いよいよ問題のiptablesコンパイルです。
まずはiptablesのソースをwebから取得します。
Iptables-1.3.8
ソースを適当な場所に解凍します。
そのままコンパイルすれば普通にビルドされます。
しかしエラーが出て動きません!(apt-getでのinstallと同じエラーが出ます)
これを解決するのに調べに調べてあるサイトに辿り着きました。(マジで情報少なくて苦労しました・・・)
ARM gcc バッドノウハウ集
このサイトの「8. EABI と legacy ABI」にgccコンパイル時のオプション指定方法が載っているじゃないですか!
(このサイトには本当に感謝しています)
コンパイル時にgccのコマンドオプションにEABIな事を伝えれば良いようです。
gcc -mabi=aapcs-linux
ではMakefileにこの設定を反映させる方法はと・・・
先頭行にこの一行を追加してください。
CC = gcc -mabi=aapcs-linux
こうすることでmakeした時に自動的に $(CC) を gcc -mabi=aapcs-linux に置き換えてくれます。
早速コンパイル開始です!
何のエラーも無く無事コンパイルが終了しました。
ではmake install してインストールしましょう。
depmod -a & 再起動後にiptablesが動くか確認してみます。
iptables -L
上のコマンドでエラーが出なければ無事コンパイル&インストールは完了です!
ここまで来るのに一週間くらいは考え込んじゃいました(笑)