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NINJA400(2BL-EX400G)の故障履歴の消去

ニンジャ400(2BL-EX400G)のメーターにある故障ランプ(エンジンのマーク)が点灯しました。
エンジンは問題なく動作しているのと、マフラーを交換しているのでO2センサー周りのエラーではないかと思い、ディーラーで故障診断をしてもらおうかと思いました。
が、ランプ点灯が12/26の夜でカワサキプラザの正月休みが12/27~1/5までと、既にカワサキプラザは正月休みで車両を見てもらうこともできず。

更にカワサキプラザに車両を持って行っても診断料だけで3千円くらい取られるようです。
(メーカー保証の範囲内でないのであれば整備作業が発生するので当然ですね)

だったら診断2回分で元取れそうだし、いっそ自分で故障診断してみようというのが始まりです。

幸いにも2BL-EX400Gは排気ガス規制Euro4対応の車種なので共通規格のOBD2(車載故障診断装置)が使用可能なようです。
但しバイクの場合は車のようにOBD2のコネクタを直接挿せる端子を持っていないようなので、メーカー別(車種別)のアダプターを購入する必要があります。

OBD2の故障診断機は安くて評判もいいAutel AL319 故障診断機を購入することにしました。

日本語にもアップデートできるみたいですが、私の環境ではエラーでアップデートできず。
使ってみたら英語でも特に困ることもなさそうだったので、そのまま英語で使っています。

実際に車両からOBD2の情報を取得するにはカワサキ用のアダプターが別途必要となります。
キタコから販売されているOBDアダプターカワサキ車用も一緒に購入しました。
4ピンと6ピンのカプラーをOBD2のコネクターに変換してくれるものです。

NINJA400の車両側のOBD2用カプラーはシートを外せばアクセス可能です。

車両側の4ピンカプラー、6ピンカプラー共に防水のためキャップがしてありますので、キャップを外してからハーネスを接続します。
エンジンは掛ける必要がありませんので、エンジンを掛けずに作業を行いました。

AL319が起動して最初の画面で、左上のOBDII/EOBDを選択してENTERを押すと勝手に診断が始まります。
(診断というかOBD2経由での診断結果の収集というべきでしょうか)
車両側でエラーが発生しているため、診断機の赤いエクスクラメーションマークが光りました。

そこからRead Codesを選択してENTERを押すとエラーコードが表示されました。

エラーコード:P0030
HO2S Heater Control Circuit
と表示されています。

やはりO2センサーの異常を検知したようです。
O2センサーが故障していれば再度エラーになるでしょうから、取りあえず記録されているエラーコードを削除します。
(本当に故障している場合はO2センサーの交換が必要になるかと思います)

記録されているエラーコードを削除するには、一旦前の画面まで戻りErase Codesを選択してENTERを押します。
すると本当に削除していいか2回聞かれるので、2回ともYESを選択するとエラーコードを削除することができます。

削除したら診断機のカプラーを取り外し、車両をイグニッションONからエンジンスタートします。
すると無事に車両側のメーターにある故障ランプ(エンジンのマーク)が消灯しました!

また直ぐにO2センサーのエラーが発生するようであれば、O2センサーを部品注文して取り替える予定です。
ちなみにO2センサーをパーツリストで検索してみると税込み11,330円でした。
結構なお値段です。
恐らく全部カワサキでやってもらうと診断費用、O2センサー部品代、取り替え工賃で2万円超えるのではないでしょうか。

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レーダー探知機をAR-G800Aに買換え(VOXY 80系にOBD2で取り付け)

前車から引き継いだCellstarのレーダーVA-307Gを使っていましたが
元々不満のあった型だったのと、車を買い替えたんだしレーダーも買い替えるか
ということで、再びCellstarのレーダーに買い替えました。
(ユピテルはGPSデータの更新が有料なので、今回も買い替えの対象から外しました)

今回購入したのはOBD2対応+WiFi更新可能なAR-G800Aです。

厳密にはAR-G800AのAmazon限定モデルであるAR-G800AZとなります。

機能は全く同じなのですが、Amazon限定モデルということで
OBD2とセットで少しお安く売ってます。

AR-G800AZ
セルスター レーダー探知機 AR-G800AZ

通常版と違い、パッケージは非常に簡素です。

セルスター レーダー探知機 AR-G800AZ 2

さっそく取り付けますが、まずは車両側のOBD2コネクターの場所を確認します。
下の写真の赤丸部分の後ろ側にあります。

OBD2 1

下から見ると下の写真のようにコネクターが見えます。

OBD2 2

今回はダッシュボードの右奥にレーダーを取り付けるので
配線を通すためにダッシュボード右のカバーを外します。

ダッシュボードの右のカバーを外すには、まずAピラー部分のカバーを外す必要があります。

Aピラーはネジ止めされておらず、引っ張るだけで外れるようになっているので
下の写真のように矢印方向に引っ張れば固定している爪が外れます。

Aピラー
Aピラー2

爪が外れたら、上に引き抜けばAピラー部分のカバーが外れます。

Aピラー3

Aピラー部分のカバーが外れたら、ダッシュボード右のカバーも
上に引っ張って爪を外せば、簡単に取り外すことが可能です。

カバー1
カバー2

レーダーに繋ぐOBD2コネクターのコネクター部分は、結構サイズが大きいので
ダッシュボードの右側のカバーを外した部分の隙間から下に引くには
少々厳しいかもしれません。

先に配線通しや針金などを使い、ガイド用の糸や線を車両側のOBD2コネクター付近まで通し
細いレーダー側のコネクターをガイド用の糸に結んでから、上まで引っ張り上げた方が楽かもしれません。

OBD2の配線が電源も兼ねるので、配線を通して本体台座をダッシュボードに貼れば終了です。

取り付け完了1

現時点ではCellstarの適合表にZRR80Wの記載はなく、ZRR80Gのみ適合となっていますが
エンジンの型式も同じですし、そもそもOBD2プロトコルは規格ものなので
最近のトヨタ車はほとんど対応できているようです。

もちろんZRR80WでもOBD2の情報は問題なく取得できています。

取り付け完了2
取り付け完了3