはマルイ純正)を交換して組み上げ。
押しゴムはマルイ純正そのままのサイズだと微妙に入らなかったので、少しだけカットして入れました。
(押しゴムはA&K純正のままでも良さそうな感じでした)

組み上げる際、コッキング時や戻す時に擦れて動きが悪くなってる部分にグリスアップし
滑らかにコッキング出来るように確認しながら組み上げました。

組み上げて弾が出るかだけ確認。
特に給弾不良などもありません。

初速やホップの効き具合、集弾性などは確認していないので後日確認予定。
(そもそも初速以外は、交換前を確認していないので比較はできませんが・・・)

ちなみに、他にもネジ穴とのサイズが合ってないビスが使われていたりと
ちょっと初心者は手を出さない方がいい感じの中華銃でした。
(各パーツが単体で売られてないから、どこか壊れるとゴミになる可能性大)
パーツの供給を考えると、やはりマルイ製品が安全・確実です。

A&K M24シリンダー分解・清掃へ続く。