CBR250RR(MC51)はスポーツタイプのバイクにもかかわらずスタンドフック用のネジ穴がスイングアームにありません。
HRCとしてはネジ穴をスイングアームに溶接しろということになってます。
NA Metal Craftから溶接前提の「レース専用スタンドフック」という製品がでています。
溶接するのであればこれを購入するのが一番早いと思います。
スイングアームはアルミなのでアルゴン溶接が必要です。
素人にはアルゴン溶接は厳しい!
ということで AGRAS(アグラス)が出しているスイングアームを挟み込むタイプのスタンドフックを購入しました。
この製品のデメリットは2つ。
1.価格が高い!
2.バネ下荷重が重くなる。
スタンドフックごときに28,000円は正直厳しい。
アルミ製でスイングアームを挟み込む構造のためそれなりに重量があるし、スイングアームに取り付けるためバネ下荷重が重くなる。
知り合いにアルゴン溶接できる人がいるのであれば、絶対にNA Metal Craftの製品をスイングアームに溶接した方がいいと個人的には思う。
昔は知り合いに溶接工がいたけど、今は交流がないので諦めて AGRAS製品を取り付けることにしました。
左側は簡単でチェーンの張りを調節するボルトのところに AGRASのスタンドフック取り付けるだけ。
ホイールを外す必要もありません。
左側はチェーンガードもセットになっています。
右側もホイールを外さずに装着できるのかと思っていたら、リアブレーキキャリパーのキャリパーサポートが邪魔で隙間が足りません。
取り付けマニュアルにもホイールを外せと書いてありますし、仕方がないのでホイールを外すことに。
この時点でL型受けのメンテナンススタンドがないとこの製品は装着できないということになります。
稀にしかメンテナンススタンドを使わないのであればL型でもいいと思いますが、サーキットでタイヤウォーマーを使用すると使用頻度がかなり増えるので、位置調整などが面倒なL型は基本使いたくありません。
ホイールを完全に抜き取らなくても上の写真の位置くらいまでずらせばキャリパーサポートもずらすことができるため、AGRASのスタンドフックを入れる隙間が確保できます。
裏側のプレートが入ってしまえばあとは簡単。
あっという間に終わります。
これでV受けのフックが使えるようになりました。
HONDAさん、スタンドフック用のネジ穴くらいは純正で取り付けておいてください。
お願いします。