CBR600RRとCBR250RRにストロークセンサーを取り付け

レーシングショップにてフロントフォークのオーバーホールを行ってもらった際、フルボトムの位置にマーキングをしてもらっています。
(特に何も言わなければ無料で印をつけてもらえます)

走行中にどこまでボトムしたかはタイラップ(インシュロック)で分かります。
このどこまでボトムしたかを知るためのストロークセンサーは専用のものが売られているので取り付けました。

今回取り付けたのはデータロガーなどにログを記録する電子センサー式のものではなく、フロントフォークが沈んだ場所に輪っかが留まるアナログ式のものです。

CBR600RR用はNEX Performance(ネックスパフォーマンス)の ストロークセンサー:Φ41mmを購入。
フロントフォークのインナーチューブ径と同じサイズのものを購入します。

CBR250RR(MC51)はフロントフォークのインナーチューブ径がΦ37mmであまりメジャーなサイズではないのでINTEGRAL(インテグラル)のストロークセンサー:Φ37mmを購入しました。

取り付けはちょっとコツが必要ですが工具などは必要ありません。
どちらの製品にも取り付けマニュアルが付属するので、その通りにやれば取り付け出来ます。

上の写真はタイラップ(インシュロックと)ストロークセンサーの両方が付いた状態です。
タイラップよりはそれらしさがあって見た目がいいですね。
機能としては特に優れているとはありません(笑)

写真はCBR250RRのものですが、CBR600RRでも全く同様の取り付け方法です。

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キングトニー 超極薄ディープソケット

バイクのフェンダーレスキットを取り外し式にしている時、ナットを10mmのソケットで締めることができなくなった。

上の画像の穴の部分にはM6のキャップボルトが入ります。
本来はこちら側からボルトを入れて反対側をナットで締めるのですが、取り外し式にする都合上、反対側からキャップボルトを入れて、こちら側からナットという通常とは逆向きでの運用になりました。

逆向きになる前はこちらから締めるのはキャップボルトなので、ヘキサレンチで普通に締めることができました。
が、逆向きになるとナットを締めることになります。

穴が結構ギリギリのところに開けられているためソケットが入りません…
他のソケットに比べて肉薄のネプロスのディープソケットですら入りません。
もちろんスパナを使えば締めることができますが、1回ではほんの少ししか回せないためやってられません。

何か超肉薄のソケットがないかと調べていたら、ありました!

キングトニー 3/8SQ 超極薄ディープソケット

特殊用途のため10mmと12mmのみのラインナップです。
余りにも肉薄のためロートルク専用となっています。
高トルクを掛けると割れるようです。

本当に薄いです。
めちゃめちゃ薄いです。

ただ日本国内では取り扱いしているところがネット含め非常に少ないです。
基本的には工具専門店のファクトリーギアでしか扱ってないと思います。
ファクトリーギアはネットでの通販も行っていますが、私は店舗に在庫があったので店舗に行って購入しました。

購入してフェンダーレスキットのナットに使用してみたところ、全く問題なくディープソケットが挿せてナットを回すことができました。

念のため12mmとトランポの工具箱に積んでおく用にもう1個10mmを買っておきました。
薄いソケットをお探しの方にはぜひ使ってみてください。

CBR250RR(MC51)のフェンダーレスキットを取り外し式にする

ナンバー付きの車両でサーキットを走る場合、ライトやウインカーなど割れて飛散する部品にはテーピングを、ミラーなど取り外せるものは取り外して走行を行います。

以前の記事CBR250RR(MC51)にゼッケンプレートを取り付けおよびCBR250RR(MC51)の眉ウインカー化でサーキットを走る際のフロント周りは、ぱっと見レーサーのようになりました。

リア回りはウインカー、ナンバープレート、ナンバー灯、テールランプなど保安部品が沢山付いたままとなっています。
リア回りもどうにかならないかと思っていたところ、Webikeのmogさんの日記「CBR250RR フェンダーレス脱着式の巻(vol.2)」を見て真似してみました。

内容としてはナンバー灯やウインカーの配線を6極 カプラーにして、フェンダーレスキットごと取り外し可能にするというものです。

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まずはフェンダーレスキットに付いている配線6本をメスカプラー化します。

車両側の配線はオスカプラー化します。
カプラーはネジなどで固定できないのでグルーガン(ホットボンド)で固定しました。
随分前に買ったスティックしかなく、透明と書いてあるのに黄ばんでました(笑)
黒いスティックもあったので黒を使えばよかったと思いつつも後の祭り。

カプラーの反対側はキボシ端子にして車両側の配線と接続します。

裏から見ると黄色いのはちょっとカッコ悪いので、裏から黒で塗装しました。

車両側と接続はキボシなのでフェンダーレス側の配線の配置に合わせて1つずつ繋げば予めどこをどう繋ぐかを考えなくても問題ありません。

配線の配置が間違ってないかカプラーを接続して確認します。
問題なければリア回りのカウルを戻していきます。

カウルを戻す場合前にシートレールの穴に配線を通しておいてください。
フェンダーの穴とシートレールの穴の部分の隙間が少ししかないため、配線を通せる場所が限られています。

使用するフェンダーレスキットによっては、特にボルトとナットでの接続を気にする必要がないかもしれませんが、私が使用しているハリケーンのフェンダーレスキットの場合、ボルトのナットの間にカラーが入るため、毎回カラーまで取り付けて作業をするとなると凄い手間となります。

そのため、ボルトとナットはフェンダーレスなしの状態で取り付け、ボルトの長さを標準より長くすることでナットから出たボルトでフェンダーレスを固定することとしました。
必要となる標準のボルトよりも少し長いボルトを数種類買ってきました。

近所のホームセンターではボルト1本からばら売りしているので、これだけ買っても390円くらいでした。

車両側に付けたままにするナットは、通常のナットの半分程度の薄さのものを購入しました。
一般的なナットよりも特殊なためお値段は3倍くらいしますが、それでも1個数十円です。

ナットが緩まないようにネジロック剤を塗って締めてます。
グルーガンの樹脂も黒く塗装しました(笑)

フェンダーレスキットを取り外している際、オス側のカプラーにゴミなどが入らないよう1個余分に購入したメスカプラーにダミー栓を入れてダミーカプラーを作りました。

サーキットを走る際にフェンダーレスキットを取り外したらダミーカプラーで蓋をしておきます。

アンダーカウルも取り付けましたし、サーキット走行時はサイドスタンドも取り外すので、残すはテールランプくらいとなりましたが、流石にテールランプを取り外し式にするのは難しそうです。

シートカウルを元に戻すとこんな感じになります。

ミラーが付いたままでゼッケンプレートも取り付けていないので中途半端ですが、ミラー外してゼッケンプレートを取り付ければテールランプ以外はほぼレーサー仕様となりました。

車両側に付けてるナットは外さず、そのままフェンダーレスキットを被せてナット4つ止めればナンバー、ナンバー灯、ウインカーが元通り。
そして6極カプラーをカチっとはめれば配線まで全て元通り!

この状態からミラー外してゼッケンプレートを取り付けて、フェンダーレスキットを外してカプラー外してとやっても10分も掛かりません。
これでサーキット走行時には簡単レーサー化の完了です。

CBR250RR(MC51)のスクリーンを交換

CBR250RRの純正スクリーンが若干黄ばんで小傷もあるので交換しました。
交換したのはMRA (エムアールエー)のレーシング クリアです。

純正のスクリーンはヘキサボルト4本を外せば取り外せます。

プラのワッシャーが挟まっているのでなくさないように注意します。

純正のスクリーンにはウェルナットが嵌ってます。
ウェルナットは取り外して新しいスクリーンに移植します。
少し固いですが回しながら抜けば比較的外しやすいです。

取り外した逆の手順で取り付ければ終了です。
非常に簡単です。

純正スクリーンよりも長さがが4cm長くなります。
レーシングスクリーンなのでスクリーンの端っこに取り付けるゴムなどは付属していません。

配管用送風機 XPOWER P-230AT

今年も猛暑の夏がやってきました。
サーキットでは真夏でもレーシングスーツを着ますし、近年はエアバッグも着るのでとんでもなく暑いです。
私は昨年、サーキットで熱中症になり救急搬送されました…

そんな真夏を乗り切るために新たなアイテムを購入しました。

XPOWERというメーカーのP-230ATになります。
X(旧Twitter)でフォローしているmogさんの投稿を見てXPOWERの存在を知りました。

今までサーキュレーターを数個購入しましたが、一般的な家庭用のサーキュレーターって風量を最大にしても大した風量ではありません。
それに比べこのXPOWER P-230ATは3段階の真ん中でも結構な風量があり、その辺で売られているサーキュレーターとは比べ物になりません。

SUIDENの送風機も購入を考えましたがお値段が…
ちなみにSUIDEの工場扇は所持していますが大きくて移動に向きません…

難点はサーキュレーター同様に風を送る範囲が狭いことです。
また首振りサーキュレーターのように首は降らないので、広範囲に風を送りたい場合は向きません。
特定の場所に一点集中して風を送りたい場合はかなりお勧めです。

2024/07/24 追記
サーキットで使用してみました。
真夏の炎天下でレーシングスーツを着ると熱がこもり汗が噴き出て熱中症まっしぐらです。
XPOWERの送風機を使ったからといってそれらが解消されるわけではありませんが、走行の合間の休憩時にレーシングスーツを抜いて当たる風は気持ちいい。

送風される範囲は広くないですが、風量はかなりのものです。
ぜひこの風量を試してもらいたい。

SV650Xのオイル交換

SV650Xを購入時にサービスとしてオイル交換4回分の無料券を頂きました。
工賃は別途でオイル代のみ無料というものです。
もちろんオイルフィルターも別料金です。

折角無料券があるのでオイル交換の予約をしようと連絡してみるも、その日は午前中は空きがなく夕方以降でないと無理だと。
事前の予約でオイル交換すら難しいとなるとお店に依頼するのも面倒になる。
そもそもオイル交換は重整備と違って予約なしで受けてくれるお店も多い。

オイル無料券はあるものの工賃は取られるので、工賃にもうちょっと足せばオイルは買える。
ということでオイルを購入して自分で交換することに。

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オイル無料券では使ってくれないであろうスズキ純正の全合成オイルECSTAR R9000を入れることにしました。
今回はオイルフィルターは交換しないので規定量の2.4Lになります。
(オイルフィルターも交換する場合は2.75Lとなります)

まずは車両をメンテナンススタンドで真っ直ぐにします。
サイドスタンドだと斜めになるのでメンテナンススタンドを使用します。

抜いたオイルを燃えるごみで出せるようにポイパックにオイルを抜きます。
自治体によってはポイパック等を使っても出せないところもあるみたいなので要確認です。

スズキ純正のドレンワッシャーは噂通りドレンボルトから外しにくい…

ニッパーで切断してネジってドレンボルトから抜きました。
マグネットにはくっついたのでアルミ製ではないようです。

ドレンワッシャーはアルミ製の汎用品を使用します。

ドレンボルトの締め付けトルクは21N・mです。
オイルフィルターを交換する場合は、オイルフィルターの締め付けトルクは20N・mです。

オイルを規定量の2.4L入れてフィラーキャップを締めます。
一旦エンジンを掛けてからエンジン停止。

オイル量確認の窓からUPPERとLOWERの間にオイルがあるかを確認して問題なければ終了です。

オイルが完全に抜け切れてるわけではないので、1回エンジン掛けるだけで多少オイルは汚れます。

しかしカウルがないバイクのオイル交換は楽だ。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます