※東芝機のCPU換装はBIOSの書き換えを伴うので非常に危険です。 
ツールの準備は整って後はCPUを待つのみの状態でした。※PentiumMはクロック比でP4の約1.5~1.7倍の性能と言われていますので 
まず始めにC4110(C8、C4120、C9)のBIOSとCPUの関係について書きます。
次のツールを利用してCPU情報の書き換えを行います。pom200t1-V1.5.zip ディスクイメージファイル pom200t150.IMA ※このツールは本来Cシリーズのものではありません。 
CPUファンを取り外す部分までの分解手順が以下のサイトにあります。分解手順 
ツールの使用方法 
最初にメニューが表示されますので「2.Repair initial config set」を選択してください。 ※私は上の方法で書き換えを行いましたがCPU情報以外の項目も書き換わる可能性があるので下記の方法が望ましいようです。(未検証ですのでダメだった場合は上記の方法で) 
作成した起動可能なFDには色々なツールが入っていてメニューから実行すると複数のツールが実行されます。
実際にCPUを載せ替えた場合はCPU載せ替え後にこのツールを実行する必要があります。 
CPU情報の書き換えの仕組み(推測) 
※CPU選定時の注意事項 
Dothanに書き換えた後でBaniasに戻す場合 
PentiumM735A(SL7BA)、PentiumM765に書き換える方法 735A用 765用 
CPU換装後のCPU温度 高負荷時はクロック数が1.7Gで動作しますので実用上の問題はあまりありません。 
これで一通りC4110に関しては改造は終わりかなと思っております。
CPU:PenM1.3G(Banias) → PenM735(Dothan 1.7G)
購入時よりかなり快適に使えるようになりました。