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DVDマルチドライブに換装

C4110はビジネスモデルなので基本的にCD-ROMドライブが標準になっています。
今時は配布メディアもDVDが増えてきたのでDVDを読み込めないとネットワーク経由でのインストールになったりと何かと面倒です。
そこでDVDを読めるようにドライブの換装をします。
せっかくなのでDVD-DR(ダブルレイヤー)やDVD-RAMの書き込みも可能なDVDマルチドライブに換装します。

今回換装する為に購入したドライブはソニー NECオプティアークのAD-7590Aです。
※既にリンク先のサイトはなくなっているようです
(店頭でNero8付属、バルク品 5,980円 オークションではこれより安いものもあるが送料、手数料などを考えると微妙)
値段もそこそこ安くて良い感じだと思いますがあるblogで東芝機で動かなかったと書いてありました。
基本的にはそんな事は稀だと自分を信じ購入に踏み切りました!(笑)

試しにドライブ側を何も触らずに組み込んでみました。
(エラーが出ることは調査済み)
はやりBIOS起動時にIDEエラーになってしまいました。

東芝機は基本的にマスター/スレーブ固定したドライブでないと動かないものが殆どらしくこの機種もそうでした。
事前にWindws上から調べていたCD-ROMドライブの設定はセカンダリーのマスターになっていました。
ですのでAD-7590Aもマスター設定にします。

交換等の作業はこのページが参考になると思います。
UJ-831B 換装記
※既にリンク先のサイトはなくなっているようです
※この記事の筆者も最初はアルミ箔でショートさせていますがズレるので半田に変更されています。
アルミ箔でズレてショートしてはいけない部分がショートなどするよりは半田での確実なショートがお勧めです。

AD-7590Aも同じようにピンショートでマスター設定にします。

稀に換装報告に45-47をショートさせてスレーブにしたとありますが
これは間違いではなく(間違いもあるかも)ドライブによる違いです。
少なくともDynabookのC4110、C4120、C8、C9ではマスターが正しいです。
AD-7590Aは45-47をショートさせることでマスター設定となります。

マスター/スレーブ/CSに関して詳しいページがありますので紹介します。
参考Master/Slave/CSELとか
※既にリンク先のサイトはなくなっているようです

半田で45-47をショートさせマスター設定を施したC4110にAD-7590Aを組み込み電源ON!
BIOSのチェックも特にエラーなしでWindowsXPが起動。
WindowsXP上でも特に問題なくDVD-RAMと認識されました。
念のためにテストでDVD-RAM、DVD-R、CD-Rを焼いてみましたがこちらも問題なし。
AD-7590Aへの換装は無事成功しPowerDVDでDVD映画の鑑賞もOKになりました。
※回転数が上がったおかげで高速読み込み時はそれなりに振動しますがDVD鑑賞など低速な場合はあまり振動はありません。

追記:
DVDだと最高速でもそこまでの振動はありません。
CDの最高速で振動が激しいようです。
振動を抑えたければ付属のNeroのツールで最高速度を低く固定出来るようですが試してません。

追記:
NeroDriveSpeedでCD読み込み時の最大速度を設定しました。
(Windows起動時にDriveSpeed起動する設定で使用)
最大速度が24倍(何もしない状態のデフォルト)では結構な振動がありますが20倍にするだけでかなり振動を抑えることが可能でした。
風切り音を完全に消すにはかなり速度を下げなきゃいけませんが振動緩和だけなら個人的には20倍で十分だと思います。

ただ換装を終えて1つだけ問題があります。
それは見た目です(笑)
純正がシルバーなのに対しAD-7590Aは黒ベゼルなのです。
※UJ-870のBOX品などにはシルバーベゼル同梱の製品もありますし流用も可能です。
ジェネリックベゼル製品であれば製品間での流用が可能な仕様になっていますがC4110(C8)等の古いモデルはジェネリックベゼルではありません。

これはそのうち流用するか塗装でもしようかと思ってます。

純正ベゼルは少し厚みがありますのでAD-7590Aの標準ベゼルだとほんの少しだけ中に入っているように見えます。
またトレイを閉める時も純正ベゼルよりしっかし奥まで押す感じで閉める必要があります。
(通常の使用には全く問題ない範囲です)

追記:
AD-7590Aと同じハードでファームのみが違うAD-7593Aという製品が発売されたようです。
AD-7593AはLabelFlashというレーベルの書き込みが出来る製品です。
ハードウェアは全く同じそうなのでファームを書き換えればLabelFlashが使えそうですが
AD-7593Aのファームが手に入らないのとLabelFlash対応のメディアを持っていないので今のところは対応せず。
メディアが安く出回るようであればそのうち試すかも・・・

CPU換装

C4110(C8)のCPUはPentiumM1.3G(Baniathコア)である。
L2キャッシュ1Mでそこそこ優れたCPUでXPでの通常作業くらいはサクサクこなす。
現状では特に不満もないしオーバークロックして1.7Gにしてみたが
通常使用での体感速度など殆ど変わるはずもない。
現在のノートはメモリ1G、HDDは5400回転の60Gに換装しているが
この二つの体感速度は十分であった。
対費用効果を考えるとCPU換装はリスクもあり余りやる必要性も感じない。

しかし!改善の余地が少しでもあれば改善したいのがPCマニアである。
東芝のノートPCのbiosは独自biosでC4110(C8、C9)に
DothanコアのPentiumMを載せ替えても正常クロックでは動かない。
これは既に調査済みである。
ただチップセット的には対応しているのでbiosが何とかなれば正常動作するらしい。
海外のフォーラムでは東芝のツールを使用してbiosの書き換えを行い
CPU換装を成功させた書き込みがあった。(Dothan765まで報告あり)

bios書き換えツールも情報も手に入れたが肝心のCPUが手に入らない・・・
ヤフオクではPentiumMはそれなりの値段で取引されているので
安いものを探しているが中々落札は出来ず。
PC自体が28,000円で購入したものなのでPentiumM735(Dothan1.7G)も5,000円以下で購入予定。
ギリギリな価格までは行くが送料や振込み手数料を考えるとこれを超えての入札は馬鹿らしい。
ということで未だに落とせずに準備は出来ているがCPUがない状態です。

※そのうち手に入れたら換装方法などのレポートをする予定ですがいつになるか分かりません。

追記:
CPUが手に入ったので換装しました。
☆CPU換装 その2

CPUオーバークロック

CPUの換装を行う前にオーバークロックでどの程度の性能なのかを試してみることに。

使用するソフトはこれです。
setfsb
この機種(C4110やC4120、C8、C9のPentium Mモデル)はチップセットがIntel855GMなのでfor i855GMEm Ultra Version 1.5eを使います。

注意すべき点は初期でfsbが133になっているのでそのままセットすると1.7G越えでセットされます。
当然ながらいきなりやっちゃいました(笑)
ただ1.7G越えでも固まらずに普通に動いたんですけどね。

この機種のデフォルトは1.3Gなので1.5G、1.7Gでどれ程なのかを試してみました。
(上限でどこまで行けるのかは試してません)

ノートでは重要な温度の計測も同時に行いたかったのでこれ使いました。
MobileMeter

耐久テストにはsuperπを使用。
1.3Gで104万桁 1分20秒 61℃
1.5Gで104万桁 1分10秒 63℃
1.7Gで104万桁 1分00秒 66℃

何回か回しても固まることもなく正常動作でオーバークロック耐性はチップセットも含めまあまあな模様。
(fsbをあげるので周りの耐性も重要ですね)
温度に関してもまだ大丈夫なレベルではないでしょうか??

速度的には他のアプリを動かした感じだとほぼ体感は出来ませんね。
エンコードなどを行えば体感は出来るでしょうが重いソフトは強力なデスクトップで行うのであまり関係ないかな・・・

ということでCPUの換装はひょっとしたら行わないかもしれません(笑)

※追記
オーバークロックは1.8Gまで行けました。
1.85ではフリーズしたので常用は1.7Gくらいでしょう。
但し、1.8Gでフリーズはしないものの音が出なくなっていました・・・
チップセットの音声チップが先に限界に達するようです。
音がなくてもいいのならbiosで音源切り離してれば問題なさそうですが。

WirelessLANの増設

C4110は内蔵無線LANカードはオプションになっていて当然ながら購入機には付いていない。

幸いにも(?)家に使っていない無線LANのアクセスポイントが1台転がっていた。
この無線LANアクセスポイント内にはWLI-MPCI-AG54という11g対応のminiPCIカードが刺さっている。
つまり増設しなさいとの神のお告げであります(笑)
(USBタイプの無線LAN使っているので増設する必要も無いんですが・・・)

増設自体はminiPCIに刺すだけなので超簡単。
電源を入れてみると無事認識していますので玄人志向から802.11G-MPCI(WLI-MPCI-G54相当品)ドライバを貰ってきてインストールで終了。

のはずでしたが・・・
アンテナ線が無いので1m程度の距離じゃないとうまくリンクしません!(笑)
ということでminiPCI無線LAN用の60cm同軸ケーブルを2本買ってアンテナ部を自作しました。
(アンテナ部の自作は検索すると色々出てきます)
アンテナ部は液晶を外して天板と液晶の間に収めて完了。

確かに感度は上がりましたがやはりUSB無線LANの方が感度は良いので付けたものの使用せずな状態です(^^;

今後の予定
CPUの換装(これは東芝独自のBIOS書き換えが必要なので少し危険です)
マルチドライブの換装(物があれば簡単です、強いて言えばマスター、スレーブのピンショートくらい)
※はっきり言ってこれ全部やると一つ上のグレードのノートPC買えちゃいます、が楽しいので良しとします(笑)

追記:DVDマルチドライブの換装は済み。
DVDマルチドライブに換装
CPU換装も済み。
☆CPU換装 その2

メモリ増設

WindowsXPは512Mのメモリでは少しメモリ不足。
アプリを複数起動しちゃうと直ぐにswapを使ってしまいます。
そこでメモリを1Gに増設する事にしました。

既に256×2でメモリスロットは埋まっているので512M×2を買って入れ換えです。
DDR2メモリは異常なほど安いけどDDR-200pinはまだそこそこな値段しますね。
安く購入する為にメモリもヤフオクで購入(1週間ほど張り付きました)

購入したメモリは512Mを2枚で4,980円なり。
Transcend JetRam 200Pin SO-DIMM DDR333

P/N  JM467D643A-60
CAPACITY  512 MB
MODULE STRUCTURE  64Mx64
DRAM STRUCTURE  64Mx8
CHIPS 8

メモリの入れ換えはネジ2本外せば交換出来るので超楽ですね。

メモリを入れ換えて電源ONで無事認識。
memtest86を3周してみるがエラーなしでメモリの増設も終了。
OSをVistaにしたり糞重い開発ツールなどを動かさない限りはメモリも十分ですね。

※Intel 855GMチップセットはDual Channel駆動に対応していないので同じメモリを2枚刺してもDual Channelでは動きません。

又、DDR333にも対応していないので自動的に1つ下のDDR266での駆動になります。

CPUファンの異音

このシリーズのCPUファンは直ぐにうるさくなるらしいです。

私の場合は中古で購入したので仕方ないのですが新品で買っても1~2年で五月蝿くなる人もいるとか・・・
東芝さん、もう少し良質のFAN使ってくださいよ(笑)

ということでCPUファンの軸部分にグリスアップする事を決意し分解。、基盤も剥がしました。
分解手順

実はこの分解手順を見る前に分解しちゃってスピーカーのコネクタ外し忘れてコネクターごと基盤から剥がれました・・・
コネクタの半田ピッチが狭くて半田に苦労したので外し忘れの無いように!(笑)

この分解手順ではFANを交換していますが交換などしません!
FANのカバーの爪を開くとカバーが外れるのでFANの羽を取り出して軸の部分にグリスアップして終了。
元に組み直して電源入れてFANを回してみると無事に静かになりました~。