GPSトラッカーMonimotoを選択したわけ

Monimotoはモニモト公式サイトより購入が可能です。
モニモト公式サイト

バイクに乗っているすべての人が遭遇する可能性のある「バイク盗難」
私は過去に3度盗まれたことがあります。
(パーツ盗難まで入れると5回です)
全てハンドロックはもちろん、U字ロックやアラームなどの盗難防止を行った状態にも関わらずです。

その内で見つかったのは1回だけです。
その1回も盗難直後に友人総出で探し回ったところ、逆シフト(シフトアップ・ダウンが上下逆になっている状態)に気付かずに6速に入ったまま動かせない犯人を友人が発見してくれて無事に戻って来たのであって、警察の捜査などで見つかったわけではありません。
(警察に通報&私と友人が現場に集結した時には、既にバイクを残して犯人は逃走していました)
正直、盗難に遭うと出てこない可能性の方が非常に高いです。
もちろん盗難保険という最終手段があるのですが、盗んだ犯人が捕まらずにのうのうと過ごしているかと思うと腹が立ちます。

以前はGPSトラッカーというとセコムがやっている「ココセコム」などが有名でしたが、維持費の高さや1日にトラッキングできる回数の上限があったりと、とても使い勝手がいいとは言えないものばかりでした。
自宅にはPCXとNINJA400がありますが、今回大型バイクの追加購入にあたってGPSトラッカーを調べていたところ、Monimoto(モニモト)とAlterLock(オルターロック)という製品があることを知りました。
(他にも色々とありましたが、現時点で最有力なのはこの2機種かと思います)
この2機種の気になるポイントを個人的に表に纏めてみました。

本体価格26,999円10,780円
維持費(年間)約4,000~5,000円(36ユーロ)3,960円
電源CR123Aリチウム乾電池リチウムイオンバッテリー
連続稼働時間約12か月最大1.5ヶ月
通知方法電話&アプリアプリのみ
通知通信方式SIM(GSM)Sigfox
アラーム機能なしあり
自動ロックありなし(Gen2)

価格面ではAlterLockが優勢です。
年間の維持費は両者そこまで変わりませんが、AlterLockは初期費用がとにかく安いです。
また、盗まれる前に効果を発揮するのもアラーム機能があるAlterLockの方です。

しかし、今回私がバイク用のGPSトラッカーとして選択したのはMonimotoの方でした。
まず、アラームに関してですが、基本的にアラーム機能が付いたロックを使用するのでアラーム機能はそちらで賄えてしまいます。
(ABUSのディスクロックやXENAのアラームロックなど強力なものを、自宅と勤務先の駐輪場用に複数個購入済み)
また、GPSトラッカー自体のアラームが鳴ってしまうと、GPSトラッカーの存在に気付かれてしまうため、犯人にGPSトラッカーを取り外されてしまう可能性も高くなります。

次に通知方法がMonimotoの方は電話でも来ることです。
電話ならいつも身に着けているAppleWatchにも通知が来ますし、気付かないということはまずないと思われます。

そして最後に最大の理由となった自動ロック機能の有無についてです。
AlterLockも初期リリースされたものは、スマホとのBluetooth接続が切れると自動でロックされていたようなのですが、2021年4月に再版されるGen2では自動ロックがなくなり、完全に手動ロックとなるそうです。
一方でMonimotoの方は、専用のキーを持ち歩くだけで自動でロック・アンロックが行われます。
はっきり言って毎回スマホを使っ手動でロックしたり解除したりするのは、私の性格だと無理です!
そして仮に手動ロックを忘れた状態で盗まれてしまうと、AlterLockが何の役にも立たなくなるという致命的な欠点がありました。
それに加えてMonimotoは電池が12カ月持つというのも、1.5カ月毎に充電する手間があるAlterLockよりも魅力的でした。
(CR123Aリチウム乾電池も大した価格ではありませんし)

ちなみに使ったことはありませんが、Monimotoの方は仮に専用キーとバイクが一緒に盗まれても捜索が可能な、「アクティブトラッキング」というモードがアプリ内にありました。

ということで、私のバイクでの使い方だとMonimotoの方が合ってそうなのでMonimotoを購入する運びとなりました。
(AlterLockは元々自転車用に開発されたものなので、バイクでの使用用途には合い辛いのかもしれませんね)

購入後の初期設置や、自宅で試しにGPSでの追跡通知を行ってみたレビューは、以下の記事で紹介しています。
GPSトラッカーMonimotoのレビュー

Monimotoはモニモト公式サイトより購入が可能です。
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電熱グローブをコミネEK-205に買い替え

数年前に購入したコミネの電熱グローブ「ロンギヌス GK-803」が完全に故障したので買い替えることにしました。

最初は片方が温まらなくなり、その翌年にもう片方も温まらなくなり、ただのウィンターグローブと化してました。
電源ON/OFFのスイッチは光って機能していたので、スイッチより先の電熱線が切れたのだと思います。
素人が修理するのは難しいと判断し、暫くはウィンターグローブとして使っていましたが、あまりの寒さに耐えきれずに買い替えを決意しました。
尚、電熱グローブは手の甲側は温かくなりますが、手のひら側は温かくなりませんので、私はグリップヒーターと併用することで両面を温かくしています。

買い替えにあたって検討した電熱グローブは2機種でした。
RSタイチのものは、ロンギヌスで使っていたバッテリーが使用できないので候補から外しました。

第一候補となったのは「コミネ(KOMINE) EK-215」です。

最新の電熱グローブで、温度だけでなく3通りの発熱エリアを選択可能(指先 / 掌 / 指先+掌) となっています。
バッテリーの消費を抑えるべく指先だけ温めたい、などとできるので良さそうだったのですが、現状ではかなり品薄のようでライトグレーしか在庫がないのでパスしました。

第二候補は「コミネ(KOMINE) EK-205」です。
外見上は進化がないように見えますが、ロンギヌスなどの旧製品よりも電熱線の配置などが変わっていて指先まで温かいそうです。
ロンギヌスで不満だった親指の冷たさが改善されていればいいと思いつつ、在庫もあったのでこちらを購入しました。
もちろんロンギヌスで使っていたバッテリーがそのまま使用可能なので、グローブ以外の出費がないもの決め手となりました。
(EK-215もバッテリーは同じものです)

実際に使ってみての感想ですが、旧製品で不満だった親指の冷たさは解消されていました。
親指も問題なく温かくなります。
ただ、最初に届いたグローブの右側のみ、ナックルガードの内側(拳側)に配線が通っていたため、装着して運転していると拳の部分が痛い…
最初は配線が原因だと思っておらず、ナックルガードの形状なのか?と思ってグローブの中からナックルガードの部分を触ると、ゴツゴツとした配線が通っているのを確認。
硬くてそこそこの太さの配線が拳にあたってれば痛いはずです…

グローブの内側から軽く配線をずらしてみましたが、完全にずらすことはできず、またすぐ戻ってくるので返品(交換)しました。
こういうケースの時、Amazonは返品や交換が簡単なのが毎度素晴らしいと思います。
返品ではなく交換を選択すると、先に交換用の製品を送って来て、返品用の製品もヤマト運輸が家まで集荷に来てくれます。
(以前別の製品を返品した時は、着払いで自分で送ったような気がします)

交換品も右側のみナックルガードの近辺を配線が通ってましたが、ナックルガードの内側ではないため、拳にあたることはなく痛くなりませんでした。
あくまでも手で触った感じですが、左側は交換前、交換後共にナックルガード近辺に配線が通っているのを確認できません。
なぜ右側だけここを通してあるのかは謎です。
(単に製品の個体差なのでしょうか??)

最初の注文で不良個体に当たってしまいましたが、通常の製品であれば親指まで温かく満足して使用できています。
電熱グローブは通常のグローブに比べ、どうしても寿命が短めになってしまいますが、「コミネ(KOMINE) EK-205」が長く持つことを期待しています!