Blu-ray Disc Driveへ換装

VAIO購入当初は、Blu-ray Disc(以下BD)なんて必要ないと思ってました。
まだまだレンタルはDVDが主流ですし、見るだけならPS3もありますし、PCのバックアップなんて既にBDでは厳しい状況。
DVDドライブとほぼ値段差がなければ、それでもBDドライブを選択してたでしょうけど・・・

それなのに何故換装する気になったといいますと・・・
BDドライブ単体は結構安くなっている。
BDもかなりコピーが可能になって来ていてメディアの値段も下がってきた。

つまり普及する要素が高くなって来たんです!

今回選択したのは、現時点では信頼が高いと言われているPanasnic UJ-240を内蔵している
外付けUSBドライブのUJ240/MAL-BDS06EXです。
※VAIO EシリーズでBDモデルを選ぶと、Sony製ではなくこのドライブが搭載されるみたいです。
UJ240/MAL-BDS06EX

載せ換えようにドライブ単体でも売られていますが、外したDVDドライブを外付けで利用出来るように、ケース付を購入しケースはリサイクルです。

UJ240/MAL-BDS06EX動作確認

早速分解と行きたいところですが、分解すると保障対象外になったりするので、先に動作確認を行います。
この時点で動作がおかしければ初期不良で返品交換です。

UJ240/MAL-BDS06EX分解

動作確認も特に問題なく、早速分解して行きます(笑)
後ろのネジを2本外すだけで終了。
簡単です。

UJ240/MAL-BDS06EXドライブ内部

ドライブを開けてみるとこんな感じです。
DVD用とBD用のピックアップ部が別れて存在してます。

本体ネジ部分

本体からDVDドライブを外すには、上の写真の赤丸2箇所のネジを外し、ドライブを引き抜けばOKです。
こちらも簡単です。
ベゼルはDVDとBDのものを交換しなきゃいけないので、2箇所でとまっている爪部分を押して外します。
外したものは入れ換えてあげれば本体に戻した時にピッタリ収まります。
また、本体固定用の金具が2つDVDドライブに付いてますので、こちらも外してBDドライブに付け替えます。
後は外した手順で本体に戻せば換装終了です!

4kセクタHDDの速度低下について

今回購入したSEAGATE ST9750420ASは、AdvancedFormatと言われる4kセクタの製品です。
細かい話はWikiなどに任せるとして、AdvancedFormat製品をWindowsXP以前のOSで使用したり、未対応のディスククローンツールでコピーすると、速度低下が起きると言われています。

これらの問題はSSDやWD製のHDDで結構話題になりましたが
SeagateはSmartAlign™テクノロジーで速度低下が起き難いと言っています。

そこでアライメントを揃えた状態と、そうでない状態で、どれくらい速度が変わるのか比較してみました。
※クリーンインストール環境からのテストではないので正確ではない可能性があります。

今回アライメント調整に利用したツールはParagon Alignment Toolです。

ツールを起動するとHDDの解析が始まり、パーティション毎にアライメントが調整済みか表示されます。
(ちなみに私のHDDではCドライブ× Dドライブ○の表示だったのでCを調整しました)
アライメンとの調整が可能なHDDにチェックを入れてOKすると、再起動後に調整が始まります。
調整が終わると普通にWindowsが起動します。

さて気になる結果ですが・・・

アライメント調整前
換装後

アライメント調整後
アライメント後

全体的にWriteの数値が上がってます。
乗せてる数値だとReadが落ちてるように見えますが、何度か計測したところ実際はReadは誤差の範囲です。
Writeは確実にあがってるので数値上の効果は間違いなくあると思います。
但し体感出来るかは微妙なところです・・・

他メーカーで話題になった劇遅になる現象は起きないようなので
Seagateが言うようにSmartAlign™テクノロジーが効果を発揮してるのかもしれません。

Bluetoothレーザーマウス

今まではBuffaloのモニターで当選した有線のレーザーマウスを使用していました。
この製品はフィット感も良く結構気に入っていたので、同じ形状のBluetooth版を購入しようと思っていました。
そこで口コミなどで調べてみると、単四電池使用なので電池の切れが早いらしい・・・
※買い換えようと思った理由は、VAIO EのUSBコネクタ配置が、有線マウスに不向きなため・・・

エレコムのマウスは単三電池使用で結構持ったとの書き込みがあったためエレコムにターゲットを!
一応メーカーページを確認して単四使用だと思い注文しました。

注文したのはこれ!
5ボタン Bluetooth®レーザーマウス M-BT4BLシリーズ
M-BT4BLBK

Amazon購入だったので注文の翌日に到着したので、早速使ってみることに。
あれ・・・ 同梱されているテスト用電池は単四なんですが・・・
どうやら製品ページの表記を読み間違っていたらしいです(^^;
(かなりの数のマウスを見てたので混同した可能盛大!)

買ったものは仕方ないので、実際に使ってみることに。
サイズも持ち運びするノートには小さくも無く、大きくも無く、丁度いいサイズですし
フィット感も悪くないのでそのまま使うことに決定。

ただ電池残量なんて気にしたくないし、マウス本体の電源スイッチすらONのままが望ましい!
ということで、エネループの単四を4本購入してローテーすることにしました(笑)

これで電池なんて気にする必要も無くなった。
(だったら最初からBuffalo製品買えば良かった、とは思わないようにしてます!)

追記
もしBluetooth接続が安定しない場合は
BluetoothドライバをFOXCONN-T77H114-BCM2070から
マイクロソフトGeneric Bluetooth Adapterに変えると良いという話もあります。

HDD換装

今回は特に不満があるわけでもないVAIO EのHDDを換装する事にしました(笑)

下の画像はVAIO E購入時に元々付いていたHDDです。
TOSHIBA製の320G 5200回転です。
元HDD

そして下の画像が今回購入したSEAGATE ST9750420AS(720G 7200回転)です。
SEAGATE ST9750420AS

今回の換装では、新規購入したHDDをUSB接続し
Seagate製のツールでディスクコピーを行いました。

まずは以下のSeagateサイトよりツールをダウンロードします。
ダウンロードするツールはDiscWizardです。
http://www.seagate.com/www/ja-jp/products/laptops/laptop-hard-drives/

そして1,000円程度で売られている2.5インチ用のUSB接続ケースです。
USB接続

DiskWizardをインストールし新規HDDのUSB接続が終われば
DiscWizardを利用してディスクのクローンを作成します。

特にパーティションの変更等なければ自動を選択すればすぐにコピーが始まるはずです。
今回はDドライブの作成をしたかったので手動にてパーティションサイズを決めてコピーしました。
しばらく待ってれいれば、処理が終わったメッセージが出るので
クローンの作成自体はこれだけで終了です。

コピーが終了したら新旧の入れ替えとなりますが、この作業も非常に簡単です。
まずは裏蓋のネジ2本を外し蓋を取ります。
HDDのマウントを止めてるネジがあと2本あるのでそれも外します。
HDD取り外し

ネジを外したら、下の写真のようにHDDを一旦左にスライドさせます。
するとコネクタ部分が外れますので、HDDの右側部分を上に引き上げれば抜けます。
HDD取り外し2

あとはマウントのネジ4本を外して付け替えれ、元に戻していけば終了です。

換装後の感想ですが、HDDの熱自体は交換前と殆ど変わりません。
ガジェットに表示されるHDDの温度もそれを表しています。

気になる速度ですが、体感的にはそれほど劇的な変化は感じられません。
(ベンチマークのリード値は結構上がっていますが・・・)

そして悲惨なことにVAIO Eの本体と共鳴し、結構な振動が起きます・・・
USBケースや置く場所を変えたりすれば気にならなくなりますので
恐らくHDD単体での振動というよりはVAIOとの相性な感じです。

(これは今後なんらかの対策を考えます)

以下、参考までにベンチマークの結果を載せますが
常駐ソフトが動く中での計測なので参考程度にしてください。

換装前
換装前
———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 71.332 MB/s
Sequential Write : 74.220 MB/s
Random Read 512KB : 24.093 MB/s
Random Write 512KB : 28.467 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.291 MB/s [ 71.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.756 MB/s [ 184.5 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 0.655 MB/s [ 160.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.823 MB/s [ 200.8 IOPS]

Test : 1000 MB [C: 23.5% (67.0/285.6 GB)] (x5)
Date : 2011/01/08 9:29:10
OS : Windows 7 [6.1 Build 7600] (x64)

換装後
換装後
———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 113.176 MB/s
Sequential Write : 88.645 MB/s
Random Read 512KB : 40.603 MB/s
Random Write 512KB : 22.061 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.520 MB/s [ 126.9 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.663 MB/s [ 161.8 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 0.813 MB/s [ 198.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.307 MB/s [ 74.9 IOPS]

Test : 1000 MB [C: 20.2% (67.5/334.7 GB)] (x5)
Date : 2011/01/09 18:30:09
OS : Windows 7 [6.1 Build 7600] (x64)

2010/01/10 追記
このHDDは4kセクタ製品の為、単純なディスククローンの作成では
パフォーマンスの低下に繋がる恐れがあります。
(シーゲイトSmartAlign™テクノロジーにてパフォーマンス低下は最小限らしいですが)
また4kセクタ製品の為、Windowsアップデートにて
エラーが発生する可能性もあります。
私の環境下では、コピー後にWindowsアップデートでエラーが発生しました。
(現在対策パッチを確認中です)
リカバリーにて初期化すれば、Windowsアップデートが正常に行えたのは確認済みです。

2010/01/11 追記
Windowsアップデート出来ない問題が以下の内容と類似していることが判明。
http://support.microsoft.com/kb/982018/ja
イベントビュアーにもC:WindowsSoftwareDistributionDataStoreLogsedb.logでエラーが発生してるのを確認しました。
しかしこのパッチを当てようとしても上手く動きません。

そこで手っ取り早い対処方法としては、edb.logとedb.chkを削除することです。
(念の為にバックアップは取っておきましょう)

削除後にWindowsアップデートのサービスを再起動すれば
削除したファイルが作成されアップデートも上手く動きました。

2010/01/12 追記
Windowsアップデートが正常に動くようになってから
再度上に書いたHotfix(X64版)をDLして実行したところ
Hotfixのアップデートは正常に終了しました。
ですので、HDD換装前にHotfixを適用し、HDD換装を行えばこの問題は起きない可能性があります。
またこのHotfixはSP1に含まれるようなので、SP1適用後であれば同じく問題が起きないかもしれません。
(現時点でSP1が配布されていないため検証不可能です)

キーボードウェア装着

VAIO Eシリーズのアクセサリにキーボードウェアという製品があります。
一般的に言うとキーボードカバーです。

Eシリーズには5色のキーボードウェアが用意されていますので
自分の好みに合わせて色の組み合わせを変える事が出来ます。

本体色が黒の私は、バイオレットを選んでみました。
ちなみに15.5インチのキーボードウェアは、店頭にあったりするようですが
14インチの方は店頭には並んでいないので、ソニーストアにて購入しました。

キーボードウェア装着前
キーボードウェア装着前

キーボードウェア装着後
キーボードウェア装着後
※実際は写真より濃い紫色です。

一般に売られているキーボードカバーなんかより、本体製造メーカーの専用品だけあってフィット感は抜群です。
知らない人が見たらカバーがついてるとは思わないかもしれません。

個人的に一番気になっていたのは、キータッチがどれくらい悪くなるか、というところでした。
はっきり言ってキータッチは結構悪くなります。

一般的なキーボードカバーほどは悪くはなりませんが
折角のアイソレーションキーボードのタッチが損なわれます。
慣れの問題もあるとは思いますが、この問題は
キーボードカバーにとって避けて通れない問題だと思います。

ただ、一般のキーボードカバーと比べれば
全体的に出来は良いので、個人的にはお勧めです。

Microsoft security essentials(アンチウィルスソフト)

今まで数種類のアンチウィルスソフトを使って来ました。

ノートンやトレンドマイクロのウィルスバスター、NOD32など・・・
これらは全て有料です。

個人的にノートンは割と好きでずっと使ってました。
今でも家のデスクトップの1台にはノートンが入っています。

トレンドマイクロのウィルスバスター
個人的にはこれが一番好きになれない気がします。

去年までは、会社でウィルスバスターのコーポレートエディションを利用していました。
しかし、コストと動作の重さから、会社はNOD32へと切り替えを行いました。
使った感じではNOD32の方が軽いと感じます。

自宅のノートで、フレッツ光のセキュリティーツール(中身は1世代遅れのウィルスバスター)
利用していましたが、今回VAIOに買い替えたこともあり、セキュリティソフトの見直しを行いました。

色々と調べた結果、Microsoft security essentialsが無料、且つ検出率もそれなりに高いことがわかりました。
余計な機能も入っていないので、動作も比較的軽くノート向けといえます。

正直、ファイアウォール機能なんて私には必要ありません・・・
今時ネットにモデム直で繋いでいる人なんて殆どいないでしょう。
ファイアウォールは、ネットへの接続の大元であるルータに任せて
PCは軽く快適に使うのが望ましいと思います。

確かに有料のアンチウィルスソフトは、多機能ではあります。
しかし、無駄に多機能なので、どうしても動作が重くなってしまいます。

もちろん、PCに詳しくない初心者の方は、PCの重さを犠牲にしても
多機能な有料ソフトで、PCを安全に守る方がベターかもしれません。

そういう観点から考えると、Microsoft security essentialsは非常に魅力的な製品だと思います。
やはり最大のメリットは「無料」というところでしょう。
他にも無料で検出率も高く、高性能な製品は存在します。

当たり前のようにお金を払ってきたセキュリティソフトですが
今までに払ってきた代金、これから払っていくであろう代金を考えると
フリーの優秀なセキュリティソフトに乗り換える価値は十分にあります。

あなたは、セキュリティソフトに、今まで幾ら払ってきましたか?

ウイルス、スパイウェア、マルウェア対策 | Microsoft Security Essentials
ダウンロードページ

2010/11/17追記
Microsoft security essentialsは、ウィルスパターンファイルの更新を
Windowsアップデート経由で行います。
ですので、更新の頻度もWindowsアップデートに依存してしまいます。
この点だけは気に入らない個所でした。
しかし、この問題を解決してくれるフリーウェアを作ってる方がいらっしゃいました。

以下のページに説明とDLファイルがあります。
http://swordfish.s53.xrea.com/msenotify/

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます