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PCX(EBJ-JF56)のインヒビタスイッチ機能を解除

基本的にバイクのセルは色々と制約があります。
(車でもAT車ならブレーキ踏みながらじゃないとエンジンが掛からないのと同じです)

MTのバイクならサイドスタンドを立てたままだとダメですし、クラッチを切るかニュートラルに入ってないとセルが回りません。

スクーターはサイドスタンドを立てたままだと同じくダメですし、車のAT車と同じでブレーキを掛けてないとセルが回りません。
サイドスタンドのスイッチを無効化する方も結構多いのですが、今回はブレーキスイッチの方を機能解除します。
※安全に関わる改造なので自己責任でお願いします。

PCXの場合、セル始動のブレーキ制約は、前後のブレーキを同時に握るか、リアブレーキのレバーを「強く」握る必要があります。
この「強く」というのが、ブレーキレバーを結構引かなければならず、ヘルメットを抱えながらの始動などに支障がありました。
(そこでリアブレーキを調整で緩くして始動しやすくするという、本末転倒な解決方法をする事すらあります)

リアブレーキにはスイッチが2つ付いており、ストップランプ用とセル始動のためのインヒビタスイッチがあります。
(インヒビタスイッチは、車だとセル始動のためのATポジション検知のスイッチの事ですが、バイクではこのスイッチが同義となるかと思います)
今回はこのインヒビタスイッチの配線にに対策を施します。

それでは対策を行います。
まずはリアブレーキのところにある配線カバーを外します。
とくにネジなどで止まってるわけではないので、手で移動すればOKです。

PCX インヒビタスイッチ 解除2

カバーをずらすと防水配線と通常のキボシ端子の配線があります。
インヒビタスイッチは防水ではないキボシ端子の方の配線になります。
このキボシの方の配線を短絡させればスイッチONの状態になります。

PCX インヒビタスイッチ 解除1

キボシがオスメスで違えば、抜いて差し替えればいいのですが、スイッチ側がオスとオス、車体配線側がメスとメスになっているため、そのまま抜いて差し替えることは出来ません。
そこでオスとオスのキボシ配線を自作しました。

PCX インヒビタスイッチ 解除用キボシ配線

インヒビタスイッチの配線を抜いて、この自作配線で短絡させてあげれば無効化処理は終わりです。
(この方法ならいつでもどこでも元の状態に戻せます)

PCX インヒビタスイッチ 解除3

あとは元々配線を止めてあったバンドを締め直し、カバーを元に戻せば作業は全て完了です。

配線を事前に用意してれば3分で終わる作業ですね。

PCX インヒビタスイッチ 解除4

これでブレーキレバーを握らなくても、セルでのエンジン始動が可能になりました。

PCX(EBJ-JF56)のエアバルブキャプを交換

オイル交換でバイク屋さんに行ったら、これが目に入って思わず購入(笑)
(エンジンのピストンの形をしたエアバルブキャップです)
親切にも2個で1個分の値段にしてくれました!

エアバルブキャプ ピストン型

純正のバルブと付け替えるだけです。
なんとなく可愛く見えるのは私だけでしょうか・・・

エアバルブキャプ ピストン型

PCX(EBJ-JF56)のブレーキレバーをBIKERS製に交換

260mmローターへの交換とメッシュホース化で、フロントブレーキを強化したPCXですが、強化したことで右のブレーキレバーを引き始めて直ぐにガツンと効き始めます。
なので純正のブレーキレバーでは、かなり遠いところでコントロールすることになり、少々コントロールがし辛く感じます。
(手は普通にXLのグローブをするくらいで小さくはありません)

車種によっては、純正でもアジャスト機能があったりしますが、PCXのレバーにはその機能がないので交換することに。
選択肢がそれほど多いわけではないので、定番のBIKERS製に交換します。

左右買うとそこそこの値段がするので、時間は掛かりますが安いタイから購入することに。
(急ぐ場合はAmazonなど国内に在庫を持ってるところがお勧め)

そして先日タイから届きました。
EMSを使えば早いですが、それでは折角安く買う意味がないので通常の航空便で。

BIKERS(バイカーズ) ブレーキレバー STD
BIKERS(バイカーズ) ブレーキレバー STD

見た目は質感高いですね。
アルマイトも綺麗です。

BIKERS(バイカーズ) ブレーキレバー STD アジャスタブルタイプ
BIKERS(バイカーズ) ブレーキレバー STD アジャスタブルタイプ

純正と比較するとすぐに分かりますが、そこそこショートタイプです。

BIKERS ブレーキレバー 純正と比較

角も丸く処理されていないので、握り心地は純正の方が上だと個人的には思います。

取り付けはネジを外してグリスアップして入れ替えるだけなので、記事として書くほどでもないので省略します。
(初めての交換でもプラスドライバー、8mm、10mmレンチがあれば交換可能だと思います)

BK-C10-RED
BK-C11-RED
BIKERS ブレーキレバー交換後

見た目はかなり好みです。
レバーの位置も丁度いい場所に調整できました。
ただショートレバーはあまり好きじゃないので、同じBIKERS製で可倒式の長めのタイプを右側だけ思わずポチっちゃいました・・・
今度は国内の在庫物を注文したので、近日中に交換できそうです。

PCX(EBJ-JF56)にリムステッカー貼り付け

PCXの足元に締まりが欲しいなと思い、リムステッカーを貼ることにしました。
リムステッカーを貼るのは初めてなので、失敗したらもったいないと思い、ヤフオクで安いやつを買いました。

14インチ用5mm幅の赤です。

リムステッカー

貼り付け用のゲージを自作してみました。

自作貼付ゲージ

リムを掃除してパーツクリーナーで脱脂してから貼り付けを開始しました。

最初に自作ゲージで貼り付けてみましたが、思ったようには上手く行かなかったので、結局はゲージなど使わずに手で貼りました。
手で貼ってもそれなりに綺麗に貼れるかと思います。
(タイヤを回せば多少ブレがありますが、停止してれば殆ど分からないレベルかと思います)

近くで見るとステッカーが重なってる部分も分かりますが、遠目に見れば分かりません。

リムステッカー前輪
リムステッカー後輪

足元のアクセントにはなったかと思います。

リムステッカー前後

PCX(EBJ-JF56)のステップボードを交換

PCXでは定番のステップボードの交換です。

最初は純正のステップボードにしようかと思ったのですが、Optimumにステンレスベースで赤のすべり止めのものがあったのでOptimum製を検討。
が、シルバー/レッドのものはどこも売り切れで、次回入荷時期も不明とのこと・・・
MadMax製で同じようなものがありましたが、MadMax製も同様にシルバー/レッドの物が品切れで、次の入荷も未定と・・・

ということでシルバー/レッドは諦めてOptimum製のシルバー/ブラックにしました。
(だったら純正でもいい気はしましたが)

Optimum シルバーステン ステップボード
Optimum シルバーステン ステップボード

説明書等は同梱されていません。
が、取り付けは簡単なので説明書は要らないでしょう。

純正のステップ部分はゴム製で、引っ張れば剥がれますし、あとはネジを外して取り付けるだけです。

Optimum シルバーステン ステップボード取り付け

夕方で薄暗かったので写真の写りが悪いですが、新品状態だとステンレスの鏡面仕上げなので綺麗です。
(おまけに黒い部分が反射してるので、ピカピカ感も全く出てないですね・・・)
まあ使ってるうちに傷は入るでしょう。

2016/06/11 追記
明るい時に写真を撮ったので載せておきます。
(既に少し傷が入ってますが、足を置く場所なので仕方ないですね)
Optimum シルバーステン ステップボード

PCX(EBJ-JF56)のリアサスをキタコ製に交換 続き

先日、PCX(EBJ-JF56)のリアサスをキタコ製に交換したわけですが、交換直後は純正よりかなり硬く突き上げ感が酷いものでした。
交換から300kmほど走ったので、改めて感想を書きたいと思います。

300kmほど走って装着直後よりも随分と良くなりました!

小さいギャップなら殆ど突き上げ感なしで、非常にしなやかで減衰も効いてます。
大き目のギャップだとやはりゴツっとお尻に衝撃がきますが、今後更に距離を走ったら変わる可能性はあるかと思います。

今回は福岡市から熊本県の阿蘇まで往復(250km程度)したのですが、1点非常に気になったことがありました。
それは、最後の100kmくらいからお尻が非常に痛かったということです。

中型や大型バイクでのツーリングでは、今までになかった経験でした。

これはショックというより純正シートがダメなんじゃないかと思います。
通勤で使用する分には何の問題もありませんが、長距離だと純正シートは非常に厳しいと感じます。

今後、PCXで長距離を乗ることがあれば、その時は何か対策を考えなければいけませんね・・・

PCXで大観峰

まだまだ余震が続く阿蘇地方ですが、本日も震度3~4程度の余震がありました。
停車中のバイクが跳ねて倒れるかと思いましたが、駐車場に止まってるバイクは1台も倒れず無事でした。
(慌ててバイクを抑えているライダーさんも大勢いましたが・・・)

安全運転で行けば余震が起きても問題ないと思いますので、ツーリングに行かれる皆さんは安全運転で行きましょう!