CBR250RR(MC51)のブレーキディスクローターを交換

CBR250RRのブレーキディスクローター、特に交換するつもりはなかったのですが、オークションで程度の良いものが即決で安く出ていたのでポチってしまいました。

購入したのはCBR600RRでも使用していたSUNSTARのプレミアムレーシングです。
フロントだけでよかったのですが前後セットで売られてたので前後交換することに。

まずはフロントから。

ブレーキパッドの線傷は入ってますがパッドが当たっていない部分との段差もなくほぼ新品時のディスク厚4.5mmを保っています。
本当はフルフローティングタイプが欲しかったのですが出品されていたのはセミフローティングタイプになります。

まずはブレーキキャリパーとアクスルシャフトを外してホイールを取り外し。

ホイールを取り外したらパルサーリング、ディスクローターの順で取り外します。

この車両の純正ディスクローターもあまり減ってません。

ディスクローターを取り外したので、純正とプレミアムレーシングの重さを計ってみました。

この記事を書いている時に写真を確認したら、プレミアムレーシングを測った時の重さの表示がおかしいことに気付く…
1000g切ってる。
普通に目で見てた時は1300g台で純正と200gくらい違うな~と思っていたので正確に重さを出すことができませんが、純正よりは200gくらい軽くなるかと思います。

重さを測って軽くなるのを確認したのでプレミアムレーシングをホイールに取り付けていきます。

ディスクローターボルトの締め付けトルクは30N・mです。
マニュアルには新品を使用するように書かれていますが、ネジロック剤を塗って再利用します。
パルサーリングボルトの締め付けトルクは7N・mです。
こちらも同様にネジロック剤を塗って再利用。

ディスクローターを交換したホイールを車両に取り付け。
フロントアクスルナットの締め付けトルクは59N・mです。
フロントアクスル割り締めボルトの締め付けトルクは22N・mです。
キャリパーサポートとフロントフォークを繋いでいるボルトの締め付けトルクは30N・mです。
ブレーキ周りなどの重要な部分は規定トルクを守って正しい手順で作業しましょう。

純正のウェーブタイプのローターよりも重そうに見えますが、実際は軽いので流石はSUNSTARというところでしょうか。

続いてリアディスクローターを交換していきます。

リアもSUNSTARのプレミアムレーシングで純正と同じディスク厚5.0mmとなります。
リアをメンテナンススタンドで上げてアクスルシャフトを抜いてホイールを取り外し。

リアもフロントと同様にパルサーリング、ディスクローターの順で取り外します。

リアもディスクローターを取り外したところで純正との重さ比較。

プレミアムレーシング954g

純正ローターが828g
プレミアムレーシングの方が純正より126g重い結果となりました。
純正と同じ5.0mm厚なので純正よりも軽くなることを期待していましたが残念な結果となりました。

正直リアブレーキは殆ど使わないので許容熱量を上げる必要もないし効きをよくする必要もない。
(私個人の感想です)
なので重くなるくらいなら交換せずに純正のままでとも考えましたが、新品で買うと2万円以上するディスクローターなので、もったいない病が発動して交換することにしました(笑)
もしリアのプレミアムレーシングの新品購入を考えている人がいるのであれば、本当に買うべきかをもう一度じっくり考えてみてください。

プレミアムレーシングをホイールに取り付けます。
ディスクローターボルトの締め付けトルクは42N・mです。
パルサーリングの締め付けトルクはフロントと同じ7N・mです。
リアもフロント同様にネジロック剤を塗って再利用。

プレミアムレーシングを取り付けたホイールを車両に取り付けます。
リアアクスルナットの締め付けトルクは88N・mです。

これでフロント、リアともプレミアムレーシングに交換完了です。
交換後に試走してみましたが、ディスクの歪みもなくブレーキング時に変なジャダーが出ることもありませんでした。
前の持ち主が綺麗に使っていたのだと思います。

オークションやフリマでは歪んだディスクローターが売られてたりすることもあり闇が深いので、オークションやフリマは外れを引いても諦めがつく程度のご利用をお勧めします。
(できれば新品を買うのが望ましいのは言うまでもない)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です