QNAP NASとLinux(Debian Buster)を1台のUPSに連動させる

基本的な内容はSynologyのNASと変わりません。
今回は相違点のみ書きますので、詳しくは以前のSynologyの記事を参考にしてください。

Synology NASとLinux(Debian Buster)を1台のUPSに連動させる その1
Synology NASとLinux(Debian Buster)を1台のUPSに連動させる その2

QNAP TS-673に繋いだUPS情報のネットワーク共有設定をします。

IPアドレスには連動させたいPCのIPを指定して、TS-673にUPS情報を取得しにくるのを許可します。

TS-673のupsmon.confは以下の場所にありました。
/etc/default_config/ups/upsmon.conf

upsmon.confの中身を覗くと
MONITOR qnapups@localhost 1 admin 123456 masterという記述がありました。

ユーザー名:admin
パスワード:123456
で接続すればOKです。

ちなみに@前の文字もupsではなくqnapupsになっているので、NASのIPを192.168.1.100と仮定すると、Debian側の/etc/nut/upsmon.confの接続部分の記述は以下のように書く必要があります。

MONITOR qnapups@192.168.1.100 1 admin 123456 slave

これで無事にQNAPのNASともUPS情報のネットワーク連携ができました。