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PCX e:HEV(JK06)のリヤサスを交換 その2

PCX e:HEV(JK06)のリヤサスを交換の続きです。

まずは純正のサスを確認します。

左側はエアクリーナーボックスが干渉して下側のボルトをラチェットで緩めたり締めたりすることが困難です。
スパナやメガネレンチであれば可能そうですがトルク管理ができないので今回はスパナやメガネレンチは使いません。

右側は右側でマフラーが干渉してこのままではラチェットは使用できません。

そして左右共に上側のボルトは隙間がないためラチェットがなんとか入るものの動かすスペースがありません。

ということで少々面倒ですが外装を外すことにしました。
(とはいえカウルが割れる危険性があるだけで外装を外すこと自体は難しくありませんでした)

リア回りの外装の外し方は以下のサイトを参考にさせて頂きました。
HONDA PCX e:HEV グラブレール・カバーの脱着

この時点で最初のクラブレールカバーの一部に少しではあるものヒビが入りました…
というか最初のクラブレールカバーの取り外しで割れる恐れがあるだけで、それ以降はそんなリスクもなくラゲッジボックスを引き抜く際のコツが分かれば最後まで問題ない感じでした。

ここまで来れば上側のボルトにアクセス可能になりました。
次にエアクリーナーボックスの下のネジ3本を外します。

するとエアクリーナーボックスを外側に広げることができるようになるので、ラチェットが入って回せる隙間を作ることができます。

続いて右側のクリアランスを確保するためにマフラーのネジ3本を外します。
(マフラー自体はガスケットとかあると面倒なので外しません)
下の写真には2本分しか写ってませんが後ろ側にもう1本あります。

マフラーを手で外側に広げるとギリギリラチェットが入って回せる程度の隙間ができますが、一人で隙間を広げたままラチェットを使うのはなかなか難しいので、できればマフラーは外した方がいいとは思います。

これで上下ともにボルトにアクセス可能となったので純正サスを取り外します。
シグナス用のスーパーショックは純正サスと長さがほぼ同じなので、最初は片方ずつ外して交換を予定していましたが、微妙に長さが違うのでなかなかボルトが入りません…

下の写真は純正サスとスーパーショックを並べたものですが、本当に2~3mmの違いな感じです。
スーパーショックは実寸で穴中央間で365mmなのは確認しました。

最終的に純正を両側外し、タイヤを下から足で持ち上げてスーパーショックを入れていきました。
片方取り付けできればもう片方は足で支える必要もないので簡単です。

純正サスの下側の取り付け部分は外側が少し曲げてあって幅が狭くなっていますが、スーパーショックはそのような加工はされていないので若干隙間があきます。
何もしなくてもよさそうな感じではあるのですが、念のため隙間を埋めるように薄めのワッシャーを間に入れました。
(純正は外側が狭くなっているので外側の方にワッシャーを入れました)
隙間はあまり広くないので薄いワッシャーじゃないと入りません。

スーパーショックの方は純正より幅が広い分、純正ボルトだと届かない可能性を考えてM8サイズ長さ40mmのチタンボルトを購入してましたが、純正の35mmボルトでも特に問題ない幅でした。
見た目などを気にしなければ純正ボルトの使用で問題ありません。

トルクレンチで上側のボルトを39N・m、下側のボルトを24N・mで締め付ければサスの取り付けは完成です。

後は逆の手順でカウル類を取り付けて行けば作業終了です。

ベースが黒なので目立ち過ぎず、それでいてサス交換している感じは出てます。
またハイブリッドの青色と凄くマッチしていると思います。

プリロードは初期状態のままで丁度良かったので緩み止めのイモネジを締めました。
減衰力は最小になっていたので軽く乗ってみて最大23段階のうちの最弱側から7段階目にしました。
暫く乗ってみて変更する可能性はありますし、好みもあるのでであくまでも参考値ということで。

取り付けたばかりですが、純正とは比較にならないくらいサスの動きがよくなりました。
スクーターのパーツとしては少々お高い部類のパーツになると思いますが、交換する価値は十二分にあると思いますので、純正サスの動きの悪さが気になる方は交換をお勧めします。
スーパーショック滅茶苦茶いいです!

2021/01/09 追記
バンプラバーを少し上に上げた状態で様子見をしていたら、ラバーが一番下まで来ていたので大きなギャップを超えた際などに底突きしているようです。
プリロードを上げるためにプリロードのアジャスターリングを5回転分締めこみました。
減衰力は少し弱くして5段階目にしました。
これで暫く様子見です。

PCX e:HEV(JK06)のリヤサスを交換

歴代モデルに比べるとストロークも長くなり良くなったと言われるPCX4型のサスペンションですが、個人的には全くいいとは思いません。
2型のJF56でもリアサスをキタコのものに交換していましたが、1万円程度の安い部類のサスペンションでも純正とは比べ物になりません。

ということでJk06でもリアサスを交換することにしました。
どこのメーカーのリアサスにするか色々と迷いました。

オーリンズ風のリアサスを見つけましたが露骨に偽物で付ければ恥ずかしいですし、YSS製のタンク別体式のものをタイから直輸入しようとしたら、ガスショックは規制があるから日本に送ることができないとキャンセルくらったりしました。
おまけに4型は3型までのリアサスと長さが違うのでキタコのJK05用にしようかとも思いました。

更に何かないかと探していたところ、KN企画からシグナス4型用に出ているショックが長さも丁度いいことを知りました。
ちなみにキタコのJK05(JK06)用はサスペンションの上の穴のセンターから下の穴のセンターまでの長さが367mmで純正と同じ長さになっているのですが、KN企画のシグナスX用は穴のセンター間の長さが365mmとほんの少しだけ短くなっています。

色はスプリングは全て黒でサスの一部の色が黄、赤、青と3色のラインナップです。
今回はPCXハイブリッドの色に合わせて青を購入することに決めました。

スーパーショック【シグナスX 4/5型/BWS125 2型】減衰調整式 ブルー

簡素な箱に入って届きました。

マニュアルなどは付属していません。

付属品はプリロード調整用のレンチのみです。

プリロード、減衰調整まで可能で見た目も美しいサスペンションです。

PCX e:HEV(JK06)のリヤサスを交換 その2へ続く。

PCX e:HEV(JK06)のミラー交換

JF56に取り付けたデイトナ BSCホリゾンタルミラーが結構良かったので、同じ製品の黒をJK06にも取り付けようと思っていたのですが既に売られていないようです。
PCX(EBJ-JF56)にデイトナ BSCホリゾンタルミラー取り付け

そこでAmazonで売られている似たような製品を買ってみました。
2,000円もしない激安品です。

届いたミラーを見たらBSCホリゾンタルミラーとそんなに変わらない感じがします。

下の写真のアダプターを残していると逆ネジになってしまうので、逆ネジで使用したい場合以外はこのアダプターもミラーと一緒に取り外します。

購入したミラーに左右はないので位置決めてボルトで止めるだけです。

左右のミラーをボルトで止めたら終了です!
と言いたいところですが、BSCホリゾンタルミラーの時と同じく可動域が狭く全く後ろが見えないため、ジョイント部分をリューターで削ります!
PCX(EBJ-JF56)にデイトナ BSCホリゾンタルミラー取り付け

安物だし、と思ってマスキングもせず、更にはバイクから取り外しすらせずにリューターで削ったら手が滑ってミラーに結構傷が(笑)
削り方も結構適当ですね。
まあ安いからこれでいいのです!

ということで無事に可動域が広がって後ろが見えるようになりました。
ミラーが変わるだけで結構低い感じになりました。

走行中にミラーが振動でぶれて見にくいということもありませんでした。
激安品ですが値段の割にはいいかもしれません。

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PCX e:HEV(JK06)にスマホホルダーを取り付け

PCX e:HEV(JK06)にもスマホホルダーを取り付けました。
スマホホルダーはダンパー機能があるQUAD LOCK(クアッドロック)で統一しています。
そもそもクアッドロックはスマホケースが専用品になるので、所有しているバイクのどれか1つに取り付けると統一するしかなくなるわけです。

ハンドルブレースがないのでハンドルバーの中央に取り付けてみました。
この位置ならメータにも被らないしハンドル操作の邪魔にもなりません。

この位置だと横向きでの使用はハンドルに当たるのでできません。
横向きで使いたい場合はもう少し上か下にアーム部分を振る必要があります。

ハンドル周りはこれ以上何も取り付け出来ない状況になりました(笑)

2021/10/29追記
取り付ける位置と向きを変えてみました。
ハンドルの中央よりも左側に取り付けてアームの向きを中央に向けてみました。

ダンパーはどの向きでも隣に付けているTPMSのモニターには干渉しませんでした。

この取り付け方だと横向きでの使用も可能です。
もちろん縦向きで使用しても私の場合はiPhoneがメーターに重なって見えなくなることもありませんでした。

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PCX e:HEV(JK06)にTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を取り付け

空気圧を計るのが面倒なのでPCX e:HEV(JK06)にもTMPS(タイヤ空気圧監視システム)を取り付けました。
高速道路を走るようなバイクだとTMPSのセンサーを取り付けることでホイールの重量バランスが変わってしまうため、再度バランス取りが必要になったリしますが、125ccは高速に乗らないのでホイールバランスまでは取らない人が多いです。
私もスクーターにTMPSを取り付けてもバランス取りはやってませんが、特に振動などが気になることもありません。

アマゾンや楽天に欲しいタイプのTMPSがなかったので海外から取り寄せました。

PCX e:HEV(JK06)にはハンドルブレースを取り付けない予定なので、純正ハンドルの取り付け可能な場所に取り付けてみました。

TPMSのセンサーはタイヤの空気を入れるバルブに取り付けるだけなので誰でもできます。

PCX e:HEV(JK06)にヘルメットホルダーを取り付け

PCX e:HEVのメットインはJF56よりも深くなっているので通勤用に使用しているヘルメットがそのまま入るのですが、出先の屋内駐輪場に置く場合に雨などで塗れたヘルメットをそのままメットインに入れたくない場合があります。
私はそのためだけにヘルメットホルダーを取り付けてます。
シートのところにも引っ掛けるタイプのヘルメットホルダーがありますが、雨の日の濡れた車体状態ではどうも使いにくいと感じます。

以前の記事で検証したArai Astro IQのXLを入れてみたら、ほんの少しだけシートが浮きますがJF56の時よりは浮かないので全く問題ないレベルでした。
PCX(EBJ-JF56)にArai Astro IQ(XL)が入るかの検証

購入したヘルメットホルダーはキタコ(KITACO)ヘルメットホルダーで、左ブレーキレバーのホルダーを止めているボルトと共締めするタイプのものです。

ボルトを外して付け替えるだけなので簡単です。

使用状況は限定されてますがないと不便な装備なんですよね。

KITACO
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