3.メール送信とディスクの監視

ここまでは比較的簡単に出来ると思います。

次にディスクの使用率監視設定を行います。

と、その前にディスク使用率上昇、FAN回転数上昇、温度上昇が
ある一定の値を超えた場合に管理者にメールするスクリプトを作成します。
※このスクリプトを動かすためにはmailutils、exim4のパッケージをインストールし
mailコマンドでメール送信が出来るように設定する必要があります。

/usr/local/mrtg/binにmail_warning.plというPerlスクリプトを作成します。
(権限などは動くように変更してください)

以下mail_warning.plの内容
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#!/usr/bin/perl —

$to = $ENV{‘EMAIL’};
$from = “mrtguser@hiro7216.mydns.jp”;
$subject = “‘[ Warning ] $ARGV[0] on $ENV{‘HOST’}'”;

open(MAIL,”| mail -s $subject $to”);

print MAIL “From: $fromn”;
print MAIL “To: $ton”;
print MAIL “Subject: $subjectnn”;

print MAIL `date` . “$ARGV[0] が閾値 を超えました。n”;

print MAIL “————————————————- n”;
print MAIL ” 閾値 : $ARGV[1] n”;
print MAIL ” 現在の値 : $ARGV[2] n”;
print MAIL “————————————————- nn”;

print MAIL “$ENV{‘URL’} n”;

foreach(@ARGV){
print MAIL $_;
}

close(MAIL);

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これで警告メール送信スクリプトの準備が出来ました。

mrtg.cfgにメール送信の為の共通オプション設定を書き加えます。

共通設定ですのでネットトラフィックやCPU監視設定よりも先に書くことになります。

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SetEnv[^]: HOST=”localhost”

ThreshDir: 警告ファイルを出力するパス/www/
ThreshProgI[_]: /usr/local/mrtg/bin/mail_warning.pl
ThreshProgO[_]: /usr/local/mrtg/bin/mail_warning.pl

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これで設定した値を超えた値を検出した場合にメールを送信する設定が終わりました。
次にディスクの監視を行うために監視したいパーティションがマウントされているパスをsnmpdに設定します。

/etc/snmp/snmpd.confというsnmpdを設定するコンフィグファイルがあるので
その一番最後に監視したいパーティションにあるパスを指定します。

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disk /
disk /mnt/disk1
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設定後に/etc/init.d/snmpd restartとコマンドでsnmpデーモンを再起動してください。
再起動後に指定したディスクの情報をsnmpから取得することが出来るように成します。

いよいよmrtg.cfgにディスク監視用の設定を書き込みます。

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Options[df]: growright,gauge
ThreshMaxI[df]: 80
ThreshMaxO[df]: 80
SetEnv[df]: EMAIL=”メール送信先アドレス”
URL=”http://ディスク監視ページのアドレス/df.html”
MaxBytes[df]: 100
YLegend[df]: Disk Usage
ShortLegend[df]: %
LegendI[df]:rootfs
LegendO[df]:/mnt/disk1
Target[df]: .1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.1&.1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.2:public@localhost:
Title[df]: Disk Usage “rootfs” and “/mnt/disk1”
PageTop[df]:

Disk Usage “rootfs” and “/mnt/disk1” on localhost

System:localhost
Maintainer:Root
Ip:192.168.0.0

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今回の設定ではディスク使用率が80%を超えたら警告メールが送信されるようになっています。
%を変更するには

ThreshMaxI[df]: 80
ThreshMaxO[df]: 80

この数値を変更してください。
設定した数値の%を超えるとメール送信されるようになります。

mrtgをまた3回実行すればディスク監視用のhtmlファイルが作成され確認できると思います。

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