PCX(EBJ-JF56)にTPMSを装着

そもそもTPMSとは何か。
Tire Pressure Monitoring System(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)
略してTPMSです。

要はタイヤの空気圧を監視するシステムということですね。

以前、久々にタイヤの空気圧を測ったら0.7kgf/c㎡しか入ってなかったことがありました…
オイル交換も自分でやってるので、バイク屋さんがオイル交換のついでにチェックしてくれることもなく、自身で管理しないと誰も空気圧のチェックをしてくれません。
かといって日々の事ではないので、ついつい忘れてしまうわけです。
そこでTPMSを導入することにしました。

車用は沢山売られていますが、バイク用は本体への防水処理も必要なため、売られている種類はそこまで多くありません。
あまり高価な物もどうかと思ったので、Amazonで安かった中華製のTPMSを購入してみました。
この値段なら最悪壊れても諦めがつくかなと。

CAREUD TPMS タイヤ空気圧監視システム
TPMS

箱は思ったよりしっかりしてました。
英語のみですがマニュアルも付属します。

TPMS

下の写真は既に電源が入ってますが、購入したばかりだと本体右横下の▲ボタンを長押ししないと電源は入りません。

TPMS

電源が入るといきなりアラームが鳴り始めますが、再度▲ボタンを押せばアラーム音は止まります。
(アラートの赤点滅は止まりません)
アラームを止めてしまえばうるさいくないので、車体に取り付ける前に部屋で設定も可能です。
一旦電源が入ってしまうと、次からは振動で自動的に電源が入るようになります。
一定時間振動がないと自動で電源OFFになります。

バッテリー内蔵でMicroUSBケーブルを使っての充電のため、車両から配線を引く必要は一切ありません。
(当然ながらタイヤに取り付けるセンサーも電池で動くので配線不要です)

設定を行うには、本体右横上のSETボタンを長押しして設定モードに切り替えます。
設定モードに入ったら▲ボタンで設定項目を選択し、再度SETボタンを押せばその項目の設定開始です。
▲ボタンで設定を変えてSETボタンを長押しすれば設定変更となります。

この操作方法が分かってしまえば、マニュアルがなくても設定可能かと思います。

設定は以下のようなものがあります。
空気圧の表示単位:BarかPSI(初期値はBar)
空気圧上限アラート(初期値は3.0Barで前後で分けれません)
空気圧下限アラート(初期値は2.0Barで前後で分けれません)
温度上限アラート(初期値は65℃)
温度の表示単位:℃か°F(初期値は℃)
センサーのマッチング(使用したことがないので正確には分かりませんが、センサーのバルブを押すことでセンサーから出るIDを拾って登録するモードのようです)

PCXの場合ですと、規定空気圧が前輪200kPa(2.00kgf/c㎡)、後輪225kPa(2.25kgf/c㎡)となっていますので、空気圧下限アラートの初期設定だと少しでも空気圧が下がるとアラートが出てしまいます。
少し空気圧を高めに入れる人以外は、少なくとも下限値の設定変更は必須かと思います。

また、対応している単位がBarかPSIのみなので、厳密にしたい場合は単位を換算する必要があります。
Barはkgf/c㎡(kPa)に換算した時の値が比較的近いのでBarをお勧めします。

前輪200kPa(2.00kgf/c㎡) ≒ 28.43psi ≒ 1.96bar
後輪225kPa(2.25kgf/c㎡) ≒ 31.99psi ≒ 2.205bar

配線がないので取り付けが楽だと思っていたのですが、私のPCXは既に色々なものが取り付けてあり、取り付け場所に苦労することに…

TPMS

最初は上の写真の位置に取り付けたのですが、ハンドルブレースの太い部分には殆どはまってません。
使えなくもないと思いますが、振動などで動いてしまうと嫌だなと。
もっと太い部分に付けようと少し左に寄せると、今度は下の電圧計が見えなくなるという…

TPMS

色々と取り付け場所を探し、結果的に上の写真の場所にしました。
元々電圧計を付けていた位置に取り付けて、電圧計をハンドルブレースへ移設することに。
アクセルワイヤーや配線などがあるので、取り付け角度などに制約はありましたが、なんとか取り付け出来ました。
配線やアクセルワイヤー、ブレーキホースとの干渉も問題なしです。

TPMS

ベースを取り付けてしまえば、元々充電のための取り外し前提の本体なので、本体をベースのネジにクルクルと回して取り付ければ本体の取り付けは完了です。

TPMS

電圧計の配線が長さが足りなかったため、フロントのカバーやスクリーンを外して電圧計の配線を引き直ししました。
配線不要で直ぐに取り付け完了する予定でしたが、結局は電圧計の配線をやり直しているという。

TPMS

最後にタイヤのバルブのキャップを外してTPMSのセンサーを付ければシステムが動きだします。

TPMS

付属品に盗難防止用のナットが入っていました。
ただのナットなので盗難防止としては気休め程度ですが、盗難防止というよりセンサーの緩み防止にはなるかと思って取り付けました。

TPMS

ナットを先にはめてセンサー付けて、ナットを緩める方向に回していけば固定されます。

TPMS

センサーには前後の指定がありますので、間違えないように確認して装着します。

TPMS

センサーも思ったほど大きくありませんでした。

TPMS

ちなみにセンサーを付けて本体の電源を振動でONにしても、空気圧は0のままで更新されませんでした。
本体だけでなくセンサーも走っている状態じゃないと、節電の為に信号を送らない仕様なのでしょうか。
試しに少し走ってみたら数字が表示されました。

フロント、リヤ共に基準値より少しだけ高めに入れてセンサーを装着しました。

フロント kPa単位
TPMS

リヤ kPa単位
TPMS

TPMS本体表示 Bar単位
TPMS

本体はBarです。
小数点第一位までしが表示がないので厳密には分かりませんが、小数点第二位を四捨五入すると概ね合ってるのかなと思います。
少なくとも0.2以上の狂いはなさそうです。

装着したばかりなので本体のバッテリーとセンサーの電池がどれくらい持つのか分かりませんが、切れた時に覚えてたら追記します。

2018/07/02 追記
取り付けてから2カ月以上が経過していますが、本体のバッテリー残量表示は1メモリも減ってません。
(ほぼ朝夕の通勤でのみ使用)
バッテリー残量表示自体は3メモリなのでまだまだ持ちそうです。
ただ使用していて1つだけ気になるのは、寒暖差が激しい時に表示部分のガラスの内側が曇ることがあることです。
頻繁ではありませんが、曇るということは内部的に結露するほど湿度が上がっているということで、内部基盤とか錆びたりしないのかなと少し心配にはなります。

2018/08/28 追記
取り付けてから4カ月以上が経ちました。
本体の残量表示が残り1メモリになりました。
これだけ持てば十分実用的だと思います。

2018/10/28 追記
取り付けてから半年以上が経ちました。
そして今日、とうとう電池切れでピーピーいい始めました。
残量表示残り1メモリで約2カ月持ったことになります。
満充電から半年も持てば十分ですね。
バッテリーの消耗を考えると残り1メモリで充電した方がいいかもしれません。

80系VOXYのドライブレコーダーをパパゴ(Papago) GoSafe 30Gに交換

80系VOXYにドライブレコーダー取り付け(ASSURAレーダーと連携)
上記は以前の記事ですが、今乗っている80系VOXYにはスーパーノヴァというドライブレコーダーを取り付けていました。
去年の夏場に調子が悪くなったのですが、熱さが収まったら通常通り使えていたので、交換まではしなくてもいいかと思ってましたが、万一の時に撮れてないようではドライブレコーダーの意味がありません。
ということでドライブレコーダーを買い換えることに。

色々と悩みましたが、全部入りでコスパに優れるパパゴ(Papago) GoSafe 30Gに決め、某フリマサイトで新品で保証が10ケ月残っているものを安く購入。
映り等も気になりますが、スーパーノヴァでは地デジがワンセグに変わることが増えて、毒電波がないものというのも条件の一つでした。

結果から書きますと、スーパーノヴァの時と違ってワンセグに変わることがほぼなくなりました!
毒電波対策は完璧のようですね。

パパゴ(Papago) GoSafe 30G
パパゴ(Papago) GoSafe 30G

大きさはそんなに大型ではありませんが、小さいというほどでもありません。
スーパーノヴァよりも少しだけ小さい感じです。

パパゴ(Papago) GoSafe 30G
パパゴ(Papago) GoSafe 30G

内容物を全部撮ったつもりでしたが、SDカードやマニュアルが写ってませんでした。
ちゃんと32GのMicroSDカードや日本語のマニュアルも入っています。

パパゴ(Papago) GoSafe 30G

シガーソケットから電源を取るのであれば、他に必要なものはありません。
私は以前使っていた配線をそのまま使いましたので、シガー電源は使用しませんでした。
また、60FPSで録画することにしたので32Gではちょっと容量が足りないかと思い、32GのSDカードを購入しました。

Samsung Evo Plus 64GB

いつもSanDiskのSDカードを購入していますが、ドラレコ用にExteremeProまでは必要ないですし、安いものは偽物も多く出回っているので、今回はSamsung Evo Plus 64GBにしました。

パパゴ(Papago) GoSafe 30G

取り付け位置はここにしました。
もう少しミラーの後ろでも取り付け可能ですが、運転席から見えなくなるので、折角の安全運転機能付きですしこの位置としました。
(この位置だと雨の日に1/3くらいワイパーで雨を拭き取れない部分が入ってしまうので、本当はもう少しミラー側に寄せた方がいいかと思います)

パパゴ(Papago) GoSafe 30G

車線逸脱警告、前方衝突警告、出発遅延警告など、最近の車では搭載されている機能もついてたりしますが、カメラが車用のように複数ではないので誤作動もあります。
私が乗っている80系VOXYは発売直後に購入したため安全機能が搭載されていないので、ドラレコの機能を有効にしてます(笑)

最後になりましたが、個人的にはパパゴ(Papago) GoSafe 30Gはお勧めのドライブレコーダーです。

2018/14/14 追記
雨が降った時にワイパーで拭きとれない部分が多かったので運転席側に移動。
これで雨の日でもしっかり記録できるようになりました。

パパゴ(Papago) GoSafe 30G

MENGS NF-200(Nikon 70-200mm F/2.8 VRII VR用)

Nikon 70-200mm F/2.8 VRIIをアルカスイス対応にするためにSIRUIのTY-70というクイックシューを純正の三脚座の足に取り付けてました。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIにアルカスイス互換クイックシュー取り付け

今回は足自体をアルカスイス規格のものに交換しました。
有名なのはKIRK LP-45NやReallyRightStuff(RRS) LCF-10などですが、お値段が非常に高い…
比較的安価なSUNWAYFOTO LF-N3も考えましたが、なんか角ばってて形が好きになれない。

ということでMENGS NF-200という安いけどしっかりしてそうなのを買ってみました。

作り自体は価格の割に悪くないと思います。
バリや塗装の剥げなどもありません。

アルカスイス規格の三脚足の購入を検討している人が気になるであろう、足部分のサイズを純正と比較してみました。
純正にはSIRUIのTY-70が付いたままですが、その分は差しい引いてご覧ください。
基本的に上側の部分を純正とNF-200で合わせて置いています。

MENGS NF-200

高さはほぼ同じ。

MENGS NF-200

長さはほんのちょっとだけMENGS NF-200の方が短いですが誤差範囲です。

MENGS NF-200
MENGS NF-200

最終的な幅はアルカスイス規格なので基本的に同じ。

MENGS NF-200

後ろから見た高さもほぼ同じ
(上のラインを合わせてなかったのでずれちゃってますが…)
脱落防止のピンも前後に付いてます。

ということで、純正の足とほぼ同じサイズで作られていますので、純正+クイックシューよりは高さを低く抑えることが出来ます。

物自体もしっかりと作られていて、これと言って欠点がないように見受けられますが、下の写真を見ても分かるようにロゴが超ダサいです…

MENGS NF-200

なのでロゴ部分にパーマセルテープを貼って隠しました。
パーマセルテープもダサいですが、ロゴは刻印になっているようで削っても黒が出て来ませんでした。
少し削ってみたら下のアルミ地が出て来ました…

MENGS NF-200

実際にVRIIに取り付けてみました。

MENGS NF-200

ネジを締め込めばガタは一切なしです。
取り付け自体も引っ掛かりもなくスムーズで全く問題ありません。

MENGS NF-200

SUNWAYFOTOのクランプに取り付けてみましたが、こちらもガタは全くなく問題なしです。

MENGS NF-200
MENGS NF-200

安い割に作りは全く問題ありませんので、非常にお買い得だと思います。
ただロゴがダサい…
いっそロゴなしで売ってくれた方が嬉しいです。

D750ボディ専用クイックリリースプレート SUNWAYFOTO PN-D750R

三脚・一脚・望遠レンズのアルカスイス化は完了しましたが、このままではボディを三脚に載せることができません。
望遠レンズ以外の時は手持ちオンリーであればボディにクイックプレートを取り付ける必要はありませんが、三脚や一脚を使う可能性があるのであれば、必然的にボディもアルカスイス化することになります。

この場合、汎用品か専用品かを選択することになります。
また縦写真を撮る場合にはL字型のクイックプレートもあります。
(望遠レンズの場合は三脚座で縦位置にできるので考えなくても大丈夫です)

今回はボディの底面に取り付ける機種専用のものにしました。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

ニコンD750専用の設計になっています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

裏は肉抜きされており、脱落防止のピン(ネジ)も付いています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

ここで問題になるのがVEO2の三脚のアルカスイス互換クランプです。
このクランプには脱落防止の溝がありません。
クランプ側にピンが付くタイプになります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

実際に取り付けるまでは、付けれるか分かりませんでしたが、実際に付けてみるとクイックプレートの方がかなり長いので、脱落防止のピンを付けたままでも問題ありませんでした。
(ちなみにVEO2のクランプ自体に脱落防止ピンがあるので、クイックプレートに脱落防止ピンがなくても脱落しません)

SUNWAYFOTO PN-D750R

どちらの向きで取り付けても問題ありませんでした。
また、クイックプレートが肉抜きされているので、クランプのピンも問題ありませんでした。
但し、ピンと肉抜きされている位置の関係で、完全に自由に移動させれるわけではなく、移動に制約はあります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

下の写真の向きだと、丁度クランプから出てるピンがクイックプレートの穴に入ります。

SUNWAYFOTO PN-D750R

同じSUNWAYFOTO製のクイックリリースクランプ DDC-60iのようにクランプに脱落防止溝がある場合は、もちろんクイックプレートの脱落防止ピンが脱落を防いでくれます。
下の写真のように溝の中まではピンが入って行きますが、最後は溝がなくなってピンと当たって脱落しないようになっています。

SUNWAYFOTO PN-D750R

PN-D750Rはプレートに傷防止(ズレ防止?)のクッションが貼り付けられていないので、ボディに取りつける前にパーマセルテープを貼って傷防止対策を取りました。

SUNWAYFOTO PN-D750R

流石に専用品だけあってピッタリです。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

バッテリーの蓋も問題なく開きます。

SUNWAYFOTO PN-D750R
SUNWAYFOTO PN-D750R

クランプと繋いでみましたが、SUNWAYFOTOのクランプは同じメーカー同士なので当然ガッチリ付きます。
VEO2のクランプも問題なくガッチリ付きます。

SUNWAYFOTO PN-D750R

サブ機のD7200にはクイックプレートを取り付けていませんが、D7200は軽いレンズで手持ちオンリーだからアルカスイス化は必要ないかな。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryにアルカスイス互換クイックシュー取り付け

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIにアルカスイス互換クイックシュー取り付け
望遠レンズのアルカスイス化の続きです。

70-200mm VRIIに続きシグマの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryの三脚座にもアルカスイス互換のクイックシューを取り付けます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

150-600 Contemporaryの三脚座のフット部分は、70-200mm VRIIと違ってネジ穴は一つです。
また長さも5.5cmくらいで少し短めです。
(幅は多少広め)

150-600 Contemporaryは手持ち撮影も可能なように、エンジニアプラスチックを多用して作られているため、600mmまである望遠としては軽い方かと思いますので、三脚座にそこまでの耐久性は必要ないのかもしれません。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

150-600 Contemporaryでも70-200mm VRIIの時と同じSIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70を使用しました。
フットの長さよりも長めを選んだのは、TY-70の回転防止の爪を使うためです。

上の写真の赤い部分を押すと、下の写真のように裏から爪が出てきます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

この爪の部分を端に当ててネジを締めると、爪が引っ掛かってクイックシューが回転するのを防いでくれます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

150-600 Contemporaryのフットの後ろ部分は少し丸みをおびているため、丸みがない前の部分に爪を当てて回転防止にしています。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

クランプと繋いで取付状況を確認。
SUNWAYFOTO DP-60RVEO2 BH-50は既に相性確認済ではありますが、今回も問題なくガッチリと接続されています。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
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アルカスイス互換製品の脱落防止機能

アルカスイス本家には脱落防止(滑落防止)機能は基本的にないそうです。
(そもそもしっかり締めていれば脱落しないという、本家の自信の表れでもある気がします)

アルカスイス互換製品では、脱落防止機能が付いたものがあります。

代表的なのは下の写真のようにクランプに溝が彫られているものです。

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i

ただクランプに溝が彫られているだけでは脱落防止になりません。
下の写真のSUNWAYFOTO DP-60Rのようにクイックシュー側にも、この溝に引っ掛かるためのピン(実際はネジですが)が必要です。
SUNWAYFOTO DP-60R
この様に溝と出っ張ったピンが衝突することで、それ以上滑って完全に外れてしまうことを防ぎます。
逆に言うと、クイックシューを上に外せない程度クランプを緩めても、スライドさせただけでは外せないということになります。

そして下の写真は三脚のVEO2に標準で付いているアルカスイス互換の自由雲台VEO2 BH-50です。

VEO2 BH-50

VEO2 BH-50には脱落防止のための溝がありません。
その代わりにクランプ側にピンがあります。
このクランプのピンがクイックシューの内側の溝(溝というかくぼみ)と端との段差に引っ掛かって滑り落ちない仕様になっています。

この場合はクイックシュー側にピンがあるとクランプ側に溝がないためはめることができません。
クイックシュー側のピンは基本的に単なるネジなので抜けば使用可能です。

ただクイックシューには、そもそも脱落防止のピンを取り付けできないものもあります。
下の写真はSIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70ですが、ピンをはめる部分がありません。

SIRUI アルカスイス互換規格クイックシュー TY-70

この様に組合せによっては、そもそもはめることが出来なかったり、脱落防止機能が働かなかったりするので注意が必要です。
またアルカスイスの互換品には、規格が厳密にあるわけではないので、組合せによっては取り付けできなかったり、隙間が空いてガタが出る場合もあるようです。
あくまでも互換ですので、実績がある組合せを探すか自身で試すかになります。

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主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます