【残念!】PS5はWQHD(1440p)のモニターに非対応らしい…

「PS5」は1440p出力非対応…該当モニタでの出力は1080p【UPDATE】

非常に残念なお知らせです。
ライバル機のXBOXはWQHD解像度に対応していますが、PS5は少なくとも発売時にはWQHD解像度に対応しないようです。

我が家のリビングには4K有機ELテレビがあるのですが、PS5を使うのはPCが置いてある部屋なのです…
PC用に27インチWQHD/144Hzのゲーミングモニターが2台並んでいます。
同じサイズなら単純に値段だけ見れば、4K/60Hzモニターの方がWQHD/144Hzのモニターより安いのですが、PC用に4Kのモニターを置かない理由は沢山あります。

1.27インチ以上のモニターをデスク上に置くのは大きすぎる。
(FPSとかだと27インチ以上は端まで見渡せなくなり不利になる)
2.4Kだと解像度が高すぎてPC用には文字が小さいので拡大表示になってしまう。
3.4Kだと解像度が高すぎてゲームでフレームレートが下がってしまう。

PS5は「スペック高くて奇麗で4K対応凄い!」みたいに言われてますが、それはPS5の価格だからであって、PC用のハイエンドグラフィックボードの前では足元にも及びません。
これはグラフィックボード1枚の方がPS5よりも高価なのですから当たり前です。
そのハイエンドグラフィックボードでさえ、現状では4Kで高フレームレートを出すのは難しい状況なのです。
もちろん画質を落としまくれば4Kでもフレームレートを上げれますが、それでは4Kである意味が全くありません。
つまりPS5のスペックでは4Kゲームはまだまだ厳しい解像度なのです。
PS5はハード的に出力が可能となっているだけで、実際は4K/120Hzどころか4k/60Hz張り付きすら難しいハードと言わざるを得ません。
内部的にはWQHD解像度で3D出力の演算を行い、それを引き伸ばして4K解像度で出力するのではないかという話もあるほどです。
(だったらWQHD出力にも対応しろって話ですよね)

PS5は現状ではフルHD/120Hzか4K/60Hzの選択となってしまいます。
奇麗でフレームレートも上げやすいWQHDが選択できないのは、個人的にはPS5の評価を著しく下げる結果となりました。

ちなみに私の所持しているWQHD/144Hzゲーミングモニターは、幸いにも1台は4Kからのダウンスケーリングに対応しているので、上に載せた記事にあるフルHDからの引き延ばし表示だけではなく、4KからWQHD解像度への縮小表示が可能です。
(WQHDモニターで4kからのダウンスケーリングに対応しているものは少ないらしい)
FPSなどのフレームレートが高い方が有利になるゲームはフルHD/120Hzでアップスケーリング、フレームレートを必要としないゲームは4Kで出力してWQHD/60Hzにダウンスケールして遊ぶことになりそうです。

どの道AVアンプはWQHD解像度には対応していないので、アンプを通して音を出すには工夫が必要でした。
そのためHDMIから光ケーブルへ音声を分離する「音声分離機」まで用意していたのですが、そっちは単にPCに光入力でゲームとPCの音をミキシングする役目だけになりそうです。

恐らくないとは思いますが、PS5のファームウェアアップデートでWQHD解像度に対応することに淡い期待をしておきます。
(日本でのXBOXのシェアが高ければ、正直今回はPS5ではなくXBOXを買いたいくらいの衝撃でした)

ロジクール MX MASTER 3(MAC用)MX2200sSG

HPのSpectre13で使用していたマウスが壊れました。
ノートPCと一緒に持ち運んでいたらマウスだけが滑り落ちてしまい、クリックが上手くできない状態になりました。
そこでマウスを買い替えることにしました。

MacBookAirを2014年モデルから2020年の最新モデルに買い替えましたが、MacBook自体はトラックパッドが優秀なのでマウスの必要性をあまり感じていませんでした。
しかし、BootcampでWindows10を起動するとトラックパッドではやはり使い辛く、BootcampのWindows10にもマウスが欲しいところ。

MagicMouse2も持っているのですが、MagicMouse2は複数台の機器に登録して使い分けることができません。
折角の買い替えなので、MacBookAir・Spectre13・BootcampのWindows10の全部で使えるマウスを探すことにしました。

今まで色んなマウスを買って使てきましたが、モバイルに特化すると使いにくいことが多かったです。
持ち運ぶには小さいことが正義なのですが、手が小さくないのでやはり非常に使いにくい…
そこで今回は大きさ(重さ)にはあまり拘らないことにしました。

まず候補に上がったのはゲーミングマウスです。
(G502など)
ゲームだけでなく、仕事でもゲーミングマウスを使っているくらい多機能で使いやすいです。
細かい操作と複雑な操作を同時に要求される中で進化してきたマウスです。

デスクトップなら迷わずゲーミングマウスなのですが、大きさにこだわらないといいつつ、ちょっと小型のものを探してみました。

ロジクール MX ANYWHERE 3(MAC用)

写真だと大きさが伝わりませんが、メーカーの写真を見ると女性が持ってる感じから、極小ではありませんがそれなりに小型のようです。
3台のPCに登録して切り替えて使用することが可能です。

(MAC用)と書かれていますがWindows機でも問題なく使用可能で、MACでの安定性を高めたモデルだそうです。
ロジクールのその他のMXシリーズもノーマルモデルとMAC用モデルが存在します。
そのMXシリーズには小さくない普通サイズ(むしろ大きめ)のマウスもラインナップされています。

ロジクール MX MASTER 3(MAC用)

ロジクールのフラッグシップマウスだけあって少々お高いです。
が、見た瞬間に「これだ!」と思い注文。

持った感じの大きさはゲーミングマウスのG502と同じくらいです。
(左の出っ張り分MX MASTER 3の方が大きい)
大きいと持ち運びには不便ですが、相反して操作は格段によくなります。

そしてロジクールのフラッグシップマウスだけあって多機能で操作性も抜群!
まあMacBookAirを外に持ち出す場合はトラックパッドを使うってことにして自分を納得させ、小さいマウスを買わなくてよかったと思います。
使いにくいと結局持ち出さなくなっちゃうし、また次のマウスを求めて買ってしまいますから…

MacBookAirでも思った以上に使いやすいですし、BootcampのWindows10でも問題なく動いてます。
もちろんSpectre13でも問題なしで、この3つでの切り替えも裏のボタンを押すだけでOKです。

MACではユーティリティを手動でインストールする必要がありますが、Windows10では自動で検出してインストーラーが起動するので、クリックしてユーティリティをインストールできます。

デスクトップではゲーミングマウスであるG502を使用していますので、今回はノートPC用にMX MASTER 3(MAC用)を購入しましたが、ゲームをしない人のデスクトップ用にも凄くお勧めのマウスです。
特に1秒間に1000行の高速スクロールは気持ちいい!

AppleWatch ブレイデッドソロループ

AppleWatchシリーズ6と同時に注文したソロループが配送日前日になっても一向に発送されず、待っているのも嫌になったのでピックアップを行うことに。
ピックアップとはオンライン上のストアで注文は行いますが、受け取りは実店舗のアップルストアで受け取るという方法です。

通常の配送と店舗受け取りで何が違うかというと、在庫の管理が違います。
ピックアップの場合、ネットの在庫と違って実際の店舗の在庫が割り当てられます。
なので、オンライン上で6~8週間と書かれていても、実店舗に在庫があればオンラインで購入が可能となっています。
(前述した通り受け取りは実店舗です)

実店舗に何も新製品がないのはアップルとしてもマズいのでしょう。
ネット販売用の在庫がなくても実店舗にはちょくちょく在庫が追加されます。
但し新製品はすぐに売り切れてしまいますので、在庫が登録される時間を狙ってピックアップで購入します。

ということで、ソロループも配送分をキャンセルしてピックアップで購入しました。
ついでに在庫があったブレイデッドソロループもピックアップで購入しました!

インバネスグリーンブレイデッドソロループ

ピックアップのいいとことはもう1つあります。
実店舗なので試着(試用)をさせてくれます。
ソロループとブレイデッドソロループはバンド自体にサイズ調整がありません。
なので事前に自分のサイズを計っておく必要があります。

予めサイズを計って購入していましたが、ピックアップ時に試着で確認をさせて頂きました。
結果、ソロループはそのままのサイズで、ブレイデッドソロループは1つサイズを下げて購入しました。
(サイズ変更の場合は在庫がない場合があります)

もしブレイデッドソロループを配送で購入していたら、サイズが合わずに返品になっていたところでした。

リンクブレスレットからブレイデッドソロループに変えたら凄く軽く感じます。
肌触りもサラサラしていて着け心地も問題ありません。
ただ長時間着けているとバンドの模様が肌にうっすらと残ってました。
元々計測したサイズだと明らかに緩かったので、本当は間のサイズが欲しいところです。
(使っているうちに伸びてきて丁度良くなる可能性はあります)

現在、ソロループとブレイデッドソロループはAmazon・ECサイト・量販店などでは売られておらず、Apple限定販売となっていますので、購入する場合はアップルのオンラインストアか実店舗でご購入ください。

iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7でMACアドレスフィルタリングが上手く行かない場合の対応

iPhone11ProとiPadPro、Apple Watch4をそれぞれiOS 14、iPadOS 14、watchOS 7にアップデートしました。
そしてWatch6に買い替えてWatch4は売却しました。

AppleWatch6では5GHz帯のWIFIに対応したので、WIFIの接続先を5GHz帯に変更しました。
しかしWIFIに繋がらずに弾かれてしまいます。

接続先の無線LAN親機にはMACアドレスでのフィルタリングが行われています。
もちろんAppleWatch6のMACアドレスも登録されています。

試しにMACアドレスのフィルタリングをOFFにしてみると繋がります。
無線LAN親機でAppleWatch6の接続MACアドレスを確認すると、AppleWatch6の設定情報に出ているMACアドレスと全然違うアドレスで接続しています。
別のSSIDに接続してみると更に違うMACアドレスで接続しています…

流石にこれはおかしいと思い検索してみると直ぐに情報がヒットしました。
iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7 でプライベート Wi-Fi アドレスを使う

iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7からはデフォルトでランダムなMACアドレスが使用されるそうです。
アップデート前に既に接続実績があるSSIDではプライベートアドレスがONになっていても以前のMACアドレスが使用されているようで、新たにMACアドレス制限が掛かったWIFIに接続しなければ気付きません。

MACアドレス制限自体はセキュリティとしてはあまり意味がないと言われていますが、それでもまだ使われている機器は存在します。
MACアドレスフィルタリングを行っている機器に接続する場合は、接続するすべての機器で対象のSSIDに対してプライベートアドレスの設定をOFFにする必要があります。

詳しくは上に貼ったリンクを見て頂ければわかりますが、AppleWatchの場合は以下のようにしてプライベートアドレスの設定を切り替えます。

接続するネットワークのSSIDを選択して

その中にあるプライベートアドレスの設定をOFFにします。

これでランダムではない設定情報にあるMACアドレスで接続ができます。
当然ですが、MACアドレスフィルタリングされていない機器ではOFFにする必要はありません。
(むしろリンク先に書いてあるように、機器が接続業者などに紐付けされないようONにしておくべきです)

Apple Watch Series 6 グラファイトとスペースブラックリンクブレスレット

Apple Watch Series 6が発売されたのでSeries 4から買い替えることにしました。
機能的にはSeries 5からそんなに進化しているわけではありませんが、流石に2世代スルーするのもどうかと思ったのでSeries 6を買うことに。

今回は新バンドが追加されたので新バンドのソロループも注文しましたが、サイズの指定が結構細かいので、最悪の場合に返品できるように単品で注文しました。
なので、Watch本体は届きましたがバンドの方はまだ発送すらされてません…

ソロループ

今回注文したWatch本体はグラファイトステンレススチールケースです。
グラファイトステンレススチールケース

Series 4やSeries 5のステンレススチールには、私が使用しいてるリンクブレスレットと同じカラーのスペースブラックが存在したのですが、Series 6からステンレススチールケースのスペースブラックは廃止になりグラファイトというカラーに変わりました。
(厳密にはエルメスモデルにスチールケースのスペースブラックが存在するようです)
グラファイトはスペースブラックのように真っ黒ではなく、ピカピカのグレーという感じで黒よりもグレーよりです。

これはこれで凄く奇麗なのですが、問題はリンクブレスレットのスペースブラックと色が合うかです。
ミラネーゼループにはグラファイトのカラーが追加されましたが、リンクブレスレットには新色の追加はありませんでした。

合うか合わないかは実際に付けてみた方が早いので、グラファイトステンレススチールケーススペースブラックリンクブレスレットを合わせてみました。

出来るだけ実際に見た状態に近い色に撮れるように写してみましたが、それでも光の加減で見え方は結構変わりますので、写真だとお伝えするのが難しいです。

合うか合わないか、意見は分かれるところかもしれませんが、個人的には許容範囲ではないかと思います。

QNAP TS-673でSMB MultiChannel(マルチチャンネル)を有効にする

QNAP TS-673での転送速度の限界に挑んでみたくなり、2つのLANを束ねるLAG(リンクアグリゲーション)をやめ、2つのLANにそれぞれIPを割り当てて並列でSMBの通信を行うMultiChannel(マルチチャンネル)をやってみました。
が、PC側はちゃんとマルチチャンネルの要件を満たしているにも関わらず、マルチチャンネルでの接続ができませんした。
何度やってもマルチチャンネルになりません。

NASとPCがSMBv3で接続されているのも確認しましたが、なぜかマルチチャンネルでの通信ができず。

もしかしてPC側ではなく、QNAP側が対応していないのではないかと思い、SSHでログインしてSMBの設定を確認してみました。

cat /etc/config/smb.conf

すると[global]セクションにマルチチャンネルの設定がありません…

なるほど、これではマルチチャンネルが有効にならないはずです。
ということで[global]セクションにマルチチャンネル有効の設定を追加。

vi /etc/config/smb.conf

以下の行を[global]セクションに追加。

server multi channel support = yes

SMBのサービスを再起動(NASを再起動でもOKです)

/etc/init.d/smb.sh restart

そしてPCから接続するとマルチチャンネルが有効になりました。

NVMe SSDが初期不良で4枚揃っていないので、HDDx6 RAID6 + SSDx2 RAID1キャッシュでの速度を計測してみました。

シーケンシャルのReadでは10GbE帯域を超えることができました!

2020/07/27追記
NAS側の接続で設定を見直し再度LAGを組み、、NAS側はLAGを組んでいてもSMBv3のマルチチャンネルを使えるようになりました。
(PC側はLAGは組まずに2つのIPを持った状態です)
ネットワークスイッチのLAGの設定は以下のようにSrc/Dest IP and TCP/UDP Port fieldsにして、NAS側のポートトランキングのハッシュポリシーをLayer 2+3(MAC+IP)とすることでマルチチャンネルを使えるようになりました。

NETGEARのネットワークスイッチの設定

※Layer3を扱えるフルマネージスイッチでないと、この設定はできないかもしれません。

NASのポートトランキングの設定

CrystalDiskMarkでのベンチマークとNASの通信トラフィック

シーケンシャルリード時のトラフィック

ちゃんと2つのネットワークで均等に通信が行われているのが確認できます。

ベンチ中の最初から最後までのトラフィック

最後のランダムライト(RND4K Q32T1)は片方のネットワークしか利用されていないので、速度に余裕がある場合は両方使わないのかもしれません。
(何度かテストしていると、シーケンシャルリードでも1度だけ片方しか使われない時があったので、状況によってネットワークの使い方が変わるようです)

2020/08/02追記
NVMe SSDのRAID10を組んでQtierを再構築して計測しました。

シーケンシャルは20GbEの限界近くまで行くかと思ってましたが、それほど伸びませんでした。
CPUなどは一般的なPCに比べれば高性能でもありませんし、これくらいが中堅NASのハード上の限界なのかもしれません。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます