’21 CBR600RRのリアブレーキパッドを交換

SS(スーパースポーツ)はリアブレーキが普通のバイクに比べて効きません。
一般的にSSではフロントブレーキがメインで、バイクを止めるためにリアブレーキを使うことはあまりありません。
私の場合だと、リアブレーキはコーナリング中の速度調整や極低速時の旋回なんかに使うくらいです。
なのでリアブレーキは基本的にあまり効かなくても問題はありません。

しかし、BabyFaceからTSRのバックステップに交換したらノーマルやBabyFaceの時よりも明らかに効かなくなった感じがします。
結構な力で踏んでもスーっと進んで行くので、赤信号などで停止する寸前に使うと止まらずにヒヤッとすることがありました。
流石に必要最低限は効いて欲しいと思いブレーキパッドを交換することにしました。

純正キャリパー用のBrembo製パッドなんかも発売されていますが、最低限効けばいいかなと思ったのでCB250Rの時に交換して感触が良かったデイトナのゴールデンパッドχに交換することにしました。

DAYTONA ゴールデンパッドχ ブレーキパッド 97127

実売価格4,000円前後でコスパはいいです。

リアブレーキパッドの交換は物凄く簡単で10mmのボルトを1本外すだけです。

10mmのボルトを引き抜くとパッドを取り外すことができるので、パッドを取り外したらパッドに付いているシムを取り外して新しいパッドに付け替えます。
(シム不要派の方もいらっしゃるのでお好きな方で)

10mmのボルトに付いているOリングにシリコングリスを塗ったら、新品のパッドをキャリパーの奥のくぼみに引っ掛けて、ボルトをキャリパーとパッドの穴に通して締め込めば交換完了です。
特に清掃とかしないのであれば、この作業は5分で終わります。
(パッドが減ってピストンが出てきている場合はピストンを押し戻す作業も必要になりますが、所要時間は殆ど変わりません)

ちなみに私のCBR600RRは現時点で約1万kmほど走行していますが、リアブレーキパッドは殆ど減っていませんでした。
もしかすると、これが最初で最後のリアブレーキパッド交換になるのかもしれません。

近所をリアブレーキのみで少し走ってあたりを付けたら、純正パッドの時よりも効くようになりました。
強めに踏んでも決してガツンと効くことはなく、本当に必要最低限効いている感じで丁度良くなりました。
(SV650Xだと同じくらい強く踏むとロックしてABSが作動します)

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