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スバル サンバーの消耗品交換 その1

サーキットへのバイク搬送用に購入した中古のスバル サンバー(2006年式TV1)ですが、現状渡しでの購入だったので消耗品の交換をすることにしました。
既に11万km走っているのでタイミングベルトの確認から。
エンジンに貼られていたラベルを見ると2020年に4.4万kmでタイミングベルトが交換されていました。
2020年までの14年間で4.4万kmしか走っていないのに、直近の約2年半で約6.5万kmも走ってる感じですね。
タイミングベルトはあと3万kmくらいは交換しなくても良さそうなので、エンジンオイルを交換することにしました。

エンジンオイルも交換のラベルが車両に貼られてました。
オイルは丁度交換時期となっていましたが、オイルフィルターは次回は12万kmで交換と書かれていたので今回はオイル交換のみです。

近所の黄色い某カー用品店に行ったら車両情報から0w-20のオイルを勧められましたが、流石に10万km超えてるエンジンなので固めの良いオイルを入れることにしました。
5w-30のオイルが割と安くて種類も多いのですが、このサンバーは普段街乗りを殆どせず、サーキットへの移動には毎回高速道路を利用します。
そして200kg近いバイクとその他の装備で約300kgくらいの荷物を載せて走ります。
高速道路移動中は軽自動車なので高回転域で上記の負荷が掛かることになります。
(あと冬は基本的にサーキットへ行かないので、冬の時期はほぼ考慮してません)

ということで、5w-30よりも更に固い5w-40のオイルを入れることにしました。

Castrol EDGE

ボロい軽自動車に入れるには勿体ない高級オイルですが、高速道路で止まるのだけは勘弁なので奮発しました。
(固めなので燃費も多少悪化します)

オイルの次は消耗品であるスパークプラグを交換します。
ダイハツのOEMではない純粋なスバル製のサンバーは、ポルシェ911と同じリアエンジンリアドライブなRRとなっています。
なので、後ろのバンパーを開けるとエンジンがあらわれます。

バンパーを開けてエンジンが見えたらプラグコードを抜いてスパークプラグを交換するだけです。

スパークプラグも奮発してイリジウムプラグの中でも高いプレミアムRXを用意しました。
この世代のサンバーは4気筒なのでプラグも4本必要になります。

プレミアムRXプラグ BKR6ERX-PS

スパークプラグ用の16mmのソケットで古いプラグを外します。

思ってたよりも電極は消耗してませんでした。
(割とちゃんと管理されていた車両のような気がします)

スパークプラグのネジ径がφ14mmの場合、規定締め付けトルクは25~30N・mとなっていますので、トルクレンチで28N・mで締め付けました。
角度で管理する方法もありますが、トルクの方が確実で簡単なのでトルクレンチを使用します。

プラグの次に交換する消耗品はエアーフィルターです。
エアーフィルターは後ろのバンパーを開けたところからではなく、荷室のパネルを外してエンジンの上側から交換します。

まずはパネルのネジを4つプラスドライバーで外してパネルを開けます。

パネルを開けるとエンジンが砂ぼこりで真っ白になっていたので、ペーパータオルの水拭きで汚れを落としました。

奥の方や細かいところまでは手が入りませんが、見える範囲は多少綺麗になりました。

左側の大きな箱がエアクリーナーボックスなので、留め金4か所をパチッと外せばエアクリーナーを取り出すことが出来ます。

相当汚れているんじゃないかと覚悟して開けましたが、エアクリーナーも思ってたより汚れてませんでした。

エアクリーナーは高いものでもないのでケチらずに交換します。

PIAA エアーフィルター [スバル車用] PF58

本当はバッテリーも交換予定でしたが、配送中の液漏れで別の新品バッテリーと交換となったため後日交換予定です。
軽バン対応の14インチアルミホイールとタイヤも注文済みなので、届いたらタイヤホイールも交換予定です。
※軽トラや軽バンなどの軽貨物(4ナンバー車両)は、規制緩和でJWL-TではなくJWLのホイールも履けるようになりましたが、タイヤは今まで通り貨物の規格であるLT規格やロードインデックスが79以上あるようなタイヤでないと車検に通りませんので、普通車用のタイヤを履かないように注意が必要です。

スバル サンバーの消耗品交換 その2に続く。

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スバル サンバーにAndroidカーステレオを取り付け

サーキットへのバイク搬送用に購入したスバルのサンバー(2006年式TV1)ですが、いわゆる商用車なので電子機器は殆ど付いてません。
スマホホルダー、前後ドライブレコーダー、ETC、バックモニターは既に取り付けましたが、注文していたAndrdoiカーステレオが届いたので取り付けました。

普通のナビにしようかどうか迷いましたが、日頃は乗らない車なので安いAndroidのカーステレオにしました。
普通のナビではないのでテレビは見れませんし、ナビを完全オフラインで動かすこともできません。
基本的にネットかスマホに繋がっていることが前提の機器となります。
まあAndroidスマホと殆ど一緒です。

ATOTO A6 PF

購入した中古のサンバーには、今では目にすることがなくなったMDを再生できるADDZESTのオーディオが付いてました。
純正品じゃないので基本的に配線は買う必要はないと思い、Androidカーステレオだけ購入して取り付け開始。

まずはADDZESTのオーディオを取り外します。
内装外しで枠をパかッと外してオーディオを止めているネジを4本外せば引き抜くことが出来ます。

取り外してみると…

キボシで繋ぐタイプの配線キットではなく、コネクタtoコネクタの専用のハーネスが純正配線とオーディオの間に入ってました。
真ん中で切ってキボシにしようかとも思いましたが、どの配線が何なのかを調べなければならないのでキボシタイプの車種用ハーネスを購入しました。

ナビック(NAVC) スバル車用配線コード (14P) NBC-551F

幸いにもラジオアンテナの変換ケーブルはそのまま使えたので、あとは配線を繋ぐべき場所に繋いでいくだけです。

購入したAndrdoiカーステレオは7インチの2DINサイズですが、本体は極薄で付属のパネルを使って2DIN用のマウントがネジ止めできるようにします。

本体は薄いので配線を無理に押し込むこともなく、サクッとネジ止めして取り付け完了。
ダッシュボード側の枠が少し合わなかったので、カッターでAndrdoiカーステレオの形に切り取って枠をパチッとはめたら取り付け完了。

手動エアコンでオートエアコン機能もついていないサンバーに最新のAndrdoiカーステレオが鎮座しているのも変な感じです(笑)

ちなみにATOTO A6 PFはCarPlayにも対応しているので、カーステレオ自体をネットに繋がなくても、iPhoneの画面をCarPlay経由でカーステレオの画面に表示させることが出来ます。
もちろんiPhoneで再生した音楽もCarPlay経由で車のスピーカーから聞こえます。

CarPlayは単なるbluetooth接続での音楽再生ではなく、iphoneでカーナビを動かせばCarPlay経由でカーステレオの画面にもiPhoneのカーナビが表示され車のスピーカーから音が出ます。
なので、いちいちiPhoneのテザリングを有効にしてiPhone経由でカーステレオをネットに繋ぐ必要もありません。

もちろん普通にテザリングしてAndroidカーステレオのAndroidアプリでナビを動かしたり音楽を再生することも可能なので、どちらか好きな方を選択すればOKというわけです。

2023/01//21 追記
CarPlayでiPhoneと接続して使用してみましたが、使い勝手は凄くいいです。
自動接続をONにしておくと車のエンジンを掛けてカーステレオが起動したら自動的にiPhoneと接続されます。
画面にはiPhoneのアプリが並んで表示されますので、AppleMusicの音楽を聴きたければ音楽を再生すればいいですし、Yahooカーナビを使いたければ画面に表示されるYahooカーナビのアイコンをクリックすればiPhoneで起動したYahooカーナビの画面を表示してくれます。

iPhone側の設定画面でアイコン表示設定を変更することで、カーステレオの画面に表示させるiPhoneのアプリを変更することも可能です。

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GPSラップタイマー QSTARZ LT-6000S

バイクでサーキットを走っていると気になるのがラップタイムです。
CBR600RRは純正メーターをラップタイムモードに切り替えることで、左手でボタン操作することによってラップタイムを計測することが出来ます。
もちろんサーキットではラップタイムを計測するための受信機を貸し出してくれますので、走行後にサーキット側が計測したタイムを見ることも出来ます。

しかし、人間は我がままなので自動で計測して欲しいし、走ってる最中にラップタイムを見たいとも思います。
サーキットには磁石のバーが埋め込まれているので、車両に磁気センサーを取り付けることで自動でラップタイムを計測することが出来るようになります。

でも車両に磁気センサーを取り付けたり、車両に配線したりって面倒ですよね。
そんな面倒臭がりの人のために車両への配線が一切不要なラップらタイマーが存在します。

QSTARZ LT-6000S

GPSを利用してラップタイムの計測のみならず、区間タイムの計測や走行軌跡の蓄積、どの方向に何G掛かったかなどのログまで詳細に残すことが可能です。
ラップタイマーというよりはデータロガーですね。

本体はバッテリーで動きますので電源の配線すら不要です。
更には国内の主要なサーキットは本体のSDカードに収録されているので、サーキットに着いたら近隣のサーキットが自動で候補に出てくるので選択するだけでセットアップ完了です。
スタート位置の設定なんかも不要だったりします。
専用のアプリを使えば走行ラインの確認やGOPROで撮った画像などに各種データをオーバーレイ表示することも可能です。

今は新型が発売されたので旧型となったLT-6000Sは発売中止となってしまいましたが、新型は9万円もするので中古で旧型のLT-6000Sを入手しました。

配線は不要なものの、もちろん車両のどこかには取り付けが必要になります。
私のCBR600RRは街乗りも兼ねているため、ドライブレコーダーやその他沢山のアクセサリーが取り付けてあります。
なので、以前の記事GoPro HERO11 Blackでサーキット走行動画を撮ってみたで作ったQuadLockにGOPROをマウントする方法で、更にラップタイマーまでQuadLockにマウントすることにしました。

GOPROとLT-6000Sをマウントできるサイズにアルミ板をカットします。

3Mの強力両面テープでLT-6000SとGOPROのマウントを切り出したアルミ板に貼り付けます。

あとはアルミ板の反対側にQuadLockのユニバーサルアダプターを貼り付けたら完成です。

タンクの前方付近までせり出しているので、ストレートでタンクに顎が付くほど伏せることはできません!
まあレースで競っているわけでもないので、そこはすっぱりと諦めてストレートでも伏せません(笑)

3Mの強力両面テープなので正直落ちる気は全くしませんが、それでも脱落防止のためのワイヤリングなどは必要なので、適当な場所に穴を開けてマルチバーとワイヤーで接続するなどの対策を行います。

これで次回からは自分の走りをGOPROの映像だけでなく各種データで分析可能となりました。
唯々やみくもに走るよりもデータ分析をすることで短時間でより効率的に速く走ることが出来るようになります。

スバル サンバーにバイクを積載

CBR600RRでのサーキット走行も回を重ねるにつれ、転倒の危険性も少しずつ上がってきている状況だったりします。
自走だと転倒してハンドルが折れたりしたら帰れなくなってしまいます。

そこでトランスポーターとして使用すべく軽貨物の車両を中古車屋さんをしている友人の弟に探してもらってました。
探してもらっていた車両はスバルのサンバーバンです。
スバルのサンバーには軽貨物と軽乗用車の二種類あって、維持費が圧倒的に安いのが軽貨物の方です。
更に言うと2012年式までがスバル製造の車両で人気があり、それ以降はダイハツのOEMになったため荷室が狭くなってトランスポーターとしてのうま味がなくなります。

大型SSが斜めにせずに縦に真っ直ぐに積める、そんなわけで2012年式までのサンバーは古いわりに人気の車種となっています。

海外出張中に友人の弟から「サンバー抑えました」と電話があり決めてもらいました。

2006年式で走行距離10万kmちょっと。
パワステ、エアコン、キーレスエントリー、パワーウィンドウと今では当たり前の装備もついてなかったりするサンバーですが、この車両には付いてます。
エンジンはNAで3速オートマとなっており、高速道路はちょっと辛い感じではありますが、サーキット運搬時にしか使わない車両ということもあり、とにかく低価格を優先して他は我慢です。

まずはバイク積載するための準備から。
2列目のシートは格納すると荷室がフラットになるのでシートを格納します。

近所のホームセンターでコンパネを買って半分に切ってもらい、それを蝶番で繋いで真ん中から折れ曲がるようにしました。
2列目のシートを使いたい時は、コンパネを折りたためば2列目のシートを出すことが出来ますし、逆に後ろ半分を折ればリアに搭載されたエンジンにアクセスすることも可能です。

車両とバイクをタイダウンベルトで固定するために、4か所のボルトをアイボルトと交換しました。
(写真撮り忘れました…)

あと、車両自体も快適に使えるようにワイヤレス充電可能なスマホホルダー、バックカメラ(専用モニタータイプ)、前後録画ドライブレコーダー、ETC車載器なんかを取り付けました。
ナビもAndroidナビを注文してますが、まだ届いてないので届き次第取り付け予定。

トランスポーターとしての準備が整ったので、実際にCBR600RRをサンバーに積んでみました。

ラダーレールはバイク用と人用の2本を使います。
荷物が増えるので本当は1本で行きたいところですが、誤ってバイクを落下させると嫌なので2本使用して積み込みます。

開口部の高さも問題なし。
ハイエースなんかに比べると天井はかなり低いので、頭をぶつけないように気を付ける必要はありますが、CBR600RR自体はどこにも干渉せずに積み込み完了。
メンテナンススタンドを使用してもバックドアは全く干渉なしで閉めることが出来ます。

サンバーに取り付けたアイボルトと車両をタイダウンベルト繋いで固定します。

後ろ側はBabyFaceのレーシングフックに引っ掛けて、前側はハンドル用のサブベルトを使用して固定しています。

これでサーキットまでのバイク運搬用車両としてサンバーのトランスポーター化が無事に完了しました。

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レーシングブーツ(バイク用) その2

レーシングブーツ(バイク用)の続きです。
実際にSUPERTECH-Rを履いてCBR600RRに乗ってみました。

そもそもブーツを履く時点でペダルの高さ調整を行わないと、シフトチェンジが非常にやりにくいのでブーツを変えたらシフトペダルの位置調整を行っています。
ブーツに合わせてペダルの位置調整を行うと、普通の靴では逆に位置が微妙になりますが、シフトペダルが当たる部分に補強がしてあるような割と高さがあるライディングシューズなどを履くことで、この問題はある程度はクリアできます。

今回は同じAlpinestarsのSMX PLUS v2からSUPERTECH-Rの変更なので、特に調整はしなくてもいいかと思っていたのですが、実際にバイクに乗ってみるとシフトミスの連発でした。
1時間で10回くらいシフトミスしました…

私のCBR600RRにはBabyFaceのレーシング用ではない一般向けの「パフォーマンスステップキット」というバックステップが付いていて、高さは一番上、後ろは2番目にセットしています。
この状態でSUPERTECH-Rを履いて乗ってみると、ペダルの隙間にブーツがなかなか入りません。
SUPERTECH-Rはインナーブーツと二重構造になっているからなのか、ペダルの位置のブーツの厚みが結構あるようで、それが原因で上手く足が入りません。

なので、バクステップ側のペダルの位置を一番遠くにして隙間を広げました。

真ん中の穴から一番外の穴に変えることで、隙間が広がったのはたったの1cmくらいです。
この少しの差でシフトのやり易さが大幅に変わりました。

ペダルの位置を上げるという方法もありますが、上げ過ぎると今度はシフトペダルを踏む時にやりにくくなります。

個人の体格や足の大きさ、バックステップの位置(ノーマルステップでも同じ)などで、人それぞれ使いやすい位置は違うため、自分に合ったペダルの位置を探してみてください。

バイクを買ったままペダルの位置調整なんてしていないという方は、ぜひ一度シフトペダルの位置調整をやってみてください。
もしかしたらすごく乗りやすくなるかもしれません。

レーシングブーツ(バイク用)

来シーズンのサーキット走行に向けてレーシングブーツを買い替えました。
皆さん価格以外は口を揃えて良いと言うalpinestarsのSUPERTECH-R V2です。

良いという話を聞いてもなかなか購入に踏み切れない価格です。

SUPERTECH-Rはインナーブーツが取り出せるブーツです。
外側の革は凄く柔らかく、内側のインナーブーツはケガに繋がる横方向の動きを制限します。
前後(縦)には割と動くので、最近のまるでスキーブーツのようなレーシングブーツとは違い、しなやかです。

MotoGPをはじめとするトップライダーも使用しているレーシングブーツで、価格は高いですがそれ相応の価値はあると思います。

今シーズンまで使用していたブーツは同じalpinestarsのSMX PLUS v2というモデルです。

このブーツも決して安くはありませんが、SUPERTECH-Rと比べると倍近い価格差があります。
当然ながら性能もフラッグシップモデルのSUPERTECH-Rとは結構違います。

ブーツを変えてもタイムが上がるわけではないと思いますが、早くも来シーズンが待ち遠しいという気持ちにさせてくれるレーシングブーツです。

レーシングブーツ(バイク用) その2へ続く。