レーシングブーツ(バイク用) その2

レーシングブーツ(バイク用)の続きです。
実際にSUPERTECH-Rを履いてCBR600RRに乗ってみました。

そもそもブーツを履く時点でペダルの高さ調整を行わないと、シフトチェンジが非常にやりにくいのでブーツを変えたらシフトペダルの位置調整を行っています。
ブーツに合わせてペダルの位置調整を行うと、普通の靴では逆に位置が微妙になりますが、シフトペダルが当たる部分に補強がしてあるような割と高さがあるライディングシューズなどを履くことで、この問題はある程度はクリアできます。

今回は同じAlpinestarsのSMX PLUS v2からSUPERTECH-Rの変更なので、特に調整はしなくてもいいかと思っていたのですが、実際にバイクに乗ってみるとシフトミスの連発でした。
1時間で10回くらいシフトミスしました…

私のCBR600RRにはBabyFaceのレーシング用ではない一般向けの「パフォーマンスステップキット」というバックステップが付いていて、高さは一番上、後ろは2番目にセットしています。
この状態でSUPERTECH-Rを履いて乗ってみると、ペダルの隙間にブーツがなかなか入りません。
SUPERTECH-Rはインナーブーツと二重構造になっているからなのか、ペダルの位置のブーツの厚みが結構あるようで、それが原因で上手く足が入りません。

なので、バクステップ側のペダルの位置を一番遠くにして隙間を広げました。

真ん中の穴から一番外の穴に変えることで、隙間が広がったのはたったの1cmくらいです。
この少しの差でシフトのやり易さが大幅に変わりました。

ペダルの位置を上げるという方法もありますが、上げ過ぎると今度はシフトペダルを踏む時にやりにくくなります。

個人の体格や足の大きさ、バックステップの位置(ノーマルステップでも同じ)などで、人それぞれ使いやすい位置は違うため、自分に合ったペダルの位置を探してみてください。

バイクを買ったままペダルの位置調整なんてしていないという方は、ぜひ一度シフトペダルの位置調整をやってみてください。
もしかしたらすごく乗りやすくなるかもしれません。

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レーシングブーツ(バイク用)

来シーズンのサーキット走行に向けてレーシングブーツを買い替えました。
皆さん価格以外は口を揃えて良いと言うalpinestarsのSUPERTECH-R V2です。

良いという話を聞いてもなかなか購入に踏み切れない価格です。

SUPERTECH-Rはインナーブーツが取り出せるブーツです。
外側の革は凄く柔らかく、内側のインナーブーツはケガに繋がる横方向の動きを制限します。
前後(縦)には割と動くので、最近のまるでスキーブーツのようなレーシングブーツとは違い、しなやかです。

MotoGPをはじめとするトップライダーも使用しているレーシングブーツで、価格は高いですがそれ相応の価値はあると思います。

今シーズンまで使用していたブーツは同じalpinestarsのSMX PLUS v2というモデルです。

このブーツも決して安くはありませんが、SUPERTECH-Rと比べると倍近い価格差があります。
当然ながら性能もフラッグシップモデルのSUPERTECH-Rとは結構違います。

ブーツを変えてもタイムが上がるわけではないと思いますが、早くも来シーズンが待ち遠しいという気持ちにさせてくれるレーシングブーツです。

レーシングブーツ(バイク用) その2へ続く。

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’21 CBR600RRのブレーキフルードについて

CBR600RRのブレーキフルードですが、以前の記事’21 CBR600RRのブレーキ周りのカスタマイズ(準備編)その2ではホンダ純正のブレーキフルードを用意し交換する際に使用しました。
安心の純正!ってやつですね。

ホンダ純正 ブレーキフルード ウルトラBF DOT4 (二輪車用)

そしてブレーキホースをクリアにした際の記事’21 CBR600RRのブレーキ周りのカスタマイズ その2では、アクティブ製のカラーフルード(ブルー)に変更しました。

アクティブ(ACTIVE) バイク用 ブレーキフルード BF4(DOT4) ブルー 500ml

クリアホースにカラーフルードって見た目は最高ですね。

しかし、サーキット走行においてはDOT4のブレーキフルードだとべーパーロックが発生して使い物になりませんでした。
タイムが上がって来るにつれブレーキが効かなくなるまでの時間が段々と短くなってきました。
今だと10分も走ってればブレーキがフニャフニャになってかなり握り込まないと効きませんし、タッチもカチっとしてないのでブレーキングが凄く怖くなります。

レーシングショップの現役ライダーに相談したところ「ブレーキフルードをDOT5.1のものに変えると随分マシになります」とのことでした。
ただ、CBR1000RR(SC77)でもABS特有な感じで起きるようで、DOT5.1に交換しても若干フニャフニャ感は出るかもとのこと。
(RR-RのSC82では起きなくなったという噂も)

それでもマシになるなら交換しない手はないので交換することにしましたが、ブレーキフルードは蓋を開封した時点から空気中の水分を吸収し始めて沸点が下がっていくので、実際に交換するのは来シーズンのサーキット走行前(3~4月くらい)になります。
※開封直後の水分を含んでいない状態がドライ沸点、水分を規定量含んだ状態をウェット沸点といって、エンドレス RF-650の場合だとドライ沸点が323℃でもウェット沸点になると218℃まで沸点が下がってしまい性能がかなり低下します。

評判がよさそうなブレーキフルードは以下でした。
ワコーズ スーパープロレーシング SP-R
ブレンボ レーシングブレーキフルード LCF-600 PLUS
あとは四輪でも評価が高いエンドレス スーパーレーシングフルード RF-650

私のCBRはブレーキマスター、キャリパー共にブレンボに交換しているのでフルードもブレンボにしようかと思いましたが、なんとなくエンドレス RF-650を購入してみました(笑)
まあ最低でも年1回、多ければ年に2回以上交換することになると思うので、エンドレスの次はブレンボにしてみようかと思ったりしてます。

エンドレス スーパーレーシングフルード RF-650

来シーズンのサーキット走行では、ブレーキ性能が改善されることを期待しています。

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