昨年末に行われたレーシングショップの忘年会にて、知り合いから「殆ど走行してないCBR600RRレースベースがあるけど買わない?」というお誘いがあり、お値段聞いたらかなりお安くして頂いたため、その場で即決で購入を決めました(笑) ちなみに走行距離は330kmでほぼ慣らしが終わったばかりの極上車でした。
上の写真では既に市販車に付けていたホイールと組み替えてますが、バトルファクトリーのコンプリート車両でST600仕様となっています。 カウルが3分割タイプなのでバトルファクトリーの2023年モデルだと思われます。 (2021年からベース車両自体に基本的な変更はないので、カウルなどで判断するしかない)
コンプリート車両のカウルは、当然ながらFRPの白ゲルなので塗装することにしました。 タンクのエンブレムとステッカーが4枚ほど入ってたので、塗装後にそのまま使うことにしました。
白ゲルは白で塗装されているのではなく、FRPの樹脂に白い色をつけてあるだけなので未塗装です。 なので白ゲルのFRPのカウルの表面には、樹脂が固まる時にできた気泡があります。 この気泡を巣穴とか呼んだりしているようです。
本来は白ゲルを塗装する場合、最初に巣穴をパテ埋めし、その後にプラサフで塗装するという下地作業が必要になります。 塗装は下地で決まると言われているくらい大事な作業なのですが、転倒前提のサーキット用練習バイクでは、下地処理されずに塗装されているバイクが沢山あります。 いや、本当に多いんです(笑) (もちろんちゃんとやってる方もいます!) だってめちゃめちゃ綺麗にしても転倒したら台無しですし、転倒後にFRP補修をして、更にまた下地からやり直したくはないんです… いかにサクッと補修しまた走れるようにするか、そこが重要視されています。
ということで、今回は上記のような自分なりの言い訳を用意し、下地処理をやらずに塗装することにしました。 もちろん塗装前にサンドペーパーで擦って傷を入れる足つけ作業とシリコンオフを行ってから塗装します。
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換気を考えると外で塗装した方がいいのですが、風があると塗装できないため、自宅のサンルームを養生して簡易塗装ブースにしました。 塗料は結構飛び散るのでしっかり上の方まで養生してください。 また、屋外・屋内に関わらず必ず防毒マスクを着用して作業してください。
今回塗装に使ったのは、缶スプレーとしては評判がいい2液式のウレタン塗料「エアウレタン」です。 使用した白は艶ありブラックでクリア層の塗装はなしです。 はい、どうせ下地処理してないから結果は見えてるのでクリア層も手を抜きました(笑)
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基本3回塗りで仕上げています。
これだけ手を抜いてても、アッパーカウル・ミドルカウルx2・ロアカウル・タンクカバー・シートカウルと6つ塗るのでそこそこ大変です。 ちなみに、フロントフェンダーは元から黒い樹脂製のため塗るのを忘れてました… (ホンダ純正ではあるのですがレースベースは基本未塗装ですし傷も普通に入ってます) 真冬は自然乾燥では塗装が乾かないので、ドライヤーを使って乾燥を手助けします。
自宅には保護中の保護犬を含む10匹以上の犬がいるため、塗装中に余裕で犬の毛がついたりします… こういった塗装中に付着した異物を削って取るのもすごく大変なので、見なかったことにして作業を進めます(笑)
アッパーカウル・タンクカバー・シートカウルの巣穴はそこまで酷くなかったのですが、ミドルカウルとアンダーカウルは巣穴地獄でした…
上の写真は2回目塗装時です。 無数の巣穴があるのが分かると思います。 3回目を塗っても半分くらい残ったので4回目まで塗装することにしました。
上の写真は4回目の塗装後です。 若干巣穴が残っていますが、サーキットバイクの塗装クオリティとしてはなんとか許せるレベルに(笑) 艶出しの研磨で塗装を削ると巣穴が復活しそうなので、ポリッシャーでの研磨は最低限の研磨しか行いませんでした。 (やってもやらなくてもほぼ変わらないレベルの研磨…)
数日よく乾燥させてから車両に取り付けを行いました。 FRPカウルとクイックファスナーの組み合わせは脱着がすごく簡単なので助かります。 市販車の1/10くらいの時間で全脱着可能です。
1台分塗るのに使ったエアウレタンの缶スプレーは6本でした。 8本用意してたので2本余りました。 2液式ウレタンなので塗装後に使いかけの余った塗料を取っておくことはできません。 使用開始から約1日で缶の中でも塗料が硬化していくそうなので使い切りと考えてください。
写真で見ると綺麗に見えなくもないですが、実物を近くから肉眼で見ると結構汚いです(笑) 走ってれば違いなんて分からないから、これでいいんです!
CBR600RR レースベースのカウル塗装 その2 に続く