CBR250RR(MC51)でサーキット走行

SPA直入を走るために増車したCBR250RRですが、シェイクダウンは走り慣れたHSR九州で行いました。

CBR600RRの感覚で走ると加速ではエンジンをレブらせまくり、コーナーの突っ込みではブレーキ掛けるの早すぎと、大型車両と違う走り方に戸惑いながらも走ってるうちに徐々に慣れていきます。
そんな感じの走行1本目に異変が起こります。

左バンク時にガリガリガリ、と。

最初はステップ擦ってるのかと思いましたが、流石にTSRのバックステップで更に上段の穴にステップバーを取り付けている状態でステップは擦りません。

ピットに戻って確認してみると擦ってるのはサイドスタンドでした。

上の写真はサイドスタンドを立てた状態ですが、コーナリング中に実際に擦ってるのはサイドスタンドを格納した状態です。

この出っ張った部分を切断しようかとレーシングショップのスタッフさんに相談しましたが、この部分を切断すると足でサイドスタンドを下ろせなくなるのと、仮にここを切断しても次はサイドスタンドの先端部分の広くなってるところを擦る可能性が高いとのこと。

引っ掛かって危ない思いをしたり転倒するよりは、サイドスタンドを取り外すことをお勧めされて取り外しました。

当然ながらサイドスタンドを取り外すと車両は自身で立つことができなくなるのでレーシングスタンドが必要になります。
一人で車両を保持したままレーシングスタンドを取りに行くのは不可能に近いので、サーキットではJ-TRIPのステップスタンドを使用しているのをよく目にします。

ステップスタンドは純正ステップのように可倒式のステップでは使用できません。
固定式のバックステップでのみ使用可能です。
これを使えば一人で車両を立てることやメンテナンススタンドをかけることができます。

但し街乗りではサイドスタンドがないと非常に不便なので、サーキットを走る時にサイドスタンドを外して走り終わったら取り付けるという非常に面倒な作業を強いられることになります。
流石に何か解決策があるんじゃないかと色々と検索したり聞いたりしてみたものの解決策は見つからず…

結論としては「サーキット走る時は面倒でもサイドスタンドを取り外しましょう」です。

次にタイヤの消耗についてです。
値上がりが激しいタイヤ代を抑えたいというのも250ccを増車した理由の一つです。
CBR600RRでSUPERCORSA SC1を履いて走ると3時間持ちません。
(ほぼ溝なし状態のところまで使えばグリップは落ちますが持ちます)
250ccはタイヤの持ちもいいと聞いていたわけですが、馬力の低い250cc単気筒とCBR250RRのような高出力の250cc2気筒では減り方が結構違うみたいです。

以下、トータル約1時間走行後のタイヤの状態。
リアから。

続いてフロント。

私が思ってたより減ってます(笑)
もちろん600ccよりは断然減りが遅いですが、もっと減らないものだと思ってました。
これからもタイヤ代には苦労しそうです。