CBR600RRでのサーキット走行も回を重ねるにつれ、転倒の危険性も少しずつ上がってきている状況だったりします。
自走だと転倒してハンドルが折れたりしたら帰れなくなってしまいます。
そこでトランスポーターとして使用すべく軽貨物の車両を中古車屋さんをしている友人の弟に探してもらってました。
探してもらっていた車両はスバルのサンバーバンです。
スバルのサンバーには軽貨物と軽乗用車の二種類あって、維持費が圧倒的に安いのが軽貨物の方です。
更に言うと2012年式までがスバル製造の車両で人気があり、それ以降はダイハツのOEMになったため荷室が狭くなってトランスポーターとしてのうま味がなくなります。
大型SSが斜めにせずに縦に真っ直ぐに積める、そんなわけで2012年式までのサンバーは古いわりに人気の車種となっています。
海外出張中に友人の弟から「サンバー抑えました」と電話があり決めてもらいました。
2006年式で走行距離10万kmちょっと。
パワステ、エアコン、キーレスエントリー、パワーウィンドウと今では当たり前の装備もついてなかったりするサンバーですが、この車両には付いてます。
エンジンはNAで3速オートマとなっており、高速道路はちょっと辛い感じではありますが、サーキット運搬時にしか使わない車両ということもあり、とにかく低価格を優先して他は我慢です。
まずはバイク積載するための準備から。
2列目のシートは格納すると荷室がフラットになるのでシートを格納します。
近所のホームセンターでコンパネを買って半分に切ってもらい、それを蝶番で繋いで真ん中から折れ曲がるようにしました。
2列目のシートを使いたい時は、コンパネを折りたためば2列目のシートを出すことが出来ますし、逆に後ろ半分を折ればリアに搭載されたエンジンにアクセスすることも可能です。
車両とバイクをタイダウンベルトで固定するために、4か所のボルトをアイボルトと交換しました。
(写真撮り忘れました…)
あと、車両自体も快適に使えるようにワイヤレス充電可能なスマホホルダー、バックカメラ(専用モニタータイプ)、前後録画ドライブレコーダー、ETC車載器なんかを取り付けました。
ナビもAndroidナビを注文してますが、まだ届いてないので届き次第取り付け予定。
トランスポーターとしての準備が整ったので、実際にCBR600RRをサンバーに積んでみました。
ラダーレールはバイク用と人用の2本を使います。
荷物が増えるので本当は1本で行きたいところですが、誤ってバイクを落下させると嫌なので2本使用して積み込みます。
開口部の高さも問題なし。
ハイエースなんかに比べると天井はかなり低いので、頭をぶつけないように気を付ける必要はありますが、CBR600RR自体はどこにも干渉せずに積み込み完了。
メンテナンススタンドを使用してもバックドアは全く干渉なしで閉めることが出来ます。
サンバーに取り付けたアイボルトと車両をタイダウンベルト繋いで固定します。
後ろ側はBabyFaceのレーシングフックに引っ掛けて、前側はハンドル用のサブベルトを使用して固定しています。
これでサーキットまでのバイク運搬用車両としてサンバーのトランスポーター化が無事に完了しました。