CB250Rは今時のショートテールのバイクなので純正フェンダーが異常に長いです。
ただ安易にフェンダーレスにするとショートテールのバイクは泥跳ねが凄いことになります。
CBR600RRは雨の日は乗らないので全く問題ないのですが、こいつは通勤にも利用する普段乗り用バイクなので雨の日にも乗ります。
交換するかしないか葛藤した結果、ハリケーンのフェンダーレスキットに交換することにしました。
ハリケーン CB250R/125R フェンダーレスkit HA6657
なぜハリケーンのフェンダーレスキットにしたかというと、他メーカーのものに比べてフェンダーが若干長いからです。
これなら多少は泥跳ねを防いでくれるのではないかという期待から選びました。
フェンダーレスキットには、法的に必要なリフレクターが付属していないのでデイトナのリフレクターキットを別途購入しました。
また、純正フェンダー部に取り付けていたドラレコのカメラの設置場所がなくなってしまうので、ナンバーのボルトで挟み込むタイプのカメラステーも購入しました。
ではさっそく純正フェンダーを取り外していきます。
フェンダー自体は下の写真の赤丸のボルトを反対側含め4本外せば取り外しが可能です。
下の写真の赤丸部分のカプラーを外します。
(手前に写っているハーネスの下にある方のカプラです)
カプラを外せばフェンダーから出ているハーネスを穴から抜くことができるので、フェンダーとバイク本体を完全に切り離すことができます。
フェンダーの表側にはネジなどはないので、裏を向けてネジを外していきます。
下の写真の青丸のネジは純正のLEDライセンスランプを止めているネジで、ハリケーンのフェンダーレスキットでは使用しないので外す必要がありません。
逆に言うと、これ以外のネジは基本的に全部外すことになります。
ネジを外していくと配線が中を通っている棒の部分が出てきます。
これを更に分解しないと配線が取り出せないので分解するのですが、初めてだとこの棒の部分をどうやって分解するのか分かりません。
下の写真のように片側を矢印の方向に引っ張ることで左右を分けて外すことが出来ます。
真ん中からパカッと割れます。
下の部分の赤丸のような爪で止まっているだけです。
これでフェンダーの殆どの部品がバラバラになってきましたので、後は純正を利用するウィンカーを取り外せば、純正側の準備はほぼ終了となります。
ウィンカーは配線の色で左右があるので、オレンジ色の方が左のウィンカーと覚えておけばOKです。
ウィンカーまで取り外せば純正側の作業は終了となります。
フェンダーレスキットに入っている取付説明書に沿って取り付けていきます。
取付説明書に書いてある順番に従わず、フェンダーレスキットを先に仮組したら、ウィンカーが取り付け難いことに気付いて再度バラしました(笑)
取り付けられなくもないのですが、作業はやりにくくなるので先にウィンカーを取り付けましょう。
ウィンカーのボルトはこの時点で本締めしてOKです。
他は一旦ネジを完全に締めずに緩い状態で仮組します。
(全体の位置が決まってから本締めしないと組付けが難しくなります)
取付説明書に従って組付けを行っていたら、ライセンスランプの延長線のコードが取付説明書と実際の車体では違っていることが判明。
昨年のモデルまでは車体と純正のライセンスランプがオスとメスのキボシで接続されていたのかもしれませんが、2023モデルは車両側のハーネスは両方メスで、ライセンスランプは両方オスとなっています。
ハリケーンのライセンスランプも両方オスなので、そのまま車体のハーネスに接続しようかと思いましたが、配線の長さが足りずに直接は無理でした。
なのでハリケーンのフェンダーレスキットに付属の配線のハーネス側のキボシを一旦切って除去して、改めてオスのキボシを2個取り付けました。
あとは車体側に配線を引き込んで車両のハーネスと接続すれば配線は終わりです。
ウィンクカーが正しく動作するか、ライセンスランプが点灯しているかを確認して問題なければ、各部のネジを本締めして取り付け終了となります。
ドライブレコーダーを取り付けているので配線が非常に多いですが、シートを取り付ける前にインシュロックで配線類をまとめて綺麗にしてからシートを取り付けます。
ドライブレコーダーのGPSモジュールとカメラはこの位置に取り付けました。
GPSのモジュールは車のナビのモジュールくらいまで小型化して欲しいところです。
ドライブレコーダーとスマホを接続し、スマホでカメラの映像を見ながらカメラの向きを調整したら、今回のフェンダーレスキットの取り付けは終了です。
ハリケーンのフェンダーレスキットは少しだけ後ろに張り出しているので、この分で上手く泥や水を防いでくれるといいのですが。
純正のフェンダーに比べるとかなりスッキリしました。
流石に純正のフェンダーは長すぎです。
スイングアームからリヤタイヤの後ろ部分にインナーフェンダーみたいなのが伸びていて、石や水などが跳ねるのを防ぐマッドガードというパーツも世の中には存在しています。
そのマッドガードを取り付ければ大幅な泥除け効果があるみたいですが、私はあのマッドガードの見た目が生理的に受け付けないので取り付けは行いません。
私が想定しているCB250Rのカスタムも段々と終了に近付いてきました。
2022/09/02 追記
雨上がりの濡れた路面を走ったので、どうなったかを追記しておきます。
写真を見て分かる通り泥跳ねはします。
背負っていたバッグにも少しですが飛んでました。
約15分程度走ってこの状態なので、長時間走ればもっと飛ぶのは間違いないと思います。
とはいえ、他メーカーの短いフェンダーレスキットよりは相当マシなんじゃないかと思います。