SV650Xに【SCORPION】スコーピオン セルケト パラレル カーボンマフラーを取り付け

販売代理店が海外(イギリス)から取り寄せとなっていたSV650X用のスリップオンマフラーが届きました。
SCORPION SERKET

スコーピオン セルケト パラレル カーボン
サイレンサーがテーパー状になったものもありますが、あえて同じ太さのパラレルというモデルを購入しました。

付属品は取り付けマニュアル、インナーバッフル、スプリング、ボルトナットくらいです。
エンドバッフルはサイレンサーに取り付けられた状態でした。

まずは純正のマフラーを取り外します。
下の写真の赤丸のボルトを外し、2枚下の写真の赤丸のバンドを緩めると純正のマフラーが取り外せます。

ガスケットを別に購入して用意していたのですが、セルケトはガスケット不要でした…

取り付け説明書に書いてある通りに組付けましたが、サイレンサーの取り付け穴がタンデムステップ側の穴の位置と合いません…
約1.5cmほど穴の位置がズレて付属のボルトが入りません。

力を入れて無理やりボルトを差し込んだらなんとか入りましたが、無理な力が掛かっている状態だと思います。

更にスイングアームとサイレンサーのクリアランスが殆どありません!
5mmくらいしか間が空いてません。

タンデムステップとサイレンサーを止めている穴の受け部分にはゴムの材質の部分があるので、手でマフラーを揺すると多少動きます。
これはマフラーの振動を車両に伝えないためとかだと思いますが、この若干動く幅があることで一番車両側に揺らすとスイングアームと干渉します。

少しでもクリアランスを広くとるために、手元にあったカラーを1枚入れて少しだけクリアランスを広く取りました。
幸い普通の状態ではギリギリ干渉しないので、外的な力が加わらない限りは干渉しないと思われます。

上の写真は30分ほど走行後のクリアランスです。
かなりギリギリですが干渉した傷などもありません。

流石にこれはおかしいなと思って調べてみると以下のことが分かりました。

スコーピオンのSV650用セルケトの対応年式は2016~2021であること。
2022年モデルから排ガス規制の基準が変わったのでエキパイが変わったこと。
同じ2022年モデルの人で同様にボルトの穴が合わないといっていること。

この車両は2022年モデルなので対応年式ではないと…
大幅に寸法が変わったわけではないので、サイレンサーをバンドで止めるタイプのマフラーやステーを伸ばして止めるタイプのマフラーであれば、恐らく吸収できる範囲の誤差なのだと思います。
しかしセルケトはサイレンサーに直接ボルト止めの穴があるため、ちょっとした誤差でも穴の位置が合わなくなると。
クリアランスがギリギリなのもエキパイの角度や長さが若干違うためだと思われます。

まあこれくらいは許容範囲だと思いますので、気にせず使おうと思います(笑)

今回は純正エキパイと中間パイプの接合部に液体ガスケットを塗っていないので、そこから若干の排気漏れがありました。
ガスケット方式にしてもらった方が個人的には嬉しい。
サイレンサーと中間パイプの接合部からの排気漏れはなし。

インナーバッフルは最初から入れませんでしたが、エンドバッフルを付けた状態だとJMCA対応マフラーくらいの音量で非常にジェントルです。
3500回転くらいまでの低回転域では、純正より重低音効いた感じの音がします。

エンドバッフルを取り外すと音量は増しますがそれでも爆音という程ではなく、JMCA対応にも関わらず「これ車検通るの?」と思えるうるささマフラーより更に1段階うるさいくらいの音量です。
まあ明らかに車検は通らないだろうけど爆音ではないくらいの音量になります。
個人的にはこの中間くらいの音量だと使いやすいなと思います。

エンドバッフルを追加で買ってみたので、ちょっと加工してこの中間の音量を目指してみようと思ってます!

2023/06/10 追記
追加購入したエンドバッフルの終端の蓋の部分を削ってみました。

これくらい削ってもほんの少し変わるくらいでバッフルなしとの中間というところまでは全然行きませんでした。

ということで蓋の部分を全部削ってみました。

先ほどまで削ったものと殆ど変わりませんでした。
アイドリング付近の音は太い感じなったんですが、走り出すと全然うるさくないです。
エンドバッファありだと、この辺が限界みたいです。

2023/06/20 追記
サイレンサーとスイングアームのクリアランスが危険なレベルだったので、サイレンサーを止めているボルト部分のスペーサーを厚めのものに交換しました。
寸法が微妙に合わないものを無理やり取り付けているので、乗っていると次第に元に戻ろうとしてサイレンサー下部がスイングアーム側に近付いていきます。
このままだと干渉すると思ったので長さ25mmのスペーサーを入れることにしました。

これで多少揺れたり斜めったりしてもスイングアームに干渉することがないくらいのクリアランスを確保できました。

SV650XにLEDウインカーを取り付け その2

SV650XにLEDウインカーを取り付けの続きです。
中華ウインカーの暗さが気になったので、輝度が高いデイトナのウインカーと交換しました。

デイトナ LEDウインカー D-LIGHT MINI-3

また純正ウインカーを外した際のの穴をM8のボルトサイズの穴を残して塞いでくれるウインカーホルダープレートも一緒に取り付けました。

前回取り付けた中華ウインカーも小型ではありましたが、それと比べても明らかに小さいウインカーです。
実物を見ると本当に小さいです。
しかし輝度は明らかに高く直視すると眩しいほどです。

ボルトを最後までプレートに入れて反対からナットで固定すると車両の内側に入り過ぎてしまい、反対側の角度20°から見えなければならないという保安基準を満たせない可能性があるので、プレートの両側のナットで固定してできる限り車両の外側にウインカーを出すように設置しました。

数センチのほんのちょっとの違いですが、SV650Xにはビキニカウルが装着されているため、このちょっとの差で反対側からの見え方が結構変わります。

小さいし輝度高いしeマーク取得で車検も対応している素晴らしい製品ですが、もう少し価格が安いと買いやすいかなと思います。
リアは前回のまま中華のシーケンシャルウインカーで変更なしです。

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SV650Xのミラーをバーエンドミラーに交換

バイクを買ったら必ずと言っていいほどやっているミラー交換。
SV650Xももちろんミラー交換します。

ミラー交換に求めるのは見た目と車幅の狭さです。
理想はハンドルより狭く収まるのがいいのですが、そこまで行くと後ろがかなり見にくくなるので悩ましいところです。

そして今回のSV650Xはカフェレーサー風のスタイルということで、初のバーエンドミラーに交換してみることにしました。
個人的にはあまり好きなスタイルではないのですが、今まで使ったことがないのでやってみたというのもあります(笑)

ミラーは色んなメーカーから色んな種類のものが発売されていますが、安いから悪い、高いからいいというわけでもないところが探すのを難しくしているところです。
実際に買ってみて付けてみないといいかどうかが分かりません。
とはいえ、高いものほど外れ率が低いのは間違いないです。

今回は安くもなく高くもなくという微妙なラインの製品を購入してみました。

FENRIR バーエンドミラー 801-0378

アルミ製で質感は高いです。
ミラー部分も新保安基準に適合しているようで車検も問題なさそうです。

相変わらず純正のバーエンドを外すのが一番大変な作業です。
普通のプラスドライバーでネジを緩めようとすると、大抵ネジをなめてダメにしてしまうので、私の場合はいつもショックドライバーを使用してバーエンドのネジを緩めています。
ショックドライバーは以前の記事’21 CBR600RRのハンドルバーエンドを交換で紹介しています。

ショックドライバーは高くありませんし、なめそうなネジを緩める時に非常に役に立ちますので1本持っておくことをお勧めします。

純正のバーエンドが外れてしまえばあとは簡単です。
さくっと取り付けて完成!

バーエンドミラーを下向きに取り付けている人もいますが、流石に下向きは後ろが殆ど見えなかった(笑)

上向きだとハンドルからそこそこ出っ張るので、狭い車幅というわけにはいかないですが、それでも純正のミラーよりは少しだけ内側に入ります。
ハンドルよりも外に出ている分、後方の視界も良好です。

バーエンドミラーは好みが分かれるところだとは思いますが、やっぱりカフェレーサー風の車体にはマッチする気がします。

走ってて振動で後ろが見えないということもありません。
今のところ走っててミラーがズレたということもありません。
問題ないレベルで使える製品だと思います。

もう少しだけ内側に入ってくれたらな~、とは思います。

SV650XにLEDウインカーを取り付け

SV650Xのヘッドライトはハロゲンバルブでウインカーは電球という、現在売られているバイクとしては珍しくLEDが使用されていません。
もちろんコストをできるため抑えるためだと思います。

ヘッドライト用のLEDバルブとLEDウインカーを注文しましたが、ドライブレコーダー取り付けまでにヘッドライト用のLEDは届かなかったので取り合えずウインカーのみ交換しました。
リアのウインカーはSV650Xにアクティブ(ACTIVE) フェンダーレスキットを取り付けで一緒に取り付け済みとして、この記事ではフロントとリレーの入れ替えがメインとなります。

まずはフロントのビキニカウルをネジ4本を外してから引き抜きます。

ヘッドライトはネジを2本外すとレンズ部分を取り外すことができます。

ヘッドライトとウインカーの配線があるので、ウインカーの配線のカプラーを抜きます。

あとはウインカーを止めているナットを外せばウインカーの取り外しは完了です。

フロントのウインカーはAmazonで買ったeマーク付きの安物LEDウインカーです。
4個で3,000円台と激安でした。

純正のウインカーを取り外した穴に購入したLEDウインカーを取り付けようとしましたが、穴のサイズが全然違います…
M8用の大きなサイズのワッシャーがあればよかったのですが、手元になかったので無理やり小さめのワッシャー2枚で挟み込みました。
この辺りは後日やり直す予定ですが、取り合えず振動で落っこちそうな気配はありません。

LEDウインカーの接続部はキボシになっているため、純正のカプラーとキボシを変換するための変換コードを使って繋ぎます。

配線を繋いだから動作確認をし、問題なければ配線をまとめてからヘッドライトを元に戻します。

フロントウインカーの交換自体はこれで終わりなのですが、LEDのウインカーに交換した場合はウインカーリレーも交換する必要があります。

下の写真の赤丸のパーツがウインカー用のリレーです。
バッテリーの前にあります。

これをLED用のリレーと交換するだけです。
Amazonなどで売っている安いLED用リレーなら殆どのものが使えるかと思います。

LED用のリレーは内部にFETが使われているため、プラスとマイナスを逆に繋いで電流を流すと一瞬で壊れますので、テストで動かすときなどはプラスマイナスを間違わないように注意が必要です。

純正のリレーとの入れ替えの場合は、取り付けの向きは間違いようがないようになっているので、直接バッテリーに繋いでテストなどを行わなければプラスマイナスを間違って壊すことはないと思います。

リレーの入れ替えまで終わったらちゃんとウインカーが点滅するか確認して問題なければ完了です。

今回交換したLEDウインカーはスモークタイプのためか結構暗いです。
写真で見るよりは実際は明るいですが、個人的にはそれでも暗めだと思います。
eマーク付きで車検対応とうたっている製品なので、車検に通る明るさなのだとは思います。
ただウインカーの視認性が悪いのは事故の原因にもなりかねないので、お金は掛かりますけど有名どころの明るいLEDウインカーに交換しようと思っています。

SV650XにLEDウインカーを取り付け その2へと続きます。

SV650XにUSB電源とドライブレコーダーを取り付け

SV650Xにアクティブ(ACTIVE) フェンダーレスキットを取り付けからの続きです。

この記事ではUSB電源とドライブレコーダーの取り付けがメインの記事となります。
ドライブレコーダーのリアカメラはナンバーと一緒に共締めするタイプのステーで取り付けました。

ドライブレコーダーはKaedearのKDR-D711というモニターレスのモデルにしました。
USB電源はハリケーンから出ているクランプバーと一体化のものにしました。

配線を通すためにタンクを持ち上げます。
タンクの持ち上げ方はSV650のマニュアルに記載されているので、マニュアルを見ながらやればタンクを持ち上げることができます。

持ち上げたタンクはスズキ純正の「タンクステー」という棒に輪っかが付いたやつを購入すると、簡単にタンクを持ち上げたまま固定ができます。
1,000円ちょっとで購入できますので、SV650をいじろうと思っている方は買っておくと便利です。

まずはハリケーンのUSB電源付きクランプバーを取り付けます。

このタイプのクランプバーは、ステムトップのフロントフォークを割り締めしているボルトに共締めするタイプになります。
位置決めしてボルトで固定するだけです。
USB電源の配線は他の配線と同じルートで通していきます。

基本は車両のメインハーネスまで他の配線と同じルートを通して、そこからメインハーネスの横を一緒に通してシート下まで持って行きます。
車両のハーネス類は基本的に熱や断線などに強いルートを通してあることが多いので、同じルートを通すことで安全性が高まります。
可能であればコルゲートチューブに入れてやるといいのですが、今回はコルゲートチューブは使わずにそのまま通しました。

毎回迷うドライブレコーダーのカメラの位置。

SV650Xではヘッドライトのレンズを止めているネジに共締めすることにしました。
ヘッドライトの下などはフロントフォークがフルボトムした際にフェンダーと干渉する車種も多いので、基本的には避けるようにしています。
フロントスタンドを入れる時にも邪魔になりますしね。

カメラの配線もUSB電源と同様に近くにある他の配線と同じルートを通してシート下まで持って行きます。

ACC電源はキタコの電源取り出しハーネスを使用しました。
ヒューズから取り出すものもありますのでこの辺りはお好みで。

上の写真の赤丸部分のハーネスのカプラを外して、キタコの電源取り出しハーネスを間に入れたらACC電源を取り出すことが出来ます。

今回は珍しくデイトナのD-UNITという電源一括管理のユニットを購入し、常時電源やアクセサリー電源を一括管理してやろうと思っていたのですが、なんとこのユニットを置く場所がどこにもないという事態に(笑)

ということでドライブレコーダーの常時電源はバッテリー直にして、USB電源とドライブレコーダーのACC電源は、キタコの電源取り出しハーネスから取りだしたACC電源を使用することにしました。
ACC電源は1本しか出ていないので自作で二股キボシを作って分岐してあげます。

ドライブレコーダーのACCの方はドライブレコーダーの電源のON・OFFのみに使われる微弱なアンペア数なので、USB電源と分岐を使って繋いでも問題なし!
(大きな電流を消費する場合は、ヒューズが飛ぶので分岐して取るのはやめましょう)

あとは配線をどれだけ綺麗に収めることができるかです。
スズキ純正のアラームが取り付けられているので隙間が本当に少ないです。
隙間という隙間に配線を押し込んで行って、なんとか車載工具や書類もシート下に収まるように配置できました。

車載工具を諦めればETCまでは行けそうですが、このSV650XにはETCを付ける予定がないので車載工具を積んでおくことにします。

あとシートレール部分にシートを支えるゴムの出っ張り部分が来る箇所があるので、そこには配線を通さないようにします。
そこに通してしまうと乗ってるうちにシートに掛かった体重で配線が断線してしまい、最悪の場合は車両火災になる可能性もあるので注意が必要です。

ヒューズより後ろが断線してショートする分にはヒューズが切れるだけなのでまだ大丈夫ですが、バッテリーからヒューズまでの配線は絶対に断線・ショートさせないように気を付けて配線してください。

次の記事では同時に行ったLEDウインカーがメインの記事を書く予定です。

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SV650Xにアクティブ(ACTIVE) フェンダーレスキットを取り付け

今回の記事はSV650Xにフェンダーレスキットを取り付ける内容がメインですが、フェンダーレスキットを付けるならドラレコのカメラも一緒に、なんならLEDウインカーも一緒にと、一緒にやった方が効率が良い作業を同時に行ったため、フェンダーレスキットだけでなく他のものも取り付けています。
以降の記事でドラレコメインだったりウインカーメインの記事も書く予定ですので、合わせて見て頂けると一連の作業として見て頂けるかと思います。

では、まずはフェンダーレスキット取り付けメインの記事からです。

SV650X納車前にNAPSで特価で売られていたアクティブのフェンダーレスキットとリフレクターを購入していました。
在庫処分だったのか激安でした。

取り付け方法は付属のマニュアルに詳しく記載されていますし、SV650Xのフェンダーレス化自体が他の車両に比べて簡単な方だと思うので特に迷うところはありません。

シートを外して、配線のカプラーを抜いて、純正フェンダーを取り付けているネジ4本を外せばあっさりとフェンダーが外れます。

純正のウインカーを使用する場合は、ウインカーの取り外しと取り付けが発生しますが、今回は社外のLEDウインカーに交換するため取り付け作業のみです。

ナンバーを取り付ける前にリフレクターと一緒にドラレコカメラ用のステーも一緒に挟んでネジ止めします。

ドラレコのカメラ位置は結構難しいので、面倒臭がりの私はリアカメラは大抵このステーを使用して取り付けてます。

カメラを取り付けたら配線のカプラーを繋げば終わりなのですが、車外のLEDウインカーは大抵キボシ端子になっているので変換コードを使ってカプラーとキボシを変換します。
資料側の配線を切らなくていいので、純正コネクターの変換コードは便利ですね。
フロントのウインカーもLEDに交換するので、変換コードは4本必要になります。

変換コードを経由して配線を接続すれば完了なのですが、LEDウインカーはウインカーリレーもLED対応のものに交換しないとちゃんと光りません。
リレーについては、後日LEDウインカーメインの記事を書く時に書こうと思っています。

ということであっという間にSV650Xのフェンダーレス化は完了です。
しかしSV650はフェンダーレス化が凄く簡単ですね。

お約束でフェンダーレスキットとリフレクターの金属同士が干渉してビビり音がでました。
他の車種でもでましたが、この辺りは最初から考慮して作れないものでしょうか…

間にスポンジやゴム板を両面テープで貼り付けてビビり解消。

一応今の基準のナンバー角度に対応しているので車検は通ります。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます