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GPSラップタイマー QSTARZ LT-8000GT

GPSラップタイマー QSTARZ LT-6000Sの記事でGPSタイプのラップタイマーを導入しましたが、買って1回しか使ってないのに最新型のLT-8000GTに更新しました。

LT-6000Sは10Hz(1秒間に10回GPS情報を更新)するのに対し、最新のLT-8000GTは25Hzで動作するためGPSの更新頻度が高く、より正確な計測が可能となります。
また、私が購入した中古のLT-6000Sは衛星がGLONASSなどに対応していないバージョンのものでしたが、LT-8000GTはGLONASS/ガリレオ/北斗/QZSSと米軍のGPS以外にも対応しているのでGPSをロストする確率も場所によっては減るかもしれません。

QSTARZ LT-8000GT

LT-8000GTはPC用解析ソフトQRacing以外にも(使用するかどうかは別として)AndroidやiOSのアプリにも対応しました。
バッテリーも画面の輝度設定によっては14時間持つようですし、LT-6000Sと比べるといいところばかりに見えてしまいますが、価格が高いこととサイズがLT-6000Sに比べて大きいところが購入に踏み切れない理由でもありました。
が、思いのほか安く手に入ることが出来たので購入して早速バイクに取り付けしました。

まず、LT-6000Sの時と同様にGO Proと一緒にアルミ板に載せてのマウントを考えましたが、LT-6000Sの時点でもGO Proと合わせると結構重たくて、走行中にGO Proが結構揺れるため手振れ補正がギリギリな感じでした。
更にLT-8000GTのバイク用マウントを使用すると、LT-8000GT本体の位置がかなり高くなるのでGO Proと一緒のマウントは諦めました。
次にタンクの前方にも仮置きしてみましたが、ハンドル周りに色々と付いてるので、かなり後ろにずらさないと他の機器と干渉するためこれも諦めました。

色んな場所に仮置きして干渉しないか、取り付け可能かを調べていたらいい位置を発見しました!

この位置だと鍵の抜き差しには非常に邪魔になりますが、サーキット走行時は鍵の抜き差しはしませんし、ラップタイマーはサーキット走行時以外は取り外すので、この位置で特に問題はなさそうです。

LT-8000GTのバイク用マウントの接着部分はプラスチックではなくゴム素材でできているので、多少の凹凸であれば問題なく貼り付け可能です。
両面テープも3M製が使用されているので落ちることはないかもしれませんが、そこは落下厳禁のサーキットなのでマウントが絶対に落ちないようにインシュロックで更に固定します。

トップブリッジのネジがある部分はマウントのゴム部分を一部切り取りました。
ゴムなのでカッターやハサミでで簡単に切ることができます。

マウントが取り付けできれば、あとは本体との接続部をスライドさせるだけで取り付け、取り外しが可能となります。

メーターも見えてGO Proとも干渉しないので、私的にはこの位置がベストかなと思います。
(スペース的に結構ギリギリですが)

GPSラップタイマー QSTARZ LT-6000S

バイクでサーキットを走っていると気になるのがラップタイムです。
CBR600RRは純正メーターをラップタイムモードに切り替えることで、左手でボタン操作することによってラップタイムを計測することが出来ます。
もちろんサーキットではラップタイムを計測するための受信機を貸し出してくれますので、走行後にサーキット側が計測したタイムを見ることも出来ます。

しかし、人間は我がままなので自動で計測して欲しいし、走ってる最中にラップタイムを見たいとも思います。
サーキットには磁石のバーが埋め込まれているので、車両に磁気センサーを取り付けることで自動でラップタイムを計測することが出来るようになります。

でも車両に磁気センサーを取り付けたり、車両に配線したりって面倒ですよね。
そんな面倒臭がりの人のために車両への配線が一切不要なラップらタイマーが存在します。

QSTARZ LT-6000S

GPSを利用してラップタイムの計測のみならず、区間タイムの計測や走行軌跡の蓄積、どの方向に何G掛かったかなどのログまで詳細に残すことが可能です。
ラップタイマーというよりはデータロガーですね。

本体はバッテリーで動きますので電源の配線すら不要です。
更には国内の主要なサーキットは本体のSDカードに収録されているので、サーキットに着いたら近隣のサーキットが自動で候補に出てくるので選択するだけでセットアップ完了です。
スタート位置の設定なんかも不要だったりします。
専用のアプリを使えば走行ラインの確認やGOPROで撮った画像などに各種データをオーバーレイ表示することも可能です。

今は新型が発売されたので旧型となったLT-6000Sは発売中止となってしまいましたが、新型は9万円もするので中古で旧型のLT-6000Sを入手しました。

配線は不要なものの、もちろん車両のどこかには取り付けが必要になります。
私のCBR600RRは街乗りも兼ねているため、ドライブレコーダーやその他沢山のアクセサリーが取り付けてあります。
なので、以前の記事GoPro HERO11 Blackでサーキット走行動画を撮ってみたで作ったQuadLockにGOPROをマウントする方法で、更にラップタイマーまでQuadLockにマウントすることにしました。

GOPROとLT-6000Sをマウントできるサイズにアルミ板をカットします。

3Mの強力両面テープでLT-6000SとGOPROのマウントを切り出したアルミ板に貼り付けます。

あとはアルミ板の反対側にQuadLockのユニバーサルアダプターを貼り付けたら完成です。

タンクの前方付近までせり出しているので、ストレートでタンクに顎が付くほど伏せることはできません!
まあレースで競っているわけでもないので、そこはすっぱりと諦めてストレートでも伏せません(笑)

3Mの強力両面テープなので正直落ちる気は全くしませんが、それでも脱落防止のためのワイヤリングなどは必要なので、適当な場所に穴を開けてマルチバーとワイヤーで接続するなどの対策を行います。

これで次回からは自分の走りをGOPROの映像だけでなく各種データで分析可能となりました。
唯々やみくもに走るよりもデータ分析をすることで短時間でより効率的に速く走ることが出来るようになります。