CBR600RR レースベースのカウル塗装 その3

CBR600RR レースベースのカウル塗装 その2からの続きです。

フロントフェンダーを塗るのを忘れてましたが、既に簡易塗装ブースも片付けてしまいましたし、フロントフェンダーのために再度色々と準備するのも面倒なので、ポリッシャーで傷を磨いて消すことにしました。
幸いにもレースベース純正のフェンダーは無塗装の黒ABS樹脂なので、磨くだけでなんとかなるんじゃないかと安直な考えです。

上の写真のように紙やすりで削ったかのようなあとが数箇所ありました。
これをポリッシャーで研磨してみます。

ウールバフ+3Mのコンパウンド「ハード1」で傷を消し、ウレタンバフ+3Mのコンパウンド「ハード2」で艶出しをしました。
写真では分かりにくいですが、艶出しをしても塗装のように綺麗な黒にはならず、少し白っぽい霞んだような黒になってしまいました。

無塗装のABS樹脂だと真っ黒にするのは結構難しそうな感じです。
ちゃんと黒くしたければ塗装した方がいいと思います。
が、私の場合は「巣穴がないだけマシ!」と自分に言い聞かせ、フェンダーはポリッシャーの磨きのみで終了です!

これでCBR600RR レースベースのFRPカウル塗装は終了です!

最後にポリッシャーについて色々と調べて購入したので、何を使ったかを書いておきます。
ポリッシャーについて色々と調べた結果、車より磨く面積が小さくおうとつも多いバイクを磨くのに丁度いいポリッシャーで安価なものは、ZOTAの75mmポリッシャーという結論に行きつきました。
もちろん4~5万円する高級ポリッシャーも存在するのですが、その領域はもはやプロが使用する領域で、年に数回しか使わないような一般人であればコスパが悪く、ZOTAの方がコスパがはるかにいいと思います。

またリョービのRSE-1250のような125mmの寸法のものだとバイクにはバフが大きすぎて使い辛いと思います。
車であれば確実にリョービのRSE-1250の方がお勧めですが、あくまでもバイク用ということでZOTAの75mmポリッシャーにしました。

CBR600RR レースベースのカウル塗装 その2

CBR600RR レースベースのカウル塗装からの続きです。

塗装したカウルにステッカーを貼っていきます。
レースベースに付属していたタンク用のエンブレムとCBR600RRと書かれているミドルカウル用ステッカー、白文字で小さめのHONDAと書かれたステッカーはそのまま使います。

その他のステッカーは市販車の24年式マットブラックカラーで使用されているステッカーを一部購入して使用しました。

純正部品はWebikeで気軽に注文できるので非常に便利です。
(3,000円以上の注文で送料も無料!)
部品番号はホンダの公式サイトからパーツリストをダウンロードできますので、別途パーツリスト購入する必要もありません。

まずはアッパーカウルにレースベースに付属していたHONDAのステッカーを貼り付け。

続いてタンク上部にHRCのステッカーを貼り付け。
これは市販車用のステッカーで別途購入したものです。

ちなみにマットブラック用のステッカーは文字の縁にマットブラックの色が入ってますので、黒以外の塗装には使えないと思った方がいいです。
マットブラックのCBR250RR用に市販車CBR600RRグランプリレッドのアンダーカウル用HONDAロゴステッカーを買った時は、赤い縁取りがあったため、縁取りを全部切り抜いて貼り付けしたのですごく面倒でした…

上の写真がアンダーカウル左側で24年式市販車のステッカーです。
こちらも黒の縁取りがあります。

下の写真はアンダーカウル右側で左右で部品番号も大きさも違います。
しかも左側の方は若干湾曲しているので、市販車のカウル形状に合わせて作られているのだと思います。
レースベースであれば市販車のようにアンダーカウルは切り取られていないので、右側2つ買って同じものを貼り付けても問題ないかと思います。

シートカウルの一番後ろの市販車と同じ位置にレースベースに付属のHONDAステッカーを貼りつけ。

ウイングレットのHRCの文字は市販車のステッカーで縁取りあり。
ウイングレット後方のCBR600RRの文字はレースベースに付属のステッカーでこちらも黒の縁取りあり。
タンクのエンブレムはレースベースに付属のものですが市販車と同じものだと思います。

ついでに注文しておいたStompgripのブラックも貼ります。

クリアと違って貼る時に細かい気泡に気をつけなくてもいい点は楽です。

また、レースベースのタンクカバーは分割式ではなく1個で全部繋がっているので、Stompgripの汎用品をカットせずにそのまま貼ってます。
市販のように分割式だとカットする必要があるのでカットの手間がない分楽です。

ヘッドライトのステッカーはHARC-PRO(ハルクプロ)のものをHARC-PROのデータロガーと一緒に注文しているので届いたら貼る予定です。

これで塗装は完了!と思ったら、傷だらけのフロントフェンダーを塗装していないことに気付く(笑)

CBR600RR レースベースのカウル塗装 その3へと続く

CBR600RR レースベースのカウル塗装

昨年末に行われたレーシングショップの忘年会にて、知り合いから「殆ど走行してないCBR600RRレースベースがあるけど買わない?」というお誘いがあり、お値段聞いたらかなりお安くして頂いたため、その場で即決で購入を決めました(笑)

ちなみに走行距離は330kmでほぼ慣らしが終わったばかりの極上車でした。

上の写真では既に市販車に付けていたホイールと組み替えてますが、バトルファクトリーのコンプリート車両でST600仕様となっています。
カウルが3分割タイプなのでバトルファクトリーの2023年モデルだと思われます。
(2021年からベース車両自体に基本的な変更はないので、カウルなどで判断するしかない)

コンプリート車両のカウルは、当然ながらFRPの白ゲルなので塗装することにしました。
タンクのエンブレムとステッカーが4枚ほど入ってたので、塗装後にそのまま使うことにしました。

白ゲルは白で塗装されているのではなく、FRPの樹脂に白い色をつけてあるだけなので未塗装です。
なので白ゲルのFRPのカウルの表面には、樹脂が固まる時にできた気泡があります。
この気泡を巣穴とか呼んだりしているようです。

本来は白ゲルを塗装する場合、最初に巣穴をパテ埋めし、その後にプラサフで塗装するという下地作業が必要になります。
塗装は下地で決まると言われているくらい大事な作業なのですが、転倒前提のサーキット用練習バイクでは、下地処理されずに塗装されているバイクが沢山あります。
いや、本当に多いんです(笑)
(もちろんちゃんとやってる方もいます!)
だってめちゃめちゃ綺麗にしても転倒したら台無しですし、転倒後にFRP補修をして、更にまた下地からやり直したくはないんです…
いかにサクッと補修しまた走れるようにするか、そこが重要視されています。

ということで、今回は上記のような自分なりの言い訳を用意し、下地処理をやらずに塗装することにしました。
もちろん塗装前にサンドペーパーで擦って傷を入れる足つけ作業とシリコンオフを行ってから塗装します。

換気を考えると外で塗装した方がいいのですが、風があると塗装できないため、自宅のサンルームを養生して簡易塗装ブースにしました。
塗料は結構飛び散るのでしっかり上の方まで養生してください。
また、屋外・屋内に関わらず必ず防毒マスクを着用して作業してください。

今回塗装に使ったのは、缶スプレーとしては評判がいい2液式のウレタン塗料「エアウレタン」です。
使用した白は艶ありブラックでクリア層の塗装はなしです。
はい、どうせ下地処理してないから結果は見えてるのでクリア層も手を抜きました(笑)

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基本3回塗りで仕上げています。

これだけ手を抜いてても、アッパーカウル・ミドルカウルx2・ロアカウル・タンクカバー・シートカウルと6つ塗るのでそこそこ大変です。
ちなみに、フロントフェンダーは元から黒い樹脂製のため塗るのを忘れてました…
(ホンダ純正ではあるのですがレースベースは基本未塗装ですし傷も普通に入ってます)

真冬は自然乾燥では塗装が乾かないので、ドライヤーを使って乾燥を手助けします。

自宅には保護中の保護犬を含む10匹以上の犬がいるため、塗装中に余裕で犬の毛がついたりします…
こういった塗装中に付着した異物を削って取るのもすごく大変なので、見なかったことにして作業を進めます(笑)

アッパーカウル・タンクカバー・シートカウルの巣穴はそこまで酷くなかったのですが、ミドルカウルとアンダーカウルは巣穴地獄でした…

上の写真は2回目塗装時です。
無数の巣穴があるのが分かると思います。
3回目を塗っても半分くらい残ったので4回目まで塗装することにしました。

上の写真は4回目の塗装後です。
若干巣穴が残っていますが、サーキットバイクの塗装クオリティとしてはなんとか許せるレベルに(笑)
艶出しの研磨で塗装を削ると巣穴が復活しそうなので、ポリッシャーでの研磨は最低限の研磨しか行いませんでした。
(やってもやらなくてもほぼ変わらないレベルの研磨…)

数日よく乾燥させてから車両に取り付けを行いました。
FRPカウルとクイックファスナーの組み合わせは脱着がすごく簡単なので助かります。
市販車の1/10くらいの時間で全脱着可能です。

1台分塗るのに使ったエアウレタンの缶スプレーは6本でした。
8本用意してたので2本余りました。
2液式ウレタンなので塗装後に使いかけの余った塗料を取っておくことはできません。
使用開始から約1日で缶の中でも塗料が硬化していくそうなので使い切りと考えてください。

写真で見ると綺麗に見えなくもないですが、実物を近くから肉眼で見ると結構汚いです(笑)
走ってれば違いなんて分からないから、これでいいんです!

CBR600RR レースベースのカウル塗装 その2に続く

電動キックボード「RICHBIT ES1 Pro」を1年使ってみて

RICHBIT ES1 Proを購入して約1年(実際は1年経っていません)、色々な不具合が起きたのでまとめておきます。

やはり電動キックボードとしては最安値の製品なので、ある程度不具合が起きる前提での購入が必要だと思います。

まず最初にハンドル折り畳み時のヒンジの部分です。
私は平日ほぼ毎日1回折りたたんで使用していますが、段々とヒンジの部分が甘くなってきました。
ネジを増し締めして多少良くはなりましたが、それでもかみ合わせがあまりよくなく時々ロックが外れます。

走行中にロックが外れるとハンドルが突然折りたたまれるので結構危険です。
RICHBIT ES1 ProはXiaomi m365と作りが殆ど一緒なので部品の使いまわしができるのですが、このヒンジ部分は作りが結構違います。
Xiaomi m365のヒンジを取り寄せたので、そのうち交換する予定です。

続いて後輪の泥除けです。
根本部分からポッキリ折れました…
この泥除けはハンドルを折りたたんだ時にハンドル側と繋ぐためのストッパーもついているため、ここが折れると実質折り畳みが機能しなくなります。

泥除けはXiaomi m365のものがそのまま使えるので中国から安く取り寄せて付け替えました。

最後はリアタイヤです。
まず半年も経たないうちにパンクしたのでXiaomi m365用として売られていた社外品のパンクレスタイヤ(ホイールごと購入)に交換しました。

個人的にはパンクレスタイヤへの交換はお勧めしません。
乗り心地の悪化はもちろんですが、クッション性がなくなることで車体へのダメージも増えます。

パンクレスタイヤを使って数か月目、歩道との段差を乗り越えたらホイールのスポークが折れました…

タイヤ内に空気の層がないので地面のギャップをもろに受けてるためだと思います。
パンクレスタイヤを使用するのであれば、多少の段差でも降りて手で押して走行することをお勧めします。

結局はチューブタイヤに戻すこととなりました。
パンク修理は面倒ですが今後はパンク修理前提のチューブタイヤを使うことにしました。
乗り心地もパンクレスタイヤに比べると全然いいです。

追加でもう1つ。
原因は特定できていないのですが、電源をOFFにした際にグリップエンドのグリーンのランプが消えない現象が起きました。
何度かONとOFFを繰り返すとそのうち消えるのですが、正直ON/OFFの繰り返しは面倒くさいです。
メインコントロール基板の故障なのかな?

基板はXiaomi m365用は使えないので、どうしようかと考えていたところ、約2週間ほどでこの現象が一旦止まりました。
また発生するようであれば何か対策を考える必要がありますが、原因がメイン基板だった場合、Xiaomi m365の基板が使えないので面倒です。
(使えなくはないですが特定小型の要件を満たせなくなるため違法になってしまう)

休みの日くらいしか使わない人であれば問題ない製品だと思いますが、毎日使用する人には耐久性的にお勧めは難しい製品かもしれません。

レーシングスーツとエアバッグについて

以前書いた記事バイク用エアバッグについてでエアバッグについて触れましたが、内蔵式のエアバッグを装着する場合には、レーシングスーツ側もエアバッグに対応している必要があります。

私が現在使用しているalpinestarsのtech-air 10というエアバッグは、alpinestarsのtech-air readyの製品はもちろん、RSタイチやクシタニも自社のスーツに対応するサービスを開始しています。

私が使っているalpinestarsのレーシングスーツも当然ながらtech-air 10に対応している製品ですが、tech-air raceのようにレーシングスーツ自体に組み込む方式ではありません。
他社製品同様にtech-air 10をインナーとして着た上で、レーシングスーツを着用することになります。

一方でtech-air raceはレーシングスーツ自体にジッパーで接続するため、一般的なインナーを着た状態でレーシングスーツを着用します。

実はtech-air 10でもtech-air race同様にレーシングスーツ自体にジッパーで接続できる対応レーシングスーツが存在します。

それがalpinestarsのAbsolute V2というフラッグシップモデルです。
フラッグシップモデルなので当然ながらお値段もフラッグシップで、現時点で海外から購入すると関税含めて約3,000ドルほどのお値段となります。

ちなみにV2になる前のAbsoluteはtech-air race用のモデルで、今回V2になったことでtech-air 10用の製品となりました。

価格が価格なので購入するかどうか非常に迷いましたが、やはりtech-air 10をレーシングスーツに組み込めるのは魅力的なので注文してみました。

日本の輸入代理店である岡田商事では現時点で取り扱いがないため、ドイツのFC-MOTOから個人輸入で購入しました。
届くまで関税がいくら掛かるのか分からないためドキドキしながら受け取りましたが、関税と消費税で合計48,000円ほど支払いました。

段ボールの中身はインボイスと上の写真のビニール袋に入ったレーシングスーツのみでした。
早速開封してみました。

フラッグシップモデルだけあって使われている革はカンガルーレザー100%です。
革以外の部分は、MOTO GPで培われた技術や新素材がふんだんに使用されており、通常の牛革や水牛革製品と比べて軽くて丈夫になっています。

レーシングスーツのチャックを開けてみると、中から箱が出てきました。
今までalpinestarsのレーシングスーツを4着購入しましたが、レーシングスーツの中から箱が出てきたのは初めてでした。

中に何が入っているのか箱を開けてみました。

箱の中にはメンテナンスキットとスーツ収納カバーが入ってました。
フラッグシップモデルを買うとこんな特典が付いてくるんですね。

あまり長持ちしそうな収納カバーではありませんが、alpinestarsのロゴがでかでかと書かれていて、なんとなくカッコいい感じです(笑)

ちなみにtech-air 10をAbsolute V2に組み込む方法はどこにも書かれていなかったので、海外ショップのYouTubeチャンネルを参考に組み込みました。

まずはtech-air 10の本体をベースレイヤーから取り外す必要がありますので、岡田商事のYoutTubeチャンネルを参考にエアバッグシステム本体をベースレイヤーから取り外しました。

tech-air 10の本体をベースレイヤーから取り外したらAbsolute V2に組み込んで行くことになりますが、何の知識もなしで組み込むのは色々と難しいので、海外ショップのSTG(Sportbike Track Gear)のYouTube動画を参考にして取り付けて行きました。

tech-air raceと違ってチャックで接合して装着完了とはいかず、エアバッグの各部分やセンサーを指定の場所に1つ1つ設置していかなければならないので、はっきり言って作業としてはかなり面倒です。

最後に1点注意事項を。
記事を書いている今現在、岡田商事はAbsolute V2を輸入・販売していないため、海外から個人輸入することになりますが、海外で売られているレーシングスーツには一般的にMFJ認証のタグが付いていません。
日本国内でレースをする場合、MFJ認証のタグがないとレースに出場することができませんので、国内レースで使用しようと思ってる方は購入を避けた方がいいかもしれません。

CBR250RR(MC51)のシートカウルを交換

私のCBR250RRは街乗仕様からレーサー仕様に簡単にスイッチできるように色々と手を入れてきました。

ゼッケンプレート、アンダートレイ、眉ウインカー化、取り外し式のフェンダーレスキット、サイドスタンドスイッチのキャンセルなど。

その結果、約10分でサイドスタンドを含む保安部品の取り外しが終わりレーサー化が完了します。
が、テールランプだけは飛散防止のためのテーピングが必要でした。

そこでテールランプのテーピングすら不要になるように、A-TECH製のストリート用シートカウル 2点セットを購入してみました。

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購入したのは「ストリート用」ですが、同じA-TECH製のCBR250RR用のシートカウルにはもう一種類「レース用シートカウルSPL」という製品があります。
そして今回購入したストリート用、レース用共にシートエンドのみが単品で売られています。

もしシート本体やシートエンドがどちらも同じ構造なら、ストリート用のシートカウル本体にレース用のシートエンドを取り付けられるのでは?という安直な考えが浮かび、メルカリで安く売られていたレース用のシートエンドのみを購入してみました。

もしかしたらレース用は後ろの方が少し絞ってあったりするのかな?などと思ってたりはしましたが、そもそも接合部の形状から全く違ってて被せることすらできません。
そしてレース用のシートカウル本体がないため、今後の使い道もありません。
完全終了です。

気を取り直してストリート用を取り付けていきます。

純正のシートカウルを外して交換していくだけなのですが、純正のシートカウルは表と裏と両側から結構な数のボルトやクリップで止められています。
が、A-TECHのストリート用シートカウルはなんとネジ2本です!
上の写真に写っている真ん中のボルト2本だけで留まってます。
ストリート用といいつつ、作りは基本的にレースカウルそのものです。
FRPも透けて見える極薄の箇所があったり、塗装も黒ゲルなので再塗装前提の仕上げです。
お高いマジカルレーシングとは違ってフィッティングもそれなりで、取り付け時は多少無理やり感があったり、FRPに亀裂が入ったりもします。

純正クオリティを求めている人には全くお勧めしませんので間違って購入しないように(笑)

シートカウル本体を取り付けたらシートエンドをDリングファスナーで取り付けていきます。
Dリングファスナーと聞くと回すだけの簡単取り付けを想像させますが、とにかくシートエンドが本体にハマりにくい!
そしてハマった後もDリングファスナーがメス側に引っ掛かりにくい!

これは書類や車載工具の出し入れの際に苦労すること間違いなしですね…
(まあ頻繁に開けることはないですが)

シートエンドが付くとこんな感じです。
アルミ製の網目越しに純正のテールランプが見えます。

テールランプが光ってる時はちゃんと後ろから確認できます。

シートエンドの裏側はこんな感じで網目が貼り付けられています。
やはりレースカウルクオリティです。

レース用のシートエンドが取り付けできてればテールランプが完全に見えなくなってましたが、転倒時の飛散防止という意味では、網目の状態でもテーピングの必要がなくなったかと思います。

最後に見た目の変化を。

交換前の純正シートカウル+シングルシートカバーと交換後のA-TECH製ストリート用シートカウルの比較です。

上の写真が交換前で下の写真が交換後です。

真後ろからも(画角が同じじゃなくてすみません)

上の写真が交換前で下の写真が交換後です。

写真は保安部品が付いたままですが、ここから保安部品を外してゼッケンプレートを取り付けたらもう完全にレーサーにしか見えないですね。

写真だと綺麗に見えますが、黒ゲル仕上げなので実際に見るとそれなりです。
ゼッケンプレートやアンダートレイも同様の黒ゲル仕上げです。
全部マットブラックで塗装すれば少しはマシになりそうですがやりません!(笑)

普段は殆ど乗らずほぼサーキット用なのでこれでいいのです。
だったらレーサー化すればという声はよく聞きますが、ちょっといじった時にサーキットに行かないと試走すらできないのは結構辛い。

フロントのディスクローターを交換した時も試走できたからジャダーが酷いのに気付いて直ぐに元に戻せましたが、交換後にサーキットで初走行だとそれだけで走行枠が1つ潰れてしまうんです。
月に何度も走りに行けるわけではないので、できるだけ走行枠の1つ1つを大切に使いたいのです。

主にPC、車・バイク、トイガンなどについて書いてます