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バイク用インカムについて その2

バイク用のインカムをSYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6Xに買い替えました。

今までのインカム歴については過去の記事をご覧ください。
バイク用インカムについて

まずは今回のインカム買い替えに至った経緯からお話しします。

一人でツーリングに行ったり、通勤通学で音楽を聴きながら運転するだけであれば、正直どこのメーカーのインカムでも好きなものを買えばOKです。
また2人でツーリングに行く場合も大抵問題は起きません。
殆どのインカムは他メーカーのインカムと接続できる機能があるからです。

3人以上でもツーリングメンバーが同一メーカーのインカムで揃っている場合は、ほぼ問題は起きません。
これはメーカー独自の接続方法で複数台のインカムを繋ぐ機能があるからです。

ではメーカーがバラバラだとどうなるのか?
当然ながら2台までしか繋がらないのでLINE通話などを利用することになってしまいます。

今回買い替えたSB6Xは、自分以外がサインハウス製品でなくても2台まで(自分入れて3台)繋ぐことができます。

SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X

他メーカーとの接続台数が2台までと3台まででは、制限としては大きく変わると思います。
また日本においてのバイク用インカムのシェアはB+COM製品がかなり多く、同一メーカーになる可能性も一番高くなります。
(もちろん今後変わってくる可能性は大いにあると思いますが)

そして私が直近のツーリングで他メーカー2台と接続する必要が出てきたため、今回の買い替えに至りました。

SB6Xは初期状態では真っ黒なのですが、B+COMシリーズはフェイスプレートを交換することで色を変更することが出来ます。

表面のフェイスプレートを外して別売りのフェイスプレートに付け替えます。

今回はヘルメットのカラーに合わせてトリコロールカラーのフェイスプレートを購入しました。
周りの黒い部分は残ってしまいますが、半分くらいは色を変えることが出来ます。

CBR600RRで使っているヘルメットはRX-7XのGHOSTの青です。

トリコロールのフェイスプレートが非常にマッチしています。

フェイスプレートは横だけなので前から見ると黒です…

出っ張りもそれなりにありますので、風切り音が気になる人は気になるかもしれません。
私はマフラー音の方がうるさくて風切り音は全く気になりません(笑)
(JMCA車検対応マフラーですがうるさいです)

スマホの音楽を聴いてみましたが、音質は悪くありませんでした。
ただCBR600RRに乗る時はマフラー音が心地よく音楽をほとんど聞かないため、音質は結構どうでもよかったりします。

一方でPCXで使ってるヘルメットでは音楽をよく聞くため、CARDOのJBLスピーカーの高音質が効いてきます。
(CARDOのボイスコントロールも非常に便利です)
使い方でも選択するインカムは変わって来ると個人的には思っています。

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バイク用インカムについて

バイク用のインカムにも色々とありますが、どの製品も一長一短あるなと感じます。

最初に買ってみたのはSENA 50Sで海外から個人輸入しました。
自分用と家族用の2台パックのものでした。

ダイヤル式のボタンが使いやすい機種でした。
機能的な不満点はインカム接続中にスマホのナビ音声が聞けないことと音声認識がいまいちな点でした。
形状的に致命的なのはヘルメットからのの出っ張りが結構あることでPCXのメットインにヘルメットが入らないことでした。
(RX-7XはそもそもPCXのメットインには厳しいのでPCXには専用のメットを使用しています)

そんな時にCARDOのPACKTALK SLIM JBLが半額キャンペーンセールで売られているのを知り、自分の2台と家族分の1台の計3台を購入しました。

特徴はその名の通りスリムなこととJBLのスピーカーを搭載していることです。

サイドの出っ張りは本当に少なくARAIのASTROに取り付けてもPCXのメットインに入るのです。
音声認識もSENAより断然よく、JBLスピーカーの音質もSENAと比べるて断然よかったです。
但しSENA 50Sと同じくインカム使用時にスマホのナビ音声は流すことができません。

あと、RX-7Xに取り付けた際に致命的なのが下の写真にある首の後ろのバッテリー部分です。
この部分がかなり出っ張ってしまうのですが、PCXの時には全く困らず気にもしていませんでした。

しかしCBR600RRのように前傾姿勢のバイクだと首を持ち上げて運転するため、コブ付きのジャケットを着るとコブ部分とバッテリー部が干渉し首が動かし辛いんです…

最初何かが引っ掛かっているのかと思いましたが、引っ掛かっているのはCARDOのバッテリー部分でした。
ということで他の2台はCARDOのPACKTALK SLIM JBLのままRX-7X用だけMIDLAND製品に買い替えることに。
(SENAは既に売却していたので手元にありませんでした)

MIDLAND BT X2 PRO S LR

箱や説明書はBT X2 PRO Sと同じものが使用されていますが、アンテナを搭載した限定モデルで通信可能距離が伸びています。

衝撃から守ってくれるキャリングケースに入っています。

取り付けはマウントを取り付けるタイプで、SENAと同じくそれなりに出っ張りがあります。
が、RX-7Xはメットインに入れないのでその点は問題はありません。
個人的にはよく言われる風切り音も殆ど気になりません。

音質はCARDOとSENAの中間くらいかなと感じます。
(専用アプリのイコライザーで低音を上げています)
CARDOが一番良くて次点でMIDLAND、最下位はSENAですかね。
もちろんスピーカーを耳の位置に合わせたり、パッド等で厚みを調整して耳までの距離を最適な状態にしての結果です。
但し完全に個人の感想なので人によって感じ方は全く違うと思います。

最大の利点はインカムで通話中でもスマホのナビ音声が聞けることです。
またスマホのナビ音声や音楽をインカムの通話相手に共有することも可能です。
この点は非常に大きな利点だと思います。
(ただしメッシュ機能は搭載していないので他機種と複数人接続する場合は厳しいです)

当然ダメな点もありました。
他のメーカーと違って音声での操作はできません。
(iPhoneのSiriは音声で起動可能です)
またボタンの位置もグローブを付けた状態では他機種と比べて分かり辛いです。
音量ボタンは非常に固く操作が困難なほどです。

B+COM SB6Xあたりは全てをクリアできる機種なのかもしれませんが、個人的に見た目が好きではないので買うに至っていません。
B+COMの次期新型が見た目がよくなったら購入を検討するかもしれません。

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