P90用ストックエンドスリングスイベル

P90独特のスタイルからか、スリングスイベルも他の銃に比べ少し変わった感じです。

P90とPS90HCのフレーム寸法などは一緒なので
P90用のストックエンドスリングスイベルを取り付けます。

ライラクスからも出ていますが、安かったのでNB品を購入。

P90用ストックエンドスリングスイベル

取り付け方法は、全く難しくありませんが、NB品のためか少しガタがあります。
隙間になる場所数箇所に、クッションテープや厚めの両面テープを貼れば
ガタツキもなくなり、しっかりと取り付け可能でした。

P90用ストックエンドスリングスイベル取り付け

スイベル取り付け位置は左右と下部の3か所に付け替えが出来ます。
2点式スリングで前方にもスイベルを取り付ける人は、サイドに取り付けた方が良さそうです。
私は1点式スリングを想定して下部に取り付けました。
(取り付け位置は、好みの問題ですね)

P90用ストックエンドスリングスイベル取り付け2
P90用ストックエンドスリングスイベル取り付け3

PS90HCにFET取り付け

PS90HCにFETを取り付けします。

ハイサイクルの場合は、スタンダードよりも多少負荷が高いので
FETの容量は余裕のあるものが良さそうです。

FETは自作も難しくありませんが、FETや抵抗、配線などの購入や作成の手間隙を考えると
オークションなどで購入した方が手っ取り早いと思います。
(大量に作る人とか、何かのついでに部品が買える人は、自作が安上がりでいいです)

私はオークションで購入したFETデバイスを使用しました。
(配線の長さなどP90用に調整されているので非常に楽でした)

尚、FETは熱に弱く、壊れた場合にスイッチONの状態のままになり
エアガンが暴発する危険性もありますので、高性能なものを自分自身で責任を持って
取り付けてください。

現在、エアガンのFETで良く利用されているIRL3713は、ハイサイクルだと1石では危険で
安全を考えると2石以上が望ましいと言われる方もいます。
なので、今回はIRL3713 2石以上のId(limited by package)を持つ
IRLB3034が使われているFETを選びました。

Id(limited by package)やRdsからのスペック性能でいうと
IRFS3004IRLB3034IRL3713 2石 >> IRL3713
という感じでしょうか。

P90用FET

ヒューズは無い方が効率が上がり、サイクルアップにも繋がるのですが
万一の場合に発火しやすいリポバッテリーを利用しますし
安全性を考えるとヒューズレスという選択肢は除外しました。

手持ちの平型ヒューズが15Aのものしかなかったので、純正の20Aヒューズとヒューズボックスを
購入したFETデバイスのプラス配線の途中に移植しました。

P90用FETヒューズ取り付け

メカボックスを取り外すところまでの分解は、前回の記事に書いたので省略します。
PS90HCのスプリング交換 ←分解記事書いてます。

下の写真は、純正配線です。

PS90HC FET交換1

マイナス線はモーターに刺さってるだけなので抜きます。
プラス配線はスイッチデバイスにハンダ付けされているものはハンダを溶かして外し
モーターに刺さってる部分は抜いて取り外し。

PS90HC FET交換2

FETデバイスの方は作り方で変わってくると思うので、購入先に接続の仕方を聞いてください。

PS90HC FET交換3

P90系は配線スペースに余裕があるので、FETデバイス+ヒューズボックスを収めても
結構余裕で配線が収まりますので、設置場所などに悩まなくて良く、非常に楽です。

PS90HC FET交換4

FETを取り付けてもレスポンスに大きな変化はありませんし、サイクルアップするわけでもありません。
(ヒューズレスになったり、配線も同時に良い物に変わるので、その関係で高効率になる可能性は大です)
FETにサイクルアップの効果がないことは、ガンジニアさんのHPで検証されていました。
FET自体はあくまでもスイッチ接点保護のために導入しました。
電動ガンにおけるノーマルとFET化の性能比較 ←ガンジニアさんの検証記事。

あと、FETにした場合、バッテリーを接続したままだと、微弱電流が流れてバッテリーが消耗するので
絶対に接続したままにしないで下さい、というお店もあります。
が、微弱電流が流れるといっても、バッテリーが云々という程は流れないそうです。
(バッテリーに影響が出るほどの微弱電流が流れるのは、ハンダ時などにFETを破壊している場合だそうです)

このFETの微弱電流を、数ヶ月単位で実験されている方がいますので
興味がある方はブログを覗かれると勉強になります。
FETスイッチは微弱電流が流れるからLipoが膨らむ? ←FET微弱電流検証記事。
FETスイッチは微弱電流が流れるから・・・その2
FETスイッチは(中略)リポが・・・その3
FETスイッ(ry・・・その4

PS90HCのスプリング交換

マルイのハイサイクルシリーズは、次世代などに比べると初速が若干低め。
(サイクルは秒25発もあります)

そこでスプリング交換で初速を上げます。
初速を上げるとサイクルが若干落ちますが、バッテリーにリポを使用することで
元のサイクルに近いところまで戻る予定。
(サイクルが戻るかは、あくまでも予定です)

ハイサイには従来のスプリングは入らないので、以下のハイサイ専用スプリングを使用。

アングス「0.9J(ジュール)スプリング ハイサイクルシリーズ専用」
アングス「0.9J(ジュール)スプリング ハイサイクルシリーズ専用」

まずはスプリング交換前のノーマル初速です。
ノーマル初速1

ノーマル初速2
ノーマル初速3

ショップのクローニー弾速計とほぼ変わらない初速を表示してるので
簡易弾速系の数字は結構信頼できそうです。

ただ、サイクルが上手く計れないので、今回は残念ながらサイクルの計測はなしです。
(スプリング交換後のサイクルを音声解析で計ったので、最後に追記しました)

では早速分解して行きます。
P90系は分解が非常に簡単です。
扱いやすさといい、メンテナンス性といい、初心者にはお勧めの1丁ですね。

下の写真の赤丸の部分を押して、アッパーレシーバーを引き抜けば、簡単に上下分割が出来ます。

PS90分解1
PS90分解2

続いてメカボの取り出し。
バッテリーを入れる部分にネジが2つあるので、下の写真の赤丸部分のネジを外します。

PS90分解3

次がちょっとコツがいる部分で、まず仕切ってある板を少し上に上げます。
モーターの調整ネジから仕切り板が外れるまで上に上げます。
(下の写真の位置までです)

その後、上の部分を中に押し込みながら、更に上に上げます。
すると、2個下の写真のように、上が中に入って、下は外に出せるようになるので
下から外に引っ張り出し、全体を外に出して外します。

PS90分解4
PS90分解5

仕切り板が外れたら、メカボックスを引き抜けばOKです。
(メカボックスは何かで止めてあるわけではないので、引き抜けば取り出せます)

PS90分解6
PS90分解7

メカボックスを取り出せたら、次はメカボックスを分解して行きます。

下の写真の赤丸部分のネジ3箇所を外すとスイッチユニットが外れます。
(ネジはT10トルクスネジなので、トルクスレンチが必要です)

PS90分解8

スイッチユニットを外したら、次はモーターユニットを外します。
下の写真の赤丸部分のネジ2箇所を外すとモーターユニットが外れます。

PS90分解9
PS90分解10

一気にメカボを開きたいところですが、その前に逆転防止ラッチを解除し
内部のスプリング圧縮状態を解除しておきます。

下の写真の赤丸の部分が逆転防止ラッチです。
この部分をドライバーなどで少し押し込んであげれば、スプリングが圧縮されている場合は
逆転してスプリング圧縮が解除されます。

PS90分解11

最後に下の写真の赤丸部分のネジと、メカボを挟んで止めてあるプレートを後に引き抜けば
いよいよメカボをあけることが出来ます。

PS90分解12

メカボ オープン!
(スプリングが飛び出さないように、スプリングガイドを後からドライバーなどで抑えておくといいです)

PS90分解13

下の写真は、上が純正スプリングで、下がアングスのスプリングです。

PS90分解14

スプリングを交換したら、逆の手順で組み上げて行けばOKです。
スプリングのピッチが狭い方がガイド側、広い方がピストン側です。
(不等ピッチスプリング出してるとこは、どこも上のように言ってるんですが
 ハイサイの純正スプリングは狭い方がピストン側に入れられてるんですよね)

組み終わっての初速計測。
大体95m/s前後です。

スプリング交換後初速1
スプリング交換後初速2
スプリング交換後初速3

追記
音声解析によるサイクルの計測を行いました。
計測バッテリーは以下となります。

バッテリー:リポ7.4v1400mAh(30C)
充電状態:満充電ではなくストレージモード状態(約7.6Vと低め)

下の音声解析結果から1秒あたりの発射数に換算すると秒間22.8発となりました。

メーカー発表では秒間25発となっていますが、ハイパー道楽のノーマル時の実測値は
秒間23.6発となっています。

実測値同士で比べると、初速と引き換えに秒間0.8発サイクルが落ちた事になります。
(といってもこちらは音声解析であって、実測とは言い難いものがあります・・・)

初速アップを考えると十分なサイクルではないかと思います。

音声解析によるサイクル計測

更に追記
ミニ互換のリポを満充電してテストしてみました。
計測バッテリーは以下となります。

バッテリー:リポ7.4v2000mAh(30C)
充電状態:満充電(約8.4V)

音声解析によるサイクルの計測を2回行いました。

音声解析によるサイクル計測2
音声解析によるサイクル計測3

上のものが秒間27.1発
下のものが秒間27.5発
平均:秒間27.3発

満充電(秒間27.3発)と保管モード(秒間22.8発)で、これだけの差がつきました。
(リポの容量自体も600mAhの差があります)
初速を上げてもこれだけのサイクルで動けば十分すぎる性能だと思います。

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PS90HC購入

以前から気になってた、東京マルイのPS90HC(ハイサイクル)を購入。
独特のフォルムが目を引きます。

家にあったAimpoint Comp M2とサイレンサーを取り付けてみました。

サイズは思ったより小さくて軽く、MP7とG36Cの中間くらいな感じです。
インドアやCQBでは非常に威力を発揮しそうな予感。

P90購入

バッテリーは出来るだけ他の銃と共用にしたいので、試しにET1のスリムタイプのリポが
入るか試しましたが、残念ながら入らず。

まあ、ミニS互換のリポはG36Cでも使えるし追加しても損はないか。
(ちなみにスリムタイプリポはG36Cでも使えます)

P90にET1のスリムタイプのリポが入るか
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フェイスマスク その2

フェイスマスク選びの記事フェイスマスクからの続きになります。

頬付け出来ないのは辛いので、頬付けできるように、布製のフェイスマスクを選択してました。
ある程度の距離があれば、布製でも特に問題はないのですが、インドアやCQBだと
それなりに痛いです。

痛いのはまだ我慢すればいいのですが、万一歯が折れた場合、我慢ではすみません。
(実際に近距離で食らいましたが、布製のフェイスマスク越しだと、かなり痛いです)

布製とはいえ一応フェイスマスクをしているので、近距離であっても
歯が折れるような事故はほぼないとは思いますが、もし折れたりしたら嫌なので
頬付けできて歯を守れるフェイスマスクを自作することにしました。

(頬付け可能と言われている、マルイのフルフェイスプロゴーグルを持っていますが
 かなり押し付けないと厳しく、個人的には頬付け可能とは思えません)

まず用意するのは、前回布製で一番良かった「UFC ハーフ マスク BK(UFC-MASK-04 )」と
SANSEIのプラ製フェイスマスク「SG-4 フェイスガードマスク」です。

新たに用意するならフェイスガードマスクが安いですが、私は手持ちのフルフェイスタイプから
フェイスガードの部分だけを外して利用しました。

フェイスガードマスクを下の写真の赤線の位置で切断。
(カッターナイフでサクサク切れます)
SANSEIファイスガード
ピンが付属しているので、フェイスガードマスクとUFCハーフマスクに小さな穴を開けて
付属のピンで2つを鼻から口の位置に合わせて固定。

(当然ですが、穴を開ける前に位置合わせをします)

フェイスガード加工1

UFCハーフマスクの鼻から口にかけての部分は、プラ製のマスクでガードされるので
不要部分になるためカットします。

(ここをカットすると、呼吸も凄くしやすくなります)

フェイスガード加工2

これで完成です。
見た目は若干悪いですが、鼻から口に掛けて完璧にガードされ、更に他の部分も布でガード。
それでいて頬付けの際には、プラ部分は全く当たらないので、完璧な頬付けが可能となります。

UFCハーフマスクとフェイスガードマスクの色を合わせれば、もう少しマシになるかと思いますが
手持ちのSANSEIフルフェイスゴーグルがODだったのでこうなりました。

作成自体は全く難しくありませんが、面倒といえば面倒なんで、2,000円くらいでこんな製品出してください!

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G36CVのサイトを変更

軽量路線で行くと決めていたG36CVですが、使ってないホロサイトを取り合えず載せてたことで
重た~いイメージになっていました。
これではダメだと思い、軽いイメージにするため、オープンタイプのドットサイトに変更!

ついでにバックアップサイトもMAGPULのMBUSに変更しました。

G36C標準サイトだと、ドットサイト故障時にドットサイトを外さなければ、ドットサイトが邪魔で
G36C標準サイトを覗くことが出来ません。
MBUSなどの一般的なバックアップサイトであれば、緊急時にサイトを立てれば
ドットサイト越しにバックアップサイトを覗くことが出来ます。

MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト
MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト

MAGPUL MBUS GEN2開封

MAGPUL MBUS GEN2です。
もちろんレプリカです。
少しバリが目立つ感じでした。

オープンタイプのドットサイトは、某市場で安く売られてたJH400タイプのドットサイトです。
ドットサイトの赤緑切り替え式は、レンズがスモークで暗いものが多いので
今回は赤のみでレンズがルビーコートの物を選びました。

JH400ドットサイト開封

レンズはルビーコートの中でも、結構青い方だと思いますが、スモークと違って
青いものの視認性はそれ程悪くありません。
(赤が反射し向こう側の赤が目に届きにくいので青く見える)

JH400ドットサイトレンズ1
JH400ドットサイトレンズ2

ドットの輝度は7段階あって、下の写真が最低輝度です。
写真ではドットが見えませんが、肉眼で見ると薄っすらと見えます。
(かなり薄く、本当に薄っすらです)

ドットパターンは4パターンあるのですが、個人的にはドットしか使わないので、どうでもいい感じです。
但し、ドット以外のパターンを選ぶと、映る光が増え輝度が結構上がるので、非常に明るい場所だと
認識しやすくなると思うので、場合によっては使えるかもしれません。

最低輝度
JH400ドットサイト最低輝度

下の写真は7段階目の最高輝度です。
結構明るくて、LED電灯に向けても認識できます。

最高輝度
JH400ドットサイト最高輝度

MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト 装着
MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト 装着

トップレイルのフラット化は行ってません。
単にピンを抜いて純正のアイアンサイトを抜いて、MBUSを取り付けているだけです。

フロントサイトは、純正サイトを抜いた穴を隠すような感じで付くので、良く見ないと違和感はありません。
ただリアサイトは、純正サイトを外すと、結構な長さのレイルがなくなってしまい、ぼっこり穴が開きます。
(まあMBUSを倒してれば、そこまで気にならない気もしますが)
なので、気にする人はトップレイルをフラット化した方がいいでしょう。

本当はトップレイルをフラット化したかったのですが、DE色のものが売ってないのと
例え黒でも安いSTAR製フラットトップレイルが、どこも品切れで手に入らないので諦めました。

MBUSを起こした状態
MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト 装着(MBUS起こした状態)

最後に構えた状態で見える角度から写真を撮ってみました。

MAGPUL MBUS GEN2 & JH400ドットサイト 後ろから

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます