ここまでは比較的簡単に出来ると思います。
次にディスクの使用率監視設定を行います。
と、その前にディスク使用率上昇、FAN回転数上昇、温度上昇が
ある一定の値を超えた場合に管理者にメールするスクリプトを作成します。
※このスクリプトを動かすためにはmailutils、exim4のパッケージをインストールし
mailコマンドでメール送信が出来るように設定する必要があります。
/usr/local/mrtg/binにmail_warning.plというPerlスクリプトを作成します。
(権限などは動くように変更してください)
以下mail_warning.plの内容
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#!/usr/bin/perl —
$to = $ENV{‘EMAIL’};
$from = “mrtguser@hiro7216.mydns.jp”;
$subject = “‘[ Warning ] $ARGV[0] on $ENV{‘HOST’}'”;
open(MAIL,”| mail -s $subject $to”);
print MAIL “From: $fromn”;
print MAIL “To: $ton”;
print MAIL “Subject: $subjectnn”;
print MAIL `date` . “$ARGV[0] が閾値 を超えました。n”;
print MAIL “————————————————- n”;
print MAIL ” 閾値 : $ARGV[1] n”;
print MAIL ” 現在の値 : $ARGV[2] n”;
print MAIL “————————————————- nn”;
print MAIL “$ENV{‘URL’} n”;
foreach(@ARGV){
print MAIL $_;
}
close(MAIL);
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これで警告メール送信スクリプトの準備が出来ました。
mrtg.cfgにメール送信の為の共通オプション設定を書き加えます。
共通設定ですのでネットトラフィックやCPU監視設定よりも先に書くことになります。
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SetEnv[^]: HOST=”localhost”
ThreshDir: 警告ファイルを出力するパス/www/
ThreshProgI[_]: /usr/local/mrtg/bin/mail_warning.pl
ThreshProgO[_]: /usr/local/mrtg/bin/mail_warning.pl
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これで設定した値を超えた値を検出した場合にメールを送信する設定が終わりました。
次にディスクの監視を行うために監視したいパーティションがマウントされているパスをsnmpdに設定します。
/etc/snmp/snmpd.confというsnmpdを設定するコンフィグファイルがあるので
その一番最後に監視したいパーティションにあるパスを指定します。
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disk /
disk /mnt/disk1
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設定後に/etc/init.d/snmpd restartとコマンドでsnmpデーモンを再起動してください。
再起動後に指定したディスクの情報をsnmpから取得することが出来るように成します。
いよいよmrtg.cfgにディスク監視用の設定を書き込みます。
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Options[df]: growright,gauge
ThreshMaxI[df]: 80
ThreshMaxO[df]: 80
SetEnv[df]: EMAIL=”メール送信先アドレス”
URL=”http://ディスク監視ページのアドレス/df.html”
MaxBytes[df]: 100
YLegend[df]: Disk Usage
ShortLegend[df]: %
LegendI[df]:rootfs
LegendO[df]:/mnt/disk1
Target[df]: .1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.1&.1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.2:public@localhost:
Title[df]: Disk Usage “rootfs” and “/mnt/disk1”
PageTop[df]:
Disk Usage “rootfs” and “/mnt/disk1” on localhost
System: | localhost |
Maintainer: | Root |
Ip: | 192.168.0.0 |
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今回の設定ではディスク使用率が80%を超えたら警告メールが送信されるようになっています。
%を変更するには
ThreshMaxI[df]: 80
ThreshMaxO[df]: 80
この数値を変更してください。
設定した数値の%を超えるとメール送信されるようになります。
mrtgをまた3回実行すればディスク監視用のhtmlファイルが作成され確認できると思います。