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PCX(EBJ-JF56)のブレーキホースをステンメッシュホースに交換

PCXのブレーキがあまいので260mmローターと一緒に、ブレーキホースをステンメッシュホースに交換しました。
コンビブレーキは既にキャンセルしてるので、フロントブレーキ用の1本だけを交換します。
(見た目的には両方交換した方が良いんですが、無駄なのでやりません)

今まで乗って来たバイクでも何度かステンメッシュに交換してきましたが、一度バンジョーボルトをねじ切った経験があるので、今回はそんな心配のないステンレス製を使用します。
(今まではずっとアルミ製を使って来ましたが、非常に気を使います・・・)

今回使用したのは以下の製品です。
(MadMaxのキャリパーサポートを使用すると、キャリパー位置が通常より若干下がるので、PCX用として一般的な長さの950mmより長い1010mmを選択)

Optimum ブレーキディスクローター 260mmOptimum ブレーキディスクローター 260mm

GOODRIDGEステンメッシュホース

時間があまりなかったので交換時の写真は撮ってません・・・

マスターシリンダー側のバンジョーボルトは、エア抜きが楽なエアーフリーバンジョーを使用しました。
これがあるとエア抜きが非常に楽です。

素材を全てステンレスにしたことで、各部を規定トルクで締め込み出来るので、交換作業が非常に楽です。
大丈夫かな?と手の感覚を気にすることなく、トルクレンチを既定のトルクに設定して締めて行くだけ!
また、コンビブレーキのホースは交換しないので、外装を一切外さずに交換可能でした。
(コンビ解除時に外装外しで苦労しました)
面倒なのはエア抜きくらいです。

そのエア抜きもキャリパー側からシリンジでオイルを満たすことで、比較的楽に終えることが出来ます。
先にも書きましたが、エアーフリーバンジョーボルトもエア抜きを楽にしてくれます。

バンジョーアダプター はキャリパー側に20度を使用、マスターシリンダー側に45度を使用してます。

GOODRIDGEステンメッシュホース装着
GOODRIDGEステンメッシュホース装着2
MadMax ウェーブブレーキディスク260mm 装着1

はやりステンメッシュホースは純正のゴムホースとは全然違います。
PCXのふにゃふにゃブレーキがカッチリブレーキへと大変身しました。

各部を規定トルクで締め込んでますので、ブレーキラインからのオイル漏れも全くありません。

ステンメッシュホースへ交換する際は、各部品をステンレス製にすることをお勧めします。
(価格が安いことや色が選べることは、ステンレス製にはないアルミ製のメリットではあります)

260mmローターとステンメッシュホースに交換し、ブレーキの効きは非常によくなりましたが、今度はブレーキ性能にタイヤが付いて来れません・・・
納車時の新車装着タイヤですが、噂通りグリップ性能は微妙です。
評判の良いタイヤは結構あるようなので、出来れば早いうちに交換したい。
(とはいえ新品タイヤが勿体ないですね)

PCX(EBJ-JF56)のローター交換

PCXはよく出来たバイクだと思います。
が、ブレーキに関しては非常に不満でした。
まずはコンビブレーキですが、余計なお世話なのでさっさとキャンセル。

次に不満なのがフロントの甘々な効き方。
(コンビブレーキがあってもなくても)
まるでエアでも噛んでるかのような効き方をしますし、結構握りこまないと止まりません。

コンビブレーキを解除したことで3POTの内2POTしか使っていないので
制動力自体を上げるためにノーマルの220mmから260mmのローターに変えました。
(実際は同時作業でステンメッシュホースに交換してます)

PCX用のローターは色々と出ていますが、ビッグローターへの交換にはキャリパーサポートも必要なので、キャリパーサポートとセットのものから選ぶことに。
KN企画とMadMaxのキャリパーサポートが良さそうでした。
どちらにするかで迷いましたが、値段が安いMadMaxの方にしました。

マッドマックス(MADMAX) 260mmウェーブブレーキディスク(ゴールド) ブラックサポート付
MadMax ウェーブブレーキディスク260mm

ノーマルとの比較です。
やはり220mmは小さいですね。

MadMax ウェーブブレーキディスク260mm ノーマル比較

取り付けは詳しく書いてるサイトもあるので省略します。
(あまり時間がなかったので写真撮ってなかったりするだけですが・・・)

MadMax ウェーブブレーキディスク260mm 装着1
MadMax ウェーブブレーキディスク260mm 装着2

幾つか注意点だけ書いておきます。

キャリパーサポートはジュラルミンなので規定トルクで締めれない可能性があります。
無理に規定トルクで締めこもうとするとネジ穴を壊す危険があります。
キャリパーサポートとフロントフォークを固定する側は、キャリパーサポートのネジ穴を使うことになるので注意が必要です。
規定トルクは30N・mとなっていますが、私は23N・mから初めて徐々に上げて行きました。
ぬめっとしたり抜ける感覚がしたら危険サインです。

ただ私の個体はきっちり30N・mで締めることが出来ました。
(とはいえ30N・m時は結構ギリギリな感じでした)
規定トルクまでは無理だろうと思いネジロックも併用してましたが意外でした。

あとはローターのボルトは使いまわし不可となっており、Optimumのステンレスボルトを購入していました。
しかし、締め込んでいくとソケットのヘキサレンチとボルトの穴が合っていないため、規定トルクを掛けようとすると穴がなめてしまうという粗悪品でした。
(他の製品でも似たようなレビューがありました)

正直、これをそのまま使うくらいなら、外した純正ボルトを使いまわした方がマシなので、純正ボルトにネジロックを塗布して使いまわしました。
純正ボルトは問題なく規定トルクでかっちり締め込むことが出来ました。
(厳密には使いまわしはダメですが、若い頃はよく使いまわしてたのを思い出しました)

最後にキャリパーサポート用のボルトとクリアランスについて書きます。
キャリパーサポートにはボルトが付いてこないので自身で用意する必要があります。

M8x25mmボルト 2本
M8x30mmボルト 2本
ワッシャー(1mm) 4枚
スプリングワッシャー(2mm) 2枚

私は上記を別途購入しました。
(全てステンレス製)

フロントフォーク側に30mmボルトを使用し、ボルト頭の部分にワッシャーを1枚入れました。
(これでもちょっとボルトは出てますが、当たらないので問題なし)
純正キャリパーサポートとの接続側は、25mmボルトを使います。
但し、そのままだとボルトがはみ出てローターと干渉してしまうので、ワッシャーを入れて調整します。

MadMaxキャリパーサポートと純正キャリパーサポートの間に1mmワッシャーを1枚入れ、ボルト頭の部分に2mmのスプリングワッシャーを1枚入れました。
キャリパーサポート同士の間に1mmのワッシャーを入れたのは、ローターとパッドのクリアランスを調整するためです。
このワッシャーを入れないとキャリパーのセンターが出ません。
(同じMadMax製なので調整なしでもOKな作りにして欲しいところです)
センターが出ないだけならいいのですが、パッドを全開に開いて入れても内側(ホイル側)のパッドがローターにあたります。
※最終的にワッシャーの配置を変えました。
詳しくは最後に書いている追記をご覧ください。

実際に取り付けた感想としては、効きは多少良くなったと思います。
ただ同時にステンメッシュホースに交換しているので、正直そちらの効果の方が大きい気がします。
(ステンメッシュホースでかっちりブレーキになり操作性がかなり上がったので)

あと交換直後はディスクが曲がってるかと思うほどシャリシャリ音がしてましたが、あたりを出すために暫く乗ってハードブレーキングを繰り返してたら、シャリシャリ音は随分減って来ました。
もう暫く乗ってみないと結論は出せませんが、気にならない程度には落ち着くのかなと思ってます。

追記
キャリパーからの異音(シャリシャリ音)の原因が分かりました。
ローターにキャリパーの一部(突起部分)が当たっていたようです。
キャリパーサポート同士の間にワッシャーを入れていたのが原因のようです。
(センターは出てましたが、突起部分がローターに近付き過ぎて干渉してました)
間のワッシャーを抜いても、ブレーキの引きずりなどがないことは確認できたので、キャリパーサポート同士の間のワッシャーは抜いて使用することにしました。
(納車後350kmくらいしか走ってないので、かなり新品に近い状態のパッドです)

更に追記
ブレーキをきつめに掛けるとジャダーが起きます。
パッドへの攻撃性も結構高そうな感じで振動が来ます。
同じディスクを使ってて全く問題な人がいるとすれば、やはり私のディスクは歪みがあるのかもしれません。
(まさかウェーブディスクが全部こんな感じではないと思いますし)
非常に気持ち悪いし命にも関わる部品なので、Optimum製の真円の物を注文しました。
週末にでも交換予定。

PCX(EBJ-JF56)にArai Astro IQ(XL)が入るかの検証

今まで使ってたヘルメットが相当古くなっていたので買い替えしました。
使ってたヘルメットはAraiのOmniという古いヘルメットです。
サイズはLサイズで丁度良かったのですが、今のAraiのヘルメットはきつめということで、実際に試着してみてから購入することにしました。

多少きつくても小さめを買った方がいいという意見もありますが、同じLサイズなのに痛くなるほどきつかったので、流石にLでは無理だと判断しXLを購入しました。
Araiの場合はMとLで外側は同じ大きさになるのですが、LとXLでは大きさが変わるのでPCXに入るか心配でした・・・

Arai Astro IQ XL
Arai Astro IQ XL

最初に結論を書くと「入らなくはないが無理をする」です・・・

実際にどれくらい違うのかを比較します。
まずは外観から。

Arai Astro IQ XL 比較1

高さはそこまで変わらない気がしますが、横幅は若干大きくなってると思います。
(但し幅はPCXに入るので、今回は計測の対象外としました)
定規を置いてみると高さも若干高いですね。

Arai Astro IQ XL 比較2

実際に高さを測ってみました。

OMNIの高さは260mmでした。

OMNI高さ

Arai Astro IQ XL の高さは270mmです。
(写真だと268mmくらいに見えますが真横から見るとほぼ270mmでした)

Arai Astro IQ XL 高さ

その差は10mm、たったの1cmです。
この1cmでどれくらい違うのかを実際にPCXのメットインに入れて確認しました。

上がOMINI Lで下がAstro IQ XLです。

OMNI in PCR
Astro IQ XL in PCX

写真の角度が違うので分かりにくいですが、実際に見ても差はそれほど感じられません。
(やはり横幅は結構違います)

では、シートを閉めたらどうなるかです。
同じく上がOMINI Lで下がAstro IQ XLです。

OMNI in PCX シート閉め
Astro IQ XL in PCX シート閉め

ここではっきりと差が出ました。

OMNI Lは全くシートが浮きませんが、Astro IQ LXの方はシートが浮いてしまいました・・・
測ってみると最後尾で5cmほどの浮きが発生します。

Astro IQ XL in PCX シート閉め2

最後にシートをロックしたらどうなるかです。
同じく上がOMINI Lで下がAstro IQ XLです。

OMNI in PCX シートロック
Astro IQ XL in PCX シートロック

OMNIの方は当然ながら何の問題もなくロックされますし、シートの隙間も問題ありません。
Astro IQ XLの方は、手でグッとおしてシートをロックした状態の隙間です。

これくらいシートが浮きます・・・
但しヘルメットに傷は入ってません。

単に後ろを抑えてロックしただけだと結構シートが浮いてしまいますね。
雨がどしゃぶりだったりすると、もしかしたら濡れる可能性もあるかもしれません。

ただ隙間が出来てるシート前方を上から手でグッと押すと、隙間はもう少し少なくなって実用範囲になります。
(この状態を何度かやってもヘルメットに傷は付いてませんでしたが、長く使い続けるとどうなるか分かりません)

ということで、個人的な結果としては、最初に書いた通り「入らなくはないが無理をする」です。

リアボックスは便利なのは理解しつつ、デザインの面で個人的に好きではないので、毎回シート前方も押して入れる方法で運用しようかと思っています。
雨が侵入しなきゃ個人的には問題ありません!
(どしゃぶりを経験して問題なければですが・・・)

PCX(EBJ-JF56)にヘルメットホルダー取り付け

ヘルメットを買い換えたので盗難予防にヘルメットホルダーを取り付けました。
基本的にはメットインに収納しますが、ちょっと離れる時に便利です。
(1個はメットインで2個目のヘルメットを掛けておくのにも便利です)

シージーシー(C.G.C) ヘルメットロック 22-25φ用 メッキ
シージーシー(C.G.C) ヘルメットロック 22-25φ用 メッキ

値段も手頃ですし質感も悪くないです。
取り付けもドライバー1本あれば取り付け可能です。
(鍵でロックを外してる状態でのみネジを回せます)

ヘルメットホルダー取り付け
ヘルメットホルダー取り付け2

お勧めです。

ティアイスピード楽天市場店
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PCX(EBJ-JF56)に電圧計を取り付け

PCXにはアイドリングストップが付いてます。
前モデルはアイドリングストップを使うとバッテリーの寿命が短くなるという話も。
JF56になりLEDなどでの省電力化や機構の見直しで良くなってるという話ですが、そうは言っても使わないよりは消耗はあるでしょう。

しかもPCXにはキックスターターがありません。
万が一の場合はエンジンすら掛けることが出来なくなります。
(買い替え前に乗ってたDIO110はインジェクションでもキックスターターが付いてました)
PCXにキックを付ける方法もありますが、DIO110と違ってバッテリーが完全放電した状態では、CDIに電気が流れずエンジンスタート出来ないそうです。

あとは単純にアイドリングストップでどれくらいバッテリーを消費するのかの興味もあり、PCXに電圧計を取り付けることにしました。

KOSO スーパースリムスタイルメーター 電圧計
KOSO スーパースリムスタイルメーター 電圧計

KOSOの電圧計にはマジックテープが付属していますが、今回はマウントを付け、マウントにマジックテープで取り付けることにしました。

タナックス(TANAX) MOTO FIZZ マルチマウント MF-4676をこの位置に取り付け。
タナックス(TANAX) MOTO FIZZ マルチマウント MF-4676

高さが足りるか心配でしたがハンドルクランプブラケットの上まで来たので問題なしでした。

電源はホットグリップ用の配線から取ります。
下の写真のシガーソケットに伸びる線にまとめられているので、ブチルテープをはがして配線を出します。

ホットグリップ用配線
ホットグリップ用配線2

電圧計の配線の長さは短いですが、実際に配線を引いて確認したら足りたので、配線にキボシ端子を取り付けます。
ホットグリップの配線は色だけ見ると緑の線がプラスっぽく見えますが、実際は緑の線はマイナスになっています。
紫の配線の方がプラスとなっています。
(基本的に車両側から伸びてるプラス線は、ショートを避けるためにメスのキボシになってることが殆どです)
電圧計のキボシは赤にオス、黒にメスを付けて接続することになります。
(電圧計側は普通です)

KOSO 電圧計 キボシ取り付け

キボシを取り付けたら配線を通しますが、ブレーキホースなどをまとめてるブラケットを通す際、隙間が狭かったので配線通しがあると便利です。
(私は車で使ってたので持ってましたが、何かと便利なのでお勧めです)

配線通し

キボシ端子を接続。
(少し形状が違ってるようで、多少無理に突っ込みました・・・)

KOSO 電圧計 接続

上からブチルテープで巻いて終了です。

KOSO 電圧計 接続2

電源OFF状態はこんな感じです。

KOSO 電圧計 電源OFF

電源ONでブルーのLEDで表示されます。
明るすぎることもなく、日中見えないこともないという絶妙な輝度です。

KOSO 電圧計 電源ON
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PCX(EBJ-JF56)にスマートフォンホルダーを取り付け

PCXを購入した時からスマホホルダーを取り付けようと思ってました。
その為の下準備としてポッシュ(POSH)のハンドルブレースを既に取り付け済みです。

スマホホルダーは色んな種類が売られていますが、評判のいいミノウラ製を購入することにしました。
ミノウラ製でも数種類あって、今回選んだのはiH-520-STDです。

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-520-STD]

取り付け方法は特に難しくもないですし、日本語のマニュアルも付いてるので省略します。

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-520-STD]
MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-520-STD]

これだけで終わるのもあれなので、取り付け後のインプレッションを。

まず作り自体は非常にしっかりしています。
私のスマホはGalaxyに背面カバーを付けてますが、挟む部分を大きい方に変えたらガッチリホールドされます。

バイクとホルダーもしっかりついてガタもありませんし異音もしません。

長距離を走ったわけではないので長距離でのインプレッションは出来ませんが、少し乗った感じだと落ちそうな感じもありません。
付属のシリコンバンドもあるので、不安な方はそこまでやれば全く問題ないと思います。

画像の位置に取り付けた状態でメーターの視認性も問題なしです。
(身長177cmから見てです)

値段も安いですしお勧めのスマホホルダーです。

アリスサイクル
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